豊浦町議会 令和6年定例会12月会議 2024年12月12日
礼文華地域の振興は誰が担うのか、取るべき方策について
2024年12月12日、豊浦町議会の一般質問で、石澤清司議員が「礼文華地域の振興は誰が担うのか、取るべき方策について」質問し、町長 杉谷佳昭、総務課長 石川壮輔、町民課長 久保隆史、建設課長 佐藤一貴が答えました。
- 聞いた人
- 石澤清司 議員
- 答えた人
- 町長 杉谷佳昭、総務課長 石川壮輔、町民課長 久保隆史、建設課長 佐藤一貴
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 石澤清司
議長のお許しをいただきましたので、質問させていただきます。大きく2点にわたって質問させていただきます。まず、1点目は、礼文華地域の振興は誰が担うのか、取るべき方策は何かということで、今回は三つに絞って質問させていただきます。今回の答弁も含めて、また3月にも引き続き質問をさせていただこうと考えております。まず、1点目は、礼文華地区の現況ということで、特に私が質問の中で年齢構成はどのようになっているのかということから、一つのデータとして、私自身もはっきりした数字をもって対応していかなければならないという考え方で、年齢別人口について質問をさせていただいています。それから、10年後、人口がどのような状況になっているのかということも、行政としてどう捉えているかということも非常に大切なことではないかと思っておりますので、その辺のところも質問させていただいて、まずは0歳から18歳ですね。それから、生産年齢人口は本来は15歳から64歳ですけれども、高校卒業という観点から18歳から64歳、それから、65歳から74歳、75歳以上、それから、世帯数は何世帯で、外国人は何名おられるのか、0歳から5歳は何人なのだろうか、6歳から18歳は何人なのだろうか、それからまた、独居世帯は何世帯あるのだろうかということです。それから、男性と女性の割合がどういう状況になっているのかということを分かって、礼文華の状況を把握した中で、行政としてどう取り組んでいかなければならないかということがはっきりするのではないかという考え方で質問させていただいております。まず、特に私が選挙の中で礼文華を回って、何人かの礼文華に住んでいる人たちとお話をする機会がございまして、いろいろとお話を聞いていく中で、高齢化になって、豊浦町はどこも同じですけれども、自治会の機能といいますか、その維持存続が大変難しいという話と同時に、活動するに当たっても、自治会の役員だけでしていかなければならないという中で、機能低下の問題もあるし、後継者の問題もあるということです。それから、役に当たっている方がいろいろと兼務した肩書きをしなければならないという問題もあって、後継者の役員を見つけるにしても大変難しいのだということです。そしてまた、自治会長として、そこに住んでいる役員の人たちの連絡事項とか、集金等、1人で複数の役をしなければならない。そしてまた、その方が半固定的に、長年にわたって引き受けざるを得ないという状況もあって、大変負担が大きいという中で、礼文華地区としては絶対的にマンパワーを補う必要があるのではないかという捉え方をしてございます。また、礼文華地区の集落という言葉が適切かどうかは疑問を持っているのですけれども、時代の流れに柔軟に対応しきれていないということも事実ではないかと思いますし、住民の役員の固定化によって、新しい動きをしようとしてもなかなかできない。今の時代の流れに よって発想の転換をしていかなければならない中で、若い人なり、女性の人たちの支援を受けなければならなくても、なかなかいないという中で、今、自治会として、言葉は悪いですけれども、最低限やっているということは、行政からの依頼に基づくことで対応しているということが、今の礼文華の自治会、礼文華地区におけるいろいろな課題、問題として提起されているのではないかと考えてございます。そういうことを考えれば、自治会への対処が、私は近々の課題であるということから、これを十分に行政として、礼文華に住んでいる住民に、行政としていろいろな年齢層に対して厚い行政支援をしていかなければならないということを考えていくと、私はこの際 に、地域担当制を敷いて、地域担当職員を配置するという時代に来ているのではないかと考えてございます。なぜそういうふうに考えるかといいますと、礼文華地区を担当する役場の、最低、係長処遇になるのではないかと思いますが、そういう人たちがいることによって、その職員を通じて、礼文華の人たちへの切れ目のない行政支援ができるという考え方でいるわけでございますけれども、礼文華地区のいろいろと抱えている課題というものの解決に向けて対応する 際に、迅速に対応できるようになるのではないかと考えているわけでございます。そういう中で、地域担当の職員を配置するということが必要ではないかということと並行して、新たな地域自主組織の構築を図ることが大事ではないかと思います。なぜそういう考え方を示すかというと、自治会の役員は世帯で役員を出しているのです。ですから、世帯に関わる問題や課題については自治会という組織を通してやるのですけれども、私が今提案している地域の自主組織というのは、若い人から男女を問わず、地域に住んでいる人で、礼文華の地域をどうしていったらいいのかということを考えて、そして自ら、自分たちで礼文華地域を守っていくのだという組織をこの機会に立ち上げるように、行政がちゃんとした支援をして、できるまで手厚く対応していくという時代に私は来ているのではないかというふうに考えております。地域に住む一人一人の住民が、自分たちのためにどうしてもらいたいのだということは、自分たちで、自主組織の中で話合いをして、そして、いろいろな要望も含めて、地域でやらなければならないところはそこを中心にして対応していくというようなことも考えていかなければならない。例えば、民間としては、やはり地域マネジャー的な人が必要だろうと考えております。地域マネジャーというのは、礼文華の人で対応するのではなくて、やはり町外からこういうことに関心のある人ですね。また、いろいろな知恵なりを持っている人がそういうことを担ってやっていくことも必要だし、そして、礼文華の自然もあり、農業にしても、漁業にしても、産業があるわけです。それから、文化的資産で、アイヌ関係の史跡もあるだろうし、礼文華の小学校には貝という大事なものもあるので、それを活用していく必要性があるのではないか。それによって、町外から礼文華に住んでみたい、行ってみたいという人が生まれてくるのではないかという考え方で、今回、そういう質問をさせていただいております。また、礼文華で起業を目指してやっていきたいという方も、新規参入という形の中で考えられるのではないか。そういうことを考えると、全体の産業のコーディネーターというか、礼文華地区の経済も含めてどのようにしていくかという産業的マネジメントを持った人も関わって、そして対応していくということが、礼文華の魅力、いろいろな商品、資源、観光も含めて、やはり地域運営の中で埋もれているところもあるわけで、磨けば本当にすばらしいものになるのではないかという捉え方をしているものですから、まずは礼文華という地域をモデルにして、いろいろな地域があるのですけれども、まず礼文華に先に手をつけて、そして、モデル事業としてやっていくということを行政としてやっていく時代ではないかなというふうに思っております。そんなことを、まず第1点目で質問させてもらいます。2点目は、アイヌ政策推進交付金を活用しまして、アイヌ文化の発信拠点の施設でありますイコリを建設させていただきました。また、アイヌ政策振興法の第15条1項の交付金を充ててという中で、今回、礼文華がやったことにつきましては、一つはコミュニティー活動支援事業、2番目は地域産業振興事業、それから、アイヌの歴史や文化を学ぶ機会の充実、アイヌ文化等の担い手不足について、次世代への円滑な継承が課題であるということも言われております。また、アイヌ施設の推進に必要な事業に関する事項では、1点目は観光の振興、その他の産業の振興に資する産業として、アイヌ文化関連の観光プロモーション事業、地域内もしくは地域間の交流、または国際交流の促進に資する事業など、令和元年から令和5年で終了したわけでございますけれども、その5年間培ってきた中で、これは決していい言葉で捉えられていないかもしれないですけれども、費用対効果ではどういう状況となっていて、合計でどのくらいの事業費が5年間にわたって使われ、また、収入については、いろいろな補助金も含めてどういう状況であるかということもご答弁をいただきたいと思います。一番大事なのは、完成して終わりではないのですよ。これを、今後、継続も含めて、次世代も含めてどうしていくのかということが一番大事であって、1年たっているけれども、私の耳にはまだ届いていないものだから、そのことについて、行政として、この問題について、人、物、金も含めて、地域経済も含めて、町としての方向性、また方策を伺いたいということが2点目でございます。3点目は、道道大岸礼文華停車場線において、年に数回にわたって、落石、大雨等による通行止めが続いていて、安心・安全に通行することができない状況がございます。今年度も、のり面の落石対策工事が4月1日から令和7年3月末まで、時間帯で通行止めになっているわけでございます。この事業は、平成24年、2012年に工事が着工されて12年経過しているわけでございますけれども、いつになったら通年通行ができるのか。迂回ルートがあるとしても、距離的な時間ロス、経費の負担、経済的負担、いろいろと考えていると、礼文華に住んでいる方については経済的負担や損失が大きいのです。ですから、腰を据えて取り組んでいかなければならないということで、今まで 行政としていろいろなことをやってきてはいると思うのですけれども、どういう働きかけを道や国にしているのか。また、期成会的なものをつくったという話をまだ私は聞いていないし、このことについて、住民説明会を毎年やっているとは捉えていないので、このこともどうすれば早急に通年通行できる状況になるのか、できれば令和7年度中にはっきりした方針を立て、礼文華の住民に向けてちゃんとしたお答えができるような状況をつくっていかなければならないのではないかと私は捉えています。礼文華のことで質問したいことはもっとあるのですけれども、時間の関係もありますので、この大きな3点に絞って質問をさせていただきましたので、ご答弁をお願いしたいと思います。
町の答え 町長 杉谷佳昭
礼文華地域の振興は誰が担うのか、取るべき方策についてお答えいたします。1点目の礼文華地区の現況についてですが、令和6年11月30日現在で、0歳から18歳が43人、19歳から64歳が140人、65歳から74歳が66人、75歳以上が68人、合計317人で、そのうち、外国人が21人となっております。世帯数につきましては180世帯、そのうち、独居世帯は104世帯です。10年後の推計につきましては、現在の人口にこれまでの人口減率を用いた単純試算ではありますが、0歳から18歳が34人、19歳から64歳が113人、65歳から74歳が53人、75歳以上が55人、合計255人で、そのうち、外国人の数が20人となっております。世帯数につきましては161世帯、そのうち、独居世帯は93世帯となってございます。人口は80.4%、世帯数は89.4%に減少する推計となっております。議員のご質問のとおり、人口、世帯数の減少や、高齢化によって今後の自治会機能の維持が困難となることや、各組織の役員等が一定の方に集中し、負担となっていることも承知しております。これらの課題を解決するため、地域担当職員を配置することや、地域自主組織の構築を図ることは一つの有用な手段だと考えております。特に、地域自治組織については、行政主導ではなく、地域住民や地域に関心のある方が主役となり、自らの考えによって地域課題の解決に向けて様々な活動を行う組織であり、高知県や島根県において先進的に取り組まれております。これは、本町が第6次総合計画に位置づけている町民の自主的なまちづくり活動への支援に合致するものであり、本町としても、この取組を行いたいという地域があれば支援していく考えであります。まずは、この取組自体を周知するため、令和7年度に研修会を開催し、町民の皆様と役場職員が一緒に勉強する機会を設け、地域主体のまちづくりを行う機運を醸成したいと考えております。2点目のアイヌ政策推進交付金を活用した事業の費用対効果、成果についてですが、大きく三つの事業に分かれており、一つ目のアイヌ文様ラッピングバス事業につきましては、令和2年度から令和5年度まで、本町内と礼文華・大岸地区を運行するコミュニティバスにアイヌ文様のラッピングを行い、アイヌ文化への関心を持っていただく機会の創出として実施しております。礼文華・大岸地区への運行については、令和2年度は毎週水曜日、週1回の運行でしたが、令和3年度からは、本町地区同様に、平日毎日の運行としております。コミュニティバスの町全体の利用者の推移としましては、現行の体制で運行を開始した令和3年度の延べ人数1万4,283人をピークに、令和5年度は1万3,765人と若干の減少傾向にありますが、礼文華、大岸から本町までを結ぶ礼文華・大岸コースにおきましては、令和3年度の3,406人から令和5年度の3,965人と増加傾向にあります。このような実績から、コミュニティバスは礼文華・大岸地区に居住される方たちの生活の足として活用いただいており、運行する車両を目にされた方たちに対するアイヌ文化の啓発に一定の効果があると捉えております。コミュニティバス事業につきましては、令和6年度におきましても継続しておりますが、現在策定中の豊浦町地域公共交通計画におきまして、より利便性を高めた地域公共交通への再編を検討しているところです。二つ目の水産物アイヌブランド化事業につきましては、令和3年度から令和5年度まで実施しており、令和3年度と令和4年度は、他地域の稚貝の育成試験を行いました。正常貝率としましては、地場産稚貝と比較して、令和3年度では4%程度、令和4年度につきましては20%程度高い状況でした。さらに、出荷貝率調査につきましては、生存率が令和4年度で22%程度、令和5年度につきましては28.1%程度と高い状況でありました。また、地場産ホタテを活用した商品開発としまして、令和4年度に5品の試作品をつくり、令和5年度で5品全てを商品化いたしました。商品といたしましては、いずれも缶詰ですが、味付白子(ホタテ)、まるごと味付ホタテ、まるごと水煮ホタテ、ホタテカレー、クラムチャウダーであります。これら商品のPRイベントとして、令和6年1月25日、1月26日に、札幌市のホテルポールスター札幌において、豊浦町ホタテフェアと題して即売会を実施し、約500人の来場者に対し、併せて本町のアイヌ文化について発信しております。三つ目のアイヌ文化関連観光プロモーション事業を含むアイヌ関連事業につきましては、令和元年度から令和3年度にかけて、基本構想、基本計画の策定、イコリ等のアイヌ関連施設の建設を行い、令和4年5月にオープンしております。利用状況につきましては、令和5年度実績で延べ2万3,668名にご利用いただいております。また、令和2年12月には、豊浦町開基140周年を記念したアイヌ文化にあふれたミュージカルを開催し、約70名の方が、令和4年9月にイランカラプテ音楽祭を開催し、約100名の方が参加されました。そのほか、令和元年度及び令和2年度に、礼文華生活館のLED照明化、エアコン設置等の改修を行い、地域住民の利便性の向上を図り、令和4年度にアイヌ文化伝承者育成事業として、伝統儀式で使用するイナウ作成方法や、儀式の進行方法、意味などの指導を受けております。アイヌ文化情報発信施設イコリ及びアイヌ文化体験交流施設におきましては、当初予定しておりました礼文華地域住民とキャンパーを絡めた交流や、アイヌ文化の発信、小学生に対するアイヌ文化体験が十分に行えていない状況にあることが課題となっております。今後につきましては、課題解決に向けて、自治会、アイヌ協会、観光協会と連携を取り、地域住民主体で進めていけるように支援していきたいと考えております。3点目の道道大岸礼文華停車場線についてですが、平成24年度に工事が本格化され、本年4月1日から令和7年3月末まで、時間帯によって通行制限をされていることから、国道から迂回を余儀なくされる場合もあり、地域住民や漁業関係者をはじめ、様々な方々にとってご不便な状況が続いているものと認識しております。これまでも、早期完成に向け、室蘭地方総合開発期成会や社会資本整備推進会議などにおいて要望してまいりましたが、私としましても、北海道をはじめ、関係機関に対し、様々な機会を捉えて積極的に取り組んでいきたいというふうに考えております。
議員の再質問 7番 石澤清司
私のこれからの再質問につきましては、まず所管の課長に答弁をいただきたいと思っております。また、杉谷町長については、まだ町長になられて1か月半しかたっていないので、それぞれの課長の話を聞くことによって、いろいろな問題や課題というものが町長の立場で見えてくるのではないかと思っておりますので、最後のまとめは杉谷町長のご答弁をいただきたいと思っています。まず1点目は、全体の礼文華地域の振興ということで質問をさせていただきました。私の質問の問題や課題、それから、私の質問の意向を含めて、地域住民に行政としてどのような答えをするのかも含めて、今回、この3点にわたって、まずは担当する所管課長の答弁をいただきたいのです。私がどういう意図でこういう質問をしているのかということをどのように受け止めているのかというところを聞かないと次の質問ができないので、それぞれの所管の課長さんは、私の質問に対しての問題や課題、今後の対応も含めてどのように受け止めたのか、まず、その答弁をいただきたいと思います。
町の答え 総務課長 石川壮輔
どういった意図で石澤議員がこういった質問なされたのか、それを担当課長としてどう捉えたかということだと思います。私としましては、まず、豊浦町全体の問題ではありますが、人口が減ってきて、自治会活動がなかなかできなくなってきている、ひいては、地域機能が衰退していってしまうのではないか、これに対してどうするのかというところだと思いますが、中でも礼文華地域の質問に絞っておられているということで、先ほどの石澤議員の質問にもありましたとおり、礼文華というところは、イコリ、ホタテの発祥の地、貝の博物館的なものもあったり、地域資源がたくさんあるということで、まずは礼文華地域をモデル地区として、行政として振興をしていくべきではないかということで、そのきっかけとしてご質問をなされたと捉えております。
議員の再質問 7番 石澤清司
一問一答方式ですけれども、全体を通して2点目、3点目について所管する課長に答えていただいて、一つ一つ再質問をしたいと思いますので、議長、配慮をよろしくお願いいたします。
町の答え 町民課長 久保隆史
2点目のアイヌ政策交付金を活用した事業の関係でございます。令和元年から令和5年度まで、各施設建設をアイヌ文化の発祥として、観光プロモーション事業という形で施設を整備させていただきました。その後の事業の展開が十分ではないということは重々承知しておりまして、担当課として、地域住民と協力しながら、アイヌ協会と協力しながら本来は事業を進めていかなければいけないところではありますが、十分に進めていくことができていない状況にあるのが課題でありまして、今後どのような形で進めていくか、考えていかなければいけないと感じております。
町の答え 建設課長 佐藤一貴
3点目でございます。石澤議員からの質問でございますけれども、工事に大変長い期間を要して、今もまだ進んでいるところでございます。実際、そこに住まわれている方も長い期間やっているということで、慣れていらっしゃる方もいるかもしれませんが、私も、この質問を受けて、改めて現場に行き、今、通行時間も一番短い時間だと僅か10分ぐらいでしょうか、それぐらいの間に通過しなければならないということもあります。実際に住まわれている方にとっては、大変ご不便をおかけしていると理解しておりますし、今回の議員からのご質問にあるのは、ちゃんと行動して動いていきなさいというメッセージをいただいていると思っておりますので、新しい町長になりましたけれども、私どもとしても積極的に、町長だけではなく、いろいろな活動を、要望もありますが、その他について私どもでできることもあると思いますので、そこについては町長とともに取り組んでいきたいと考えております。
議員の再質問 7番 石澤清司
答弁いただいて、ありがとうございます。そこで、私の質問に対して、礼文華地域という地区の質問ですから、今の三方の所管は、私の質問する内容について、一堂に会して、私の質問の真意も含めていろいろと話し合われたのではないかと私は取っているのですけれども、そのような話合いを何回ぐらい持って、共通課題として、どのような課題をまとめたのか、その作業があったのか、なかったのかも含めてご答弁いただきたいと思います。
町の答え 総務課長 石川壮輔
ご質問を受けまして、担当課それぞれでいろいろと考えまして、一緒に集まってお話しする機会もございましたし、この答弁書をつくるときも、どういったまとめ方をするかという話合いをしております。共通するのは礼文華というところですが、例えば、1点目の地域全体の自治会機能、集落機能、2点目のイコリを使っての集落機能の向上、道路については、当然、礼文華地域に出入りするためのインフラになりますので、全体的に三つに分かれてはいますけれども、全体を通して見たときに、どのように地域を振興していくかというところは共通していますので、そういった観点で、担当課が三つに分かれておりますが、合わせて答弁書をつくったということでございます。
議員の再質問 7番 石澤清司
私が言うのは、答弁の中で礼文華地域の課題が挙げられていて、今後、進めていくためにはどうしたらいいのかということも当然話し合わなければならないと私は受け止めるのです。また、私の質問だけでなくて、私の質問は、礼文華に住んでいる住民に報告なり説明はしていかなければならないのではないかということも含めて、私の質問の中身はそういうことも考えているのです。杉谷町長は新しいから分からないですが、前任の村井町長まで、1年間に何回、礼文華地域に足を運んで、話を聞いて、それぞれの要望を聞いたのか。議会では、議会報告会をやっているから毎年1回は行っているのです。けれども、私が聞いている中では、行っていないと。ただ、行くのは、例えば漁業者、農業者、社会福祉に関係するサロンとか、そういうことに関わりのある人が行って話を聞くのだけれども、町として、地域の住民の人たちの意見というものを、特に令和6年度、前の村井町長のときも含めて、何回足を運んで地域住民の声を聞いたのか、その辺はどのような受け止め方をすればいいのか、まずはそれをお聞かせいただきたいと思います。
町の答え 総務課長 石川壮輔
地域に足を運んで話を聞いたのかというご質問でございます。令和6年度についてはまだ行えておりませんが、令和5年度につきましては、総務課、建設課、政策財政課で礼文華地区に出向きまして、地域の課題、特に石澤議員が以前ご質問された地域での除雪や、広報配布や、その他、いろいろな課題が何かあるのかというところの聞き取り、協議はさせていただいた経緯がございます。令和6年度につきましても、これからにはなりますが、それぞれの自治会、連合会の研修会等もございますので、石澤議員のご質問をきっかけとしまして、それぞれの地域でどういう課題があって、どのように解決していくのか、地域としてどう考えているのかというところはお聞きしたいと感じておりました。
議員の再質問 7番 石澤清司
話を聞くにしても、どういう問題や課題を持っていて、そして、礼文華としては、行政としては振興も含めてこういう考え方でいるけれども、どうですかという聞き方をしなければ、答えが出てこないと思うのです。ただ困ったという話だけ聞きに行くことも大事ですが、礼文華地域の現状を踏まえて、今後、地域の振興をどう図っていくのかということに私は一番関心があるのです。今までそういう話をしたことはないのだろうと思うものだから、今後のことについての意見、現状のことも大事で、聞かなければならないことは大事だけれども、そういうことを聞いていかなければ、地域に住んでいる、礼文華地区に住んでいる住民の声が届いていないということになるのです。そして、どこにどんな話をすればいいのかということが分からない住民が半分近くいるのではないかと思うのです。だから、相談の窓口でもいいから、電話は礼文華の住民の人たちが、不安なり、心配事も含めて、例えば、総務課で、ホットラインではないけれども、電話ではないけれども、きちんと受け入れる、そういうことができるようにしていかなければならないと思います。なぜしなければならないかというと、住民のことにきめ細かく対応するということが行政の仕事だと私は捉えているからです。だから、足を運ぶことによって地域住民との人間関係ができてくるのです。行政と地域との人間関係ができないで地域振興というのはなかなか難しいのではないかと議員の立場で言っているだけです。だから、発想を転換して、今後どのようにしていかなければならないかということで、地域担当制の職員を置くべきだという根拠はそこにあるのですよ。これから質問をする中で、私はもう後期高齢者ですが、今、時代の流れが激しいのです。自分の頭でついていくだけでも大変で、時代の転換、今は時代の潮目だと言われているのです。今、変わってきています。なぜかというと、DXでデジタル化をしていかなければならないという状況の中で、私の頭はアナログなものだから、まずは情報だけでも、どのように自分で学習して、どうしていったらいいのか、私はそういうふうに学習しているのだということを言って、質問にかえさせていただきます。私は最低でも毎日3紙の新聞を読んでいますし、日本行政という月刊誌は取っています。それから、今日持ってきたのですけれども、今月は、「にぎやかな過疎をつくる」と「食料危機の経済学」という2冊の本も読んでいます。また、ある新聞社が主催する懇談会に出て、都市から来る専門の先生の話を4回聞いています。それを聞いていても、分からないところが多いし、今の言葉は横文字が多いですから、この間、書店に行って現代用語の基礎知識を買っています。自分なりにそれぐらいの努力をしているつもりなのです。何を言おうとしているかというと、これからは、成果を上げなければ、やったことが無駄になるのです。成果を上げるということは、礼文華に住んでいる地域の人たちの不安解消も含めて、礼文華に長く住むことができるのだということを行政が示さなければならないのです。それが行政の役目なのです。地域の人の話を聞かなければならないけれども、行政として地域に住んでいる人が目を閉じるまで、安心して礼文華に住んでくださいということを、行政がちゃんと橋渡しをしていかなければならないのではないかというのが私の捉え方なのです。今、非常に心配していることは、今、国ではまちがなくなるような話をされています。そして、このままいったら、礼文華地域が消滅することも10年後、20年後にはあるのではないか。消滅するというのは、一人もいないということではなくて、地域が運営できないような状況になるのではないかということです。データを見ても、お年寄りが増えていって、独り世帯が世帯数の6割を占めているのです。独り世帯が多いということは、それだけ問題や課題があって、行政として手を差し向けなければならないということになっているのです。私が言うのは、こういう状況が出てきて、これは豊浦町全体を通しての格差分断、その問題について、昨日の議員への答弁の中でも、財源を取り上げてなかなか難しいのだという話になるのです。だから、私が言うのは、財源の問題が言われるから、地域で自主組織をつくって、そこで運営して、そこで自分たちで収入も得て、自分たちのまちは自分たちでつくるのだ、そこに関わることについては、町として支援するのだと。それは、今、町がやっている業務委託と同じですよ。そういうことを地域でやって、地域の中で解決してもらうという組織を立ち上げていかないと、100%、行政の責任になってきますよ。もう一つ、きついことを言うのですけれども、いろいろな専門家が言うの は、畳んでもよい地域、切り捨ててもよい地域、そういう社会的排除のようなことを言う方も出てきているのです。それをソフトタッチで言っているのは、コンパクトシティーにしなさいとか、集約シティーにしなさいという名前で言っているのですけれども、地域の政策の総合化ということで、仕事、暮らし、活力、これを礼文華地域にどう植えつけていくかということをしていかなければならないのであれば、先ほどの答弁では、礼文華地域の人たちの考え方を聞いて、礼文華地区で誰かやってくれる人が来るまで待っているという話に受け取ったのだけれども、そうではないのです。自治体として、それが仕事なのだから、そういうことをするために、行政としてできるまでバックアップ、支援をしていかなければならないのです。そういう声を待つのではなくて、自ら行政が考えたことを礼文華地域に提案して、こういうことを考えているのですけれども、どうですかと。さっき言ったように、地域マネジャーをどこからか連れてくればいいのです。そんなことも含めて対応をしていかなければならなくなる時代がもう10年ぐらいたったら生まれるのではないかと思います。行政が考えなければならないのは、言葉が悪いですが、どんなに山奥に住んでも、居住の自由というものが住んでいる人にあるのです。それを行政がこうしなさい、ああしなさいということはできないのです。だから、地域に住んでいる人たちがみんなで話合いをして、困った人がいれば、その中で対応できることはしてもらう、それでできないことは行政にお願いするという仕組みをつくることが必要ではないかと考えております。もう一つは、過疎法が新しく変わりまして、2021年3月26日から新しい過疎法が公布されておりまして、その中にどういう文言が書かれているかというと、過疎地域には都市と異なる独自の価値があると考えるものであり、景観や自然環境のみならず、多様な地域資源を生かした新しいライフスタイルやビジネスモデルの構築も含まれているということがうたわれているのです。そして、人々が住み続けることができる新たな仕組みをつくることが必要ということで、新過疎法で新たに重視したのは人材育成というふうに変わったのです。また、地方創生の関係でも、20年の4月にスタートしまして、人口から人材というものに地方創生も変わったのです。今の首相も地方創生に力を入れると言っています。ですから、地方創生の交付金がこれから出てくるのです。早く計画を立てて手を挙げないと、それに乗れないのです。その計画を立てなければならないのです。その計画を立てるのは役場なのです。役場は計画を立てる前に、地域の人たちに十分にプランを示して、その意見を聞いてまとめてやっていかなければならないのです。それをするには、私の見ているところでは今から始めても最低3年はかかります。だから、今から始めないと駄目なのです。地域に住んでいる人たちは、我慢して、困ったときだけ声が出るのです。そこは、役場の職員が寄り添っていって、足を運んで、住民の声を聞かないと、行政に何をやったらいいかということが分からなくなってしまうのです。だから、それをどのように解決していかなければならないのかということも含めて、その中に、新しい過疎法になって、地方創生がなったということで、国が支援する交付金も、ソフト関係の支援が出ていることも事実なのです。例えば、過疎債のソフト事業として、一つ目はフロー的ソフト産業、二つ目はストック的ソフト産業ということで、集落支援の経費についても創生資金の中から出ます 、それを豊浦町の過疎計画の中に位置づければ支援しますとなっているのです。こういうことにも努めて、行政としてそういう情報を早く取って、ホームページを見れば、どういう事業があって、どういう支援ができるかということが今は分かる時代になったのです。ですから、そういう課題を持っていないと、そういうことに手を挙げられない し、国の支援をもらうときは計画書を立てて、こういうふうにするのだというものをつくらなければならないものだから、それらも含めて、今後どのように考えて進んでいくか、その辺はどのように捉えて考えていくか。まずは、3人の所管の課長の考え方も含めてお聞きしたいと思います。そのほか、考えているところがあったら、今日出席している職員の誰でもいいですので、ご答弁をいただければと思います。
町の答え 総務課長 石川壮輔
今後どのように進めていくか、どう考えるかということでございますが、石澤議員がおっしゃったとおり、まずは地域の誰かが声を上げるのを待っているのでは駄目だということですが、そこはおっしゃるとおりだと思います。ただ、正直に言いますと、私は地域自主組織というものを知らなかったというところもございまして、この質問をいただいたことを契機に勉強している最中でございます。恐らく、住民の方もこういった制度をご存じの方は少ないのかなというところもございますので、答弁書にもありましたが、地域の方と一緒にまずは勉強する機会を設けまして、このご質問をきっかけにそこから始めていきたいと考えております。
町の答え 町民課長 久保隆史
アイヌ関連施設の部分についても、先ほど総務課長が申しましたとおり、関係する方のみで話を進めていくのではなく、礼文華の自治会全体として考えて進めていくものと考えておりますので、総務課で勉強会等をやるところにおいても、アイヌの施設の部分も含めた形で勉強会ができればと思っております。
町の答え 建設課長 佐藤一貴
いろいろと教えていただき、ありがとうございます。今、お話のあった地域で島根県というのがあったと思うのですが、私は、たまたまこの質問を受ける前に島根県に行く機会がありまして、地域自治組織を見てまいりました。そこまでに至るまでの経過は、本当に地域で非常に努力されて、そういった組織をつくってきたわけですけれども、今、石澤議員のお話のあった中で、人材育成というのがすごくキーワードかと思います。今、総務課長からも、まずは町全体で勉強会的のようなものをつくってこれから進めていくという話もありまして、その後、石澤議員からお話がありましたが、行政の内部で関係する各課で真剣に協議をして、それを役場内でどのようにしていくのか、みんなで協議して形にしていくということが大事なのかなと、今の議員のお言葉を聞いて思っていた次第です。
議員の再質問 7番 石澤清司
建設課のところで質問させてもらうのですけれども、移住、定住は礼文華から始めればいいではないですか。なぜ豊浦の本町だけ中心になってやるのですか。礼文華地域でも空きがあるのですよ。礼文華の景観がすばらしくて、地形、環境がよくて住みたいという人も何人か来て、現実に定住された方もいるのですよ。なぜ本町だけで移住、定住を考えなければならないのですか。礼文華を率先してやればいいではないですか。礼文華を宣伝して、そして、礼文華に来ませんかということを、ホームページを通じて、SNSを通じて、動画でも流して礼文華のよさを配信して、そして礼文華に来て、そこで生活している人の声も聞いて動画で流せばいいではないですか。なぜ礼文華はしないのですか。なぜ本町からなのか。そこが不思議なのです。私は批判しているわけではないですよ。だから、礼文華からそういうことを取り組んで、私が聞いている中では3人から4人移住してきて、現実に生活していた方がいるのですよ。そういうことも踏まえたら、今、礼文華に移住、定住すれば、釣りができる、キノコも採れる、環境がすばらしい、いろいろなアイヌの史跡もある、そういう資源がたくさんあって、小幌もあるではないですか。奇岩もあるではないですか。アイヌに関わる岬や岩の名前がたくさんあるのですよ。それは、今日傍聴に来ている小西さんが礼文華のことを全部調べて、昔通った道も手をかけてやってきているではないですか。そういう方がいるということもよく知って、今日は傍聴しに来てくれているのだから、そういう人を中心に話を聞いて、礼文華を振興すればいいではないですか。なぜ足を運んでそういう人の話を聞かないのか、それが不思議で仕方がないのです。小西さんという名前を出して申し訳ないのだけれども、ボランティアで長いこと やっていて、職員を定年しても、一生懸命、自分の生まれ育った所を強く感じて、対応してきているではないですか。そういう人がいる地域を、一番行政としてやりやすいのは、そういうことでやりやすいのではないですかというのが私の受け止め方なのですよ。だから、移住も何も本町からではなくて、礼文華からすればいいではないですか。そうしたら、早く礼文華に移住する方が多いかもしれないと思うのです。そういうことも考えているわけです。それから、アイヌの関係で残された課題が言われているのですよね。 今後、現施設をどう活用していくのかということを、そこに関わるアイヌ協会とか、そういう観光業界だけではなくて、礼文華地域が潤わなければ、その施設を建てた意味がないのですよ。そして、地域の住民が潤うような経済的効果はないのです。ゼロなのです。それを中心にして、経済的効果、経済を動かすようなことをしていかなければならないのではないかというのが私の考え方です。その中で、アイヌを中心にした中で、いろいろな史跡も含めて、観光というものが出てくるのではないですか。キャンプ場も二つあるだろうし、アイヌの名前で、そういう遺跡や史跡もあるのですよ。なぜそれを活用しないのかが不思議です。それに対して、行政としてどのような考え方を持って礼文華を振興していくのだというプランを行政が立てて示さなければならないというのが私の考え方です。それは行政がしなければならないのですよ。地域がするのではないのですよ。行政が主体を持ってやらなければならないというふうに私は考えているのですけれども、その辺の考え方について、担当としてどのような考えを持っているのか、ご答弁いただきたいと思います。
町の答え 町民課長 久保隆史
アイヌの施設に関しては、交付金の性質上、収益を得るような施設にはできない部分があります。また、場所的にも収益を得る場所ではないので、施設単体での収益という部分しか考えておりません。そこに関連したほかの場所での利益の取り方というものを私のほうでまだ考えていませんでしたので、そこら辺を含めて考えていきたいと思います。
議員の再質問 7番 石澤清司
役場の職員の中で考えても発想の転換なんてできないですよ。そんなことははっきりしていることです。はっきり言わせてもらいますが、そこには、よそからそういうことに経験のある人を呼んで、そして、その地域に関わる人たちと話をして、今後はどうすればいいのか。お金から、物から、人から地域の人が潤わなければ事業がやれないのです。そこを行政だけでは何ぼ頑張ってもできないですよ。そこに関わる人をよそから連れてきて、その人の話を聞きながら、関係者も入れて、話をして、それをどのような形にして、今後どうするのかという計画を立てなければならないのですよ。そして、それはあなたの仕事なのですよ。それをしなければならないという計画書を立てなければ、事業採択にもならないし、補助金も出ないのですよ。だから、計画をまず立てなければならないのですよ。だから、私が言うような計画に向けて、アイヌのものがあるのだから、今後どのように利活用していくのかということを早く検討して、物にしていただきたいというふうに私は考えているのです。その辺は所管としてどのような考え方を持っているか、お聞かせいただきたいと思います。
町の答え 町民課長 久保隆史
今、石澤議員の言われましたところが私は抜けておりましたので、今後、まずはそこら辺を勉強させていただきたいと思います。
議員の再質問 7番 石澤清司
スピード感を持ってお願いします。今、礼文華に住んでいる人たちがどういうことを行政にしてもらいたいのか。例えば、作業支援、草刈り、除雪、母屋の修繕、それから、独り住まいで高齢の方については、いろいろな掃除的なものができないということがあります。それから、代行支援としては、買物、送迎という自分に関わること、行政に運んでいろいろな書類をもらうことも含めてなかなかできないということです。それから、健康管理支援として、健康教室、配食サービス、デイサービスというものがありますし、運営支援としては、今、老人会をやっていますけれども、そういう中で、今までやってきた行事がなかなかできないという状況も出てくるし、情報発信として、今のデジタル化になってきている中で、私も含めて、そういうものを利用できない人が多いのです。それに対応できるようなことをしていかなければならないのではないかと思うのです。足を運ばなくても携帯を持っていれば対応できるような時代なものだから、やはり礼文華地域から住んでいる人たちにタブレットを持たせるなり、スマホを持ってもらうなり、そういうことを開いて、つくって、そして、一人一人に対応できるような仕組みにしていかなければならないのではないかと思っています。それから、財産管理という中で、終活に向けてどうしたらいいのかということも相談できないでいるお年寄りが何人かいるのです。その窓口についても、社会福祉に相談に行きなさいと言うのではなくて、足を運んで聞くということも出てくるのではないかと思っているのですけれども、その辺のことも含めて、今後どういうようなことで、私は先ほど言ったように窓口を一つ加えて、オンラインではないけれども、電話なりで受け答えをする必要性があるのではないかと考えているのだけれども、そのことについて、石川総務課長にすぐに答弁するのが難しいことは分かるのですけれども、私の言ったことが少しは理解できるのか、まるっきり理解できないのか、そういうことも今後していかなければならないなという程度で構わないので、 ひとつ答弁をいただきたいと思います。
町の答え 総務課長 石川壮輔
先ほどのご質問は、地域でたくさんの課題を抱えているというところでございますが、現状では、それぞれの課題にそれぞれの担当課が対応しているということですが、石澤議員のお考えでは、そこのパイプ役、地域と行政をつなぐパイプ役として担当職員を配置すべきということだと私は捉えております。あとは、先ほどの議員のご質問の中でもありました過疎法の中で、人材育成が重要視されているということでございました。過疎法を見ますと、一番最初の目的というところに人材育成という言葉がしっかりと明記されているということでございます。この人材育成というところは、町だけ、行政の職員だけということではなくて、地域の人材の育成というところも当然あると考えております。今回のご質問を契機としまして、地域と行政とが一緒に勉強できる機会を設けたいと考えておりますので、そこで皆さんと一緒に勉強して、地域をどうしていくか、そのためには、行政の役割とは何なのだろうか、地域でやるべきこととは何なのだろうかというところを一緒に勉強していきたいと考えております。
議員の再質問 7番 石澤清司
今、答弁があったことを早めに、役場の中だけでもまず結論を出して、計画書をつくってどうするのか。計画書をつくらないと駄目なのですよ。話だけでは駄目なのですよ。計画書をつくらなければならないのですよ。それをどうしていくのかということは、それはのんきでは駄目ですよ。早期に、いつまでだという期限をつけてやらないと駄目ですよ。それだけは話しておきます。もう一問質問して、あとは、まとめで杉谷町長に考え方も含めてこれからどう取り組んでいくか、お答えいただきたいと思います。過疎法の中で、地域運営組織としてRMOの設立ができるのだよといって、多くの住民を巻き込んで、地域ビジョンの明確化と共有ということで、地域のリーダーや、それを支える行政が中心になってやらなければできないよと言っているのです。その中で、地域政策の総合化ということの中で、仕事、暮らし、活力という中で、国土交通省の議員立法で、特定地域づくり事業協同組合による仕事づくりという事業協同組合という文言が国土交通省の中で出てきているのですよ。それはどういうことか、私も分からないから調べたら、DX、デジタルトランスフォーメーションと言うらしいですが、そういうものを活用して、地域の資源と個性が重視された地域づくりをしていきなさいということが今の過疎法の中で、地方創生の中で新しくうたわれているわけです。ですから、そういうことを早く受け止めて、全国でやることになるのだから、早く手を挙げて対応するには、町として早く計画をつくって、早くスタートしなかったら、この事業展開に間に合わないので、スピードを上げてやってくださいということを申し添えておきます。そのことを含めて、杉谷町長、礼文華の地域振興を誰が担うのかという話を聞いていたら、行政が主体で、私がやりますという言葉ではないように受け止めるのだけれども、これは行政がやらなければならない仕事なのです。豊浦町がやらなければならないのです。地域の人たちに任せていてはできません。形をつくるまで行政が支援しなければできないですよ。だから、形をつくるまでは行政が関わってやっていかなければできないというのが私の受け止め方です。そんなことも含めて、今後のことも含めて、進め方も含めて、杉谷町長にご答弁をいただければと思います。
町の答え 町長 杉谷佳昭
議員の質問に対しての回答ですけれども、今回は礼文華地区のモデルということでお話しされたと思うのですが、礼文華地区に限らず、町全体の各自冶会においても、そのような状況になっていると認識しております。先ほど課長からもいろいろとお話しされたと思うのですけれども、答弁でも申したとおり、地域自主組織については、行政主導ではなく、地域住民や地域に関心のある方が主役となり、自らの考えによって地域課題の解決に向け、様々な活動を行う組織ということで、高知県や島根県において先進的に取り組んでいると答弁してございますので、この辺の状況も確認しながら進めたいと思います。ただ、どうしても行政主導ではなく、地域からそういうお話がないと、なかなかうまく進まないと私は思っております。そこで、先ほどの回答にもありましたとおり、令和7年度におきましては、研修会を開催して、町民の皆様と役場職員が一緒に勉強する機会を設けて、その中で話し合って、そういう機運というか、地域からそういうことで一緒にやっていきましょうというふうになっていくと、スムーズに進んでいくのかなと考えております。もう一点は、石澤議員の通告書の中に、地域内をまとめる役割を担う地域マネジャーとか、市の機能を複合化させる産業コーディネーターの採用とか、そういう専門の人を採用して礼文華に配置することもという話もされていましたが、その辺が私の考えと違うというところです。基本的に、地域に合った人柄といいますか、知識があった人をぽんと入れたとしても、地域の人とうまくなじんでいかないと、うまくいくものもいかないところがあると思います。人柄といいますか、役場職員の誰が行ったからといって、そこでうまく回るのかなと私は危惧をしているので、地区、地区によって合う、合わないもあると思うので、そういうところも 考えながら、人選というのは難しい部分があると感じております。ただ、石澤議員がおっしゃられることはもっともだと思っておりますので、できるだけというか、早めに対応していきたいという思いでおります。
議員の再質問 7番 石澤清司
今、町長が言った答弁の中で私が考えていることを一つ言わせていただければ、ほかの町村がやりやすいというのは町村合併をしている地域だからなのですよ。町村合併した地域は、どこどこの市ということで、例えば伊達市であれば大滝が町村合併になったけれども、合併になったから、合併になった地域に協議会が設立されているのです。だから、そこが中心になって地域のことを運営しているからやりやすいのです。しかし、私が言っているのは、そういう町村合併を豊浦はしていないから、そういうものをまず立ち上げて、行政とパイプを深めていかなければならないし、先ほど言ったように、礼文華に移住して住んでいる人たちもいるではないですか。また、先ほど固有名詞を言ったのだけれども、役場の職員で一生懸命やっている人たちもいるではないですか。そういう人たちを集めて、礼文華の振興をどうしていったらいいのか。これは漁業も農業も同じです。農家にすれば、中山間支援というお金が出ているのだから、そういう活用もできるではないですか。そこについて、住民でなくて、産業も関わって、全体でどのように底上げをしていくのか。礼文華で経済が回ればいいのですよ。そして、潤えばいいのですよ。そこで仕事ができればいいのですが、民間の業者もいるではないですか。子育てにしても、そういうことをやっている人がいるではないですか。そういう人たちの意見を早く聞いて、どのような形をつくればいいのかということをそういう人から始めて、広くではなくて、特定の人と話をして、行政としてどう受け止めて、どうしていったらいいのかというプランをつくるというのが作業として早いのではないか。そして、いろいろな課題や問題があるかもしれないけれども、まずはやってみるということです。やることが先なのです。いろいろな問題や課題ばかり考えていたら、足が一歩も半分も進まないですよ。まずやって、批判を受けようと。そういう考え方で物事を進めないとできないのですよ。そこの発想転換をしないと駄目だと、私は年を取っているけれども、そういうふうに感じているのですよ。発想の転換をしていかないと駄目だと。今の時代に合った流れにしていかなければならないということを忘れてはならないと思うから、私はきつく言っているのですよ。そんなことも含めてやっていく、まず身近に、そこに関わった人に集まってもらって、それを提起して、意見を聞いて、そうしたら、どのようにすればいいのかということがすぐに分かるではないですか。そういうことから始めるのだったら、明日からでも、明後日からでもできるではないですか。そういうことを早くやって、それを一つの足がかりとして次に進むということをしていかなければ、何ぼ時間があっても足りないのではないか、そのうち、1年、2年、3年が過ぎるのではないかと思うものだから、私が健康でいる間にそういうことをしていただきたいなという願望もあるのです。私が今言ったことについて、取り組めるところもあるだろうし、取り組めないところもあるだろうし、それも含めて、来年度の前半でも、当然、予算が関わることについては予算要求をしていかなければならないですから、町長査定でもその辺のところは予算措置していかなければなりません。予算要求をしなかったら来年度にできないですよ。だから、来年度の予算のそういう会議をするなり、そのための予算をつけるのだということの確認を取って、1点目の質問を終わらせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
町の答え 町長 杉谷佳昭
今の質問について、先ほどの三つ目のアイヌ文化観光プロモーション事業のところでお話をさせていただきましたが、今後につきましては、課題解決に向けて、自治会、アイヌ協会、観光協会と連携を取り、地域住民主体で進めていけるよう支援していきたいと考えておりますと答弁しております。この部分については、礼文華自治会とアイヌ協会、観光協会、当然、役場も含めた中で、今までもそういうことのお話合いはしておりますので、今、石澤議員が言われたことについても話をしながら、これについては予算がどうのこうのということではなく、今までもお話合いをしてございますので、もう少し突っ込んだお話もできると思っていますので、石澤議員が言われたことに沿うような形になるかどうか分かりませんけれども、積極的に話合いをしていきたいと思っております。
議員の再質問 7番 石澤清司
最後にしようと思ったけれども、今の答弁を聞いて、こういうことも話をしておかなければなと考えたものだから、一言言わせてもらいます。若い人と婦人を入れないと駄目ですよ。もう自治会の役員では駄目ですよ。時代遅れですよ。そんな人の話を聞いていても、今の時代に沿っていけていないのだから、次の時代の人たちにしてもらわなければならない事業なのです。そういう人の意見は聞かなければならないです。だから、そういう人も入れていかなければならないし、豊浦町で関心のある人もいるのだから、例えば小幌基金をやっている人もいるではないですか。小幌も礼文華の一地域ではないですか。だから、そういう新しい人を入れて、新しい発想をもって今後どうしていくのかという話をしていかないと、時代の流れには1歩も2歩も3歩も遅れるのではないかというのが私の捉え方なのです。そんなことも含めて、女性と若い者を入れるということが、私は一番大事なことであって、もちろん経験者も必要ですよ。それは移住して来た人やそこに関わっている人は入れなければならないですよ。そんなことも含めて、若い人や経営をやっている人たち、それから女性を半分ぐらい中に入れるような考え方で進めていったらいいのではないかというのが私の考え方ですけれども、いま一つ、その辺についてご答弁をいただければと思います。
町の答え 町長 杉谷佳昭
私も、議員のおっしゃるとおりの形で進めたいと思っております。
議員の再質問 7番 石澤清司
1番目の質問を終わります。