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せたな町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月14日

ヒグマ対策について

2023年12月14日、せたな町議会の一般質問で、本多浩議員が「ヒグマ対策について」質問し、町長 高橋貞光が答えました。

聞いた人
本多浩 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 本多浩

それでは一般質問をさせていただきます。質問事項は、ヒグマ対策についてです。クマによる人的被害が増えています。全国で今年4月から11月末までに212人に達しており、道南でも2件報告されております。それも山の中だけでなく人里の田畑や人家周辺、さらに市街地まで出没が相次いでいます。せたな町でも人的被害が危惧されます。過去の悲劇を繰り返さないためにも対策を講じなければなりません。しかしながらヒグマを撃つ技量を持つハンターは高齢化しており、若手の育成が急がれています。その中で以下3点について町長にお伺いします。1つ目、町長は令和3年第2回定例会において、ハンターを公務員として雇用することについて前向きに検討したいと答弁しました。現時点での進捗状況をお伺いいたます。2つ目、せたな町は令和6年度北海道のヒグマ対策残雪期の捕獲促進事業春季管理捕獲に参加しますか。また事業概要はどのようになっていますか。3点目、道内の市町村の大半は地元ハンターにヒグマの駆除、巡回の出動要請をしていますが、出動賃金を北海道労務単価(普通作業員)に準じているが、労力や危険に見合う報酬となっていますか。3点についてお伺いします。よろしくお願いします。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

本多議員のご質問にお答えします。1点目のハンター公務員ですが、1名を担当課に配置している状況です。そのほかに3名の町職員にハンターとして協力をいただいているところでございます。2点目の春期管理捕獲につきましては、町としては実施する予定でありますが、実施については北檜山有害鳥獣駆除協力会及び瀬棚ハンタークラブと協議してまいります。また事業概要につきましては、人里への出没を抑制及び捕獲従事者の人材育成を図るため、残雪期である2月から5月にかけて銃器による捕獲を実施する内容となっておりまして、これに対して北海道において捕獲を実施する市町村に出動や捕獲に要する経費などの財政支援を予定しています。3点目につきましては、ヒグマなどの野生鳥獣が人畜、農林水産物等に被害を与えまたは与えると判断した場合や出没、目撃情報があった場合など町からの要請により出動した有害鳥獣捕獲員に出動報償金として、1日あたり19,100円、1時間あたり2,387円を交付しております。議員ご指摘の労力や危険に見合う報酬となっているかということでございますが、管内の状況を見ますとせたな町の出動報償金は高い状況であることから、出動単価については妥当であると判断しているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。

議員の質問 6番 本多浩

1点目の答弁なんですが、2013年4月にせたな町で人身事故が起きております。ちょうど10年節目の年、また来年11年になるんですけど、どうも発生当時と比較して、ヒグマへの警戒体制というのは後退しているように思われてなりません。特に春季秋季については、警戒態勢を強化して行かれるよう希望しております。先ほどハンターを公務員にという私質問しましたが、なかなか私が思っているような通りには行っていないなと思われます。ただハンターという相手があってすることですから、この点については、やっぱり猟友会ともこのことについて懇談を重ねていただければと思っています。この件に関しては、町が強い指導力を持って猟友会と懇談していただきたいとそう願っております。2点目の北海道の事業なんですけど、猟友会とも相談すると言ってますが、この件についてやはりせたな町がやっぱり強力に推進する、事業に参加するという強い意志を示してもらいたいんです。そうすることによって、特に若いハンターの支援を乗り越えるための修練ですとか、鍛錬の場としていただきたいと。その思いを町としても伝えてほしいと願っております。3点目に町長は、当町は他町村と比べて高い賃金だと言われてますが、私の中ではヒグマの駆除とか、巡回については危険が伴う特殊な作業と理解しています。またハンターは専門資格者であることから普通作業員に準ずるのではなく、例えば特殊作業員に準じた出動賃金とすべきではないでしょうか。再質問を終わります。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

お答えをいたします。まず捕獲従事者の確保という点でございますが、これはこれまでも鳥獣狩猟の免許、あるいは銃器等の事業を実施しておりまして随分と確保ができたと、事業の成果が見えてきたということでございます。ちなみに現在、捕獲員は35名おりまして、平均年齢は76.89歳となっております。これは管内でも随分平均年齢が若いという状況でございます。こうしたことをこれからも進めていきながら従事者の確保に努めてまいりたいと考えております。次に春季管理捕獲の関係でございますが、これは町としては実施していきたいというふうに答弁を申し上げました。これにつきましては、やはり絶対数の削減、頭数の削減ということが今北海道でも急務とされております。こうしたことから、これに沿って事業を進めてまいりたいということと併せて春季管理捕獲につきましては、やはり技術の伝承ということを進めていかなければならないと。今は高齢化している、高齢のハンターにつきましては少しずつ減ってきておりますので、こうした経験のないハンターが増えてきているということからすると、しっかりそうした技術の伝承も努めていかなければならないというふうに考えているところでございまして、猟友会、駆除協力会としっかりこの辺の相談をしてまいりたいというふうに考えております。3つ目出動報償金の関係でございますが、実は管内で1番高いというお話をさせていただきました。各町ばらばらでございまして、低いところは本当に低いということでございます。出動報奨金のほかに捕獲報償金というのもございます。これもせたな町は高いレベルにございます。それから、さらには有害鳥獣捕獲活動報償金、これも北檜山駆除協力会、あるいはせたなハンタークラブこういった団体にしっかり対応してきているところでございます。いずれにしましても、これらの捕獲につきましては、ハンターの皆さんが自分での仕事を持ちながら協力していただいているということでございまして、そうした方々へのしっかりとした対応ということがこれからも求められるというふうに思いますので、そういったことも十分に頭に置きながら対応してまいりたいというふうに考えているところでご理解をいただきたいと思います。

出典:せたな町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月14日 議事録 PDF(44ページ) 間違いを知らせる