森町議会 令和元年第2回 6月会議 2019年6月4日
自動車運転免許証自主返納者への支援等について
- 聞いた人
- 加藤進 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 加藤進
通告に従いまして、町長へ自動車運転免許証自主返納者への支援等についてをお伺いいたします。数年前から全国的に高齢者ドライバーによる人身を巻き込んだ悲惨な交通事故や国道、高速道路など道路を逆走し、死亡事故を起こすなど、毎日のように各地で事故が発生しており、大きな社会問題となっております。函館方面管内でも75歳以上の運転免許保有高齢者ドライバーは年々増え続け、平成21年から平成30年の10年間で1万3,148人から2万978人と59.6%も増加しております。平成29年3月29日に道路交通法の一部改正、高齢者ドライバーによる交通事故を防止する対策強化が示されたときには、一時的に自動車運転免許証の自主返納者が増えました。しかし、中には免許証の返納を考えているが、さまざまな理由で返納をちゅうちょしている方が多く、アンケートによると自主返納を考えない第1位は車がないと不便、62.4%、2位にはまだまだ運転できる、43.3%、そのほか、ほかに移動手段がない、移動を支援する公共のサービスがないなどがあり、返納したくても返納できない理由を訴えております。また、返納後の支援希望としては、バスなど交通網の充実、タクシーなど交通手段の支援、スーパーや病院への交通手段の支援、自主返納したときのサービス特典など免許証自主返納後の不安も訴えておられます。函館方面管内の森町も高齢者ドライバーが全体で4番目と多いが、平成30年中の返納率は11番と非常に低くなっており、高齢者ドライバーの自主返納を促し、高齢者による事故防止のためにも、町として支援及び改善策等を考えていかなければならないと思うが、町長の考えを伺います。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
加藤議員の質問にお答えします。近年高齢ドライバーによる交通事故のニュースが全国的に報道されることが多くなっております。当町では、昨年1年間で高齢者の交通事故が2件発生しており、また昨年の高齢者の運転免許証の自主返納の件数は20件となっております。管内においても運転免許証自主返納に対する独自支援策を行っている自治体もありますが、自主返納につきましては家族との同居の有無、運転頻度等、高齢者個々の事情も反映されていると考えております。高齢者の事故防止対策としては、シニアドライバー講習や冬道安全運転講習会などへの参加により、運転技術の維持向上を図っていただきたいと思います。また、以前にも同僚議員の質問の際にお答えしましたが、高齢者の支援事業を利用していただきながら、運転機能の低下防止や認知機能の低下防止について高齢者一人一人が機能を維持できるよう、各事業を継続してまいります。しかし、加齢とともに運動能力や判断能力が衰えますので、本人や家族が運転について危険を感じた場合には、基本として家族と相談の上で判断をいただければと考えています。運転免許証を自主返納された方の支援については、今後も検討してまいります。以上です。
議員の質問 6番 加藤進
実は、私がこの問題を取り上げたのは、2年前の3月議会の中で山田議員が同じような質問をされています。そのときに言った言葉と同じ言葉なのですね、今の。ちょっとご紹介しますけれども、今後の町の課題として受けさせていただきながら、調査させていただきたいと思いますという返答なのです。何か勉強しましたか。研究しましたか。検討しましたか。やっていますか。それをちょっとご紹介願います。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再質問にお答えします。いろいろと自主返納に対するいろんな自治体の取り組み、そして議員の最初の質問にもありましたように、森町は平成30年の返納率は11番と順番を振っているというふうな捉え方されているようです。私は、運転免許証に関して以前の同僚議員の質問にもお答えしましたけれども、我が町の状況、土地柄と申しますか、いろいろと公共交通関係も効率よい整備の仕方がちょっと難しい、そういう環境であって、今は一番経費として、コストとして安い企業、函バスさんにこの運行をしていただいておる。それから、もっと要望の強いところに新しく路線を延ばしていただいたりということに対しても補助を出したりしておると。一方で、だんだん高齢化になって、もし事故を起こしたときにいろんな点で何とか改善できる方法を、先ほど答弁で申し上げたように、機能を維持できるような状況をつくっていきながら、最終的にはもし免許がなくても、議員がご質問でお話ししているように、車がなくても公共機関が走っていると、乗りたい場所と行きたい目的の場所にきちんとそれが公共交通の中でつながっている環境が整えば、それは免許を返納されても安心してここで暮らすことができるようになるなと、そういう基本的な考えからです。ですから、以前、また同僚議員も一度ご質問の一部でされたと思いますけれども、公共交通に関する非常に専門的で具体的な取り組みをされている方の、公民館を会場にして講演というのをして取り組んでみたり、また隣町でもその方を中心にして、同じ名字の教授ですけれども、その方がいろんなところで講演をされて、そして地域の方々に考えていただいている。当然今JRの問題、ちょっとお話飛ぶかもしれませんけれども、JRも公共交通機関です。皆さんたちはJRを使われているかと、全く使っていないから、だんだん駅がなくなっていくという弊害もあります。時間の余裕があって、JRがあったり、バスがあったり、それから高齢者になったときには役場のほうで福祉タクシーを提供したりとか、いろんな対策はとっていると思うのです。ただ、最終的に万が一免許を持っている中で事故を起こされた場合、それからそれが人身事故だった場合に非常に本人も大変な思いをされるし、事故を起こされた側、要するに犠牲者が出た場合にも非常につらい思いをされるということから、加藤議員の質問が今あるのかなと、皆さん同僚議員の質問があるのかなと思っております。そういう点で、ただし免許を返すときに何かご褒美上げるから返しなさいと、そういうのは私はちょっといかがかなと思います。人としてのプライド、それから本人の意思、それから家族の思い、そういうことが重なって最終的な判断をしていただきたい。ただし、ひとり暮らしであるとなかなか相談する相手がいらっしゃらないと思いますので、そういうときには包括支援センターですとか、役場の施設でもいいし、いろんなところでご相談をできるような、そういう体制をとっていきたいと思っております。一方で、今自動運転やサポートカー、危険を回避できる、そういう優秀な車も開発されておりますから、全体的にうまくバランスをとって進んでいったときに、自主返納も町で支援策を講じなくても自然に自主返納して、公共交通でもって町で暮らせる環境が整うと、そのように思っております。トータルでみんなで研究して取り組んでおりますので、この点はまた将来、最終的には私は2040年ごろかなと、そういうふうに思っております。これは日本の高齢者がピークに達する2040年問題として全国で取り組んでいる課題を考えながら進んでいることですから、そこに向けながら、事故のないように安全対策も講じて進めていきたいと、そのように思っています。以上です。
議員の質問 6番 加藤進
町長、住民に対して褒美を上げるからというような話は、ちょっとこれ失礼です。そういうような行き過ぎた言葉というのはまずいですから。それで、2年前に山田議員が聞かれているのだけれども、同じような答え今いただきました。それで、今までバス、いろんな足の手段としてコミュニティバスだとかという話もいっぱいされてきました。でも、このごろは違うのです。デマンド型交通、DRTという需要応答型交通システムというのが全国各地で採用されていまして、我が町と友好都市の静岡県森町でも大河内線と吉川線というバス路線をDRTで運行している。パソコンで調べましたので、間違いないと思いますけれども、平成20年から運行しているのだと。町長も今度2万人パレード、お祭りに行ったときにこういうような話をされて、ぜひ近いうちに取り入れていただきたいというふうに思います。今町長が言われるように、JRだとか路線バス、函バス、大きいのしか歩いていませんよね、JRは別ですけれども。例えば上台に大型バスで行きます、函バスで。森高校に行きました。函バスで行きます。何人も乗っていません。私無駄だと思うのです。DRTは、マイクロバスでできるのです。それで、タクシー会社だとか運送業者に対して連絡してもらって、そこに迎えに来てもらって、行くと。料金はただでないのです。大人が200円であれば、子供が半額の100円、障がい者はただだとか、そういうようなシステムになっているのです。だから、全部が全部行政側が町民に対してお土産を上げるのでなくて、幾らかでも町民も負担してもらうというようなやり方をこれからやっていかれたほうがいいのかなというふうに思っています。そういうようなことも含めて、これから検討されるということですから、どうか検討していただいて、DRTのバスの運行をちょっと勉強していただいて、町民のために頑張っていただきたいと。それが高齢者の自主返納につながっていくものと私は確信しておりますので、何回も何回も質問して町長も嫌でしょうけれども、ぜひやっていただきたいというふうに思います。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再々質問にお答えします。貴重な情報をありがとうございます。いろいろ町によって、DRTがはまる場合、いい場合もありますし、またデマンドがそこの町には合っている場合だとか、いろんな状況がありますので、友好町でもございますから、いろいろ情報をいただきながら、今後の公共交通のあり方の一つとして研究、勉強させていただきたいと、そのように思っております。これからもいろいろと情報等ございましたら提供していただきながら、私どもも担当課とともに頑張ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げまして再々質問の答えとします。以上です。