森町議会 平成25年第1回 6月会議 2013年6月11日
臨時職員の待遇等について
- 聞いた人
- 中村良実 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 10番 中村良実
それでは、最後になりました。最後の質問です。朝からですから、町長もかなり疲れていることだと、そのように思っています。できることならば、質問に対して1問で終わるような返答をいただきたい、このようにも考えてございます。それでは、臨時職員の待遇等についてをご質問させていただきます。平成11年4月に採用された臨時職員が平成23年4月から24年9月までの1年6カ月間に57万2,650円を横領着服をした。この回数も142回でありました。この職員が窓口で受けた診療費であった。犯行の動機は、他の臨時職員と比較すると仕事の量、質などが多く、それらに対する不満であったと述べております。思うに臨時職員に対する待遇等がこれでよかったのかであると思います。また、臨時職員の方々は日給月給であり、退職後は何らの保障もない。そして、子供、親などの面倒を見ている方々が多いと聞いております。以下、お尋ねします。1問目、臨時職員の賃金等は改善する考えはないのか。2つ目として、通勤手当、時間外手当等を支給する考えはないのか。3つ目として、有給休暇等を利用できる体制にあるのか。以上、3点についてお願いします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
中村議員の臨時職員の待遇等についてご質問にお答えいたします。臨時職員につきましては、基本的に町の事務事業の補完的業務を担っていただいており、勤務時間数など正規職員とほぼ同等の勤務体系の職員といわゆるパート職員については勤務時間数や就労曜日指定などによる変則勤務体系などによる就労をいただいているケースがございます。平成25年5月現在の雇用人数ですが、正規職同等職員が124名、パート職員は78名、計202名となっております。初めに、1点目のご質問ですが、現在の賃金単価などは平成22年6月から管内近隣自治体の単価調査や雇用部局、職員組合との協議を経て平成23年10月よりスタートしたものであり、当面は現行制度下で運用してまいりたいと考えております。ただし、今後の雇用環境や賃金水準の変化に留意し、的確な対応に努めてまいりたいと思うところでございます。次に、2点目のご質問ですが、通勤手当については平成26年4月より正職員に準じた方式で支給することで制度設計、職員組合との協議を進めております。時間外手当については、正規の勤務時間外に勤務した場合、時間外勤務として支給しております。ただし、週休日等に勤務した場合は正規職員と同様に週休日の振りかえ処理について代休対応をしております。その他の手当などについては、現段階では支給する考えは持っておりません。3点目のご質問ですが、いずれの部署でも有給休暇を利用できる体制にあるものと認識をしておりますが、正規職員も同様ですけれども、同種業務形態にある職員間でも取得日数などに個人差があります。家族の病気や家庭の諸事情に備えるために留保しているなど年休に対する個々それぞれの考え方は多様であると思われます。いずれにいたしましても、年休をとりたいときにとれる職場環境の維持に努めてまいりますことを申し添えまして答弁とさせていただきます。以上です。
議員の再質問 10番 中村良実
それでは、再質問をさせていただきます。1点目についてなのですが、実は今回この問題を取り上げたというのは、それは臨時職員、病院の今回の横領着服をしたこの職員の言葉に私はこれはやっぱり改革する必要があるであろうと、そういうふうに思ったから取り上げたのです。それと、今町長が言いました私の聞いたところでは202名、パートも合わせますと202名いると言いますから、臨職は124人いると言いますから、特に臨職の方々にスポットを当てて質問をさせていただいたというのが実態でございます。その中で、この職員はこうお話をしているのです。これは、協議会のときにいただいた資料の中なのです。その職員は、他の臨時職員と比較すると仕事の量、仕事の質、ともに増加傾向にあり、不満が蓄積をしたと、こういうふうにおっしゃっているのです。私、このやった行いはすこぶる悪い。誰から見てもいいと言う人はいない。悪いのですが、この方はきっと臨職を十何年間やってきているのですよね。そうした中で、今日入ってきた人と同じ待遇を受けるのであれば、誰しも思うのでないだろうか。だから、行政として、いや、そんなことを言ったって臨時でしょうと、そういう答えになるかもしれません。でも、私はその言葉にこれは大きな問題を抱えているなと、そう思いました。ですから、あえて取り上げました。町長はこの問題について、実質的に下げてきた、下げたというのは佐藤町長になってから下げているのです、日給月給の単価を。23年から下げているのですよね。そのときに町職員の方々も財政再建という意味のもとに下げました。皆さんも協力をしました。そのときから始まっているのです。臨時職も一緒に下げられた。下げられたというよりも下げた。要するに6,500円より高い方が対象なのです。そして、6,500円になるまで下げていくという方針なのです。それは現在もやっているのです。25年もやりましたから。私、これも問題だと思うのです。正職の方々は、25年の4月にはもとに戻しているのです、給与を。では、なぜ一緒にやって一緒に考えた人間の日給をもとに戻さないのだろうか。私は戻してあげるべきだと思います。組合だってそうではないですか。一緒にスクラムを組んで、町のそうした町長の考え方に協力しようといって給料を下げたわけですから、それと一緒にして臨時の方もいたし方ないといって下げて同意したわけですから、だから正職を戻したら臨職だって戻したっていいはずなのです。戻されていない。相も変わらず臨職の6,500円より10円でも100円でも高い人は27年ぐらいまで続くと思います。26年では終わらない。27年ぐらいになるはずです。是が非でも6,500円にするという発想なのです。私は、それはおかしいと思います。ですから、私はこの病院の職員の言っていること、やった行為は悪いけれども、考え方は何かしら理解のできるところがあるなと、そのように思っています。ですから、私は少なからずともこれは1度は臨職の方々もそういう形の中で受け入れしたのですから、戻してあげるというのが私は行政がとるべき道だと、このように考えます。それから、2点目です。2点目の手当の問題なのですが、これは現実的にはしていないですね。町長、町長もきっとなかなか数字的に強い人ですから、病院からいただいたこの着服した金額の何月何日というその月日と金額は見て目を通したと思います。その中に1,000円というのがあるのです、1日1,000円。それを着服しているのです。1,000円ですよ。この1,000円、どうして1,000円なのかと私も理解できないのですが、1,000円をその日着服しなければならないという、そういうせっぱ詰まった生活をしているのかもしれないのだ、場合によっては。それから、2,420円というのが11回ぐらいあるのです。それも全部内科です、データから調べますと。そういう細い金額までそうしなければならないところに私は何らかの問題があるなと。例えば今正職も臨職も通勤するときには歩いてくるという方は、徒歩という方はそんなにいないと思います。ほとんどが車で来ます。そうしますと、ガソリン代かかります。私は、少なからずとも何キロ以上は幾らではなくして、1日に50円でも100円でも通勤手当という形の中でもって支給してあげる、面倒を見てあげるということ等も私は大事であろうと、そのように思います。それから、手当の問題の中で現実的にこの方々は、非常に臨時の方というのは真面目な方なのです。真面目な方が着服するのかということになるのですが、そういう意味ではなくして、真面目な方が臨職はあるのです。ですから、日給月給ですから休まないということです。そうした努力をしているのです。その人方が例えば家庭的に裕福なのかといったときに、正職の方も同じことなのですが、全てが裕福ではないと私は思っています。みんな普通の生活をするのだけれども、臨職の場合はそうした手当がない。そうしますと、私は時と場合には心がそういうふうにして動いたのかなと。1,000円というお金も時と場合にはガソリンに見えたのかなと、そのようにも解釈しています。ですから、この方々は10年、15年、20年、二十何年勤めても結果的には退職するときは何にもないのです。私は、多少なりとも退職するときには退職手当でもいいし、そうしたもの等をやっぱり面倒を見てあげることが大事ではないのかなと、そのようにも思いました。それから、3点目なのですけれども、実は有給休暇、年20日あるのです。有給休暇の20日、これは持ち上がりできるのです。ただし、40日ではなくして1年分、前年度分だけが持ち上げできると。ですから、去年の40日仮にあったとすれば、そのうちの20日だけは次の今年に持ち上げできるというふうになっているわけですから、そうすると今年も40日あるよということになるのですが、現実的に臨職の方々が、ではこうこうこういうことで休みますと、なかなか臨職はできないのです、それが精神的に。各課でもって臨職を使っている管理職の皆さん方も考えてみてほしいなと。時と場合には、毎日大変だからたまには休んだらどうというぐらい声をかけてあげるということも私はコミュニケーションとしては大事であろうと、このようにも思っております。ですから、あえて私はそこに載せました。有給休暇等を利用できる体制にしてあげるということ、仕事というのはチームワークですから、チームワークがよくなければ仕事というのははかいかないのです。そういうこと等も考えたときに、私はもっと情けではなくして優しい言葉をかけてあげるということが大事なことであろうと、このように考えておりました。答弁をお願いします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
非常に思いやり深い臨時職員に優しい中村議員さんの再質問でございます。何か身内がたくさん臨時職員にいらっしゃると勘違いするぐらいの……職員に対しても思いやりをどうぞよろしくお願いいたします。まず、1点目、不祥事を起こした職員の方のお話しされた言葉なのですけれども、実際にはまた中身が違うのかなと、そのように私も思います。いろいろなことがあって、たまたま本人も実際に悪い方というのは、本当に悪い人なのかといえば、たまたま魔が差したと、そのように私も思っておりますので、このような環境の改善については先ほど山田議員さんの答弁でもお答えさせていただきましたけれども、これはなるべく長く同じ箇所にいるとか、そういうことではなく、公平な場所につけてあげたり、たまには人事異動をさせて、可能であればそういったことも配慮しながら仕事をしていただければなと、そのように思うところでございます。そしてまた、報酬についてなのでございますけれども、23年の10月からスタートした、前職時代に町の職員も報酬の減額に対して取り組まされたと申しますか、取り組んだわけなのですけれども、この臨時職員の報酬に対しましてはそれとは別な角度から、非常にこの臨時職員の報酬単価につきましてもばらつきがございました。そういったものを担当課のほうで均等に公平に見直したのがこの平成23年の10月の単価改定だったと、そのように受け取ってございます。本当にこれでご不満であれば、またいろいろなことを考えていかなければならないのでございますけれども、あとは仕事の中にいろいろと生きがいを持って町民に奉仕する喜びを持って働いてくれればなと、そのように思うところでございます。また、2点目のいろいろな手当でございます。手当についてなのですけれども、これについても通勤手当も出ない、いろんな扶養家族手当などそんなものもつかないということでございますが、先ほど1点目の答弁でも申し上げましたように26年の4月、来年の4月より何とかやっぱり合併したせいもあって非常に遠い距離を通勤される、そういう方も臨時職員の中には出てまいりました。当然中村議員がおっしゃるように幾らか配慮してあげなければ、このような燃油の高騰時代にはやっぱり家計にも若干響くでしょう。そういった部分で来年の4月1日、これを目指して職員組合ともちょっと協議を進めていきたいと、そのように何とか実現にこぎつけたいなと、そのように思っておるところでございます。また、最後の3点目の年休等、今職員の体制にもよるところが多かったり、また取り組んでいるその課の仕事の時期にもよるのかもしれませんが、極力余裕と申しますか、時間的にとれるようなときにちゃんと臨時、有休、年休をとれるような体制づくり、先ほどと同じ答弁になりますけれども、これをとりたいときにとれる。やはり中にはリフレッシュするためにちょっと旅行に行きたいなと、そういった考えをお持ちの方もいらっしゃると思いますし、家族をどこかに連れていきたいなと、親の面倒を見ていらっしゃる方もいるようでございます。そういったものも配慮した職場環境の改善に努めていきたいなと、そのように思っております。以上でございます。
議員の再質問 10番 中村良実
さすが町長は気持ちの優しい人なのですね。大きな視点から物事を判断しているという感じを受けました。本当に優しいなと、そのように思いました。その優しさをこれからの行政に生かしていただきたい、そう思います。1点目は、町長の前向きなお答えもいただきました。それから、2番目についても思いやりの言葉をいただきました。できたらこれ町長、もとに戻してあげたほうがいいです。26年度をめどにしてやると言いますから、来年ですね。何とか町長、考えてあげたほうがいいです。それでないと、私は臨職の人方が言葉は悪いかもしれませんけれども、死んでしまいますよ。それから、最後の手当の問題なのですが、これも来年からやると言いますから、この来年についてもやっぱり今言うように合併になって遠いところから来ているわけですから、これは少なからずとも通勤手当は出してあげるべきだと。正職員と同じ率でなくても結構ですから、多少なりともやっぱり面倒を見てあげるということが、それが役場の行政に生かされるというふうに考えておりますから、そのようにしていただければ大変今日は質問したかいがあると、私はそう思います。総体的にして町長からもう一度決意を聞いて終わります。よろしくお願いします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
最後の決意をということでございます。本当に職員同様、臨時職員の方も仕事に対しては同じ仕事について町民のためにサービスをしていただいておりますので、本当に100%とは申しませんが、また家庭の事情によってはいろいろと報酬を出されると困る、そういった方も中にはございますので、いろんな配慮が必要なのかと思います。ただ、そういった中でも先ほど重複してお話しさせていただきましたけれども、来年の4月をめどにしたそういう交通費支給、手当ですね。それの実現に向けた部分につきましては、やはり職員組合等とも皆さんと協議して進んでいきたいと、こう申し上げまして1つ最終の答弁にさせていただきたいと思います。以上でございます。
議員の再質問 10番 中村良実
ありがとうございました。終わります。