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遠軽町議会 令和2年第8回定例会 2020年12月9日

新型コロナウイルス感染症対策事業の報道について

2020年12月9日、遠軽町議会の一般質問で、今村則康議員が「新型コロナウイルス感染症対策事業の報道について」質問し、町長 佐々木修一が答弁しました。

質問者
今村則康 議員
答弁者
町長 佐々木修一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 15番 今村則康

通告前に、文言の修正を1か所お願いいたします。通告書1ページ、上から8行目、「日本初」の「日本」を「道内」に修正をお願いいたします。大変申し訳ありません。それでは、通告順位に従いまして、質問します。新型コロナウイルス感染症対策事業の報道について。11月2日開催の財政制度等審議会の分科会において、新型コロナウイルス対策地方創生臨時交付金の活用事業で、ユニークな取組事例の一つとして、遠軽町のスキー場ブルーライトアップ事業が紹介され、一部の新聞、テレビで本事業に対し、疑問視する報道がされました。遠軽厚生病院は、2月に北見市で道内初の新型コロナウイルス感染症によるクラスターが発生してから、オホーツク管内の基幹病院である北見日赤病院に過度な負荷をかけないために、積極的に患者を受け入れるなど対応してきておりましたが、その後、遠軽厚生病院の入院患者及び職員が新型コロナウイルスに感染し、外来、入院、救急外来等の機能の一部停止、健診センター稼働停止などの診療機能の一部制限がされたと認識しております。この間、遠軽厚生病院では、自主隔離のため、ホテルに宿泊する職員、自身が感染する恐怖を抱えながら働いていた職員、院内のコンビニが休業したことにより食事に困った職員、家族が勤務する会社を出勤停止になるなど、多くの職員が精神的に追い込まれたり、誹謗中傷を受けることもあったと聞き及んでおります。町としては、新型コロナウイルス対策として、様々な経済対策を初め、昼夜を問わず働いていただいている医療従事者、福祉施設従事者、関係者の皆様への感謝と応援の気持ちを表わすため、厚生病院を初め、中心市街地から見えるロックバレースキー場でイギリス発祥のブルーライト点灯、ふれあいパークでの応援メッセージ放映、路線バス応援メッセージ掲示の予算について、議会としても議決したところであります。議会として、現場の悲痛な状況を知る限り、財政制度等審議会の分科会及び報道等において、問題視、疑問視されたことは不本意なことであります。また、11月に開催された遠軽厚生病院運営委員会においても、病院長からブルーライトを初めとする様々な遠軽町の取組について、大変勇気づけられた、活力を頂いた、非常に感謝しているとのお話も伺っております。私も、実際この遠軽厚生病院運営委員会の会議に参加をしたところでございます。そこで、遠軽町として、スキー場ブルーライトアップ事業の報道について、以下の2点について町長の見解を伺います。1点目、取材に対し、どのように対応したのか。2点目、報道について、どのように考えているのか。以上です。

答弁 町長 佐々木修一

今村議員のスキー場ブルーライトアップ事業の報道についての御質問にお答えいたします。まず、1点目の取材に対し、どのように対応したのかについてですが、スキー場ブルーライトアップ事業について、コロナ対策と関係ないことが疑われる支出があるとした一部報道に対し、本町に複数の報道機関から取材やテレビ出演の依頼があったところです。新聞社では、毎日新聞、日刊ゲンダイ。テレビ局では、フジテレビ、昨日は読売テレビなどから取材を受け、事業実施に至った経過や趣旨、医療従事者からの反応について、丁寧に説明し、正しく理解をしていただくため、文書とともに資料を送付するなどの対応をしております。11月25日には、TBSテレビの朝の情報番組「グッとラック!」にも取り上げられ、前日に副町長が番組ディレクターからの取材を受け、当時の遠軽厚生病院の危機的状況について、また、病院関係者の方々から感謝の言葉を頂いているということなど含めて、取材に応じたところであります。次に、2点目の報道について、どのように考えているかについてですが、TBSテレビの放送内容を見ますと、医療現場の実態を全く理解していない、実に不誠実な番組内容であり、また、報道の仕方であると感じております。テレビ番組及び新聞報道を含め、本町における医療従事者の苦労されている実態や、本事業に対する医療従事者の反応についての取材や理解もせず、批判的な報道をすることについて、不本意であるとともに、強い憤りさえ感じております。本年2月に、北見市で北海道初の新型コロナウイルス感染症に係るクラスターが発生し、遠軽厚生病院はオホーツク管内の基幹病院である北見日赤病院に過度な負荷をかけないために積極的に患者を受け入れるなど対応してきました。これは、北見日赤病院がコロナ対応で他の患者の治療ができなくなると、オホーツク全体が医療崩壊を起こし、脳疾患などの患者の命を救えなくなるからです。遠軽厚生病院では、4月中旬から院内感染が発生し、さらに、町内の障がい者支援施設においても集団感染が発生し、最終的に、遠軽厚生病院関連では17人、障がい者支援施設では11人の患者が確認され、医療、福祉従事者のたゆまない努力により、7月2日をもって施設関連のクラスターは全て終息しました。この間、遠軽厚生病院では、家族に高齢者がいるため、ホテルに宿泊する職員、自身が感染する恐怖を抱えながら働いていた職員、院内のコンビニの休業や自動販売機の補充停止のため食事や飲み物に困る職員、コロナが発生した病院に勤務していることで、他の病院に受診することを拒否された職員、家族が勤務する会社を出勤停止になるなど、多くの職員が精神的に追い込まれ、中には、誹謗中傷を受けることもありました。まさに、医療従事者が疲弊し、医療体制が崩壊寸前の状況にあったと言えます。遠軽厚生病院は、遠紋地域1市7町村を抱える最大の基幹病院です。町としましては、なんとしても医療崩壊を防ぎ、地域医療を守らなければなりません。これは、町の感染症対策本部を発足した当初からの私の強い思いです。このライトアップ事業は、昼夜を問わず、命がけで新型コロナウイルスと闘っている遠軽厚生病院職員及び障がい者支援施設職員を初め、医療、福祉従事者に対し、敬意と感謝を込めて厚生病院を初め、中心市街地から見ることができるロックバレースキー場にて、5月12日から6月30日までの期間で実施したものです。また、町内の民間宿泊施設など複数の事業所においても、同時期にブルーライトのライトアップを自主的に実施されており、町ぐるみの取組となったところでもあります。町としましては、このほか、医療、福祉施設の支援として、大通りのふれあいパークにおいて、医療、福祉従事者への応援メッセージの掲示。また、町営バスに応援メッセージを掲示して運行するなどのほか、マスクの配布や支援金を支出。役場職員有志から遠軽厚生病院及び障がい者支援施設職員へ夕食のお弁当や飲み物の差し入れなど、実施してきたところであります。ライトアップ事業の医療関係者等の反応についてですが、遠軽厚生病院稲葉院長からも、スキー場のブルーライトは病院からもはっきり見え、全町民に応援していただいているということを痛感し、本当に勇気づけられ感謝していると、北海道新聞の記事や同病院のホームページに掲載されるなど、医療、福祉従事者から感謝の気持ちが寄せられており、私にも直接感謝の言葉を頂いているところであります。このことから、スキー場ブルーライトアップ事業に関して、新型コロナ対策と関係ないことが疑われる支出として疑問視する報道については、繰り返しでありますが、実に、不本意であり、強い憤りさえ感じているところであり、強く抗議したいと考えているところであります。以上であります。

質問 15番 今村則康

それでは、若干補足をさせていただきます。ただいま、新型コロナウイルス感染症対策の事業に対する町民の思い、行政及び町長の熱き思いを答弁頂きました。私も、その通りだと確信しております。11月2日開催の財政制度等審議会の中で、分科会の委員から、地方議会がチェックの役割を果たすべきだとか、しっかりとした検証作業が必要等、厳しい意見があったのも事実であります。しかしながら、この事業に賛同し、議決したのは議会でもあります。国難とも言うべき今の国内の医療体制の現状を考えてみていただきたいというふうに思います。新型コロナ対策として、最も重要なのは、町長の答弁にもありましたとおり、医療崩壊を防ぐことであります。国内は元より、道内、特に札幌市、旭川市の医療現場は体制が崩壊寸前であるのが現状であります。この点、遠軽町の現状は、この事業の成果は大であり、しっかりと歯止めをかけているものと、現在、認識しております。また、関係各省の考え方に差異はございますが、地方創生臨時交付金の活用が可能な事業例を挙げており、各自治体の判断により、地域の実情に応じて、必要な取組を行ってくださいというふうに言っておきながら、一部のこの批判、本当に遺憾の意に思っているところでございます。なお、事業例では、ネット上の中に、ちょっとA4で失礼ですけれども、理事者の方は御承知だと思いますけれども、相当幅広い事業例が示されております。この事業に関し、議会としましても、各関係機関に説明責任を果たしていきたいというふうに考えております。そこで、最後に、再質問を1点させていただきます。この報道等を受け、誤解をしておられる町民に対して、町としてどのような周知を、対応策を考えているのか。このことをお聞かせいただいて、本質問を終わります。以上です。

答弁 町長 佐々木修一

まさに、これは、財政制度審議会やTBSでも言っているとおり、国の交付金であろうが、これは全国民の血税の中から、この事業を行ったわけです。遠軽の医療崩壊、遠軽というか、オホーツク全体に関わります、この医療崩壊に関わらないために、医療従事者激励のために、やった事業であります。こういったことが、無駄に使われたというようなことがあって、これは、遠軽町民の名誉、遠軽町の名誉を傷つけることは絶対にあってはならないというふうに思っており、非常に重要なことだと認識しております。町民の皆様には、この事業を正しく理解していただくために、広報、ホームページなど、使えるものを全て使いながら、周知を再度また図ってまいりたいというふうにも考えております。また、問合せにつきましても、引き続き事業実施に至った経過ですとか、現場でどういうことが起きていたのか、これは言えることまでですけれども、何でもかんでも言えるわけではありませんが、そういったことを丁寧に説明して、理解をしていただきたいというふうに思います。また、直近のテレビの取材の申込なんかでは、昨晩、副町長がまた対応を夜したそうですが、そのテレビ局は十分に理解をしたということで、どんな番組を作るのか分かりませんけれども、遠軽町のブルーライトアップについては出しませんよというような報道も、テレビもあるようであります。以上でございます。

出典:遠軽町議会 令和2年第8回定例会 2020年12月9日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる