豊浦町議会 令和6年定例会12月会議 2024年12月12日
高校就学支援金の交付について
2024年12月12日、豊浦町議会の一般質問で、石澤清司議員が「高校就学支援金の交付について」質問し、町長 杉谷佳昭、町民課長 久保隆史が答えました。
- 聞いた人
- 石澤清司 議員
- 答えた人
- 町長 杉谷佳昭、町民課長 久保隆史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 石澤清司
2番目の質問は、高校の就学支援金の交付についてです。少子化対策、子育て支援、経済支援も含めて、豊浦町として、高校に進学する子どもに対して、親も大変助かることであるので、支援金として25万円を交付する考えはないかという中で、今、全国的に一番注目を集めているのが岡山県奈義町です。これに対しては、すばらしい政策で、ほかのいろいろなところが視察に行っているのです。そんなことも含めて、まず支援金25万円を支給する、交付するということについてご答弁をいただきたいと思います。
町の答え 町長 杉谷佳昭
高校就学支援金の交付についてお答えいたします。高校就学支援金について調べましたところ、岡山県奈義町、西粟倉村、北海道内では歌志内市が実施しており、生徒1人に対して年額18万円から24万円の支給をする事業となっておりました。本町の支援につきましては、通学費の助成事業を行っていること、文部科学省及び北海道において、授業料や教育費の支援を実施していることもあることから、現時点では考えておりません。
議員の質問 7番 石澤清司
今のご答弁の中の「現時点では考えておりません」は、私は断定語として取っているものだから、そのことについて質問させていただきますけれども、この断定語をつくった根拠を教えていただきたいのです。この答弁書に当たって、満足しているような文言に取れるのだけれども、そのことに対していろいろなことを考えてこういう状況になったということは答弁書に盛られていないので、その断定に至った根拠、なぜしないのか、これはどのような根拠に基づいて、どういう調べをして、今、来年度に向けてそういう生徒が何人いて、その人たちの生活については、独り親もいるのか、低所得者もいるのか、そういうこともちゃんと調べて答弁書を書いたと理解していいのか、どうなのか、そのことについて答弁をいただきたいと思います。
町の答え 町民課長 久保隆史
現時点ではというところはございます。豊浦町に住まわれている学生の数、独り親、非課税等の人数は、詳細ではないですけれども、把握はしているところでございます。また、金額的にも、豊浦町の場合は50名から60名おりますので、1人25万円となると、700万円から800万円程度かかる事業になります。財源的なところも、補助金等、私のほうでもいろいろとインターネットで調べてみましたが、これに直結するような補助金も見つからなくて、歌志内市さんのほうで実施されておりますので、どのような形かを確認させていただきました。財源は過疎債のほうを活用されているということでしたので、その辺を考えて、現時点では難しいかなということで、考えておりませんと書かせていただきました。
議員の質問 7番 石澤清司
僕は調べていますので、それは勉強不足です。過疎債で使えるソフト事業があるのですよ。奈義町を調べていて何の学習したのですか。調べて答弁してください。こういうところを調べて、豊浦町でそれを活用して、できることと、できないことも含めて、どういう学習をしたのか。この町を調べましただけではなくて、内容も調べて、対応して、豊浦ではできない理由があるからしないと判断したと思うのだけれども、その辺はどのような調べ方をしたのですか。豊浦町で来年度やるとすれば、今年卒業する中学生は23人ですよ。それから、シュタイナー学園は14名で37名なのですよ。37名に20万円をやると740万円ですよ。これは親にしたって、生徒にしたって、出すことによってどのような効果があるのかということまであなたは考えて言っているのかと言いたいのです。人材に投資するということがあなたの頭の中には何もないのかと言いたいのです。人材に投資をしなかったらどうするのですか。投資することによって、その方がありがたいと思って、Uターンして豊浦町に住んでくれるかもしれないではないですか。豊浦町のことについて、いろいろと協力している、だから人材育成をしなければならないということになるから、人材育成に金を出すことだという捉え方をして、何か問題あるのかということです。5年後、10年後に、その人が豊浦のために、いろいろとプラスになることがあるかもしれないのですから、そういう人を育てていかなければならないのですよ。育てるだけでは駄目なのですよ。支援しないと。そこにはお金が関わってくるのですよ。そういうことをあなたは考えて、人材の資本を投下するのだ、人に資本を投下するのだということまで考えて答弁しているのかということです。それから、学びの選択です。今は中学生も、これから先、自分はどのような就職をしたいかということで、学びの選択をしながら産業人材の育成ということを考えているのです。例えば、1人、私はスポーツで活躍したいということで遠軽に行く生徒もいるのですよ。それはスポーツですよ。そのほかにも、文化など、いろいろあるのですよ。私は将来、こういうような仕事に携わっていたいということで、社会福祉関係、介護に関係する高校に行く生徒がいるのですよ。そういうことを考えれば、介護福祉で考えても、豊浦で介護が足りない、足りないと言っていて、その人が戻ってくるかもしれないではないですか。あなたはそこまで考えて、人に投資するということが頭の中にあったのかということを聞きたいのです。ただ金がないとか、一町民課の中でいろいろなことを支援しているからいいとか、そういう発想の転換はやめてください。人に投資する時代なのですよ。あなたのところで考えるのではなくて、財政課ともそのことをきちんと学習して、どのようなことで出しているのかということも調べたのでしょう。そうしたら、説得できるでしょう。そして、過疎債のソフトを使えば事業としてあるのです。それだって、専門家のところに行って聞けばいいではないですか。そういうことまでして、私に答弁をして、考えておりませんという断定的な言葉を発すること自体、私は首をかしげるのですよ。なぜ断定できるのですか。だから、それは問題のある言葉ではないかと私は捉えています。地方公務員の仕事をあなたはどういうことだと思いますか。全体の奉仕者なのですよ。住民に寄り添うのがあなたの仕事なのですよ。役場の職員の仕事は、困っている人がいたら、どうしたらできるのかを考えて、何とかできる方法はないかと考えてやるのが、あなた方、地方公務員の仕事なのですよ。ただ、簡単に断言して考えておりませんで済むことではないのです。これを聞いて、今言った37人の子どもと親、もう豊浦町は駄目だな、人にも投資できない町なら、もう帰りたくもないし、そういう考え方にならないですか。私ならなりますよ。人に投資することをなぜためらうのですか。一番大事なことではないですか。これから5年、10年して豊浦に戻ってくるかもしれないではないですか。そのことを考えて対応したのか。そして、こういう言葉を使うということは、断定するような言葉ではないよ。大変問題があります。私に対してではないですよ。町民だって、これをユーチューブで見ている人はがっかりしますよ。いま一度、それも含めて、自分だけで判断したのか、町長とも相談したのか、財政課とも相談して、そして、いろいろな問題や課題、今言ったような地域のことも調べて、豊浦町のことも調べて、あなた方はやってくださいということを言わなければならない担当課なのですよ。そこを言わないで、自分たちではもうできませんからという結論に至るということ自体、好ましくないのではないかというのが私の基本的な考え方です。これは町長でなければ答弁できないと思うので、最後に杉谷町長の答弁をいただきたいと思います。
町の答え 町長 杉谷佳昭
石澤議員が言われました人材育成に係る部分については、投資も必要ではないかということは重々分かりますが、基本的に潤沢に、財政的に余裕があるのであれば、石澤議員が言われるように支援してあげられればいいのかなというところもありますけれども、今、私どもとしては、来年度から給食費の半分を完全無償化ということで考えております。そして、先ほど言われました過疎ソフトについては、財源としてはありますけれども、過疎ソフトにおいても制限があって、豊浦に幾らでも使えるような状況になっておりません。これについては、当然、財政とも話をした中で、現時点では考えていませんという答弁を先ほどしましたが、今のところはそういう状況になっていませんし、考えておりません。ただ、今後、過疎ソフトとか、そういう部分で余裕があれば考えていく こともあるかと思いますけれども、今の私どもの財政状況でいくと、なかなか厳しい状況になっていますので、現時点では考えていないとご理解いただければと思います。
議員の質問 7番 石澤清司
人に投資するということがいかに大事かということが分かっていないと思います。親だってそうではないですか。子どもを進学させるため、今まで使っていた生活費を縮めて、子どものためにということでやりくりしているではないですか。私はそこを言っているのです。行政だって、人に投資するということを、みんなでどこかを詰めてでもしようという考え方がない町は、はっきり言って滅びますよ。だから、そういうことをなぜ考えないの かということを言いたいのです。そんなことを含めて、もう一度、杉谷町長のご答弁をいただきたいと思います。
町の答え 町長 杉谷佳昭
考えていないわけではないですけれども、当然、私も2人の息子、今はもう社会人になっていますけれども、高校、大学に行かせてございます。そのときは、当然、補助も何もありません。基本的に、我が子を学校云々に入れるのは、親が考えて、かかるものはかかるので、それをやりくりするのは親だから当たり前だと思います。ただ、石澤議員が言われる人材育成については、当然、力を入れていかなければならない部分もあると承知しています。ただ、今の私どもの現状でいくと、ほかにも子育て支援ということで対応してございますので、今の石澤議員が言われました高校就学支援金については、現時点では考えていないと先ほども答弁していますので、そこはご理解していただければと思います。
議員の質問 7番 石澤清司
私は理解していないということだけ申し添えて終わります。