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今金町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月18日

節電の協力に地域振興券

2012年12月18日、今金町議会の一般質問で、上村義雄議員が「節電の協力に地域振興券」について質問し、町長 外崎秀人が答弁しました。

質問者
上村義雄 議員
答弁者
町長 外崎秀人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 上村義雄

私からは節電の協力に地域振興券をということで、町長の見解をお伺いしたいと思います。北海道電力より家庭の節電の協力期間が、12月10日より3月8日まで7%以上の節電目標が示されました。先月の11月27日の爆弾的な低気圧によって、室蘭、登別方面で最大4日間の停電がありました。甚大な影響の報道がされており、いかに電気のありがたさ、大切さが感じさせられました。この冬が電力不足にならないようにするために、節電の協力は大切と思います。そこで、今金町として、節電に協力してくれた家庭に地域振興券を発行してはいかがでしょうか。地域振興と節電に寄与できるものと考えますが、町長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)

すみません、鼻声ですけれども、聞き苦しいかと思いますが。上村議員の一般質問にお答えをいたします。さきの東日本大震災時に原発事故が発生し甚大な被害が生じたことから、その安全性が問われ、その関係で電力不足の事態への対策が問題視されています。電気の安定確保は国民課題で、節電は国民皆が考え取り組まなければならないことであります。その節電対策として、自治体や民間企業、事業所等においても節電協力に対する取り組みが行われています。節電目標を達成した家庭に対し、地元商工会等とのタイアップによるプレミアム商品券や記念品を進呈するもの、さらには公共施設をはじめ民間施設における特別サービス等が受けられる「家族でお出かけ節電キャンペーン」などといった取り組みも事例としてあることを承知しております。さて、北電からの情報によると、この冬の電力需要に対応するために必要な予備電力は確保できたことから、計画停電の計画はないとのことですが、電源設備のふぐあい等不測の事態に備え、この夏に引き続き節電への協力要請を受けているところであります。また、北海道特有の積雪寒冷な気候から、暖房等の需要が高まることから、一般家庭に及ぼす影響を考慮し、大規模な電源脱落等による需要逼迫時には、企業の協力による生産・経済活動の一時停止や、臨時休業等によって需要の大幅抑制を図る計画停電回避緊急調整プログラムや、大口需要家から節電に必要な電気を買い取る緊急時ネガワット入札といったセーフティネットを整備しているとの情報をいただいているところであります。こうした状況を踏まえ、本町は北電と連携し、全戸への啓発資料を通じて具体的な節電ポイントなどをお知らせし、節電の取り組み要請をしております。町民の理解と節電努力により、この夏の前々年度比較節電では7%の要請を上回る10%以上の実績であることの報告を受けています。報告の数字から節電理解をいただいているものと思いますが、この冬のみならず、節電期間だけの一過性、一時的な取り組みではなく、節電や省エネなど生活の見直しという視点が末永く定着することを目指して、引き続き啓発に努めてまいります。議員の提案は、国民課題である節電には、さらなる町民の積極的な節電協力を期待することができるとした思いから、この度の政策提案と考えます。町長としては、さきの数値から読み取れるように、町民の関心と理解に基づく取り組みが行われているものと認識していることから、節電努力に報いる手法としての報償的な形での公費支出は決して望ましいことであるとは考えにくいことから、政策とすることが困難との思いでありますのでご理解をお願いいたします。

再質問 6番 上村義雄

今、町長の答弁をいただきましたが、現在実施されている自治体もあります。町長の言われる、節電努力に報いる手法として、報償的な形で公費で支出することは決して望ましい形でないということ。私はその地域振興券を一つの足がかりとして、これは商工会等との連携でしょうけれども、プレミアムつきの振興券をこの節電協力者に対して、例えば7%以下の人であっても、また7%の目標を超えた人であっても、それぞれに応じた地域振興券を、これは自主的に申し出る形になります。これは電力量消費のお知らせで毎月来ますので、昨年の11月と比較してどれだけ減っているのか、昨年の12月と比較してどれだけ減っているのかということを自分で把握できるわけです、節電に努めて。それと、もう一方では、一つの節電する方法として電気をLEDに変えるとか。これはお金がかかります。今、大分下がってきましたけれども、その電灯一つをLEDにかえることによって電力消費量が減っていく。これはいわなれば節電とともに電力量を減らすわけですから、各家庭で電力をつくったと同じ、送電ということにもつながることだと思うわけです。町長の言われる恒久的にそうやっていかなきゃならないという部分については、私も同感です。ですから、そういうLEDに変えるとか、冷蔵庫を買ってから十何年たつから電力の消費が多い冷蔵庫から今の省エネの節電の冷蔵庫に変える等の、そういう切りかえることに、生活基盤を下げなくても電力の消費を抑えていける方向、そういう方向に努力している人方に、やはり私はこの地域振興券によって、またプレミアムつきであれば、町の商店街、また町の活力にもつながっていく、両方にプラスになる。これは町長の今回の行政報告にもあるとおり、町の元気、活気づくりには、今後も地域力が大事だということも町長言われているわけです。ですから、そういう方面からも、私はこの地域振興券によって公費を使うことが、決してむだではないし、恒久的な消費電力節電につながるし、各家庭では電力をつくるという、消費を減らしていくということは電力をつくるということにもつながるという、そういう観点からこの政策は私は必要と考えますので、町長のお考えを再度お願いいたします。

答弁 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)

再質問いただきました。基本的には当然考え方がそれぞれあるわけですから、私の立場と議員さんの提案の立場とはちょっと違うかと思います。結論的には、1点目の報償費的な支援、2点目申されましたようにさまざまな節電対策という言葉がありましたけれども、私はどちらかというと、町長の立場、行政の立場からしますと、努力した方に報償的な形で何かを差し上げる場合に、行政の立場として節電対策をとることの方が、やはり私は優先でないかなと。そちらの方にお金を使う方が、町民の方々の理解も私は得やすいだろうと。非常につらいのが、この質問をいただく前にもそういう事例を私なりに当然知っていたわけです。今やっているところは、昨年、一昨年と2カ月間の伝票を持ってきてください、それでもって比較しますと。そして努力基準をつくって。果たして2カ月間という基準がいいのかどうか。私は節電というのは永遠に続かなきゃいけないと、今こういう状況の中で、原発をゼロにするかという話をしているわけですから。4割以上日本の国は原発に頼っていますので、これがなくなりますから、半分はなくなるという覚悟をするとすれば、今申したように、電力をつくるという意味合いもありますけれども、どちらかというと、方向性としては。私は、今金町の方々は、先ほど数字いいましたように非常に節電意識があって、協力、努力をしていると思っております。10%以上と言いましたが、この3カ月間、北電からの要請期間中、正式には11.34%節電をしていただいています。すごい数です。計算しますと928メガキロワットの電力が使われていない、節電していると。これは、この節電の意味合いは何かと言いますと、自分がやることによって、努力することで全部自分に返ってくるんですよ。電気を使う、自分は努力して使わない。我慢しようが何しようが使わないということは、結果的に自分の支払う電気料が少なくなる、それだけで私は努力した成果があるだろうと思っているんです、他の方にどんどん波及するものではないと。そういう面では、一生懸命努力するしがいがあるものについては、個々の努力にすがっていきたいと。これからも永遠に続くこの節電については、ぜひ努力していただきたいと。ただ、今質問がありました2点目についての節電対策につきましては、それぞれの立場で節電をしなきゃいけないとすれば、町長としては、行政のさまざまなところで節電対策をどうするかと。質問があったLED化するだとかさまざまなものに公費を、議会を含めてさまざまなところに理解をいただきながら進めていく方が、より私は節電に向けた効力を発揮するのではないかなと、私なりには考えておりますのでご理解いただければと思います。

再質問 6番 上村義雄

町長の政策的な考え方というのはあれですから、私は今申し上げたように、地域の振興とともに、また家庭の節電の要するに意識啓発と、そういうことも、これは町長はもう既に10%今金としては協力できたんだからいいんだという感覚でしょうけれども、これはともすると、のど元過ぎれば熱さを忘れるの例えのとおり、何でもなかった、今年の夏はどうにか無事過ごせた。夏の暑さをあれすることは可能です。冬のこの寒い中、先ほど申し上げたとおり4日間も停電して避難しなきゃならないという状況。冬のこの電気のないということは、これはもう死活問題になるところでございます。ですから、北電としてはディーゼル発電でもって緊急時に発電できる部分を70台も用意したとかという報道もされておりましたけれども、いずれにしても、全家庭が協力できる方向性として、意識啓発することとして、これは継続することも必要ですから、今言うように節電対策の電力量を減らしていく、そして、電気を家庭で減らして生活を安定化していくということには、電気をつくるという意味にもつながるわけですから、送電という言葉を使わせていただきましたけれども、そういうことに、町長はそれに向ける方がより効果的だろうという答えのようでしたけれども、私はこの部分では、この緊急的なこの冬期間の部分で、夏よりも冬の方が大変です。これは、お年寄りなんかは特に節電をされております。もう夜7時になったら電気をつけないで布団の中に入る、こういう生活をされている人がお年寄りの方には非常に多いわけです。こういう電力というものの大切さということは皆さんわかっているようでございますけれども、しかし、中には、もう電気はふだんどおり、計画停電もないし、あれなら大丈夫だという意識からそれを怠りがちになっていく、そこの部分を再度こういう商品券でもってやれば、毎月の、ああ、自分の家はどれだけ減らすことができたという確認をできるという意味でも、一つの例として私は実施するべきと思いますが。それぞれの町長との見解の違いがありますけれども、再度それがどういう形で実施できるのか、そういうお考えを聞かせていただきたいと思います。

答弁 町長 外崎秀人(町長は2023年3月まで)

実は、国民的課題というので、私、答弁書を書いておりますけれども、世界で一番電気を消費するのはアメリカなんです。次は中国なんです。3番目に日本なんです。いろいろデータはあるんですけれども、さまざまなデータのとらえ方がありますけれども、1人1日23キロぐらい電気を使うようであります。世界の平均が8キロくらいだと言います。ですから、日本の1人当たりの電気の消費量というのは、世界平均の3倍も使っているんです。先ほど申しましたように、ほとんどは原発に頼ってきていますから、こういう社会はやっぱりなくする社会の方に向かっておりますので、国民挙げてそちらの方にやるとすれば、まずは節電、加えて新しい電力のいわば確保というものが、私は重要になるのではないかなと自分なりには思っているところであります。先ほども申し上げましたけれども、節電の意識的には、手法としてはプレゼントもいいでしょうけれども、私はあくまでもそれは一過性、一時的なものになると思っています。永遠には続かないものだと思っております。そう考えた場合に、議員が今おっしゃっていただいたように、私も先ほど一回目で再答弁でしたように、非常時、災害時の、いざなったときに停電になった場合どうするんだというようなことは、行政に課せられた最大の課題であるわけであります。それは既に2回、庁内、役場の課長会議等の方で指示をし検討しております。これからの対策についてきちっと考えていこうと。今までの今金町の災害は、水だとか地震だとか雪だとかで考えてきたけれども、停電という対策、ともすれば余り考えてこられなかったので、ぜひこれを反省して停電対策を考えようということで言えば、所管を含めてさまざまなところで検討を始めたところであります。願わくば一時的なプレゼント、それでもって啓発する手法も私は議員提案としては非常に望ましいものだと、手法として、手段としては望ましいものだと思いますけれども、町としては、仮にそれをやったとしても継続はできない、長続きはしないと思っています。今、このわずかな期間でありますけれども、協力の結果が出ているわけでありますから、より一層の啓発をして、協力要請しながら自己努力をしてくださいという町民の立場でのお願い、そして、町は町として行政の役割を果たしていくということのきちっとした関係をつくっていくことが、私は最優先でないかなと。町民の方々に、例えば選択をするとすれば、一時的ですけれども、どうですか、皆さんプレゼント欲しいですか、それともいざとなった場合に、停電になった場合にどうするかということで行政で少し考えてもらいましょう、どちらを優先されますかと仮に問われたとすれば、私は今申したように、それはそうだよな、非常時の対策の方をとってほしいよなという方に目を向けていただけるのではないかなと、そういう推察をするものですから、この議員さんの非常にありがたい質問を契機としまして、行政の役割を果たしていければなと考えておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

再質問 6番 上村義雄

町長の最後の答弁で、この節電を継続的に、そして非常時の場合の電源の確保ということも、今後の検討課題として庁内挙げて考えるということでございますので、私はできれば町民に還元、そしてという思いでしたけれども、以上でもって質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:今金町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月18日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる