みんなの議会

清水町議会 平成25年第5回定例会 2013年6月21日

鳥獣被害防止総合対策について

2013年6月21日、清水町議会の一般質問で、安田薫議員が「鳥獣被害防止総合対策について」質問し、町長 高薄渡、産業振興課長 池守輝人が答弁しました。

質問者
安田薫 議員
答弁者
町長 高薄渡、産業振興課長 池守輝人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 10番 安田薫

鳥獣被害防止総合対策について、平成23年度の野生鳥獣による農作物への被害額は、226億円で前年度に比べると、13億円減少と、減る傾向となっているものの、まだまだ多くの被害が出ています。農水省は、鳥獣被害防止総合対策交付金として前年同様の同額の95億円を予算計上しています。国として地域の取り組みや、捕獲、獣肉活用を支援し、一層被害を減らそうとしている。そこで、我が町の取り組みについて伺う。近年の我が町の野生鳥獣による被害額は、それほどになるのか、農家個々での電気牧柵等は見られるが、町全体としての取り組み、近隣町村との連携について伺う。

答弁 町長 高薄渡(町長は2016年12月まで)

ただいまご指摘がありましたように、農作物への被害額は相当数に上っている傾向であります。北海道におきましても、この部分については、同じように多くの被害が出ているところでございます。本町におきましては、平成24年度の鳥獣被害による農作物の被害額につきましては、46,411,000円となっているところであります。平成23年度と比べまして、一定程度、減少傾向にあるところでございます。この駆除につきましては、猟友会と委託契約を結び、春先の被害を最小限に食い止めるため、冬期間から鹿等の駆除を実施しているわけでありまして、その効果が表れているものと思います。先ほどのご質問にもございましたように、減る傾向にはなっているところでありますが、まだまだ予断を許さないところもたくさんあるところであります。現在、当町としましては、有害鳥獣侵入防止電気牧柵設置事業に対して、町と農協とで補助金を助成しておりまして、各農家の方々への被害を未然に防ぐように助成措置をしているところであります。猟友会の委託駆除につきましては、48万円のうち24万円を交付金として受け取りまして、実施していく予定となっているところであります。今回の補正予算でも提案しております、鳥獣被害防止緊急捕獲対策事業として、さらなる鹿等の個体数減に努めてまいりたいと考えているしだいでございます。なお、近隣町村との連携につきましては、各町における猟友会との関係もございますが、できる限りの連携をしながらもこの問題について危険性がともなうものでありますから、慎重に連携にあたって、慎重に対応していかなければならないと考えております。防護柵ということで考えたわけでありますけれども、すでに設置している町村の実績などの情報を収集しておりますが、2メートル80センチ程度のフェンスでは飛び越えてしまうということで、4メートル以上のフェンスをつくらなければならないというようなことであります。また、一部の町村によっては、囲いをつくってやっているようでありますけれども、囲いのなかで、自分の住みかという感じで、そこで繁殖し、逆に増えているようなところもあると聞いております。したがって、さまざまな町村がやっておりますので、よく情報収集して防護柵について、今後の検討課題とさせていただきたいと考えているしだいでございます。いずれも、猟友会の皆さんにご苦労をいただきまして、駆除をしていることをここに敬意を表して質問にお答えしたいと思います。

質問 10番 安田薫

それでは数点、質問したいと思います。先ほど、町長は春先の駆除が行われたと聞きましたが、今週はどのくらいの頭数を捕獲できましたか。そして捕獲した鹿を肉利用だとか、廃棄だとかについてもお伺いします。

答弁 産業振興課長 池守輝人

春先の頭数の関係なんですが、4月から現在まで80頭の鹿を捕獲してございます。処理につきましては、ほとんどは埋設というかたちの処分をされております。

質問 10番 安田薫

私の聞いた限りでは、新得町に比べるとかなり少ないという感じがします。新得町では今年の春にすでに400頭から500頭の処理をしていると聞きます。まだ、被害が少ないのかと思います。鳥獣被害として、カラスの害はいかがでしょうか。

答弁 産業振興課長 池守輝人

カラスでございますけれども、昨年のカラスというかドバトも含めてですけれども、約480万円程度の被害額が上がってきてございます。捕獲数については、手元にございませんのでご用意させていただきたいと思います。

質問 10番 安田薫

先ほども少なくするような努力をするというような町長の答弁でしたけれども、町の対策本部と、また、営対協等がありまして、そのなかで鳥獣被害についての話し合いだとか、今後どうしていこうという対策がありましたら、お願いします。

答弁 産業振興課長 池守輝人

営対協含めて今やっているのは、国の鳥獣被害防止総合対策事業、これが地域の協議会をもって事業主体となりなさいとなってございます。清水町につきましては、営農対策協議会がその団体になっているというようなことでございます。主に、補助金の受け皿であるとか、昨年まではアライグマ等の箱穴の申請をここで行ってきてございます。今年につきましては、団体駆除の委託料ということで半額補助をいただいているというようなことでございます。あと、なんとか減らしたいということで町も含めて農協もそうなのですが、鹿のくくりわなの関係で、わなの免許を取得するための補助金ということで出していますし、農協の資材のほうに免許を持っている人間がいますので、その方の指導を受ければ、農家については農協のほうからわなを借りて、その人の指導を受けて設置することが可能でございますので、そういった意味ではそちらのほうの活動を活発にしていただき、一番最後の部分については猟友会のほうで処理をさせてもらうというような状況でございます。

質問 10番 安田薫

私は、鹿のくくりわなについて勉強不足だったんですけれども、くくりわなで捕獲した鹿はどんな処分をされているのでしょうか。

答弁 産業振興課長 池守輝人

鉄砲で捕った場合と同じでございます。最後のとどめを本人ができるかできないかの問題でございまして、最後のとどめを猟友会の方が銃で処分をします。もしくは、ナイフ等でとどめを刺すというようことで処分していただいて、最終的にはそこの所有者の方の所有地のなかで埋設処分をしていただくというかたちでございます。

質問 10番 安田薫

もし仮に山から出てきたところで、農地で、自分の土地であっても鹿の場合、埋設は許可されるのでしょうか。

答弁 産業振興課長 池守輝人

道のほうの見解で、そういった埋設を基本とするということになってございますので、埋設できるということになっています。

質問 10番 安田薫

これも新得町の話で申し訳ないのですが、新得町の場合は死がい等は狩勝産業等でお金がかかっているように聞いたのですけれども、その関係は必要ないのでしょうか。

答弁 産業振興課長 池守輝人

清水町の場合は埋設ができない、例えば道路に死がいとなって出ているだとか、まったく自分の家とは関係ないところで、たまたま自分の土地に入ってきて死んでしまっただとか、そういったものについてはその方に責任はございませんので、そういった場合については町のほうに連絡をいただいて、町のほうで狩勝産業のほうにお金を払って処分させていただいた例が何件かあります。

質問 10番 安田薫

大きい項目でいいますと、先ほども話していますけれども、清水町と新得町を比較すると、新得町のほうが鹿の数が多いと思うのですが、新得町はすでに今年3年目になる補助金等を使い、延長195キロの柵を今年3年目で完成と聞いておりますけれども、これを採択してもらって補助金等を受けるには、近隣町村との連携が必要かなということで、新得・清水・芽室の協議会等も入っておられることも聞きました。そのなかで、新得町は今年3年目を迎え終了するのですけれども、清水町もそれに乗って、すぐやることはできないのでしょうか。

答弁 産業振興課長 池守輝人

事業そのものはまだ続くようでございますので、乗れといえば乗れるというふうに考えてございます。

質問 10番 安田薫

また調べていなくて、新得町が169キロ、清水町はどのくらいになるのかわかりませんけれども、聞いた話では6億1,000万円ほどの事業で、過疎地域の補助金と45%の手出しで事業ができると聞いておりますけども、やる気持ちはありませんか。

答弁 町長 高薄渡(町長は2016年12月まで)

今のところ、JAと協議しておりませんので、今後、JAと協議をして、あるいは生産者の皆さんと協議を整え、議論していただいて計画的にやるべきだという判断に至ったときにはするという考えかたでいきたいと思います。

質問 10番 安田薫

先ほどの答弁のなかで、ほとんどが猟友会に委託でこの仕事をやっているのかなと思っているのですけれども、農林課の職員、町の地域の人の応援隊等の組織づくりをすることはできますか。

答弁 産業振興課長 池守輝人

応援隊というか、自治体で組織するかたちになろうかと思いますが、自治体そのものはその狩猟免許を持っている者が役場の臨時職員、もしくは嘱託職員にならなければならないかたちになっておりますので、残念ながら自治体そのものではつくってございません。我々職員が補助員みたいなかたちで指定させていただいているというところでございます。

質問 10番 安田薫

私自身も鹿の害だとか、そういうのはありませんけれども、現場で被害にあっている方は苦しい思いをしているのではないかと思います。農家個々が清水の場合は電気牧柵で対応しておりますけれども、それ以外の隙間がかなりあるので、町全体でこれに取り組んで新得のように続いて、防護柵等の設置を考えていただきたいと思います。もう一度町長、答弁よろしくお願いします。

答弁 町長 高薄渡(町長は2016年12月まで)

先ほども申し上げましたとおりでございまして、関係団体等々と協議を進めていきたいと思います。◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

出典:清水町議会 平成25年第5回定例会 2013年6月21日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる