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森町議会 平成25年第1回 6月会議 2013年6月11日

公民館等の建設について

聞いた人
堀合哲哉 議員
答えた人
教育長 香田隆、町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 堀合哲哉

最初に、公民館等の建設について質問をいたします。東日本大震災後、国民の命を守るための建物の耐震強化が強く叫ばれ、公共の建築物の耐震診断を行い、速やかに耐震工事を進めることが求められております。昨年度は、築42年経過しました避難場所としても指定しております町公民館の耐震診断を実施しましたが、その結果と、そして老朽化が進行している現状を踏まえた上で、改築も視野に入れた上でこの対策についてお聞きしたいと思います。同時に図書館、郷土資料館も含めた複合施設としても検討すべきと思いますが、そのお考えをお聞きしたいと思います。よろしくお願いをいたします。

町の答え 教育長 香田隆(教育長は2017年3月まで)

堀合議員のご質問にお答えをいたします。森町公民館は、年間約3万5,000人の町民の皆様に利用され、また災害発生時の避難場所となるなど極めて重要な公共施設の一つであります。ご承知のとおり、平成24年度において国の耐震診断及び耐震改修に関する指針に基づき、森町公民館の耐震診断を行ったところでございます。その指針の基準は、平成17年1月の阪神・淡路大震災が基準となっており、この基準に森町公民館を照らし合わせますと直下型で震度6強以上の地震が発生した場合、大きな被害が出る可能性が高い建物と診断されました。平成26年2月ごろをめどに役場庁舎本棟、町民体育館などの耐震診断の結果が出てまいります。その結果をもとに町の公共施設の耐震改修や改築の計画を策定しなければならないと考えます。公民館などにつきましてもその計画の中で検討をしていただくよう町部局と連携を進めてまいります。また、財源の確保のための補助制度、起債の活用など関係機関との協議を進めていかなければならないと考えております。以上でございます。(何事か言う者あり)

議員の質問 9番 堀合哲哉

いいです。

議員の質問 9番 堀合哲哉

実は、耐震診断をするということは、もう既に老朽化している建物なのです。例えば今年度やろうとしているこの役場庁舎、前年度は支所もやっているはずです、砂原支所、それから体育館。どれを見ても新しい建物ではないのです。教育長がおっしゃったように、要するに震度6以上といいますか、強以上、これでは非常に被害の出るおそれがあるという建物になっていると。では、役場を今年度やるわけですから、これは想像というか、予想はできないのだけれども、状況的には同じだろうというふうに思います。今教育長の答弁を聞いていまして、一連の診断が終わった後、優先順位がつけられるだろうということだと思います。その結果に基づいて耐震の補強工事を行うのかというのは触れておりませんけれども、教育長自身。その辺が出てからの検討だとおっしゃったはずなのです。耐震診断を行って基準に満たない施設があるとしたら、これは事前に工事をしますよという意味合いで診断してもらわなければ、何の診断なのかさっぱりわからないのです。もし余りにもひどくなっていれば、その建物は現実使えなくなるわけですから、だからそうするとその建物というのは使えないのですから大変な状況になるわけです。だから、公民館なんかは築42年たちますので、あと5年、6年、7年先というのは当然改築も視野に入れた検討は役場としてなされないとだめだろうという時期には達している建物だと私は思います。今の診断結果を受けて、全て出てからいよいよ手をつけますということだと思うのです。それは、考え方ではあるでしょう。でも、今町民が利用しているのですから、今の公民館の耐震補強といいますか、今の状況から変えるにはやっぱり改築しかないだろうというのを基本線に置きながら、今の公民館をもっと町民にとって利用しやすい建物にしていこうではないですかと。公民館というと、どうしても七飯町や旧上磯町にある大きな大ホールつきの大舞台つきのああいうのを想像しますが、森町では要らないと思います、はっきり言って。あれで苦労している自治体の姿を見ると、やめるべきなのです。それよりも今町民の要望としていろんなのが上がっているのです。今一々言いませんが、それを十分活用できるような町民にとって一番いい公民館をつくっていただきたい。これが耐震診断を受けた後の本当に今がチャンスだと思います。ぜひ財源問題も含めて梶谷町長にもお話しいただきたいと思うのですが、私がしゃべってしまうと町長もしゃべりにくい部分ございますので、財源とのかかわりで無理なのかどうなのか、その辺のところを財政状況を考えながらお話しいただきたいと。それから、教育長、私議員になってから町長それぞれかわりました。前町長のときは一切しゃべりませんでした。その前々町長のとき、いわゆる湊町長のときに私は図書館建設を何度もしゃべらせていただいた議員でございます。今の森の図書館を見ますと、あそこは耐震を調べる必要のない場所なのかもしれぬけれども、あれ調べてしまうとあそこも全部ひっかかるでしょう。それで、ああいう図書館ってはっきり言って申しわけないのだけれども、図書館でないのです。図書館の機能を果たせない状況なのです。あそこで働いている職員、館長以下一生懸命頑張っている。でも、あの建物では図書館と言える建物ではないと。本の古本屋とは言いませんが、あそこで借りて家へ帰って読みなさいという程度の話なのです。ですから、そういう機能、貸し出しというのはありますし、あそこでやはり調べることもできるとか、そのスペースがまずとれない。それから、大体本を陳列していたら天井まであるのです。非常に障がい者にとっては、何の本が並べているか見えない。それを職員がカバーしていますけれども、だけれども自分の力で行って、あるいは小さなお子さんも全部そうなのだけれども、届かない状況に置いてある本を脚立を置いて職員がとってあげている。こういう図書館って余り見たことない。そういう点からもぜひ、本を読む人が少なくなっている。要するに活字離れしているという状況のもとで、森町では図書館をぜひつくっていただきたい。そして、これが公民館の今の診断結果とあわせるならば複合施設でも結構だと思います。そのかわりそのスペースはとるべきだと思うのですが、そういうような形でやはり住民サービスを徹底すべきであるというふうに思っておりますので、教育長の教育委員会として、財源なんかは考えなくていいですから、教育委員会として教育としてどうなのかという点でお話しいただければ非常にいいお話を聞けるなと私は期待しておりますので、ひとつよろしくお願いをいたします。

町の答え 教育長 香田隆(教育長は2017年3月まで)

それでは、お答えをさせていただきます。図書館の問題につきましては、以前からも堀合議員からいろいろお話もありましたし、私自身もいろいろ考えるところがございます。ただ、もともと今の森町公民館の3階にあった図書館から少しでも町の方に利用していただきやすいところというところで今のNTTの建物をお借りして図書館活動を進めているというのが現状でございます。移ったときは前の建物の広さよりも少し広くなって、少し余裕があったということでございますけれども、毎年本も購入していただいておりますし、そういう面では今堀合議員さんが言われたように大変使い勝手がだんだん、だんだん狭いこともあって悪くなってきたということは私自身も思っております。教育委員会としての希望を言えば、やっぱり本当に町民の方々が一つの憩いの場でもあるし、本も読める場所ということで図書館というのは大変望ましいことだというふうに私も思います。だけれども、私も役場の人間ですので、やっぱり財源の問題を考えないわけにはいかないということもございますので、大変苦しい答弁しかできませんけれども、希望と現実の問題を考えれば、なかなか建てますということには私の口からは言えないということでご理解をよろしくお願いいたします。以上です。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

私のほうから、また堀合議員さんのご質問にお答えさせていただきます。財源面を考えますと、皆さん、議員さん、堀合さんもご存じのように2年後に合併後10年間特別算定していただいている地方交付税もこれが算定がえが終わります。その後は激減緩和されて徐々に財源が厳しくなっていくという部分については非常に有効利用、また有効的な使い方、無駄な使い方は本当にできないと、そのように考えているところでございます。ただ、今現在、今年度、25年度中に役場本庁舎と、それから町民体育館の耐震診断が終わりますと、これで町内の一応耐震化に向けた調査が終了すると。それと、避難計画ですか、について平成25年度防災計画が終了いたします。そういう中で、役所としての公共的な施設が一体どのようになるのが今後望ましいのか、今度は考えていかなければならない、そういう時期に入ってくると思います。そういったところでは、いろいろな公民館について、それから図書館、郷土資料館につきましても大きな財源を必要とする、そういうふうな予想がされます。しかし、いろんな今3.11以降災害発生時の避難場所等の一つとして、さらに使用頻度が先ほど教育長からの答弁でもございましたけれども、公的な施設では非常に高く、そして町民にとっても必要不可欠な最も重要な公共施設であるというのは私も認識をしているところでございます。堀合議員おっしゃるように図書館も非常に手狭な環境であって、郷土資料館や他の施設についても老朽化がまず顕著だということは議員の皆さん方のみならず、私も考えの中にあって、町民の利便性を考えたときには可能であれば何とか複合施設として取り組むかどうか、その判断はしないとしてもこの案として今後検討していく必要があると考えるところではございます。そういったところから、堀合議員の提案につきましては、まず森町の町民の希望でもあるというふうに私は捉えているところです。そういったところから、長期的な計画になるかもしれません。そういった中で有利な財源の獲得という、そういう努力を重ねながら今後具現化を目指して勉強をしていきたいと、そのように思っているところでございます。以上です。

議員の質問 9番 堀合哲哉

たくさん聞きたいことあるのですけれども、ただ、今財源問題のお話ですけれども、要するに合併をして優遇措置的なものが終わって、だんだん地方交付税を含めて減額されていくだろうと。そうしますと、そういうお話を聞きますと、今耐震診断を何カ所もされても私どこ一つも手つかないのでないだろうかと。今後10年後、20年後のスパンで考えたときに、森町の財政がよくなることがあるのだろうか。もっともっと厳しい状況が今後待ち受けるとしたら、例えば図書館で八雲町並みの図書館をつくると大体7億というのですから、お金出てこないです。厳しい状況に向かっていて、これは考えてみたって出てこない。出てこないということは、これは公民館100年使うのかなと思ったりするわけ。だから、そんなことあり得ない。だから、そうするとどこかで決断が必要なの。ただ、無謀な決断はだめだとしても梶谷町長のようにやっぱり慎重には慎重と、そしてやれば絶対私はこれが大きな負担になって後世に残すという話ではないだろうというふうに思っております。何か先日の議会運営委員会で聞きますと、財政調整基金の積み立ても20億を超えましたと。これ全部使えと私は言っておりません。ですから、これを全て使えということではなくて、これをどんどん、どんどん今後の財政状況でやったら財調自身も減るだろうと。減っていって、減っていってといったら、こういうものに着手できない。だから、ぜひ1年後、2年後の話でなくて、ぜひこれは真剣に考えていただきたい。お話によると、試算ですよ。公民館に耐震工事を行うと、エレベーターをもしつけたとして大体7億円近いお金がかかるというのでしょう。それは補助も入るから、もっと町の持ち出しは少なくなると思うけれども、それならばいっそのことやってしまえという考え方というのは、当然私のようなのも出てくるのだと思っております。その辺の考え方だと思いますので、今後よく状況を見ながら検討をしていただきたいと。検討もただの検討では絶対建ちません。やる気で検討してください。それが結果的にどう判断されるかというのは別にしてもやってください。教育長もおっしゃってくれましたけれども、要するに1日単位にすれば100人弱の利用者が年間あるのだよというお話だったと思います。図書館の利用者もかなり貸し出し冊数も多いというお話も聞いております。ぜひその点も含めて今後の改築へ向けての検討をしていただきたい。多分梶谷町長は、それよりも優先される部分があるのでないだろうかというふうで、これ今耐震診断以外で町長として建物を改築等を考えるならば、ここを優先というのはお考えになっているのなら、ひとつその辺もお聞きしておきたいなというふうに思っております。以上です。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

堀合議員さんから再々質問をいただきました。いろいろと熱い町民に対する思いが伝わってまいります。財政出動、本当に許すのであればいろんな施設、建物を次々に計画的に改修していくわけでありますけれども、やっぱりたとえ20億今基金が増えたとしても今後また何がしかのときに財源出動が必要になる可能性もございます。ただし、そんなことを言っておきながら先ほどからのお話の中にもございますように震度6強の地震が来たときには危険な建物、それをそのまま町民に使わせるというのもこれは一方で町としてちょっと無責任ではないかと、そういうような考えもございます。万が一、うちは複合的な駒ケ岳災害もございますので、万が一何がしかのときに、では逃げて町民を一時的に避難させるものがあるのかと申されれば、今現在のところは恐らくどこにも収容できるところはないと思います。そういった観点からもそこまで、実際に建てるまでに、直した、改築移転するまでの間に、万が一それまでに何かあったらどうするのかと。そういったときには、やはりこれは非常に申しわけない思いでいっぱいでございますけれども、まず防災計画の中には古い施設の中にいたときの命を守るその方策、そういったものも中には入ってこようかと、そのように思いますので、現在のものを何とか壊れる前まで、直下型が来るとか、そういったものが来ておかしくなる、壊れるような、そういうふうになる前に何とか町としては順番に一つずつでもいい、一歩ずつでもいい、整備をしていきたいなと、そのように思うところでございます。先ほど公民館の耐震補強をした場合のおおむねのご予算も堀合議員おっしゃっていただきましたが、それと比較しても例えばそんなに費用対効果、もっと高い費用対効果で取り組めるような改築移転の方法、それからまた財源がありましたならば、そういったものを探しながらも今後目指していきたいなと、そのように思いますことをご答弁とさせていただきます。以上です。

出典:森町議会 平成25年第1回 6月会議 2013年6月11日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる