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豊浦町議会 令和6年定例会3月会議 2024年3月7日

パークゴルフ場の存続について

2024年3月7日、豊浦町議会の一般質問で、山田秀人議員が「パークゴルフ場の存続について」質問し、町長 村井洋一、政策財政課長 本所淳、水産商工観光課長 長谷部晋が答えました。

聞いた人
山田秀人 議員
答えた人
町長 村井洋一、政策財政課長 本所淳、水産商工観光課長 長谷部晋

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 1番 山田秀人

二つ目は、パークゴルフ場の存続のことについてであります。町のホームページに、豊浦町の公共施設ということでそれぞれの施設が掲載されております。観光サイトを見ると、豊浦渚パークゴルフ場というのがあります。パークゴルフ場の施設の位置づけ、役割を伺います。さらには、2024年をもって閉鎖意向を利用者に話していると聞いております。果たしてそうなのかどうか、真意を伺うものであります。答弁を求めるものであります。

町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)

2番目、パークゴルフ場の存続についてお答えいたします。1点目の施設の位置づけ及び役割についてですが、豊浦渚パークゴルフ場設置及び管理に関する条例第2条に、本町の観光資源の活用と町民の健康増進並びに人々の交流促進を図ると規定しておりまして、健康増進と交流を図る施設としての役割を担ってございます。2点目の閉鎖意向伝達の真意についてですが、令和4年度における事務事業評価におきまして、収支状況を鑑みましても多額な収支不足額が生じている状況から、3年以内に廃止という方針決定に基づいたものでございまして、豊浦町パークゴルフ協会の会長及び事務局長からご意見を伺ったものでございます。

議員の質問 1番 山田秀人

この件に関して資料要求をしました。この施設の事業総額や管理費などの書類をいただきました。まず初めに、答弁書の中にあるのですが、令和4年度における事務事業評価というものがこの中に出てきています。私も、決算書、予算書を見ますと、これは2021年ですから令和3年決算資料、事業評価推進事業2,398万円を委託料として決算しております。そして、各種の事務事業から選定した一部の事業について、これまでの経緯や現状、費用対効果、他団体との比較といった視点で、48事業の事務評価を試行的に実施し、事業の見直しが図られたというのは、決算の附表に書かれているのです。それで、令和4年度の決算書を見ますと、委託料で、予算が863万5,000円で、支出済額209万円なのです。そして、残りの約650万円が翌年度に繰り越しているのです。この事業評価の中で、結局は廃止を決定しているのだということだと思うのですが、これはなかなか大変な話でして、これはたしか委託料なのです。どういうような格好で、これは、たしか町長の執行方針にも乗っかっているのではないかな、行政改革の一つの方針として。なのですが、やっぱりこういう内容、特にパークゴルフ場の廃止の問題に対しての問題、内部的に決定したから全てそれで終わりなのだという言い方というのは、この事務事業評価というのは僣越ではないかという気がするのですが、いかがですか。

町の答え 政策財政課長 本所淳

事務事業評価の在り方ですけれども、まず、事務事業評価を活用して、役場全体としての今後の方針、見直し、拡充、廃止、いろいろあるかと思いますけれども、背景や経緯、課題などを全て土俵に上げて、まずは町としての方向性で意思統一を図る最初の場という位置づけで考えて進めております。そこで、町としての方針が決定されてから、所管課が実際に動き出して、地域の方や関係団体等の利害関係者等を含めて、順次、協議を進めていくことになります。それで、協議が調いましたら、改めて議会の皆さんとも協議をさせていただき、必要に応じて条例改正等や廃止の議案等を上程する流れを想定しておりますけれども、あくまで事務事業評価は全てについて、廃止ありきというものではなくて、あくまでも現状、この状態、このままで進めていいのかどうか、そういったものを洗い出ししながら最初の一歩を決定する場ということでございます。

議員の質問 1番 山田秀人

今、説明を課長から受けましたけれども、内部的な一つの事業を推進するかどうかの一つの判断事業だということでありますが、わざわざ1,000万円近くもここ2年か3年で外部委託して、そしてどうするかということを、そんなような事業を進めていくということは、今、財政が厳しい中でやるというのは非常に問題があると私は思います。それで、私も調べてみました。いわゆるこれは政策の評価制度、これを見直していくのだということなのですね。北海道も、2007年、平成19年に見直しの方針を打ち出したというのがホームページなどを見ますと出てきました。もともと、1997年、平成9年、時代の変化を踏まえた施策の再評価を行うことを目的とするという大分前の話を、今、豊浦はやっているのです。これにはいろいろ問題があって、事業事務の評価と政策的な評価と二つあるのです。そういう中で、全体的にこの事業をどう進めるかということが非常に問題、課題として上げられて、ただ、費用対効果だけで進むと、町民の意見が無視されて、赤字だからやめるということにならざるを得ない、そういうことも施設としてはあるのです。ですから、この事業評価というのは非常に慎重にやらなければいけないものなのです。うのみにして廃止するわけではないとおっしゃいましたけれども、それを金科玉条のようにこうだからと言って、そのままうのみにして施策を推進するということは、間違いになるのではないか、恐ろしいことになるのではないか、町民の意向を無視したことにならざるを得ないということになるわけですが、町長、いかがですか。政策的にやはりきちんと進めていくためには、やはり単なる費用対効果等々の評価だけでは、進められないのではないですか、伺います。いかがですか。

町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)

この事務事業評価において、ある程度の一定の評価が出てきたものだというふうに思っておりますけれども、それだけではなくて、町民の考え方といいますか、相対的な町民の利に関するものなのかどうなのかということが非常に重要なのかなというふうに思ってございます。そういった面において、今回、パークゴルフ場の存続についてということでございます。これはこれの考え方として、それから、また内部によりまして、再度にわたって、ちょっと再度検討していくべきこともあるのかなと思ってございます。再度、担当と十分話をしてみたいと考えてございます。

議員の質問 1番 山田秀人

さっき言ったように、もう一つあるのです。わざわざ外部委託して委託料で、そして年度繰り越して、600万円も繰り越して、それでわざわざ外部にお金を投じて、こんな事務事業評価なんてする価値があるかということです。パークゴルフ場の問題一つにしても、非常にこれは、中には外部委託して評価してもらうところもあるかもしれない。だけど、こんなにお金かけるのかということなのです。それ自体をもう1回再検討すべきではないですか。いかがですか。

町の答え 政策財政課長 本所淳

今、山田議員のご指摘の委託費用が高額でということでございますけれども、今ちょっと手元で確認したわけではないのですが、繰越しということで、それは総合計画の計画策定、総合戦略、そういったものも含まれた委託料ではないかと思っております。単純に、事業評価だけの委託料ではない予算だったと思っております。

議員の質問 1番 山田秀人

決算書の写しです。委託料、863万5,000円、予算額。支出済額、209万円、明許費。ここに備考欄があって、行政評価(事業評価推進事業)ということになっているのです。ほかの計画があれば、ここに記載されるということになりませんか。そうであれば、ここの記載が誤りだったということになるわけです。これだけ余ったのが、何で余らせたのか、繰り越したのかということが明確にここに備考欄に書かれていないと、どうしても整合性がないわけであります。そのことについてはもう終わったことですからいいですけれども、私が言っているのは、そういうわざわざ外部委託して事業評価を求めるなんていうのは必要ないのではないかということなのです。そういうことをまず、言っておきます。次に行きます。パークゴルフ場について、利用実績が非常に減少しているのです。コロナ禍もありましたけれども、令和元年から5年まで減少しているのです。なぜ減少しているのか、この原因を伺います。そして、施設や運営に問題はなかったのか。この2点について、長谷部課長、お願いします。

町の答え 水産商工観光課長 長谷部晋

まず、利用者の減少傾向というところですけれども、実際、分析をきちんとはしておりませんけれども、コロナというところもありますが、近年、近隣で言うと、有珠のところ、伊達市有珠にも立派な施設がありますし、ほかにも洞爺湖町、壮瞥町といろいろなところがありますけれども、そちらへの利用が多いと思っています。施設の問題という部分ですが、芝の管理とかパークゴルフ場の管理自体は観光協会にお願いしていますけれども、芝管理などは丁寧なほどにきちんとやっていただいていますので、特に問題はないと思っていますが、利用者さんや観光協会さんからよく言われるのは、もともとの地盤がよくないので、あまり刈り過ぎると芝が枯れてしまっているという話は聞きます。そもそもの地盤の話だと思うのですが、そこを改修するとなれば多額なお金がかかるので、それはできないと考えてございます。

議員の質問 1番 山田秀人

地盤が悪くて芝の生育がなかなかよくないというのは、私も所管事務の調査で一度聞いたときがあります。しかし、2007年、平成19年10月にパークゴルフ場は完成しているのです。総事業費は、単独事業も含めて、基本設計を含めて、2億1,700万円になるのです。そして、補助金も入っているのです。趣旨は違うけれども、公共施設等の管理計画があって、これは建物中心ですけれども、いかに補助金を活用して長寿命化させるか、そういうところが維持するという面では大切になってくるのではないかと思うのです。ですから、安易に費用対効果だけでは済まされない問題にはなってくるのではないかということなのです。そこで、長谷部課長に聞きますけれども、これは委託事業ですね。観光協会に委託しているということでしたが、この内容ですね。上から三つぐらい、人件費とか、燃料費とか、工事費などがありますが、どれが主力になって、どのぐらいの金額になっているのか、資料をお持ちですね。伺います。

町の答え 水産商工観光課長 長谷部晋

令和5年度の委託料でお話をしますと、総額で1,493万8,000円でございます。その中で一番ウエートが多いのが人件費でございまして、そこが576万2,400円で、割合的には38.6%となってございます。2番目に多いのが使用料と賃借料で、草刈り機などのリースの部分で、割合的には13.2%です。3番目は、コース管理費という芝刈りの部分ですが、そこが割合的には12.5%という状況になってございます。

議員の質問 1番 山田秀人

人件費が40%近くになっているということですね。委託費ですから、設計を組んで発注するわけです。私も少しかじったことがあるけれども、設計書をつくるわけです。そこに現場管理費とか一般管理費とか諸経費を組むわけです。そして、一括して委託する、発注することになるわけですが、そういう諸経費は含まれているのですか、あるとすれば何%あるのですか、伺います。

町の答え 水産商工観光課長 長谷部晋

諸経費につきましては10%入ってございまして、金額にすると約123万4,000円です。

議員の質問 1番 山田秀人

これは、パークゴルフ場を受注した中で、経費として見込まれるわけですが、なかんずく、受けた団体の利益にもなるわけですよ、そういう意味では。ですから、費用対効果だけを考えると、ここら辺の経費もきちんと考えなければならないということです。直営にするか、委託にするか、指定管理にするかは、今後、この施設の利用を続けていくとすれば、そこも考えていかなければならないということになります。この施設の条例が制定されておりますが、目的はどんなことになっていますか、伺います。

町の答え 水産商工観光課長 長谷部晋

目的につきましては、町長の答弁にありましたように、条例の中では健康増進と交流を図る施設というところです。

議員の質問 1番 山田秀人

そうなのです。憩いの場所として町民の方々は十分利用していて、利用されている方は、医療費の削減にも十分寄与していると言ってこられて、パークゴルフ場は存続してください、そういう方々も多いのです。ぜひ、町民の声を聞いて、パークゴルフ場の存続をしていって、芝生に何かあったら、大々的に工事をすることは大変かもしれないけれども、町民の手で、町の予算の中で最小限に維持していくということが必要ではないかと思うのですが、町長、いかがですか。これは町民の願いです。存続してくださいということが大きく言われています。いかがですか、伺います。

町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)

町民の声ということでございます。そういったことで、私自身もパークゴルフをやっている方々を複数知っておりますので、一度、声を聞くというふうにしたいと思います。

議員の質問 1番 山田秀人

私の友人も黒松内からわざわざ来て、豊浦に来て、それから有珠でやってというような友人がいて、夜は豊浦の花街で食事をして帰る、こういう方々もいるわけです。ぜひ、それも含めて、しおさい、パークゴルフ場、そして人を集める、そういう観光資源になっていますから、ぜひこれを活用して、大いに健康増進をしていただきたいと思います。

出典:豊浦町議会 令和6年定例会3月会議 2024年3月7日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる