みんなの議会

今金町議会 平成24年第3回定例会 2012年9月26日

題名は、林間学校の開設

2012年9月26日、今金町議会の一般質問で、上村義雄議員が「題名は、林間学校の開設」について質問し、教育長 中島光弘が答弁しました。

質問者
上村義雄 議員
答弁者
教育長 中島光弘

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 上村義雄

第3回の定例会で、私から一般質問をさせていただきます。題名は、林間学校の開設をということでございます。時代の変遷とともに、110年の歴史を持つ美利河小学校も平成24年度をもって閉校となります。それに伴い、地域の方々、里親、学校に支えられて平成2年から続けられた山村留学制度も終わります。この地域の方々に温かく迎えられた子供たちへの思いが美利河の心であり、また今金の心だと思います。そこで、都市の子供と今金の子供との交流林間学校を開設してはいかがでしょうか。史跡あり、清流あり、大地の恵みの食あり、さまざまなことに挑戦し、学び、成長していく中で、美利河が心の里となればと考えますが、教育長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。

答弁 教育長 中島光弘(教育長は2015年6月まで)

おはようございます。上村議員の一般質問にお答えをいたします。美利河小学校は、来年3月末をもって110年の歴史と山村留学制度を導入して23年の歴史に幕を閉じることになりました。改めて、長きにわたり美利河小学校を支えてくださいました関係各位に、心から感謝を申し上げます。さて、閉校後の学校の利活用や地域支援の観点からご提案をいただきました林間学校の開設について、私の考え方を述べさせていただきます。林間学校の歴史は、明治末から大正初期にかけて開かれるようになったと言われており、当時は夏季林間学校、夏季休養団、天地保養団などと称され、病弱な子供たちの体質改善を図ることを目的に行われていました。現在は、夏休み、冬休みなどに学校の教師に引率され、児童、生徒が合宿形態などで地域性に富んだ野外活動プログラムで、心身の健全な発達や集団生活の指導が行われております。また、林間学校の多くは長期休業中に行われていますが、その場合、学校の教育課程外での活動で、どの程度児童に参加を強制できるか、あるいは教師が林間学校の引率指導をしなければならないかなど、あいまいな部分も存在をしております。ですから、林間学校は学校教育と社会教育の境界領域にある学社融合の側面もあります。現在、多くは道立や国立の社会教育施設、例えば道南圏ですとネイパル森(道立森少年自然の家 、ネイパル洞爺(道立洞爺少年自然の家 、国立日高少年自) )然の家などが、宿泊体験型のプログラムを提供しております。さて、議員ご提案の閉校後の美利河小学校での林間学校の開設でありますが、美利河地区の効果的な要因としては、交通アクセスに恵まれていること、社会教育施設であるピリカ旧石器文化館があること、本町の観光拠点施設であるクアプラザピリカの施設利用が可能で、特に活動後の温泉休息ができることは、野外活動には大切な要素であります。そして、何よりも美利河地区は、これまで山村留学制度の大きな魅力となっている子供たちをはぐくんだ大自然と、地域が一体となり子供たちを見守り育てる心の教育が実践されてきた地域でもあります。その意味では、議員ご提案の林間学校の開設については、さまざまな課題はありますが、前向きに検討をさせていただきたいと存じます。本町は、他の閉校地区と同様に、学校閉校後は学校教育支援から社会教育支援へと移行し、つないでいくことが重要であることは既に実証をされておりますので、町の関係部局とも連携し、取り組んでまいる所存であります。そして、何よりも美利河自治会の皆さんのご理解やご協力なくしては、地域振興や地域支援は成り立ちませんので、ともに知恵を出し合い、新たな歩みを進めてまいりたいと存じます。以上申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 6番 上村義雄

教育長から、前向きにというご答弁をいただきました。いろ、 。 、 、んな問題があるということは 私も承知します しかし 教育長が言われたように学社融合、そしてまた、この地域の中での統合によって、地域に子供たちの声がだんだん聞かれなくなってきている。それらを一時的でもいいですから、地域にその子供たちの声が、歓声が聞こえるような、そういう今金としての取り組みが。前向きと言われていますから、それに取り組む努力はされていただけるとは思うんですけれども。例えば、今、函館に新幹線が15年から、3年後に新幹線が函館まで来ます。ですから、都市と言っても、札幌の都市と東京の都市と、東京あたりの方では、近くの林間学校ということは結構行われているようでございます。ですから、要するに新幹線という交通の利便性が利用されて、そして、北海道のこういう後志利別川の清流日本一を、もう実質日本一の清流の、そういう自然環境に恵まれたところに、都市の子供たちを、そして今金の子供たちとの交流を図りながら、そして地域にあるすばらしい食材を通して、木育もあり、食育もあり、そして何より子供たちの体、 。 、 、力をつけていくという その生き延びる力といいますか ちょっとしたことで 今非常にマスコミ等であれされているいじめによる自殺者というものが多くあります。本当に心痛む問題でございます。しかし、自然の中で、自然に囲まれた中であれすると、自分一人では生きていけないんだ、ともに助け合い、支え合っていかなければ生きていけないんだという、そういう考え方、そういうのも子供たちに育てていくことも、この林間学校の中で大いに役立つのではないかと私は考えるわけです。そういう面で再度、今後の各連携は必要でしょうけれども、再度、教育長のその前向きの意気込みをお聞かせいただきたいと思います。

答弁 教育長 中島光弘(教育長は2015年6月まで)

ありがとうございます。再質問いただきましたので、答弁をさせていただきたいと思います。たくさんの現状の思いであるとか、問題点等もご指摘をいただきました。美利河小学校だけではありません。閉校になったところに、学校は地域の拠点でありますから、教職員がいて、いろんな学校行事を通じて地域の皆さんの交流の場であったり、いろんなことで地域の拠点であるということは間違いない事実であります。先ほど答弁でも述べました。社会教育が学校教育にかわって支援をしていくというのは、私は北海道でも珍しい形態をきちっととれている町だというふうに思っております。というのは、ただ、ここの原則は、行政、社会教育が主導するのではなくて、そこに住んでおられる地域の皆さんが、その地域をどうしていきたいかということが根本にあって、そこで私ども行政であるとか、社会教育のスタッフであるとか、関係団体の皆さんがどうかかわっていくかということが地域づくりだというふうに思っております。特に、子供たちがいなくなるわけではないんですよね。少なくはなりますけれども、確実にそこの地域には子供たちがいるわけですから、いろんな行事をやるときに、今までの学校とは違って、今度は、今もそうです。八束地区でも金原地区でもやっていただいていますが、今金の子供たちが、一緒に友達が行って、地域の運動会に参加をするというような形態もとっております。そこで、先ほどご提案をいただいた林間学校については、いろんな方向性があるというふうに思っております。今週の土日にも、実はピリキャンプというふうに題名を打って、美利河小学校での宿泊型のキャンプ事業があります。20数人だったと思いますが、子供たちが参画をして、美利河小学校に泊まりながら、美利河のい。 、ろんな教育機能を題材としたプログラムを実施をいたします ここにかかわるのは例えば学校の先生であったり、それからボランティアの人たち、いろんな人たちがかかわってまいります。そこで、林間学校は、対象は都市の子供たちといいますか、ふだんなかなか自然と接することができない子供たちが対象となるわけですけれども、おっしゃったとおり、私は美利河地区というのはアクセスがこれからも非常に恵まれた地域であるというふうに思いますので、ただ、ここにポイントがあるのは、やっぱり美利河地区の皆さんが、よしと、例えば夏休み冬休みを利用して、自治会の方も協力するから一緒にやってみないかというような、そこの根本の部分がないと、多分私どもがいろんなことで場所をおかりしてやっても、本当の地域振興にならない。それから、議員おっしゃったとおり、例えば林間学校で来る子供たちが、美利河に来て、いろんなプログラムで帰っていってしまうだけでは、そこの子供たちだけの体験にしかならないわけですから、そこで当然ながら、例えば提案をいただきましたうちの町の子供たちとの交流の場面であるとか、それから、地域の皆さんがいろんなプログラムの中で指導者として参画をできる場面だとかということを、私は工夫をしていくことが非常に大切だなというふうに思っております。いじめ等の心配なお話もいただきました。私は子供たち、それから先生方、今金町においては心配はしておりません。ただし、ないとは思っておりませんので、き、 、ちっとしたアンテナを張ることは大切でありますが 同時にこういう事業を通してやっぱり保護者の皆さんにも参画をしていただく場面があったり、子供たちがどんな、うちでは見せない、学校では見せないような生き生きとした体験をして、どんなことを学んでいるかというあたりも、保護者ときちっとつなぐということを授業の中でしていかないと、やっぱり親御さんが子供たちを見れないというのが、一番子供の成長にとっては不幸なことでありますので、林間学校という大きなテーマをいただきましたけれども、もともと教育委員会が持っている機能と、それからいろんなところと今ネットワークも組んでおります。地域の皆さんともいろいろ話し合いをしたり、それから、町内の中でもいろんなアイディアを持っている皆さんもおられますので、いろんな人たちの力をかりて子供たちを育てるような施策を打っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

出典:今金町議会 平成24年第3回定例会 2012年9月26日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる