みんなの議会

知内町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月24日

ふるさと納税に係る特典制度の実施について

聞いた人
木村一 議員
答えた人
町長 大野幸孝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 木村一

質問事項、『ふるさと納税に係る特典制度の実施について』平成20年に「ふるさと納税制度」が始まり、我が町も平成20年度は24件の実績がありましたが、平成24年度には3件と極端に減少しております。他の自治体の傾向を見ると、寄付者に対して特典として特産品を贈呈している自治体も増えてきていることから、今後ふるさと知内町をPRする観点からも、町を応援して下さる寄付者に対して、感謝の気持ちを形で示していくことが大事ではないかと考えるが、町長の所見を伺います。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

今、ご指摘のふるさと納税の関係でありますけれども、市町村に対する寄付金の内2千円を超える部分の一定額まで、所得税と個人住民税から全額が控除される制度でありまして、町としても制度が始まった平成20年度から、インターネットや広報誌、東京・札幌・函館のふるさと会の総会交流会等で制度を周知してきたところであります。寄付は1口5千円として、平成20年度からこれまで延べ39件、金額にして118万円の寄付が寄せられておりますが、1件あたり最高額は10万円で、平均すると3万円程度となっているところであります。それで、今、議員がご指摘のとおり、年を追うごとに件数が減少しているのはご指摘のとおりであります。ただし、最近ふるさと納税に関する様々な報道があったことによるものなのか、本年9月になって新たに2件、8万円の寄付の申し出を受けているところであります。いただいた寄付金は「教育振興基金」に積み立てて、次世代を担う幼稚園児から高校生・一般・お年寄りまでの文化・スポーツ活動の強化に向けた支援の財源として活用を今、させていただいているところであります。しかし、ふるさと納税制度はあくまで寄付金でありますので、ありがたくご芳志をいただくとしても行政のための財源としての継続性や安定性に欠けることであるとの今まではそんな考え方をしていたところであります。町はこれまで、寄付をいただいた方の同意を得て住所とお名前を公開し、併せてお礼状を送付することに止めてきたところでありますが、寄付者に対し地元の特産品を贈る等の取組によって寄付件数や寄付額が大きく増加している上士幌町等の他町の事例が報道されているところであります。ご指摘のとおり、知内町、ニラやホウレンソウ、トマト、カキ、ホタテ、マコガレイ等の特産品があり、また、北海道新幹線の開業を見据えて、町の食材を活用した新たなお菓子、お土産品等の開発の動きも活発化しておりますので、ふるさと創生事業の一環として新規起業や新規特産品の開発へのチャレンジを支援している今、現状にあります。これは議員ご存じのとおりということだと思います。このことから、今後はですね、今、議員がご指摘のとおり、礼状だけの送付に加えてですね、今、いろいろと特産品を使ったお土産品を開発を今していますので、是非、その感謝の形をあらわすと共に、ふるさと納税を文化・スポーツの振興のみならず、地元特産品のPRや販売促進につなげる新たな視点に立って前向きに取り組ませていただければというふうに思っておりますので、ご理解いただければと思います。以上です。

議員の質問 2番 木村一

平成20年から地方税法の一部改正によって、納税制度が始まりましたけれども、まず、この納税制度始まってから、町長就任してから23年度2件、24年度3件、25年度はゼロ件と、26年度は2件ほどとインターネット、報道でPRされて増えているということですけれども、いち早くこのふるさと納税に着目して、上士幌町、例に挙げますと、平成26年度で金額2億9千万円、軒並み右肩上がりで上がっていると。それは当然、地域の活性化にも大いに貢献しているという考えで、わが町も本来であれば、こういう国からの制度があるものですから、町の活性化の起爆剤として、考え方としてやっていければ、こういう右肩下がりの現象は起きなかったのではないかというふうに思いますけれども、その辺、町長の考え、ひとつお願いします。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

私の考え方は、全員協議会のときにも副町長の方からきっと説明をしていただいていると思いますけれども、お土産品があるから、贈るから納税してくださいというのは、なかなか私の考え方としては、そこまで進めようという考え方は実は持っておりませんでした。それでですね、先般、東京ふるさと会の事務局長さんが、お盆で知内町に帰ってきて、ちょっと懇談する機会がありました。そのときに、町長、ふるさと納税、どういうふうに考えているんだという話をして、いろいろと意見を交換させていただいたときに、なるほどなと。それで今、先ほど言いましたように、いろいろとお土産品の開発も今しているところであります。木村議員も今、知内町産のそば粉を使ってという考え方もありますし、実は9月3日に副町長、今、スリーエスの社長をやってもらっていますけれども、恵庭の企業と正式契約をして、これは10月6日に産業まつりを予定しておりますけれども、そのときに、まさしくうちの産品です。お米はふっくりんこ、知内町産、それからカキは中ノ川、それからホタテも中ノ川、まさしく知内町の産品を使ったお土産品、これは釜飯なんですけれども、急速冷凍をして、家に持って帰って、自分の家で電子レンジで5分か6分、これは電子レンジの性能もありますけれども、そして、解凍して食べるというものであります。これはたまたま恵庭の企業とのつながりを持たせていただいていますので、そこに行って食べて、これはうちの産品使えるなということで、今、正式に契約して、今定例会の最終日にですね、議員の皆様方に今、試作品として作ったものをお配りするということを計画しているようでありますので、1回食べてみてください。そんなことを今、計画しているんだという話もしたんです、実は。そして、そば粉も使って、そばも今やるんですよという話をしたら、町長、それはね、これをうまく使って、まず、ふるさと会の皆様方にその辺を周知して、それが要するにクチコミで販路拡大にもつながるんだろうということでの実はアドバイスをいただいたところであります。そんなことから、是非ですね、今、ご指摘をいただきました、あらゆる今、自治体でふるさと納税、取り組んでいる情報も私、ネットを調べるとすぐ入りますので、その辺の状況は周知させていただいております。そんなことから、それで、先般、安倍政権も地方活性化の一躍にということで、確定申告を不要にしますよ、それから、控除の上限を2倍にしますよという、これは新聞記事、きっと議員も見ているというふうに思っています。そんなことから、大変、簡素化できて、要するに税を控除できるということであれば、一石二鳥ということでの部分があると思いますので、是非ですね、うちの今、産品を積極的にPRできる1つの方法だろうと、それをきちんとある程度、定着できれば、それなりの納税をしていただけるだろうというふうに思っていますので、これは先ほども言いましたけれども、前向きにというか、積極的に対応をさせていただければというふうに思っていますので、ご理解をいただければと思います。以上です。

議員の質問 2番 木村一

今、町長から贈答品としていろいろな形で開発して、それをこれから利用するという形で前向きな答弁もいただきましたし、1つ提案として、私の方からも申し上げたいんですけれども、ただ、納税してもらう、返す、このやり取りでなくて、もう少し、今、自分の考えとしては、上士幌町、先ほど例を挙げましたけれども、3億円も納税されるということは、視点をちょっと変えてみれば、3億円の一大企業がそこに誕生したという形にも意味合いとして取れるわけです。財源として3割にのぼるということは、1億円近くの金が収支で残るということ。残りの7割、地域の雇用だとか、様々な活動にそういう発送業務だとか、商品開発だとか、様々な形で地域の活性化がある程度図られるし、また改めてそういうものを例えば贈ることによって、上士幌町をPRするような形で、定住人口が平成25年度で28組増えている。お試し住宅も例えば、25年度までにそういうふうな人が来て、上士幌町を体験してもらって、そして、将来的にはこういうところに住みたいというふうなことで、定住人口が増えていると。そういう取り組みが、私、7月22日から3日間、渡島西部四町で視察に行って、大変、勉強になってきた。そのときに上士幌町の町長さんも1時間くらい、自分の施策、1人で熱く語っていたことが印象に残っています。そして、わが町もせっかく町長に小谷石振興対策、北海道道立公園を抱える景勝地あるわけです。矢越アドベンチャークルーズ、それも今、先ほどIターンして帰ってきて、自らの企業精神を持ってやっているし、ただ、贈物を贈るだけでなくて、今度、知内町に贈った人に来てもらう、こういう対策もまたひとつ考えていって、例えば、そのアドベンチャークルーズやっている、矢越の民宿でやっている海産物の料理だとか、そういうような優待券だとか、期間限定を付けて、2年なり3年なりでその間に来てもらえれば、例えば、そういうものを送って、そういう人たちが知内町を応援したいんだ、また、こういうものをもらったらまた帰ってきて、そこに一度行ってみて、そこを見てみたいとか、ほかではやっていない贈物ばかりじゃなくて、そういうような形で今後、取り組むような考えは、どうですか、町長。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

先ほどもちょっと谷口議員の質問に対してもお答えさせていただきましたけれども、私はあらゆる分野でそういう活性化につながるもの、それから、若者がそこに定住できる施策というのは、私は第一に考えさせていただいているということを先ほど、答弁させていただいております。ですから、今回のふるさと納税で、うちが今、開発したお土産品を贈ることによって、どういう反響があるのか、そして、今回ですね、これも昨年、手掛けさせていただいた診療所の要するに住宅を改修して、今回、名古屋から夫婦の方が小谷石に来ていただきました。大感激して帰りました。地域の人方が、ある漁師さんが期間中に要するに海へ行って、釣りを体験させてもらって、そして、釣ったもの帰ってきて料理を提供していただいたそうなんです。それはね、感激しますよ、大都会の人方。そこから要するにクチコミで知内町というのはこういう地域なんですよということをですね、是非、アピールしていければと。それがですね、今、問題なっている空き家対策にきっとつながっていくんだろうというふうに思っていますので、その辺、広くここだけに要するに送って終わりという話ではなくて、今、木村議員が指摘していただいたもので、あらゆる部分で何とか枝葉を付けて、広げていければというふうに考えていますので、またいろいろとご提案していただければというふうに思います。以上であります。

議員の質問 2番 木村一

町長からこのふるさと納税について、前向きな姿勢で、知内をPRして、それが枝葉に広がって、そこにまた若者の雇用ができる、もしくは、定住人口が増えていく、また、知内町の活性化にもなっていくというふうに私は理解しています。それによって、先ほど町長さんから言われた、私もそば、10月に合わせてかんそばを地元の特産品として、商工会に出していきたいと思います。それも是非、お土産として広く活用していただき、知内町の活性化に前向きな姿勢で町長に取り組んでいただきたいと思いますので、私の答弁これで終わりたいと思います。

出典:知内町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月24日 議事録 PDF(63ページ) 間違いを知らせる