森町議会 令和元年第2回 6月会議 2019年6月4日
森町のふるさと納税について
- 聞いた人
- 松田兼宗 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 14番 松田兼宗
それでは、2つ目の質問に入らせていただきます。森町のふるさと納税についてということで質問させていただきます。地方出身者が故郷に貢献するという趣旨で2008年度に始まったふるさと納税は、豪華な返礼品で競って寄附を促す自治体も出てきたために、総務省は返礼品の調達費が寄附額の3割以下や地場産品とするよう求めていましたが、一部自治体が応じなかったために、新制度で返礼品の基準(返礼品を寄附額の3割以下の地場産品に限定し、認可制とした)を法制化し、守らない自治を制度から外すということにしました。新聞報道によれば、2018年度に道内最多とされる約59億円の寄附を集めた渡島管内森町は、タラバガニやホタテなどの返礼品が人気だ。だが、寄附額に占める調達費の割合である返礼率は最大で5割を上回った。外国産のカニなど一部は、町内で加工もされずに、地場産品ではなかった。さらに、1月中旬に返礼率を3割以下にするなど商品構成を見直すと3月の寄附額は4,860万円と前年同月より3割減少した。担当者は別のPR方法を考えるしかないと話したとされ、森町は認可されたが、対象期間が今年の9月末までに限定されてしまいました。そこで、以下5点についてお聞きいたします。まず1つ目に、森町の平成31年度予算においてふるさと納税の寄附金を10億円ほど見込んでいますが、どの程度これによって影響があると認識しているのか。2つ目に、10月以降のふるさと納税制度利用の認可の見通しはあるのか。3つ目に、先を見込んで返礼品を発注したため発生した業者の過剰在庫は解消されたのですか。4つ目に、返礼品の一部が地場産品ではなかったと指摘されているが、業者に対する指導は適切であったのか。最後に、担当者が言う別なPR方法とは具体的に何なのか質問させていただきます。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
お答えします。1点目ですが、6月からは総務省通知の告示内容に従い、調達率が寄附額の3割以下という基準のほか、募集経費を寄附額の5割以下にすることという基準が設けられ、同じ返礼品でも寄附金額が引き上がることとなるため、影響額の見込みについては予想できないと考えております。2点目ですが、認可を受けるためには総務省へ再度申請書を提出する必要がありますので、7月に認可に向けて申請をしてまいります。3点目の町内事業者の在庫状況に関しては、解消されたと伺っております。4点目ですが、これまでは具体的な地場産品の定義が示されておりませんでした。このたび総務省より地場産品の定義が具体に示された結果、一部返礼品が地場産品の定義から外れることとなりました。町内事業者へは、総務省の告示に基づき適切な指導を実施済みです。5点目ですが、総務省より、返礼品を強調した宣伝広告は行わないことと基準が設けられました。そのため、ポータルサイトに表示されている返礼品についてお得やわけありなどの表現が禁止されたため、適正な表現にしていくものです。以上です。
議員の再質問 14番 松田兼宗
1つ目のどうなるかというのは、この影響はわからないのだという話なのですが、それいつごろわかるのですか、見通しがつくのは。10月以降がどうなるかという、全く変わる話なので、それはある程度わかるのですが、それにしても10億、相当一般財源として使う予定でいますよね。それをどうやって、もし10億なかった場合穴埋めしていくのかなというふうに思っています。まず、その辺どうお考えになっているのかです。それと、この質問を出した後にテレビの放送で出た中で、そんなのあるのかなと思って、わからなかったのですが、イエローカードが出たのだと、その後特集組まれた番組の中で森町の商工観光の課長が出て、インタビュー受けてやっていたのですが、その中で言っていることが、外される可能性があると当初から心配していたわけですよね。11月まででしたっけ、3割以下にしろという指導入っている中でまだ続けたというのは、さらにその中にアマゾンの10%のギフト券もつけていたのだと。それはどういうことなのか。確かにほかの町でアマゾンのギフトをつけて、5割以下のものに対して10%。5割、そしてさらに10%上乗せしたことをやっていたわけです。それを放送で見て、えっと思って、そこまでやっていたということは、そのときからもう既に外されることを心配しながら、10%上乗せでできるだけ12月まで集めてしまおうという考えでやったのかなと思うわけです。その判断をしたのですか。そういう判断で10%上乗せをしたのか、その辺をちょっと聞きたいのです。というのは、そこまでやっていながら、業者の過剰在庫をなくするために、先ほどの答弁で過剰在庫はなくなったのだという話で、それはいいことなのですが、その影響が見通しも立たない中でそこまでやってしまったというのは、もし万が一それが10億円なかった場合、その責任誰とるのですかという話なのですよ、そうなった場合に。その辺の見通しもしていなかったのかなと思って、再度その辺も聞きたいと思います。それと、別なPR方法という話で言っていたのはやり方の問題ではないですよね。今後ふるさと納税を多くの国民からしてもらうのに、その方法を考えなければならないのではないですか。例えば森の場合、テレビ番組見ていると、何人も見ているわけですが、何に使ったのですかというのを聞かれて答えに困っているわけですよ、担当者が。ということは、ほかの町ではこういうものに使うという重点的なものがあるわけです。森の場合そういうのがないわけで、どう考えてもそういうことが出てこない。だから、そういうことも一つの方法なのだと思うのです。今後その辺のことも含めて、PRの仕方というか、森町はこういうものに使いたいので、それではお願いしますというPRの方法に変えていくべきなのではないかと思うわけですけれども、その辺いかがでしょうか。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再々質問にお答えいたします。一応新年度、この年度もふるさと納税に対して予定額は提示させていただいております。ですけれども、それの影響額、今回のことについて、私ども正直今までのように多く来るものか、もしくはこれが全く減額というか、反応がなくなるのか、これについては、先ほども申し上げましたけれども、正直予測できません。これについては、私どもだけではなく、全国のふるさと納税を扱っている自治体リセットされたと、そういうふうに私は思っております。そういう中で、今後予測できませんけれども、いろんな努力を重ねて、そして認可されるように、そして今再度、期間は短い森町の状況ですけれども、その影響についても、当然年度末が、12月が一番寄附額が多いわけですから、12月までふるさと納税を扱えるという状況でないと正直どのような状況になるかというのは予測できませんので、これが認可がされないというふうな状況になったときには予算には結構大きな影響出てくるのではないかなと、そのように考えます。そして、その中のアマゾンのギフト券、一時期何かキャンペーンのようにして短期間扱っていたようです。それについては、企業のほうでもそういうものを取り組みたいということで、地域連携して取り組んだようです。それについては、拒否する理由というのは見当たりませんので、町としてもそれについては問題なしとして一時期取り扱ったようであります。そしてまた、そういったことが最終的にはふるさと納税、当然地場産業の育成にもつながるということで、経済の活性化に非常にいいわけですけれども、それ以外の手数料全て引いた後の残りというのは町としては一般財源としていろいろと活用できる。この辺は、議員の皆さん方にも何回もご説明申し上げておりますので、ご理解いただいているのかなと、そのように思いますけれども、その途中、今までのご意見の中では1カ所に、議員も申し上げておりましたように、重点的に使うということで募集をかけたらどうかと、そういうご意見も過去にいただきました。しかし、万が一ふるさと納税がゼロになった場合に、その事業が実施できないことになります。ということから、森町ではそのようなリスクを最低にするために、不足部分だけに全域にわたって、教育、子育てから社会保障、そういったもの全域に対して補充をしている、そういう使い方をさせていただいております。こういったことで、まだはっきりしていない部分はたくさんありますけれども、とりあえず6月1日からのふるさと納税の対象としては森町も認めていただいたということで、中身については新しい基準で該当にならない商品も出てまいりましたけれども、まだまだ企業はいろんな工夫をして新しい商品やもっと魅力的なものを開発していると思いますので、そこと含め、私たちは許可がきちんと次の段階にも進めるように、担当者、そして私も中央に赴いたときですとか、町村会、全国のそういう組織を通じながら要請をしてまいりたいと、そのように思っております。以上です。
議員の再質問 14番 松田兼宗
先日、葬儀がありまして、火葬場に行って、札幌から来ていた親族の人がここのトイレ一体何なのという話が出ました。その中で、ふるさと納税何に使っているのという話、それで直したらいいのではないのという話になってしまうわけです。それは、多くの町民が思っていることです。何に使われたかわからないからです。そこなのですよ、問題は。説明を町民はできないのです。議員の人たちも、知っていながら、森の何に使われているなんていうのは答えることができない。担当者も答えることができないのではないですか。だから、そこなのです。先ほどPRの問題のことで考えてほしいというのは、重点的なものが少なくても、外に向かって言える、町民に説明できるものを挙げてほしいのです。町長は、ここに使っていますよということを言えるもの何がありますか。この部分ですというふうに言えるものありますか。それがあったら聞かせてもらいたいということと、みんな今回6月からは一斉に同じラインに立ったわけですよね、今度は地場産品なり、3割以下にすると。同じ条件なわけです。そしたら、森のふるさと納税が今まで50億、道内一番まで集まったというのは何で集まったと思っていますか。産品ですか、産品がよかったからだと思っているのか、それともたまたまほかがやっていないから、5割以上だったから、それで集まったというふうに、多分大方はそういう見方が多いのだと思います。だけれども、実際森町の商品の魅力をもっと高める必要があるということからすれば、PR、業者の人は当然一生懸命新しい商品開発、先ほど町長言いましたけれども、商品開発もしてもらわなければならない。そんな中でやっていかなければならないわけです。だから、その辺の部分も踏まえると、PRというか、その辺を再度考え直していったほうがよろしいかと思うのですが、最後にそれを聞いて終わります。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再々質問にお答えします。議員のところに何に使っているのかということでご質問があったということでありますけれども、本当に幅広く使っている中では、幼児教育の無償化ですとか、各認定保育所への補助金、そういう子育て支援にはかなりの額を利用させていただいています。また、いろんな事業に対して不足部分、当然国の補助等もいただいたりして、それから過疎債を充当しているところもありますけれども、それでもなおかつ不足部分があったりということで、いろいろと利用させていただいている部分がございます。そしてまた、どうしてこんなに集まったのかということで、一昨年、北海道内でも6番目だったかな、そういう上位に入りました。それだけの魅力的な商品があって、とられた方々が質の高さ、それから物のよさというのを理解してくれたのかなと。こういう時代ですから、SNS、インターネットを使ったり、ほかの通信手段でもって一人がいいよというふうにされるとネズミ算式に全国に広がってまいります。新聞やインターネットに昨年名前が公表されたときにも、その翌日あたりの金額が反応してすごいのですね、寄附額が。そういうことで、今現在の通信情報環境が我が町のふるさと納税にも非常に効果があったのだなと思って、私は感謝しております。ただし、一度来て、その商品、例えば魅力的な商品受け取られても、質が悪ければ、そこからはいい伝達方法というのがなく、最終的には少なくなっていくのではないかなと思いますけれども、そういうことには心配は要らないほど我が町の企業さんは一生懸命商品開発やパッケージング、いろんなことで努力されております。町でもそういうところには協力していきたいと今後も思っておりますし、これからも魅力的な商品を町から全国に発信する。そういうことで町が経済の活性化や振興につながるのであれば、とにかくふるさと納税制度を活用できるような体制づくりを今後もつくって進めていきたいと、そのように思っております。以上です。