せたな町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月11日
瀬棚港マリンタウン事業の工事進捗状況と、町長選挙公約の育てる漁業の推進について
- 聞いた人
- 菅原義幸 議員
- 答えた人
- 町長 高橋貞光
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 菅原義幸
瀬棚港マリンタウン事業の工事進捗状況と、町長選挙公約の育てる漁業の推進について町長にお尋ねいたします。①平成17年12月議会で、マリンタウン事業の休止を求めた私の一般質問に対して町長は、養殖事業に取り組んでいける形になった。外防波堤消波ブロックの整備が必要なので、進めていきたいとしました。その後14年間の進捗状況と残工事計画、同期間の国と町の事業費負担額、同海域での養殖漁業の水揚げ額を伺います。②町長は平成29年の選挙で、育てる漁業の推進という公約を掲げて4選を果たしました。それ以降今日までの町の主導による育てる漁業の推進実績と、瀬棚港ギンザケ海中養殖試験の八雲町方式での取り組みを含む、今後の町長構想について詳細に伺います。以上でございます。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
それでは菅原議員のご質問にお答えします。1点目のマリンタウン事業につきましては、町合併後14年間において、東外防波堤、島防波堤マイナス7.5メートル岸壁、マイナス7.5メートル泊地を整備しております。平成24年度からは静穏度改善と漂砂対策のために、東外防波堤から内側に向かっての延伸工事が進められている状況でございます。この延伸につきましては、島までの延長が120メートルありますが、令和元年度までの実績で、上部工31.6メートル、本体工38メートル、基礎工54.5メートルで35%の進捗率であります。また残工事計画につきましては、現在進められている島まで120メートルの残りの部分と、島から更に内側への延伸85メートル、それと島防波堤の上部工嵩上となっています。これまで14年間の国と町の事業費負担額ですが、国が27億7,400万円、町は5億600万円、これは全額過疎債で事業費合計が32億8,000万円となっております。次にマリンタウン海域での養殖漁業の水揚げ額ですが、アワビ養殖は平成18年から平成22年までで454万5,000円、エゾバカ貝蓄養は平成29年から令和元年までで147万6,000円となっております。次に育てる漁業ですが、議員、町の主導にという話でございますが、町の主導ではありません。育てる漁業は、まず種苗の生産育苗が大事だと考えます。そうした中で水産種苗育成センターをフル稼働させ、昨年は約85万個のナマコ種苗を生産し前浜に放流しました。また当施設において、蝦夷アワビのブランド化を推進するにあたり、50ミリオーバーの種苗を生産し、貝取澗漁協青年部へ提供しており、本年度は、ひやま漁協の要請を受け50ミリを中心とした大型種苗4万個を供給するため育苗を開始します。このほかには、マゾイの稚魚10万尾の放流やキタムラサキウニの深浅移植や水平移植を実施しており、こうした取り組みにより安定した資源の確保が図られているところであります。更に一昨年度より新たに大成区長磯地区において法人が発足し、ホタテ養殖、サケ定置、春定置の3本柱で積極的に取り組んでいます。今後とも町は、漁業者、漁協など関係機関と十分協議を図り、漁業の振興に努めてまいります。瀬棚港ギンザケ海中試験の八雲町方式での取り組みということでありますが、漁協の合意形成が図られ、漁業者の部会などが中心となって取り組む事業であることから、今後の推移を見守っていきたいと考えております。いずれにしましても、町は、漁協、漁業者自らが意欲的に取り組むホタテやナマコなどの養殖事業の拡大を支援をし、育てる漁業の推進を図ってまいります。以上でございます。
議員の再質問 11番 菅原義幸
それでは再質問を行います。まずマリンタウン事業ですが、つい先日、驚くような資料を入手したんですよ。これから申し上げます。昨年11月19日に令和元年度のせたな町地方港湾審議会というのが行われてます。あなたも出席されてましたが、その資料入手して私、大変驚いたことがあるんです。それは、この事業の残工事は、令和10年というふうに期間を見ておりますけれども、令和10年までの残工事の計画のあらかたが中止、途中で断念ということになってるんです。これは産業教育常任委員会のほうに資料として出されておりませんので、担当課からいただいた資料で初めて知りました。これは、もうこの限られた部分的な予算だけやって、完成港まで持っていくっていう町長の考え方は放棄したんですか。これ南側の防波堤の完成をきちっとしませんと、あの静穏海域の漂砂、時化これは解決できませんよ。これは答えていただきたいと思います。それでもう一つ申し上げますと、今、開発局はなかなか瀬棚地方港湾の予算を付けないんですよ。これは事実です。特に道南の場合は、地方港湾ありますけれども江差港、瀬棚港これは厳しいですね。函館港中心の予算付けになってるんです。なぜか、これいろいろ理由あると思いますが、北海道開発予算全体がかつての1兆円から見て半減になってるということがあると思います。しかし同時に、この瀬棚港のマリンタウン構想計画をするための費用対効果の問題が解決されていないということなんです。ようはかれこれ戦後マリンタウン旧瀬棚港含めて、500兆円以上の投資がされてるんです。マリンタウンにも300億円近い国費投入されてますよ。地元負担も入っておりますけれども。完成の姿が見えてこない。かつてマリンタウンプロジェクトに着手したときには、この静穏海域で18億の水揚げをするという計画を当時の町長ぶち上げたんです。その後10億に数字減りましたが、今この数字聞くと町長幾らですか。桁違ってると思うので確認させてもらいますが、なんか100万単位ですよね、さっきの答弁は。1,000万単位じゃないですよね。億単位でもないですよね。要するに静穏海域を作って養殖事業を大きく前進させて、さらにせたなの漁業も発展させるんだという当初の計画については、ご覧のような状況なんです。私はこの問題をきちんと振興計画を立てて、こういう利用するんだというプランを立てながら、同時にマリンタウンを完成するための予算を付けてくれと、この両面の交渉をしませんと、開発はおそらく費用対効果の問題でダメよと。残った予算だって幾らかも無いでしょう。もう寂しい限りなんですよ。これ見ますと。そのことについて町長は特にこの状況で、増養殖事業に着手して、大きな成果を上げるというふうに考えておられるのかどうか、判断を求めたいと思います。次に②に行きます。育てる漁業の推進、これはあなたの町長選挙の公約の1番目に載っているんです。今回また持ってきました。①産業を元気にホタテ、ウニ、ナマコ、ニシン等を育てる漁業の推進、こうなっているんです。これは漁業者がどうぞおやりくださいと。あんた方がやるんなら応援しますよという政策ではないんです。あなたの主体性と責任において、育てる漁業を推進しますよと。責任持って進めなくちゃいけないあなたの公約なんです。先ほど答弁を聞きますとパッとしないんですよね。まだ町長、任期残ってますから頑張ってくださいよ。ギンザケの問題に町長さっき触れられてましたけれども、八雲町では、ニジマスの海中養殖試験、昨年の12月からかかりましたが基本的にまず第1年度成功してるんです。道新にも出てましたからご承知だと思いますが、これは八雲町の岩村町長が先陣を切って北大と協力をして、落部の漁協とひやま漁協熊石支所を説得して頑張ると、応援するぞという強力な指導、強力な援助をして漁業者をその気にさせたんです。だから熊石の漁協でやっているニジマスの養殖試験、一生懸命生産者やってますよ。町長の情熱が動かしたものだと私は見ています。そして予算も出してるんです。町長、調べてみてください。金額は私あえて言っていませんが、思い切って予算を町で付けてるんです。それから町長自身が北大とも連携を取って、さまざまな専門的知識については調整をしている。もちろん岩村町長はひやま漁協の組合長ともお話なさってるようであります。つまり何を言いたいかと、やっぱり町長一生懸命にならなきゃダメだっていうことなんですよ。もうちょっと述べますが、青森からニジマスの稚魚を780尾を買って去年の12月に八雲漁協に放流して、今年の6月1日に水揚げしたんです。722匹と言ってますから。これは水揚げの率としては非常に高いんですね。90数%いってますから、普通8割くらいまで落ちるんですけれども、非常に高い水揚げ率です。育った魚体で最高は5.5キロです。でかいですよ。平均でも3.5キロになっているというんです。たった半年で。海中飼育をやればそれだけの急な成長するっていうことが実証されたんです。稚魚はおそらく私の想像では、300から400グラムくらい、大きくても6、700グラムくらいかなと思うんですけれども、ものすごい成長の仕方なんです。だから陸上養殖ではなくて、海中養殖の時代だなと、時は流れていっているわけです。私は、高橋町長もギンザケの養殖事業に、あなたのイニシアチブの下で、あなたの責任の下で、瀬棚にはマリンタウン静穏海域っていう立派な条件に恵まれたところがあるんですから、高度利活用を立てて漁業者に呼びかけたらどうですか。そして国にも我が町ではこういう計画持ってるんだからマリンタウンを立派に完成させてくれという折衝をおやりになったらいかがでしょうか。最近町長と議会の協力行動としての陳情活動というのは、ここしばらくございません。こういう構想が出れば、私ども議会も町長と一緒になって函館、札幌、中央陳情やったって構わないんですよ。そういうことでは、まず町長にマリンタウンの高度利用計画、それから増養殖事業計画がベースになりますけれども、しっかり立てていただきたい。そのことをもって開発に予算陳情に取り組んでいただきたい。さらには漁業者に積極的に呼びかけて、やる気を起こし、激励し、そうかという状況を作り出してください。これは既に八雲で先進例が生まれてます。根室市長が中心なって4単協でベニサケの研究会やってるんですよ。十勝では、大樹町が去年の12月から準備して、やっぱり町長が先頭になって漁業者に呼びかけて、道総研のミサカさんという方の最近の報告ですと、すごく頑張ってやってます、一生懸命ですよという話なんです。やっぱり、その町の町長が、どれぐらい高度な自覚を持って予算付けをしながら、生産者に鼓舞激励をして実証試験に踏み出すというリーダーシップを発揮するか、そのことが試されていると思います。もう一遍町長には、ご答弁願います。それからついでですが、増殖事業の問題で、私はウニの問題も町長にあなた自身の政策としてしっかり持っていただきたいなと思う問題があります。これも再質問の中で出しておきます。あなたは町長選挙の公約の中で、ホタテ、ウニ、ナマコ、ニシン等、育てる漁業の推進を謳ってますよね。そこでこれは非常に大事な政策ですし、あらかた私も一致します。そこで取り上げたいのは、ウニの育てる漁業の推進の問題なんですよ。これはウニは年齢に関係なく高齢者でも初期投資少なく、気軽にできる操業の一つとして、私たちの町でも極めて安定した一定数量の水揚げがされております。これに力を入れるというのは当然の方向でありまして、浜でもいろいろな努力が今展開されております。そこで細かいことは今日申し上げません。大きな問題として、このウニの種苗生産施設と中間育成施設、これを我が町で作るということが、今後の将来に向けての大きな政策になると思いますが、町長の考え方を伺っておきます。少し話は長くなりますが、実は平成3年旧瀬棚町の旧瀬棚漁協で、実は虻羅地区に1億5,000万かけてウニの種苗生産施設、中間施設を作りたいという計画ありまして、当時産業教育常任委員でありました私のほうにも、漁協から要請が来たことがあるんです。それはいろいろな経過の中で日の目を見ることはありませんでした。しかし30年前にこの施設を作っていたら瀬棚のウニの水揚げは相当なものであったなというふうに思います。一般質問ですから、それ以上細々したことは申し上げませんが。我が町でウニの種苗生産施設、中間育成施設をきっちり作って、せたな海岸70キロあるわけですから、北の須築から南の貝取澗までですね。そこの適切な条件の所に放流し、飼育すれば相当な効果が期待できるというのも明らかになります。ぜひ町長、あなたの政策として取り組んでみてください。そんなたくさんの金無いよということであるならば、例えば、これは一つの方法なんですけど、大成水産種苗育成センターございますよね、あわびセンターですよね。これは今地元のアワビだけではなくて、ほかの町のアワビも一緒に作ってあげているということで、これはこれでよろしいのかなと思いますが、元来これは町が建てた施設ですから、前浜のために、漁業者のために高度利活用されるべきものなんです。魚種は違いますから、アワビとウニは違いますから、そこにはいろいろな専門的研究も必要でしょうけれども、ほかの町にアワビの稚魚を出すということであるならば、むしろ我が町、我が浜にウニの種苗を生産し、中間育成して応援をするということを考えてみてはいかがでしょうか。一言だけ言っときますと、お金を出して種苗を買ってくるわけです。稚貝を買ってくるわけです。そしてばら蒔くんです。町長知っているように奥尻ですとか、買ってきて放流するんですよ。それはそれで成果は上がります。しかし決定的に大事なことは、自分の浜で種苗し、採卵し中間育成したその種を、自分の浜に蒔くと全く効果が違うっていうんですよ。そうしますと何らかの形で、この施設を持つ必要があるであろうと、それは間違いなく町長の掲げている選挙政策と一致するものだと確信いたしますので、ご答弁をお願いします。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
2回目の質問にお答えをさせていただきます。マリンタウンの事業規模の縮小の話がございました。現在マリンタウンの港湾の利用というのは減っているという状況にございます。なかなかこの完成が見通せないという大変厳しい状況であります。こうした中におきまして、できるだけ今この港湾整備の目標であります静穏不足の解消、それから漂砂の流入等の防止ということから東防波堤の延伸を、今、進めているところでございますが、残念ながら中央港湾の整備が急がれているという状況の中で、地方港湾に予算が回ってこないという状況になっております。港湾内での漁業水産が非常に大きい計画でございます。これは未だ完成港になっておりませんので、具体的な港湾内での養殖事業というのはできない状況にあります。できるだけ早く港湾を完成させて、こうした漁業者が利用できるというような状況を作ってまいりたいというふうに考えております。それから八雲のニジマスの関係でございます。これは漁業者がしっかり取り組むということで、漁協が事業申請を行っている事業でございます。私といたしましても、漁業者がしっかり取り組むという状況があれば考えるということになるというふうに思いますが、今のところ八雲のニジマスが大変うまくいってるという状況をお聞きしました。これはひやま漁協一つの漁協でございますので、生育はうまくいっていると、このあと流通がどうなるのかという問題がございます。こうした状況を見極めて、漁協も試験をやっておりますので生産、そして流通という一連の試験が進むものというふうに思っておりますが、漁協はこうした試験の結果を見て、もしうまくいくということになれば、これは漁協の事業として全地域にお諮りをするような話も伺っておりますので、こうした状況を見極めながら進めてまいりたいというふうに思っているところでございます。ウニの話がございました。このウニつきましては、現在購入しているということよりも、むしろ深浅移植、水平移植ということで前浜の深いところから、あるいは餌の無い所から、ある所に移殖をして水揚げをすると、その時期に水揚げをするという方法でございます。議員はウニの種苗の生産をもっともっと多くのウニを生産して放流したら、水揚げの増に繋がるというお話でございました。私たちの認識としましては、現在、管内非常に磯焼けが進んでおります。この磯焼けの一つの原因がウニによる食害という話でございますので、やはりこの放流においては、こうした餌との海藻との関係ですね、こういったことをしっかりと考えながら放流しなければ、せっかく放しても身入りが悪いと、売り物にならないというような状況も出てくるようでございますので、こうした磯焼けの解消などもしっかりやっていきながら、この深浅移植、水平移植等を図りながら水揚げの拡大に繋げていきたいということで考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
議員の再質問 11番 菅原義幸
町長に再答弁をいただきましたが、正直言いまして町長の答弁から前向きのエネルギー、前向きの方向性、私は感じられないんですよね。これで本当にせたなの漁業振興、あなたおっしゃったように前進しますか。今再々質問ですよね。もう最後ですから思い残すこと無いように言っておきますが、マリンタウンの計画は去年11月の港湾審議会の計画、私は問題があると思います。あれでいけば中途半端なままに終わってしまうという計画なんですから、町長そうでしょ。今日図面も持ってきてますけども、別の機会でやりたいと思いますが、あの計画で結構ですよっていう極めて縮小した計画を確認してるわけです。これでは養殖事業なんかできません。結局マリンタウンは未完成のまま、膨大な面積が無駄に終わってしまいますよ。だから私はそれではまずいだろうって言っているんです。せっかくここまで来たんだから、あともうひと踏ん張り頑張って開発局や国交省を説得して、こういうメニュー、こういうプランがあるんだから、今まで何も使ってなかったけれども、ぜひ完成させてい水揚げさせてくださいよという説得をもって、予算折衝に当たるというのがこれが常道なんです。今まで進まない原因は、計画が無かったからだと思います。費用対効果この原則でプランを立てて、粘り強く国に当たって行く。このことを改めて強調しておきたいと思うんです。それからギンザケの問題なんですがね、八雲で成功して、それは檜山全体で云々と言ってましたけども、あれは八雲町とひやま漁協熊石支所の事業なんであって、あそこで成功したから、そのおこぼれをせたな町で頂戴できるというものでないですよ。あなたそういう答弁してますけれども撤回してください。これ不正確な答弁ですから。漁港や港湾や、それぞれの環境の中でどの魚種がどの程度どこまで落ちて、どこまで成長するかというのを個別具体の問題なんです。だから私は、せたな町ではギンザケの養殖をやってみてはどうかと申し上げているんです。漁業者がやるようになったら応援してやると。これが町長の最大の逃げ口なんです。1番良くないのはあなたのその姿勢なんです。漁業者が今高度な知識と士気を伴うこういう養殖事業に手出せますか、出せると考えてますか。八雲は北大と相当深い技術提供してます。私、町長に道総研の主幹紹介してますでしょう。何度も来てるんですよ。相当高いレベルを持った全道的な講師をやっている方なんですけれども、せっかくそういう方が技術提携をしたいとおっしゃってくれてるのに、町長はいや漁業者一生懸命にならないとダメよと。全くつれない態度なんですよ。ギンザケの養殖試験は北海道で初めてです。八雲の海中養殖試験は、これも北海道ニジマス海中養殖事業、これも北海道で初めてです。私は非常に大きな意義を持ったこういう事業を町長が自分の政策として取り入れて、予算も付ける、浜のあんた方もやってみないかと。実験には3年かかりますから、それから失敗することもありますし、成功することもあります。そういうリスクを生産者に全部しゃべって、失敗した時だってお前らしょうがないじゃないかというふうにさせるのか。実験の費用は見てやると町で、安心して参加してみてと、全力尽くして成功させてくれよと。こういう生きた会話、激励、行政と浜が一体になって情熱的な取り組み、これを町長ぜひやってください。私は何も無理なこと言ってませんから。長くなりますからそれだけで止めておきます。それからウニの問題なんですけども、ウニこれは施設を作ったほうがいいと思いますよいずれ。その規模はいろいろあります。規模いろいろありますけれども、深浅移植、水平移植、他町から買ってきての稚魚の投入、これはこれでやって構わないと思います。しかし根本的に基幹産業の大きな柱として成長させていこうとするならば、それはやっぱり種苗施設、種苗生産施設、中間育成施設を作って70キロという広い浜がありますから、そこに適切な場所を見つけて投入するということが必要です。ただ問題があります。一つは密植に磯焼けの問題です。これは町長おっしゃるとおりです。これはこれで解決しなくちゃいけない問題なんです。ウニ対策の問題だけじゃありません。コンブその他の海藻の問題だってあるわけですから、これは研究する必要あると思います。昔旧瀬棚町で、町長の肝いりで氷にイカのゴロを入れて投入したことあるんです。それが海浜汚濁防止法で海上保安署とどうしたこうしたとかっていう話がありまして、これは今進んではいませんけれども、やっぱり旧瀬棚町の町長が肝いりで磯焼け現象に取り組むっていう責任ある行動を取ったんですよ。その方法がいいと私は言いませんよ。何か考えていろいろ、これは専門的研究機関とも協力をして取り組んでみてください。それから細かいことを言うとあれですから、今日は大まかな方向でそういう政策的な方向を検討して、いずれにしても町の主導、責任ここでもってせたなの増養殖事業を抜本的に評価するということについて、町長はそろそろ腹を決めて取り組んでいただきたいと。その意思がおありかどうか。細かいことは別として、町長の決意を最後、一言単純明快に伺いたいと思います。以上です。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
3回目の質問にお答えをさせていただきます。港湾の関係でございますが、先ほど言ったような状況ということで、これはなかなかうちの町の港湾ばかりでなくて、全道全国の地方港湾の予算というのは、うちの町と同様の傾向にございます。したがいまして、この養殖をやると何をやるということにつきましても、完成が前提ということになりますので、町としては早期完成を目指してまいりたいというふうに考えているところでございます。それから八雲のニジマスの関係、それから議員がいつもおっしゃってるギンザケの関係、こうした事業の関係でありますが、これは八雲も、せたなも同じひやま漁協に属しております。これはやはり良い物はどんどんと取り入れるべきというふうに思っておりまして、この熊石にしても熊石だけの量ではなかなか市場性を求めるということにはならない。やはりひやま漁協そのものが大きな漁協でありませんので、みんなである程度の量を確保するということが大事なことではないかと。それがそれぞれの地域でバラバラな魚種をやっても、なかなか成果に結びつかないというふうに思っております。そういう形でしっかりと状況をいろいろと見ておきたいというふうに思っております。ウニでございますが、先ほど磯の関係、餌と放流量の関係のお話をいたしました。これは当然磯焼け対策につきましても進めていかなければなりません。これにウニばかりではなくて、アワビやほかの魚についても、この磯焼け対策というのは、欠くことのできない重要な対策と思っております。ウニつきましては、先般、実際に浜に出向いて北の磯焼けの所にあるウニ、これを南の海藻の多い場所に移殖をする、いわゆる水平移植、これをぜひやっていただきたいということでお話をした結果、漁協も取り組んでいただけるということになりました。こうした未利用資源を有効に活用するということを、これはこれからの本町の漁業の振興に大変重要なものになってくるというふうに思っております。それから育てる漁業の関連といたしましては、1回目の答弁で申し上げましたが長磯のこの新たな取り組み、この共同での新しい法人での取り組み、これがホタテの養殖、それから秋の定置ということで取り組んでおります。ナマコの養殖につきましても大変、成果が上がっておりますし、特に春定置におきましては、今までに無い水揚げを確保されております。やはりまだまだせたなの海岸には利用されていない資源がたくさんあるというふうに思っておりますので、これは今回の法人の新たな取り組みによって、この業者の皆さんも再認識されたのではないかというふうに思います。こういったことを先進事例として皆さんに捉えていただいて、しっかりやれるところで必要な方法で漁をするということ、これは大変大事なことであるし、漁業者がどんどん減少していく中で、こういったことをしていかなければ後継者等の対策にも繋がっていかないということでございますので、各方面これをやれば全て解決ということではございませんので、いろいろ知恵を絞りながら漁業の振興、そして育てる漁業についても推進してまいりたいというふうに思っているところでございます。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
ただいま申し上げましたように、そういった可能性がうちの浜には、まだまだあるということでございますから、こうしたことをしっかり考えながらこれからの水産振興、それから育てる漁業についても先進事例に学んでしっかり取り組んでまいりたいということで、ご理解をいただきたいというふうに思います。