豊浦町議会 令和6年定例会6月会議 2024年6月14日
施設園芸・野菜等の農家支援について
2024年6月14日、豊浦町議会の一般質問で、石澤清司議員が「施設園芸・野菜等の農家支援について」質問し、町長 村井洋一、建設課長 武石修、農林課長 井上政信が答えました。
- 聞いた人
- 石澤清司 議員
- 答えた人
- 町長 村井洋一、建設課長 武石修、農林課長 井上政信
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 石澤清司
4点目の質問に移らせていただきます。施設園芸・野菜等の農家支援策について、3項目にわたって質問をさせていただきます。1点目は、施設で使用する水について、水道使用料金を減免する考えはないか。2点目は、災害によるハウスの倒壊に対して、何らかの支援を考えるべき策を講ずるべきだと、私は考えるのですけれども、この支援策というものがないかと。3点目は、新規就農でイチゴ栽培、野菜等を栽培されている農家さんに、これは去年に猛暑対策ということで、新規就農でイチゴをやっている方が猛暑で大変だったということで、遮光ネットとか、送風機とか、また資材の高騰でコストアップをしているということで、収益の減もあって何らかの支援を考えていただけないかということで、切実に支援策を考えていただきたいと複数の新規就農者が言われていることでございますので、その辺のことについてご答弁をいただきたいと思います。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
4点目の施設園芸・野菜等の農家支援についてお答えします。1点目の施設で使用する水についての水道利用料金の減免についてですが、本町における簡易水道は、生活用水として、浄水を供給することを本来の目的としており、現状では営農用水として利用した料金を減免することは困難と考えております。今後、営農用水として利用が見込まれる水量を調査するとともに、営農用水の料金設定については、現行の水道料金の見直しを行う際に併せて検討してまいりたいと考えております。2点目の災害によるハウス倒壊に対しての支援策についてですが、本町では、大雪や台風などのハウス損傷等の災害に対する備えとして、ハウス共済への加入を推進し、令和2年度から令和4年度までの期間限定の支援ではありましたが、ハウス共済の掛け金に対し、町費補助を行い、ハウス共済の加入を促してまいりました。この経緯を踏まえまして、町としての支援は予定しておりません。3点目の新規就農で、イチゴ・野菜を栽培している農家に対する各種支援制度についてですが、本町では地域おこし協力隊制度を活用し、研修受入れを実施しておりますので、研修期間中3年間の収入支援はもちろん、研修を終えた就農希望者には1名当たり100万円(夫婦で200万円)の地域おこし協力隊起業支援補助金を活用していただけるようになっております。また、本町独自の新規就農者支援制度として、経営開始から3年以内の方が対象となる最大250万円(対象経費最大500万円の2分の1)の補助であります①初期投資助成制度や②農地及び農業用施設賃貸借助成、③固定資産税助成、④住宅賃貸借助成などの支援を実施しております。これらを国、道の行う農業経営発展支援事業、農業次世代人材投資事業(経営開始資金)と併せて活用いただけるよう支援しているところでございます。なお、新規就農者だけではなく、就農者全般の本町独自の支援策として、イチゴ苗購入費、緑肥種子購入費、農業用廃プラスチック回収費の補助など、施設園芸・野菜等の農家支援を限られた財源の中で実施しております。今の農業のニーズに見合った新たな支援策を講ずるためには、スクラップ・アンド・ビルドによって事業の取捨選択を進め、事業の実施に必要な財源確保も併せて必要と考えておりますので、次年度の予算編成に向けては、新規就農支援を含め、施設園芸・野菜等の農家支援対策について、とうや湖農業協同組合をはじめとする関係団体と協議してまいりたいと考えております。
議員の質問 7番 石澤清司
まず1点目の簡易水道は、法律からいって生活用水ということで決められてはいるのですけれども、この用途について、空知管内の関係は、工業用水とか農地用水という用途をちゃんと分けて対応しているのです。それで、豊浦町も、今、ハウス農家をやっている方は、井戸を掘ると、なかなか井戸を掘った管は、毎年整備をしていかないと使えない状況の中で、水道水を使うことはコストも削減できるということで、多くの農家さんがこの水道を使っているのです。今、豊浦町は200世帯になっていますし、水の供給については400世帯ということでスタートしていますので、水を今使っている農業者に使われても、一般の飲料用として生活に影響を及ぼすことはないと私は理解しているものですから、用途を工業用水、農業用水に、これは水産関係の人たちも使っているものですから、メーターを変えれば、当然、どのぐらい使用したかは飲料水と区別できるので、その辺の対応を次年度に向けてぜひしていただけないかというのが私の1点目の質問の趣旨ですので、いま一度、ご答弁をいただければと思います。
町の答え 建設課長 武石修(建設課長は2024年9月まで)
ただいまのご質問ですが、確かに議員がおっしゃるとおり、他市町村の状況を確認してみました。今、議員がおっしゃったように営農用水や工業用水として別に施設を持っている市町村もございます。今、私どもと同じ簡易水道を使って用途を営農用、営農防除用などの区分を設けて料金を徴収していることも確認できました。その際の料金等、あとは使う立米数の他市町村の基本料金を見ますと、100立米までとか20立米までなど、今は一般用は8トンまでですが、基本を大きくして対応しているところも確認できました。答弁にもありましたように、現在、うちでは一般生活用水とその分でしか料金設定をしてございません。答弁にあるように、今後、料金の改定を6年、7年、協議検討をさせていただいて、今申し上げた立米数とか基本料金を含めて、あとは使用水量が実際に生活に影響を及ぼさない程度であれば、今、議員がおっしゃったような形でも対応できると考えておりますので、その辺も含めて調査検討をさせていただきたいと考えております。
議員の質問 7番 石澤清司
一日も早く対応していただきたいのです。これは施設農家さんの切実な思いなのです。ですから、早く、できれば来年度に向けて今年中に対応を検討して、何とか対応していきたいことも含めて、その辺のところを早急に対応していただくことで、そのことをお約束できませんか。
町の答え 建設課長 武石修(建設課長は2024年9月まで)
早いにこしたことはないかと思うのですが、先ほど申し上げたとおり、一般の料金の見直しも考えてございますので、同じタイミングで進めたいと考えております。
議員の質問 7番 石澤清司
しつこいようですが、一日も早く農家さんが望んでおりますので、特に一番たくさん使っているのは、イチゴ栽培をしている方が主に使っているのです。豊浦町の基幹産業なのです。やはり、そこを支援していくことが大事なものですから、ひとつ早くお願いしたいと思います。それから、2点目の災害によるハウスの倒壊についてですが、倒壊した農家さんのところに行って、写真も撮って帰ってきているわけです。撮りに行った職員が倒壊した現場を見て、これは大変だなと思うだけで、何かしてやらないと駄目だなということにならないのが不思議でしようがないのですけれども、その辺は見舞金も出ないのです。それが困っている人に寄り添うという行政の姿勢なのかと私は首をかしげるのです。大変困っているのですよ。答弁の中に、共済をかけているからいいではないかと言っているけれども、共済をかけていても現実に共済分で対応できる金額ではない農家さんもあったのです。共済も農協さんと関係なくて、伊達に共済組合の会社があって、そこで共済のことをやっているのです。そこまで職員が足を運んで、共済の状況も含めて調べて、現状認識して、この災害については、農業者だけではないのです。町長、大雨や台風等で一般の町民が対応しなければならない。財源がないという前に、予備費が少な過ぎるのですよ、200万円しか用意していないのですよ、町長。やはり、そこも含めて、金の有無、そういうときにはこの金を使うのだということも含めて対応しなければならないのではないかと私は思うのです。金がないから出せないのだろうと私は考えているのです。そのことも含めてどう考えるのか、町長のご答弁をいただきたいと思います。
町の答え 農林課長 井上政信
一部、政策的な部分に関わるので、私の言えることに限界があると思いますけれども、現場の状況について誤解がないように説明させていただきたいと思います。私も、実際に現場に足を運んで目の当たりにしました。特に、新規就農者の方が何とか資金繰りをして、建てたばかりのハウスが壊れたということで、経済面からとんでもない損害だ、打撃だということは十分に分かっているので、発言しづらい部分を前置きさせていただきます。町全体を見ますと、今回の1月の大雪被害というのは、農家さん全部で起こったことではなくて、農家さんの中にはハウスを日々補強といいますか、そういった工夫をしながら損壊を回避したベテラン農家さんもおられたりするので、今回被災された一部の方に対しての支援というのは、公平性から難しかったところが、正直、ございました。ですから、農業改良普及センターという道の機関とも連携しまして、お金の支援はできませんでしたけれども、再発防止、未然防止ということで、ビニールハウスの補強方法など、被災された農家さんを回って技術的な面で支援を行わせていただいた経緯もございますので、参考までにお話しさせていただきます。金銭的な支援という部分では、過去に行った、答弁書にもありますように、掛け金に補助をしてきた経緯もございましたので、今回、金銭面での支援はしないと書かせていただきました。
議員の質問 7番 石澤清司
所管の答弁はいただきたくないのです。町長の考え方はどうなのかということです。被害に遭った農家さんは本当に困っているのです。先ほど言った新規就農者は特に困っているのですよ。そして、今、資材価格が上がっているのです。新しいものを買えば莫大な金がかかるから、どこかの資材を売っているところへ行って、自分で買ってきて工夫して対応している状況なのです。見舞金も出さないという町の姿勢です。困ったときには、我々でも、議員としての立場ではなくて、別な形で見舞金を持っていくよ。町が全然考えてもいなくて出しもしない、困っている人に寄り添って対応もしない、保険料を補助しているからいいのだということで、町長、行政として済まされるのですか。困っていたら行政が支援するのは当たり前ではないですか。何が平等と公平に問題があるのだ、そんなことは関係ないのではないですか、災害なんていつ起こるか分からないのですよ。自分たちの故意で起きたことについては考えられますよ。これは災害ですよ。それに町が何も考えないということは、どうしてそういう考え方に立つのか、私は不思議でしようがないのです。支援するのは当たり前ではないですか。予備費をもっと増やして、そこから金を出すとか支援するとか、ましてや基金を積み立てて、これを契機に災害のことも考えて対応するということをすべきではないですか。そういうふうに私は考えるので、いま一度、村井町長の考え方や姿勢も含めてご答弁をいただきたいと思います。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
ただいま言われましたが、災害等における町の対応ということになろうかと思いますけれども、これらについては、基金のいろいろな積立て、災害のための基金等についてのことをこれから十分に検討といいますか、一つ一つ、ほかの市町村で行っていることも踏まえて、実施に向けて取り組んでいきたいと思ってございます。
議員の再質問 7番 石澤清司
3点目の新規就農のイチゴの関係について再質問させていただきます。これは、町長の肝いりの政策の事業なのです。当然、このことについては重点施策として町長が打ち立てて対応してきているのです。まだ結果が半ばですね。何を目標にしてやっているか分からないのですけれども、私、イチゴの生産量と販売金額はいつが一番多かったのかと調べてみますと、2011年の平成23年度で、生産量が85トン、販売額が1億1,400万円、これが一番多かったときです。そして、一番少なかったのが令和3年度です。本当に40トンしか取れなくて、5,000万円ぐらいの販売額にしかなっていないのです。ようやく令和4年度の決算で40トンのイチゴが取れて、7,164万円になったということです。一つの事業として、町長は販売額1億円を目標にやっているのではないかと私は考えるのですが、まだそこには達成していないのです。ですから、豊浦町苺耕作組合のメンバーも減っていって、今は30軒しかいないのです。当然、まだ半ばですから、私はこの新規就農の支援をしていくべきだと思います。その中で何が実行できて、誠実に実行していくというものがなければならないと思うのです。その基本となるものは、町長、今年、新規就農者に足を運んで、車座になって話を聞いたことがありますか。まず、その点をお聞かせいただきたいと思います。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
今年ではないのですけれども、以前に新規就農者の方々といちご分校において話合いをしたことはございます。
議員の再質問 7番 石澤清司
あしたからでもいいですから、新規就農の農家さんに足を運んで現場も見ながら、どういう考え方と経営をしているかも含めて聞いてください。そうすると、当然、こうしてもらいたいとか、ああしてもらいたいとか要望も出てきますよ。町長、なぜ足を運ばないのですか。町長が最重点政策として立ち上げたものを、そこをやっている新規就農者と会って、毎年最低3回ぐらいでも足を運んで、話を聞かないということは、行政として小まめな支援ができないところはそこにあるのではないかと思います。町長、所管に任せればいいということではないのです。町長が自ら足を運んで、農家さんと話をしていろいろな意見を聞くと、現状もちゃんと行って目で確かめてくる。それがなかったら、所管の課長さんや職員が一生懸命口角泡を飛ばして、町長に来年度の予算も含めて言っても響かないのですよ。町長が行って見て話をしていれば、響きますよ。そういうことで、支援的な政策ができるのですか。今、新規就農者のイチゴをやっている方がどういう問題を抱えているのかということが分かりますか、町長。先ほど言ったように、去年は道の補助事業あったのに聞きもしないで、町がその補助事業をごみに捨ててしまったのですよ。それはどうしてかといったら、充てる財源がないからだということになってくるのですよ。そういうことでは、町長の肝いりの政策とは言わないのではないですか。町長、あしたは土曜日だから、月曜日にでも火曜日にでも現場にいる農家さんのところに行って、まず話を聞いてくださいよ、どういう状況なのかも含めて。その点をお約束できるかできないか、まずお聞かせいただきたいと思います。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
まず、新規就農者の人たちの話を聞くことにつきましては、私自身もそのようにしたいと思ってございます。
議員の再質問 7番 石澤清司
来年度に向かって、どういうことをすることが必要かだけでも、当然、来年度予算にも関わってくることですから、いち早く対応をお願いしたいと思います。