七飯町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月6日
七飯町地域公共交通計画の進捗状況について
2022年12月6日、七飯町議会の一般質問で、平松俊一議員が「七飯町地域公共交通計画の進捗状況について」質問し、政策推進課長 花巻亘、副町長 宮田東、町長 杉原太が答弁しました。
- 質問者
- 平松俊一 議員
- 答弁者
- 政策推進課長 花巻亘、副町長 宮田東、町長 杉原太
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 平松俊一
3問目を終わりまして、4問目に移らせていただきます。七飯町地域公共交通計画の進捗状況についての質問であります。七飯町地域公共交通活性化協議会、ここにおきまして、現在、七飯町地域公共交通計画を策定中であります。これは、町のホームページを御覧になっていただきますと出てきます。町のホームページを開いて「くらし」というところをクリックすると「道路 交通」というのが出てきます。これをクリックすると「地域公共交通」というのが出てきて、協議会でこういうことがありましたというのが読み取れます。ここで、10月25日に開催されました10回目の協議会議事録を見ることができました。そこには、70歳以上で運転免許を持たない方にタクシー券を配布することを実証実験の第一歩とすると書かれております。これはあくまでも最初の取組で、今後いろいろ検討する中の一案という説明がありますが、この件に関しましては、議事録を読みますと、委員の中からもいろいろ疑問を呈する意見も出ておりました。計画中の段階でいろいろな意見や質問を本会議で行うことは、協議会側へ気を使わせることにもなるかもしれませんが、理事者側の答弁は、今後の地域公共交通への姿勢を表しておりますので、このことに関し、次の点について伺いたいと思います。町が考えている公共交通の基本姿勢を述べていただきたい。現時点での実証実験に予定される予算額をお答え願いたい。
答弁 政策推進課長 花巻亘(政策推進課長は2024年3月まで)
七飯町地域公共交通計画案の進捗状況について、順にお答えしてまいります。まず1点目、町が考えている公共交通の基本姿勢についてでございますが、これは、先頃作成しました七飯町地域公共交通計画の基本方針として表しているところでございまして、その基本方針は、住民、事業者、行政が一体となって育てる、より使いやすく持続可能な公共交通網の形成といたしました。これは、七飯町の地域公共交通計画は、住民の皆様、そして公共交通を提供いただく事業者の方々、計画を推進・運営するサポート役としての行政、この三者が一体となって取り組む計画にしたいと考えたからでございます。そして、育てるというのは、より多くの方に公共交通を利用していただきながら、計画策定後も利用の状況に合わせて改善していくということを意味してございます。より使いやすくというのは、利用者目線で考えることで、利用頻度を上げることにもつながりますし、より使いやすくの利用者には、住民の方だけでなく、七飯町を訪れた観光客の方など、町外からの来訪者の方も含めて考えてございます。持続可能なというのは、公共交通を提供する事業者の方にとっても、運賃を支払う利用者にとっても、支える行政にとっても、持続可能な公共交通網とするために適正なコストと手段を考えること、また、持続可能なものにするためにも、公共交通をより多くの方に使っていただくようにするという意味も含んで考えてございます。このように七飯町としては、公共交通は、行政だけではなく、利用者である住民の皆様と提供いただく公共交通事業者の皆様とともにつくり上げていくものであるということを基本姿勢として考えてございます。次に、御質問の2点目、現時点での実証実験に予定される予算額についてでございますが、令和5年2月1日から令和5年5月31日までの期間で実証実験を行う費用として、本定例会に5,642万8,000円の補正予算案を提案させていただいており、そのうち令和5年4月1日から5月31日までの期間に係る分を繰越明許費として、令和5年度に繰り越して支出する予定でございます。以上でございます。
質問 3番 平松俊一
この協議会の中で委員の方から幾つかの意見が出されていまして、それと同じような質問を私もすることになってしまうのですけれども、そもそもこの実証実験というものに対して、何を根拠にまず第一段目が策定されたのかをお聞きしたいと思います。タクシーチケットという選択肢が出てきたのが私はちょっと不思議なのです。それは、住民の方にアンケートを取ったその中で、「将来運転が困難になった場合の移動手段として何を一番考えるか」というアンケートは、69.1%の方が「バスを利用する」というふうに答えています。これは、問題の聞き方とか条件がどうだったのかちょっと私は読んでいないのですけれども、その次に、47%の答えが「タクシーを利用する。福祉タクシーなども含む」という答えです。コンサルを入れて、アンケート調査にもそこそこの予算をかけたはずですから、その中の順番の多いところからやっていくというのが普通の考え方だと思うのですけれども、この辺はどういった判断で、タクシーチケットという判断がなされたのか、この説明を聞きたいと思います。まずそれだけお願いします。
答弁 政策推進課長 花巻亘(政策推進課長は2024年3月まで)
議員のおっしゃるとおり、アンケートの結果、運転免許、運転できなくなった場合の公共交通、移動手段として、バスを利用する町民が多かったのは確かでございます。その中で、なぜタクシーチケットの配布を実証実験のやり方として選んだのかということなの で す け れ ど も 、 公 共 交 通 活 性 化 協 議 会 の 中で、このアンケートだけではなく、地域の状況だとかを分析したものをチャートのようなものに し て 施 策 を 、 公 共 交 通 計 画 の 基 本 方 針 の 中に、方向性として四つの方向性を定めまして、その下に八つの施策をぶら下げてつけております。いずれにしても、これらについても公共交通活性化協議会の資料として提案させていただいております。その中の施策の1番目として、各地区の特性を踏まえた移動支援、負担軽減策の実施ということで、この施策の具体的な表の中に、各地区内で居住地が広く分布していることから、町内ハイヤーを活用した移動支援を検討という項目がございます。おっしゃるとおり、バス等を利用したものとしては、施策2のほうに、本町市街地までのより利便性の高い移動手段の確保ということで、乗合バス、方式としては、コミュニティバスかデマンドバスかはまだ決まっておりませんが、そのようなものを使った施策もうたっております。今回、計画自体については、10月25日付で作成されてございますので、もう既に案ではなくなっているのですけれども、この公共交通計画のスケジュールの中で、施策番号順に施策の実施スケジュールというものが示されてございます。施策の1、タクシーを利用した各地区の特性を踏まえた移動支援、負担軽減策の実施ということで、施策の1番については、バスの運行の前に、計画のスケジュール的には、まず先に着手するスケジュールになっておりましたので、まずタクシーチケットを利用した実証実験から着手させていただいたところでございます。以上でございます。
質問 3番 平松俊一
このアンケートにかかった 費 用 と い う の が も し 分 か っ た ら 、 今 ま で かかった分を教えていただきたい。それと、今のタクシーチケットになるというのは、最初からの考えであると。ところがアンケートでは、バスを利用したい。これは、先ほど も 言 い ま し た け れ ど も 、 当 然 町 民 か ら 見 れば、タクシー代が高いという頭があって、自分が運転できなくなったらやはり安いほうのバスをと答えて、もしこれが、タクシー料金が相当町の補助が出ますというのであれば、タクシーという答えになったと思うのですけれども、この辺がアンケートをどういうふうに生かすかというところが少し疑問であります。町民にどういう聞き方をして、69.1%という数字が出たのか。それを押さえて47%のタクシーをやるというのは、1から8までの中の最初に来たという説明にはなっていないような気がいたします。このアンケートの後ろのほうには、今のタクシー利用者の半数が75歳以上という調査結果が出ています。今回は、70歳以上の免許を持たない人を対象に五千六百何十万円というお金をかけるわけですけれども、この枠の中で5,600万円使っているのであれば、誰でも利用できるものを目指したいということをお答えしているのであれば、どれだけのお金がこれからかかっていくのか、たとえ実証実験であっても、5,600万円かけて、本当に狭いところのデータしか集まらないです。70歳以上で免許を持たない方がどこからどこを利用したのか、これが 公 共 交 通 の ベ ー ス に な る デ ー タ な の か ど うか、その辺どういう判断をされて、評価されたのか。
答弁 政策推進課長 花巻亘(政策推進課長は2024年3月まで)
まず最初に、アンケートのみにかかった費用というのは、ただいま手元に持ち合わせがございませんのでお答えできないのですけれども、まずアンケートを取って、高齢者の方のみのデータを収集することについて、それが町の公共交通政策として適正 な デ ー タ に な る の か と い っ た よ う な 御 質 問だったかと思うのですけれども、確かに、公共交通計画の対象としているのは高齢者の方だけではございません。おっしゃるとおりで、住民の皆様全体を対象として公共交通計画をつくるものでございますけれども、アンケートもそうですし、当初の町内の現状分析の中でも、実際に一番足がなくてお困りになっているのは、坂の多い町に住んでいらっしゃる高齢者の方が一番お困りになっていらっしゃるのは明らかですので、まずは、この高齢者の方を地域公共交通の一番のメインターゲットと我々は考えて、高齢者の方向けの実証実験を着手させていただくということになりました。70歳以上で免許のない方ということで、今回の予算については、そこをマックスの数字として編成させていただいてございます。以上でございます。
質問 3番 平松俊一
これから事業を始めようというときに、広くどんな方が利用できるかというのをデータを集めるのが普通の考えだと思うのです。ごく限られた方の乗車する場所だとか年齢だとか、免許を持たないとか、限られた条件だけで、データとして役に立つのですか。普 通 に 考 え れ ば 、 ま ず 、 あ る 程 度 地 域 を 決 めて、誰でも乗ってくださいというところから始めていって、いろいろ的を絞っていくのが普通のやり方かと思うのですけれども。例 え ば タ ク シ ー チ ケ ッ ト を も ら え る か ら 乗る 。 タ ク シ ー チ ケ ッ ト を も ら え な い で 、 タ クシー走っていますと、自腹切って乗ってください。どうなりますか。比べようがないのではないですか。もらったから乗るのです。もらえない人は誰かに乗せてもらうとか、どうしても仕方ないときは自腹切って乗るかもしれません。全然比べようのないデータになると思うのですけれども、こういうことで正しい情報分析につながると考えていらっしゃるのですか。また、協議会の中で委員の方もおっしゃっていましたけれども、免許はあると、だけど冬場は心配だから乗らないと。そういう人は冬ごとに乗らないのです、自分の車。だけれども、免許を持っているから対象外という話になりますけれども、坂道が多い、冬道だとなったときは乗りたい方はたくさんいるはずです。そういうものをきちんとフォローしないと、なんか第一弾の入り口としては非常におかしい選択肢を選んでいると思うのですけれども、もう一度そこの説明をお願いできないですか。
答弁 副町長 宮田東(副町長は2023年6月まで)
それでは、私のほうからお答えいたします。非常に地域公共交通の関係については、考えれば考えるほど、どこまでやるのだという形の中で、やればやるほど不公平感も広がってくるというものが想像できる形のものです。このたびの御提案も、それは不公平ではないかというものがあろうかと思っています。ただ、もう10何年間いろいろ議論をしまして、高齢者の方についての足の確保という意味を含めまして、何かやりましょうと。アンケート の 結 果 で も 何 回 と 。 こ れ は 総 合 計 画 の ア ンケートの中でも第1位を占めるほど地域交通のアンケートの答えでございます。それについては、バスだとか鉄道だとかタクシーという項目はなくても、とにかく地域公共交通で何かの支援 を お 願 い し た い と い う の が 総 合 計 画 の ア ンケート。それから発展しまして、具体的なものを何かやりましょうと。何かという表現が余り適切ではないかも分かりませんが、第一歩として と に か く や り た い と い う 形 の も の で 、 民 間ベ ー ス の 協 議 会 の 中 で も 、 そ う い う お 話 の 中で、やる方向については誰も、皆さん否定しない。やる方向についてはいろいろ議論があろうかと思ってございます。こ の た び 提 案 さ せ て い た だ い た タ ク シ ー チケットの関係につきましては、免許のない70歳以上の方がどこから乗ってどこに行くのか、それはふだんは乗らないのかも分かりませんけれども、行動範囲としては押さえることができる。例えば買物に使う、どこかのバス停まで使います、駅まで使います。1枚500円の券の中で、自分で選択して、その目的をある程度答えていただいた中でやっていきます。その地区に住んでいる方々はこういうところに行っている と い う 形 の も の が あ る 程 度 想 像 で き て く れば、その中で、ここについてはタクシーがいいのか、デマンドバスがいいのか、いろいろ検討できるものができてくるのではないか。実際の人の行動が把握できないとなかなかその先に進まないという現実問題があるので、それをまず押さえていきたいという考え方です。もともと実証実験は冬場にやりたい。冬場お年寄りの方がどういう行動をするのかという部分 に つ い て 、 ま ず 押 さ え る こ と が 必 要 だ ろ うと。それから夏場。今回御提案申し上げているのは2月から5月までの4か月間でございますけれども、冬場の2月、3月の動きと春先の4月、5月の動きとどう違うのかという部分の比較もできるかと思っています。それと行く場所の目的。1枚500円しか使えませんので、500円以上かかるときは自己負担がかかるわけですから、それなりに応分の負担がかかる中で選択していただくという形になりますので、その点、ある程度制限がある中で、タクシーチケットの利用を考えてもらうという形。ある程度正確的といいましょうか、日常の行動範囲のものが得られるのではないかという形で、ちょっと期待しているということで御理解をお願いしたいと思ってございます。また一つ、併せて考えたのは、これは地域ごと、目的とかは違いますが、1枚のタクシーチケットの利用者については戸口から戸口という中で、これはお年寄りの希望がそちらのほうが多いということも頭の中にございまして、そういう御提案をさせていただいたというものが一つございます。それともう一つ、全く目的から外れるのですが、これは少し議論があるかと思います。ある程度今の物価高騰の部分について、1枚500円を差し上げまして、金額的に1か月に8枚、4か月で32枚という金額をお示しするわけでございますけれども、物価高騰の部分についてある程度は寄与するのではないかという相乗効果もあるのではないかと、その辺についても期待をしているということでございます。出来上がったデータに基づいて、ここの地域はどういう交通体系がいい、こっちはこのほうがいいとか、地域ごとのバランスを取りながらいろいろ仕組みを考えてまいりたいと思っています。その第一段階として、こういうデータを取りたいということで、御理解をいただきたいと思ってございます。今の部分からあれもこれも、これはおかしいのではないかという議論になってしまうと、幾らお金があっても足りない状況になってくるかと思ってございますので、その辺については、第一段階、第一歩だという形で御理解をお願いできないかと思ってございます。私のほうからは、以上です。
質問 3番 平松俊一
基本的に、持続的な公共交通の確保・維持を目指すというのが交通計画の基本方針になっています。長く続けるということでスタートするときに、70歳以上で免許を持たない人だけが4か月利用して5,600万円 、 全 部 使 う か ど う か は 別 に し て も 、 1 年 間だったら幾らになるのですか。そのほかに、例えば中学生、高校生、勤め人の人だって飲みに行くから、朝はこれを利用しようとかいうふうに な っ て く る と 思 う の で す 。 こ の 前 提 で 始 めて、本当にこの仕組みは将来的に、ただデータを集めるだけで終わる話なのか、何でこのときにこれだけチケット出したのに後になったら出なくなったのだと言われる。この間の全員協議会でも出ていましたけれども、結局そうなるので は な い で す か 。 だ ん だ ん に 積 み 上 げ て い って、利用者の数を増やしていくということにつながるやり方ですか、自信を持って町民の方に提案できますか。
答弁 副町長 宮田東(副町長は2023年6月まで)
それでは、厳しい御意見 と い う 形 の も の で 、 重 々 分 か っ て ご ざ い ます。そういうおそれは十分考えられるかと思います。ただ、今の第一歩の部分は、こういうものを整理して、住民の皆さんに理解していただくというのが一歩。それもまだ、言えることについては、このまま1年間やりますとか、継続してやりますとか、そういう話をしているわけではなくて、一番困っている方々についての移動の関係については押さえていきたいと。それから工夫を重ねて一般の方、子供たちもそうでしょうけれども、どういう形がいいのか、それは地域ごとによってかなり違うのではないかと思います。まずはお年寄りの行動範囲をきちっと把握することで、ある程度仕組みが広がるなり厚くなるとか、そういうのが出てくると思います。その中で、そのものによっては国の補助だとか交付金も活用してやってまいりたいという考え方でございます。ただ、今の段階で、先の中で町民の方全員に広げるのかとか、1年間やるのかとか、そういう話をされてしまいますと、町の財政的にはもた な い と い う こ と は は っ き り 言 え る と 思 い ます。その前段できちっと整理をしながら、住民の方の御理解を求めて、よりよい、それこそ持続可能な地域公共交通計画というか、実行に結びつけていきたいと考えておりますので、少し静観していただいて、その後の結果を見て御批判をいただければと思ってございますので、その辺よろしくお願いしたいと思います。以上です。
質問 3番 平松俊一
奇しくも今、副町長おっしゃいましたけれども、このままで全町民を対象にしてやったら財政的にもたないという考えはお持ちなのですよね。このまま行ったらやれないと。70歳以上で免許を持たない人だけで5,600万円、全部かかるかどうかやってみなければ分からないですけれども。昨年の3月、私は公共交通のことで岩手県の紫波町に行ってきた話をしながら質問をさせてもらいました。この紫波町は238ヘクタールの広さで3万2,000人の人口を持っている町です。七飯町よりも広いです。七飯町は216ヘクタールで2万8,000人切れている。人口密度でいきますと、1ヘクタール当たりが紫波町は134人、七飯町は129人なのです。紫波町のタクシー事業者は3社あって12台あります、タクシー。七飯町は3社で41台あります 。 タ ク シ ー の 台 数 は 七 飯 町 は ず っ と 多 い です。この紫波町で、2年前から公共交通が始まっています。これはジャンボハイヤーを利用してやっています。1年目、2,500万円町が事業補塡といいますか、タクシー会社から請求された金額を払っています。今年は1,800万円ぐらいで済みそうだと。どんどん利用者が増えてきているのだそうです。条件は何もないです。旅行者でも利用できます。紫波町内全域、どこからでもリクエストできますし、どこでも降りられます。町外は駄目です。これの利用者がどんどん増えてきてタクシーが足りなくなってきているというのが現状なのです。結局、使いやすい公共交通にしないと町の負担ばかり増えていくのです。出だしたから町がお金を出しますという仕組みでやったら絶対もたないです。奇しくも今、副町長言ったではないですか。住民の方からもお金を頂き、利用率を上げれば十分間に合う仕組みが実際に全国で何か所も出てきているのです。どうもそこから見ると、クーポンに運転手がボールペンで、どこから乗ってどこに行きましたと書いたものを町が集めてまた解析をする。これ今どきのやり方ですか。紫波町は電話で頼むお年寄りもいます。そういうことに対応できる仕組みもつくっていますし、福祉関係の人はまた別にクーポンとかが出ているのです。一般の人は携帯にアプリを入れると、そのアプリでタクシーを呼べる。そのデータは誰も集計しなくてもコンピューターが全部出してくれます。どこの地区から、何時頃になったらどのぐらいの人がどこに向かって動いているのかが日々出ます。来週になったら、その仕組みで、未来大学に行くバスの時間が悪いので、どのぐらいあるのか分かりませんけれども、これと同じ仕組みを使ってやるのです。料金は変わりませんけれども。やってみるのなら、本当に実現可能で持続可能、本当にあちこちでサスティナブルという言葉を使っていますけれども、余りにも七飯町のはお粗末ではないですか。手書きで運転手に書いてもらう。条件もいろいろある。それで正確なデータ、これからの町を担っていく施策が取れるのですか。そういうところのスケジュールを見ますと、これ今回の話から外れてしまうからもしれないけ れ ど も 、 令 和 9 年 1 0 月 ま で 実 験 を 繰 り 返す 、 そ ん な の ん び り や っ て い る こ と で す か 、もっと早く。5,600万円あれば、事業費ですよ。紫波町は2,500万円でやっているのですから。実証実験というには余りにも、一桁少ないならまだ少し理解もできますけれども、これ本当にいいのですか、町長、こういうことを始めて。
答弁 町長 杉原太
七飯町の地域公共交通の部分では、これまで10年間くらいいろいろなアンケート調査もして、巡回バスを走らせようかとか、途中で、お金を取るなら乗らないというアンケートが多かったとかで中断してきたものもございます。いつまでたっても、机上で考えても始まらない。そして今、私どものほうでは、将来的にはドアツードアの乗合式のデマンドバス方式がよろしいのではないかと思っております。それの実証実験をする部分でのアプローチの仕方かほかの町とは反対の方法で私どもは考えさせていただきました。というのは、先にシステムありきで動かしたところで、アプリだとかスマホでどうのこうのとか、まだその方向に今DXの部分で進んではいますけれども、まだまだそこまで使いこなしているという方も少ないのではないかと思います。70歳以上の運転免許証のない、車を運転されない方を今回はターゲットとして、七飯町内での行動をタクシーでもって自由に移動してもらって、その中で、どの地域がどういうふうに動いている、時間帯はどうだ、タクシーが今、平松議員が言ったとおり、七飯町の場合は3社4 1 台 あ る 。 七 飯 町 に あ る 資 源 を フ ル 活 用 して、その中で皆それぞれ、タクシーのクーポン券が行った方々が同じ時間にかち合ってしまうと、もしかしたらタクシーが足りなくなる場合も想定されるかと思います。あくまでも2月1日から5月末での4か月の冬と春のシーズン、期間を、皆さんがお買い物だとか用事を足しに動くデータ取りというようなことで、方向性としては、その中から効率のいい乗合デマンド式のほうに向かっていくという方向は持っているのですが、まずは町民の70歳以上の、一番交通弱者と言われる方々が外に 出 る 、 そ う い う よ う な き っ か け づ く り を して、これは1年、2年と続けるわけではございません。大変町民の方には申し訳ないと思いますけれども、七飯町のこれからの公共交通、鉄路、それから路線バス、そしてタクシーというようなものの連携を深めた総合的な交通システムの構築を目指して、まず人に動いてもらう。そして一番必要としている方に使っていただいて、今までアンケートの部分では、やはりタクシー並みの機動力でバス料金程度の乗り物が欲しいというような御意見もございます。しかしながら、10年前だったら循環バス、コミュニティバスだとか時間に合わせて出ていかなければならない。家の前まで来ないと。そういう部分もあって、今は時代が進んできて新たなシステムも、今回、12月15日から公立函館未来大学のほうも学生を対象とした、これも学生を対象として対象者を絞ってやっているわけです。そういう意味で、七飯町の場合は70歳以上の運免許証を所持されていない方に対象を絞って、まずは外出の行動をしていただいて、その中で、将来的には、時間とか交通の状況を見据えた中で、乗合型にして経費を落とした形で、それでないと持続的にできないと思うのです。それは皆さんと考えは全く同じでございます。まずは動いてもらう、行動していただくと。その上でそういう支援をさせていただいて。大変申 し 訳 ご ざ い ま せ ん が 、 こ れ は 5 月 末 で タ クシーチケット自体は、事業はあくまでも実証実験という形で期間を決めてやらせていただきたいと思いますので、御理解していただきたいと思います。以上でございます。
質問 3番 平松俊一
説明としては間違っていない説明をしているのです。ぽつんぽつんと。だ け れ ど も 、 根 本 的 な 話 に 答 え て い な い の です。できるのですかと聞いているのです、私。きちんとしたデータが集まって、将来役立つことに5,600万円というお金が生きるのですか、全く生きないと思います。そこの評価の根拠が、多分これを聞いていらっしゃる方も納得できないと思います。70歳以上の免許を持って い な い 方 を 対 象 に ま ず は や っ て み る 。 そ のデータってどれだけ大事なデータになるのですか。目指すものは誰でも使える公共交通なのでしょう。そこから行かなければ駄目だと思います。それと、高齢者に失礼だと思います。スマホを持っている方は結構います、今。アプリを入れて、それを使えないという方はいます。でも誰かが教えてあげれば、1回覚えればできるのです。毎回毎回ID番号を入れてとかそんなことはないですから。アプリを押すと、細かい話はいいとしても、さっきも言ったように、事業費以上です、5,600万円というのは。私は、今回の議会で提案されていました学童保育の料金に関する改定を提案されてましたけれども、撤回されています。これも撤回したらどうですか。余りにも大きなお金です。うちよりも人口が多くて……。
質問 3番 平松俊一
了解しました。この5,600万円という事業費をかけた実証実験、これがお金の値があるのか。そのデータがこれからの協議会で、本当に必要なデータなのか、再度お聞きをします。
答弁 町長 杉原太
このタクシーチケットの実証実験の事業については、先ほどから、最終的には町全体の、年齢制限とか、公共交通ですから、最終的には、70歳以上だとかというふうに区切ったものではなく、今回の実証実験については、一番必要としていると私どものほうで考えている70歳以上で免許証のない方、車のない方に対して、外出のきっかけをつくりたい。お買い物もしたい。病院にも行きたい。その中で、1回500円のチケットが使えることによって、バス料金並みのタクシー料金になるという中で、お友達あるいは近所の方を誘って乗合で行くというようなことも考えられますでしょうし、そういう意味で実証実験をして。実証実験のサンプルというか、ターゲットとして70歳以上の運転免許証のない方として、今、実証実験のサンプルとして、今ターゲットに捉えているという中で、一番足として必要だという方々が使う部分に対しての次の施策を考えれば 、 全 て の 人 が 使 え る 、 使 い や す い 交 通 に なる。スマホができないとかできるとか言っているのではないのです。最初から、例えばタクシーの 頼 み 方 が や り づ ら い と か 、 ど う の こ う の とか、普通に電話で頼めるとか、手を上げれば止まるとか。今そこに親しんでもらうために、まずはそこからアプローチしていくと。紫波町という先進地のお話も伺いましたけれども、そこは最初からそこの町の特性として、デマンド式のものを最初から実証実験で採用されたのかもしれませんけれども、七飯町としては、まずは町民の皆さんがどういうふうに行動されるのか、活動しやすいように町のほうで促すという形で、今回のタクシーチケットのほうは企画させていただいて、あくまでも実証実験で、ここから全体のものに発展していくように進めていきたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。以上です。
質問 3番 平松俊一
4問目、これで最後にしますけれども、どう考えてもおかしいです。先ほども言いましたけれども、免許を持って、車も持っているけれども、冬場は乗らなくていいのだったら乗りたくない人だっているのです。例 え ば 本 町 な ら 本 町 だ け に エ リ ア を 全 部 決 めて、タクシーのお金なんか取らないで、クーポンも出さないで、運転手がみんなどこから乗ってどこで降りたと書くのだったら、そういうふうにやって、幾らぐらいお金がかかるか調べたほうがよっぽど的を射ていませんか。乗ってくださいとクーポンを配っておいて、それがまともなデータなのか、普通に考えたら使えないデータだと思いますけれども、協議会の中にコンサルが入っていると思いますけれども 、 そ の 辺 の 話 と い う の は 何 か し て い ま し たか、コンサル。役に立つデータだということを言っていましたか。
答弁 政策推進課長 花巻亘(政策推進課長は2024年3月まで)
協議会の中にコン サ ル テ ィ ン グ の 会 社 の 方 も 入 っ て い た だ いて、当然協議をしています。このようなデータの取り方が不適切だということではなくて、当然役に立つデータが取れるものというふうに一緒に協議をしながら進めてございます。以上でございます。
質問 3番 平松俊一
見解の相違と言ってしまえばそれまでなのです。やってもしようがないのでこれでやめますけれども、5,600万円という補助金も何も入らない町の真水のお金を使おうとしているのですから、それなりの責任はちゃんと考えているのでしょうね。