砂川市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月9日
有限会社上原ファームについて
2015年12月9日、砂川市議会の一般質問で、佐々木政幸議員が「有限会社上原ファームについて」質問し、経済部長 田伏清巳が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木政幸 議員
- 答弁者
- 経済部長 田伏清巳
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 佐々木政幸
皆さん、おはようございます。1点、私のほうから有限会社上原ファームについて質問いたします。九州宮崎県より進出してきた上原ファームは、第1農場である東豊沼を初めとして、第2農場、第3農場と畜舎を増設して頭数を増加させています。しかしながら、操業当初から環境衛生面の問題があり、地域住民の生活に影響を及ぼしている実態があります。このようなことに関しては、市としても行政的な面から対応すべきと考えます。そこで、以下の点について伺います。(1)平成23年から現在までの操業状況について。(2)環境衛生面での問題とその対応について。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 経済部長 田伏清巳(経済部長は2016年3月まで)
大きな1、有限会社上原ファームについてご答弁申し上げます。初めに、(1)平成23年から現在までの操業状況についてでありますが、有限会社上原ファームは宮崎県都城市に本社を置く養豚業者であり、平成15年6月に砂川への進出の意向が示され、その後誘致企業として現地視察や住民説明会の開催などを経て、平成23年1月より東豊沼地区の第1農場が、平成24年7月より富平地区の第3農場が、平成25年12月より一の沢地区の第2農場が操業を開始しております。現在の豚舎数は、東豊沼地区の第1農場に1棟、一の沢地区の第2農場に8棟、富平地区の第3農場に1棟の合計10棟が建築されております。豚の頭数は、東豊沼地区の第1農場は繁殖部門であり、雌豚約1,250頭、雄豚約50頭、子豚約1,700頭、合計約3,000頭、一の沢地区の第2農場は離乳部門であり、離乳豚が約3,500頭、富平地区の第3農場は肥育部門であり、肥育豚が約5,500頭、合計で約1万2,000頭の計画頭数であり、月に2,000頭から2,500頭を出荷する農場となっておりますが、11月末現在では第2農場及び第3農場の浄化槽の改善作業中のため、3農場合計7,153頭と頭数を調整し、操業しているところであります。続きまして、(2)環境衛生面での問題とその対応についてでありますが、誘致企業である有限会社上原ファームによる環境衛生面の問題のうち、悪臭につきましては東豊沼地区第1農場の近隣住民から操業間もない平成28年8月に最初の苦情が寄せられ、平成24年6月以降は頻繁に苦情が寄せられており、本年11月末までの3年6カ月間で累計162回の悪臭対応をしております。悪臭につきましては、悪臭防止法の規制区域外となっていることから、市では通報の都度職員が現地でにおいを確認し、上原ファーム従業員に対して早急に改善するよう要請するとともに、近隣住民への謝罪と悪臭の原因及び改善方法の説明をするよう連絡をしているところであり、通報以外にも巡回による臭気点検も行い、においを確認した場合にはその都度改善するよう要請しているところであります。また、本年5月には一の沢地区の第2農場において浄化槽からの未処理水流出事故が発生したことから、北海道から有限会社上原ファームに対し改善指導があり、現在も改善作業中でありますが、この事故に当たり有限会社上原ファームから関係する地域住民などに対し謝罪があり、現在も今後の対応について話し合いが行われているところであります。市といたしましても今後も北海道を初めとした関係機関と連携協力し、環境衛生面の改善に向けた取り組みを強化するとともに、有限会社上原ファームに対し強く要請してまいりたいと考えているところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。1点、訂正をさせていただきます。悪臭につきまして、操業間もない平成28年8月からと申し上げましたが、平成23年8月の間違いでございました。訂正しておわび申し上げます。
質問 佐々木政幸
環境衛生面につきましては、異臭はもとより、浄化槽の未処理水の河川への流入は地域住民の生活と営農に多大な影響を及ぼしました。未処理水が一の沢川の水に大量の藻を発生させ、その水を使用した水田はその藻に覆われて米の品質と収量を低下させ、労働環境と生産性を著しく害しました。そして、それは住民の怒りを大きく増幅させることとなりました。幸いにも水田の土壌には分析の結果、有毒な物質は検出されなかったものの、このようなことは今後一切二度と起きてはならないことです。市といたしましても今後さらなる厳重な監視、指導体制をしき、再発防止に努めるべきと思いますが、その見解を再度お伺いします。
答弁 経済部長 田伏清巳(経済部長は2016年3月まで)
現地の当事者の皆様の声を直接お届けいただきました佐々木議員さんのご質問、重く受けとめさせていただきます。上原ファームが砂川に進出して以来、操業間もないころから悪臭の問題では地域の皆様にこれまで多大なご迷惑をおかけしているところに加えまして、このたびの北光地区の未処理水の流出事故に至りましては、本当に佐々木議員さんがおっしゃるように二度とあってはならないことであるというふうに認識しております。今回の事故の後は、市としましても北海道を通じまして、市も同様に力を合わせまして以前にも増して上原ファームに対しまして抜本的な改善を急ぐように強く要請をしているところでありますけれども、今後も地域の皆様のために北海道を初め関係機関の皆様と連携協力し、再発の防止、そして今後の早急的な、抜本的な改善を強く上原ファームに求めてまいりたいと考えておりますので、どうかご理解を賜りたいと存じます。