せたな町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月9日
町長の任期中に雅荘を再開する見通しについて
- 聞いた人
- 菅原義幸 議員
- 答えた人
- 町長 高橋貞光
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 菅原義幸
3番目の質問に入ります。町長の任期中に雅荘を再開する見通しについて伺います。町長の任期終了まで残すところ3カ月になりましたが、現時点の雅荘の再開の見通しを伺います。①3月議会で答弁した秘策の詳細と、任期中に再開が可能なのか明確にお答えください。②恵福会と雄心会の合併で雅荘の再開を実現できますか。IMSグループとの折衝の轍を踏むおそれがないのか、再開を切実に求める町民に対して明確に説明してください。③きたひやま荘の職員から町に処遇問題で投書が入っていませんか。私は、夜勤をしないと昇給しないと言われ、町の補助金があってもなお不足なのでボーナスのカット分を回すと説明されたこと、事務職と介護職の手当に格差があり、昨年の退職者が8人であることなどの情報を得ていますが、労働基準監督署も事情を掴んでいる模様です。投書の内容と町の対応を伺います。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
3問目の質問にお答えをさせていただきます。1点目、2点目合わせてお答えをいたしますが、秘策につきましては社会福祉法人雄心会での再開が念頭にありました。任期中の再開の可能性につきましては、現時点では明確にお答えできる段階ではございませんが、法人間で実現に向けて協議が進められているところでありますので、町としてもできる限りの支援をしてまいりたいと考えているところでございます。3点目でありますが、ご質問の内容からすると。これは運営する社会福祉法人北檜山恵福会の問題であると、個人情報と極めて密接に関係する事柄であります。仮に公表した場合、職種などから容易に個人が特定されかねず、個人情報保護の観点から取り扱いには慎重であるべきと考えております。ご意見箱の性質上、投書の事実があったか、なかったかを含めて答弁は差し控えたいと思いますのでご理解願います。
議員の再質問 11番 菅原義幸
再質問させていただきます。まず恵福会と雄心会の問題ですが、実は総務厚生常任委員長から配付された雄心会と恵福会の基本合意書っていうんですか、5月28日に交わされた書面、これが手元に通っていましたので、これに基づいて少しお尋ねをさせていただきたいと思うんです。要するに町長これ吸収合併なんですね。雄心会に恵福会が吸収される、そういう吸収っていうことなんですね。この資料によりますと定款変更第4条というのがありまして、合併後存続する社会福祉法人の定款の基本は次のとおりとすると。名称は、社会福祉法人雄心会とする。合併の方式なんですが、第1条で甲つまり雄心会は、乙恵福会を合併して存続し、乙は解散すると。だから雄心会は存続するけれども、恵福会は解散するということですから、わかりやすく言うと吸収と言いますか、世間並みの言葉で言うと身売りしますよということなんです。その事実をまず確認したいと思います。そうしますと、結局、町の中の社会福祉法人が一つ消えて、町外のこれは所在地は、北海道北斗市清水川4の1、つまり町外業者ということになるわけですが、せたな町の恵福会が行っていた介護に関する諸事業を継承するということになるわけです。私はこれはどういうことになるかまだはっきりしたことではないと町長おっしゃってますから、その行く末をしっかり見極めたいと思いますし、雅荘の再開も現時点で定かではないということですから、少なくとも町長選挙までには解決しないんだなというふうに受け止めましたが、心配なことが一つあるんです。これ結局は長い間うちの町で地元の社会福祉法人が営々として展開してきた介護福祉事業、これが結局、町外の法人が進出してくるということに対して町長の認識はどうなのかなということを心配しております。一つ申し上げたいのは、私は恵福会を強化して町内の有志の議会協力を得て雅荘再開に至ることが最善だという構想を持って実は臨んでまいりました。当議会でも、もう一遍恵福会と町は話したらどうかという提案を一度ならずした経過がありますけれども、結果、町長が選んでいる道は最初の段階ではイムスに事業を継承するという戦略でありました。それがダメになったところで、秘策なのか何なのか知りませんけれども、3月22日に町長も恵福会の方と一緒に出向いているんです挨拶に。その上で雄心会のほうに事業の全てを委ねるという方法を取ったようであります。これはどうかと思うんです。あなたが町長として進めることですから、それはあなたに委ねる以外ありませんけれども、大きな目で見ていかがかなというふうに思います。特に違和感を感ずるのは、まだ何も明確になっていない4月15日の段階で、町は何ですか組織の職制等ということで特定政策推進室を設置してるんです。今回だけは非常に手回しがいいわけです。素早いわけです。4月15日の設置ですから、まだほとんど何も決まっていない段階で早々と対策をしているということを考えますと、もう町長の構想が相当煮詰まっておって、そこから特定政策推進室というのを設置したのかなというふうに思うんです。気になりますのは室長が所管課長でありますけれども、参事というのがありまして総務課長、財政課長、まちづくり推進課長とこうなってるんです。特に政策推進室ということになりますと、これは財政出動を考えているんだなと、そうではないだろうかというふうに思うんです。その時に私は、雄心会に特化した支援制度ということだけは止めていただきたいと思います。これ先の話になりますけれどもね。法人に対する支援というのは公正公平性保たなきゃないんです。これ町長わかりますでしょ。介護事業者は介護法に基づいて事業展開やってるわけですが、重なる制度改正って言っていいのか、改悪って言っていいのか、経営は非常に苦しいんです。だから地方自治体の何らかの財政支援、政策支援も含めてなんですが、必要だと言う時に雄心会に特化した財政支援ということだけは、私は承服いたしかねると考えています。そこに公平性きちんと担保するように今から考えておいていただきたいと思うんです。どうしてそういうことを言うかといいますと、この協定書の中にこういうこと書いてあるんです。養護老人ホームも経営できることになってるんですね。やろうと思えばこれできますね。定款変更第4条2の(1)の(ロ)養護老人ホームの経営、せたな町では合併前から三杉荘の民間移行ということがしばしば課題に上っていることがあるんです。そこまで今話を進めるつもりはありませんが、そうしたことに繋がる基本合意になっているなというふうに私は感じているんです。そうするとますます雄心会に対する行政側の依存度というのは強くなっていって、そこのところがそのまま進んでいくと他の介護事業者との整合性がどうなるかという心配があります。そういうことについてないなら無いということをおっしゃっておいていただきたいと思うんです。恵福会の問題に移りますが、恵福会の問題については先ほど個人情報に関わることだから、お答えできませんということなんですが、私実は局長どうしますが、触れないほうがいいかい。
議員の再質問 11番 菅原義幸
いや個人情報は個人名は一切ありません。わかりました。私の自己責任でお尋ねします。実は5月14日付けで、まちづくり推進課の投書箱に投書されていた投書のコピーは入手をいたしております。これは町長、議員の方へという内容で、きたひやま荘の実態が書かれているものであります。ここで内容をいちいち申し上げるつもりはございませんけれども、毎日が苦痛でしかない。給料についてもバラつきがあって、こんなところにはもういられないということを言ってましたと。他の職員はそう言ってましたというような非常に深刻な内容なんです。これは個人情報ではありませんから、私の責任で町長に問題を提起しておきます。なぜこの問題を取上げたかといいますと、せたな町内で介護の事業所においてこういう実態だということを行政は正確に認識して、その異常な実態に適宜、適切に手を入れる必要があるのではないかというふうに思うんです。そういう立場から問題の提起をしたいと思います。最近、私のところにも口頭で相談をされてきた方がおります。その方は通告しておりますように、内部の職員は大変な状況なんだということを訴えております。具体的に申し上げますが、介護現場のスタッフが少ないので16人いなければならない夜勤体制、つい先日までは12名しかいなかった。だから施設も苦労して夜勤をするように、夜勤をしていないスタッフに問題提起をすることがあるんだそうですよ。その時にいろんな事情で私無理ですと断った方に、それじゃあ昇給ないぞということを言ったというんです。これが事実とすれば大変なことです。それからボーナスカットがされたわけですけれども、町の補助金が不足なので、それを埋めるために回すんだということも言われたというんです。給与表については示されていないと。これ町長ね、せたな町内の介護の現場で、しかも町が前後3回にわたって7,000万も補助した介護サービス事業所の経営する一つの現場の状況の中にこうした問題があるとすれば、これは適宜手を入れていくべき問題ではないのかと思うんです。労働基準監督署のほうでも事情は知っているんだそうです。訴えて電話もしてるし、複数の方々が相談してて、担当者は一遍現場に入りますかということまで言ってるそうです。それから檜山振興局にも多かれ少なかれ同様の悩みをスタッフ複数の方から相談が寄せられているということもあるようであります。地元の自治体にどこまで行政指導の権限があるかということもございますけれども、せっかく町長がここまでのめり込んで雅荘の再開のことで、のめり込んでというのは失礼な言い方ですね。ここまで熱心に雅荘再開に取り組んでおられるのであれば、この現状をきちんと解決しませんと雅荘再開にたどり着いていくことが可能なのかどうかということを私は心配するんです。特に雄心会さんのほうで、恵福会が経営しておられる介護の現場がこういう状態を抱えているということを情報として知っているのかというふうに思うんです。これから経営責任、経営の主体というのは雄心会さんのほうに移っていくでしょうから、そこは正確に認識されて間違いのない対応されるように私は期待したいと思うんです。町長、この間26日でしたか、総務厚生常任委員会で雅荘再開に向けて4人のスタッフが確保されているという趣旨の答弁されましたよね。ところがこれよく確かめると雅荘再開に向けてのスタッフではないようです。現在スタッフが不足していて、その不足しているスタッフの補充の人数じゃないんですか。だっていつ再開されるかわからない将来の雅荘の再開に向けて今から4人も確保できるんですか。返事した方に給料保障なんかはどうするんですか。私はおかしいなと思って疑問に思っていたんですが、町長の発言、会議録調べてませんから断言はいたしませんけれども、もう雅荘再開に向けて4人確保されてますよとこうおっしゃったように印象を受けたんですけれども、もしそうであるとすればそこは町長違いますからぜひ訂正をお願いしたいと思うんですが、いずれにしろきたひやま荘の実情を適切に調べていただいて、入れるべき手があれば手を入れるということを地元の自治体としても可能な範囲で結構でございます、やっていただきたいと思います。必要によっては法的権限を持っている振興局や特に労働基準監督署と連携をして働きやすい、生きがいのある職場にぜひしていただきたいと思います。介護スタッフがこういう状態であれば、施設の主人公1番大事にされなければいけないのは、実は入所者なんです。スタッフが生きがいを持って生き生きと働いて、行き届いた心使いの中で快適な余生を送るということが私は大事だと思いますが、そのためには少なくとも働いている人たちから雇用不安や不満、不信こうしたものを極力なくする作業をしていただきながら、いい環境を作り上げる。良いサービスを提供するということが必要なのかと思います。こういう点で、それは雄心会の問題だ。それは恵福会の問題だと言って突き放さないで我が町の介護福祉事業に関わる町行政のど真ん中の仕事だと捉えていただいて、しかるべく努力をぜひお願いしたいというふうに思いますがいかがでしょうか。お答えいたします。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
まず雄心会が、今回恵福会と協議をされているということ、ようやくこの第1段目の階段である基本合意が結ばれて、両者、真摯に協議を進めているという段階になりました。町としても大変期待をしているところでございます。町も真剣に取り組むという考えで対応して特定政策推進室も立ち上げて、しっかり対応しようというふうに考えて今そういうことをやっております。全てはこれからの協議になるというふうに思っておりますので、今議員がおっしゃいましたことも含めてしっかり見てまいりたいというふうに思います。それから恵福会職員の処遇に関する問題ですが、これもご意見箱につきましては、今詳しく菅原議員ご存じのことなんだろうというふうに聞いておりました。いずれにしましてもこの問題は、恵福会の問題ということでございまして労働環境についての整備等については、こういうことのないように改善をしておらないとならないなというふうに思っております。町としても、可能な範囲で議員もおっしゃっております可能な範囲でしっかりこれを見ていきたいというふうに思っているところでございます。もう少しこの協議が進んで議員皆さんに報告できるようになればいいなというふうに感じているところでございます。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
これについては、これまでも雅荘に対しましては財政支援を入れてきたところでございます。これからどうなるかということは全然今の段階では見当つきませんが、いろいろなことが出てくると、その時には議会とも十分相談させていただきながら対応しなければならないと考えております。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
質問者から。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
これまでも公平性を欠くような考えでやってるということはございません。これからもそういう気持ちでやりたいと、ただ先ほど申し上げましたように雅に関しましては、これまでも皆さんのご理解、議会のご理解をいただいて財政支援をしてきたところでございます。
議員の再質問 11番 菅原義幸
そういう答弁をするんだろうなというふうに思っておりしたが、味気ない答弁ですよね。もっと腰の入った実のある答弁を私は期待をしておりました。それで一つは恵福会のきたひやま荘の実態についてもう少し伺っておきますが、何らかの形で町長は手を入れるんだろうという答弁をされたように思いますが、再度確認しておきますがどうですか。全く町は関係ないから一切手はつけないよということなのか。可能な範囲で監督署や振興局とも連携を取りながらそこに改めるべき実態があれば適宜提起をして、関係機関と協力しながら是正をするという答弁をされたのか、明快におっしゃっていただきたいと思うんです。投書をした方も、その投書の内容を汲み取ると、行政にぜひ何らかのアクションを起こしていただきたいという切実な願いがそこに記されているわけです。そういう思いに応える情のあるアクションもぜひ起こしていただきたいと思うんです。町長それはダメよって言うんならそれでいいんです。いいんですよってことは、それはそれで私も監督署や必要なところにプレーをするというふうにせざるを得ませんから、ただし行政のほうで適切に動いてアクションを起こすから菅原心配するなと、うちらも頑張るよということであれば、これは町行政に委ねたいと思うんです。そこのところを一つ歯に衣着せないで率直にお答えをいただきたいということなんです。まずこれが再質問の一つ。それから2つ目なんですけども、これまでも財政支援を公平にやってきたしこれからも議会と相談しますって、それはそういうことなんでしょうけども恵福に7,000万出してるんですよ町長、補助金、で何のことかって言いますと雅荘の赤字経営に対する財政出動これは合計で7,000万円です。最後の4,000万、3,980万のうちちょっとやり過ぎだということで監査委員から指摘を受けて一部バックになりましたけれども、これは他の介護サービス事業者にとっては、うちらだっていろいろ経営努力してきて、血のにじむような努力をしてるんだという思いでおりますよ。そこにも町長よく思いを致してください。私があえてこの問題を取上げざるを得ないのは、介護事業者に対する財政支援措置平成24年から取りました。正確な表現ちょっと失念しましたけども、それを他の介護サービス事業所はいち早く取り入れて介護スタッフに対する給与上の処遇をしてきてるわけです。ところが恵福会のほうは、いや介護職だけ優遇したら他のスタッフとの不公平出てくるし、公平にやろうとすれば恵福会の財政持ち出さなきゃいけないからっていうことでやらなかったんです。これは前も議会で取り上げてますから町長もご承知だと思いますが、相当あとからやってます。28年からでしたか。その間せっかく国が制度化している優遇措置をみすみす適用せずに済ませてきたという施設側の経営者の判断の問題もあります。それらも含めて出てきている赤字を丸々埋めたとなれば、他の介護サービス事業者はどう思うのかということなんです。だから恵福会と申しますか、雄心会と申しますか、町内の一つの介護サービス事業所だけではなくて公平公正な整合性の取れた支援制度というものを形式化して、その下でそれぞれの介護サービス事業所に適用していくという措置を私は特に求めておきたいと思うんです。そこで心配しますのは町長こういうことなんです。これも少し先の話になりますけれども、雄心会さんに財政措置を取るつもりだとあなたおっしゃいましたね、議会の了解も得ますよとおっしゃいましたよね。その時に、例えば町内の介護スタッフの引き抜き合戦なんていうことが起きたら大変なんです。どういうことかって言いますと既にあるサービス事業所から引き抜いてくると、そうすると引き抜かれたほうはスタッフ不足になりますから直ちに現場は大変なことになる。こういうようなことだけは厳に慎むように行政側も最大の気配り、目配りをする必要があると私は思っています。そういうことも含めて全体的、一体的に必要なスタッフが合理的に確保されるような施策を打たなきゃならんのです町長。そうなりますと町長いいですか、結局私が提唱していたようにせたな町の介護事業持続化協議会というものをきちんと作って、そこに民間事業者も参加させて知恵を絞って協議をして、全ての介護サービス事業者の声や希望が届くように開かれたオープンなシステム作りが必要でないのかと私はそう思うんです。町長の答弁では、いや持続化基金だって既定のお金があるから大丈夫だと。でさっぱり協議会を作るのかどうかも不透明だというような状態なんですが、問題の本質、根本的な認識について私は違和感感じているんです。この人一体どこまで介護事業を真剣に受け止めているのかなと思います。それは私の気宇に過ぎない、菅原の思い違いだとおっしゃるのであれば、今申し上げました介護持続のための基金なり、協議会なりこれを改めて検討していただきますように、再々質問でお尋ね申し上げておきたいと思います。町長質問通告になかったから答弁しないよって言うんじゃなくて、今まで何回も言ってることですから、ぜひお答えをいただきたいと思います。以上です。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
お答えをいたします。まず投書の関係でありますが、これ投書箱の投書については、この名前の分かる方については、本人に今しっかりと回答をさせていただいているという状況にあります。無記名の投書はこれは本人に回答できませんので、議会と同様の扱いとしているところでございます。恵福会の問題でありますが、こうした労働環境ですか、こういった部分についても恵福会に確認をさせていただくということになりますが、可能な範囲でしっかり対応したいというふうに思います。厳しいこの福祉事業に対する支援のあり方ということでお話がございました。町といたしましてもこれを受けて、新規の雇用などについての支援策を講じているところでございますが、こうしたことにつきましても、今後またさらなる検討を加えたいというふうに思っております。議員提案のこのこともございますので、こうしたこともしっかりと頭に置きながら今後対応してまいりたいというふうに思っております。いずれにしましても恵福会と雄心会のことにつきましては、協議の推移をしっかり見守って必要な支援をしてまいりたいというふうに思っております。