木古内町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月12日
除排雪の状況について
- 聞いた人
- 安齋彰 議員
- 答えた人
- 町長 鈴木慎也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 安齋彰
6番 安齋 彰でございます。私は、除排雪の状況について質問させていただきます。昨年度は、数年ぶりに積雪が少なく、除排雪については大きな問題もなくシーズンを終えました。しかし、今シーズンはすでに真冬並みの寒気が続いており、気象庁の発表では、「北海道の積雪は平年並みか多い」と予測されています。町では、生活道路や家屋周辺の除排雪をするサービス事業を展開していますが、その経費の一部を助成しています。高齢化に伴い、「してあげる側」から「して欲しい側」へとなるかたが増えていることを実感しています。今後は、除排雪の需要がますます増えてくると思われますが、これに対応する人材の確保が困難な状況となっています。そこで、除排雪作業員の人員確保のための担い手の早急な育成について、及び当町の除排雪に関する次の5点について町長の見解を伺います。1.国道や道道の除雪され道路脇に高く積み上げられた雪山について、一定の基準より高くなった場合に排雪を要請できるのか。2.国道や道道などの主要な交差点に高く積み上げられた雪山を、視界確保のため、町の除排雪請負事業者が排雪を行うことができるのか。3.市街地では、空き家などからの屋根の落雪により、隣家や近隣住民に危険が及ぶ場合のルール決めなどの対策はできているのか。4.除雪車両の騒音対策としてEV重機の導入、あるいは購入するための補助制度を作る考えはあるのか。5.役場の駐車場に雪を積み上げているが、有事の際の避難場所にも指定されているため、常時スペースの確保をしておく場所ではないか。以上についてでございます。よろしくお願いいたします。
町の答え 町長 鈴木慎也
6番 安齋議員のお尋ねにお答えさせていただきます。一つ目の国・道に排雪を要請できるかとのお尋ねですが、まず排雪基準について、「車道幅員の確保が困難となって、引き続き雪が降る、そういった予想がされて、そして道路交通に支障をきたすおそれがある場合実施する」とされています。排雪の判断についてはご存じのように、国道は開発局、道道は北海道が行っております。これまでも危険な状況と判断される場合や地域からの要望等について、町から排雪の要請を行っており、今後も継続して要請をしてまいりたいと思っておりますので、要請ができるということでございます。そして、二つ目の国道・道道の交差点に高く積まれた雪山の排雪を町にて行うことができるかのお尋ねですが、基本的には開発局や北海道が行うべきものと考えておりますが、しかし、危険が伴い緊急性が高いと判断した場合は、町の除排雪請負事業者により対応しておりますので、引き続き迅速な対応に努めてまいりたいと思っております。ですので、行うことができるということでございます。三つ目の空き家から落雪により危険が及ぶ場合のルール決めと対策についてのお尋ねでございますが、町としてのルールは特に定めておりませんが、空き家の落雪処理については年間、数件の相談が寄せられている現状であります。対策といたしまして、空き家所有者への雪止め等の設置をお願いするほか、除雪を行ってもらえる業者の紹介を行い、適宜対応しております。今後も地域住民の安全を守るために、必要な対応に努めてまいりたいと考えております。四つ目のEV重機導入への補助でありますが、除排雪作業の騒音、この主な原因はエンジン音だけではなくて、作業時に動くバケットやブレードの機械部分の動作音です。また、道路や雪との摩擦音であると認識しています。このため、EV化だけで騒音問題が全面的に解消するわけではないということでございます。ただし、町といたしまして「ゼロカーボン木古内」の推進を掲げており、進めておりますので、環境負荷の低減を図る取り組みを進めながら、本年度は公用車としてEV1台を導入しております。その運用状況や効果について、調査・評価を行い、この経験を踏まえて、重機を含む他の機械や車両のEV化について、調査研究を進めていくことが重要であると現時点では考えているところでございます。今後は、環境負荷の低減や騒音対策を含めた総合的な視点で技術の進展、そして国・北海道の補助金の制度、そういったものの活用の可能性を検討しながら、町の実情に適した方策を模索していきたいと思っております。五つ目の役場駐車場の確保についてですが、議員ご指摘のとおり、駐車場の半分程度がたまに使用できなくなっている、これが現状であるかと私もそのように受け止めているところでございます。有効に利用できる限られたいわゆるその排雪場所のそういった確保、排雪費の増加、そのことによって除排雪の費用が増加するといった課題もあります。ですが、近隣スペースなどを活用して、できる限り駐車場のスペースの確保に努めてまいりますということで、なんとかご理解をいただければとそのように思っているところでございます。担い手の確保と育成につきましては、どの業界においても、人口減少による人手不足という課題が深刻な状況であるわけでございます。特にご質問いただいたように、除排雪の作業においては、効率化と省力化をしっかりと図りながら、住民の皆様が安全かつ快適に暮らせる「きめ細やかな」除雪体制を維持すること。維持して継続していくこと、これがなによりも重要であると思っております。町といたしまして、地域の皆様のご理解とご協力をいただきながら、先進技術の活用や柔軟な発想を取り入れて、持続可能な除雪行政の実現に向けて挑戦をしているところではございます。この厳しい冬においても、安心とあたたかい温もりを感じられるように、町として全力を尽くしていく覚悟でございます。以上でございます。
議員の質問 6番 安齋彰
長く答弁をいただきました。ありがとうございました。私のほうから再質問としまして、まず人材の確保、早急な育成についてということのほうから再質問させていただきたいと思うんですが、いまの答弁を聞いている限りでは、あまり危機感を持っていないのかなというふうに感じているんですけれども、私だけなんでしょうか、これは。なにかいまお答えの中でも道の補助金制度の活用性を検討しながらというようなお答えはいただきました。なにかそういうものが具体的にあるのであれば、教えていただきたいなというところでございます。なぜこの人材確保の話をもってきたかということですけれども、除排雪については毎年のように町民から様々な要望や意見、若しくは苦情が寄せられています。私のほうにもことしはじめて、除排雪の請負事業者に申し込みをしたんですが、シーズン契約を断られたという事例を確認しました。今後はさらにこのような事例が増えるのではないのかなというふうに思われます。手遅れになる前に早急に取り組むべきことだなということで、私は質問をさせていただきました。この除雪サービスなんですけれども、自力での除雪が困難なかたにとって、冬期間3か月に5,000円だけ自己負担ということで、玄関先の道路を除雪してもらえる。これは、なくてはならない事業だと私は思います。ただ、高齢者事業団に委託している事業ということなんですけれども、業務の実情とか請負状況や団員の作業の状況の把握は、ちゃんとしているんでしょうか。私は、あまりしていないんじゃないかなというふうに感じています。委託料を出しているんですから、やはり除雪件数や出動回数だけでなく、この事業団、先ほども町長の答弁にもありました存続ということですよね。これ存続してもらわないと困るんです。この事業団存続のための実態把握、実情把握、これをちゃんとするべきではないのかなというふうに私は思うんです。あともう一つ、令和4年度から助成の対象となったシーズン契約の家屋周辺の除排雪、これについては料金の3分の2を助成する、限度額が3万7,000円と。サービス内容の違いがあるということにはなりますが、これシーズンで例えば6万円の契約でしたら、3分の2ですから4万円、限度額3万7,000円ですから3,000円負担というふうになるかと思います。これであればまだなんとかできるかなと思うんですけれども、結構これより高額な10万円くらいというかたもいらっしゃるようです。この自己負担を支払うのは経済的にかなり大変だなというふうに私は思います。この登録事業者の個々の規模や地域の事情ということもよるんでしょうけれども、受入限度を超えていると、その業者さんの。そういうことでお断りしているという理由であれば、これは仕方のないことなのかもしれないんですけれども、だからと言って必要としている町民が利用できない状況に置かれることは、福祉の町木古内としてどうなのかなというふうに私は思います。これらのサービス事業ですけれども、過去にもきっと申し込みに対してお断りされているケースがあるんじゃないかなというふうに思うんですが、この件について他業者のかたに何件請け負いました、いくら払いましたっていうだけのことじゃなくて、この実情の把握と分析という中で、聞き方として申し込みをされたけれども、断ったことはありますかというような確認をしているのかどうなのか。こういうのをちゃんとやっていくべきじゃないのかなというふうに思うんですけれども、この点はいかがでしょうか。まず、お尋ねをいたします。
町の答え 町長 鈴木慎也
答弁をさせていただきますが、再質問の中でどのような答弁を求められているのかというのが少し私の中でいま整理がしきれていないんですが、まず答えさせていただくものとして、まず事業団の部分ですけれども、これは常に会議や意見交換をしながらやっておりますので、しっかりと把握をしているというふうに認識していただいて構いません。ただし、そのような中でも様々な声、地域の実情があるかと思います。そういった部分は、できれば個別案件について、その時にすぐ町なり事業団のほうで対応させていただきますので、どちらかと言えば議場は政策的な部分の論争が本来でありますので、個別の案件についてはその都度、対応させていただきたいと思いますので、そのようにご理解をいただきたいと思っております。また、人材確保については、一度目の答弁でもさせていただいたように、企業や外部の人材も必要なんですが、いま町の請負事業者の実態としては、様々な業界のかたが請負事業者としてやっていただいています。ですので、除雪に対する人材育成というよりも、元となる事業がしっかりと安定的にやっていただく、そこで例えば若い職員とかが育っていく、そういったことが町の除雪の基本となっているということをまずそこは共有したいと思います。ですので、請負事業者がしっかりと人材を確保して、通常の業務をしながらもそれが達成することで、木古内の除雪の状況もしっかりとイコールになっていくということをまずご理解をいただきたいなと思っております。また、私の受け止めなんですけれども、先ほど再質問の時に議員からいわゆる補助金についての少しお話があったかと思いますが、これはEVに関しての答弁ではなくて、どのようにちょっと受け止めたらいいかなと思って悩んではいるんですけれども、おそらく雪寒法とかこれはいわゆる積雪寒冷特別地域における道路交通の確保に関する特別措置法なんですけれども、いわゆるこの地域の管理者は、この法令に基づいて国の補助を受けて除雪を行っているというのがまず基本であります。それに加えて、4年ぐらい前から透明性があって公平性があって、オープンな除雪、行政でなければならないということで、入札制にしました。それに加えて、GPSによって道路区分するための取り組みも進めております。これも雪寒指定道路、これも3分の2国が補助することとなっています。ですので、様々な取り組みを進めながらも国のそういった補助対象になれる、そういったものを町として進めておりますので、ご理解をいただきたいとそのように思っております。すみません、答弁の中で答弁漏れがありましたら、的確にこれについてと言っていただければ大変助かりますが、ただ個別案件については、議場ではもしかしたら馴染まないかもしれないので、そこは担当課のほうがしっかりとサポートさせていただく、このことをまずお約束をしたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いします。以上です。
議員の再質問 6番 安齋彰
すみません、私の再質問の仕方がきっと悪かったんだなというふうに思います。簡単に言えば、この人材育成を早急に取り組むべきと。その方策がなにかあるか、それから委託している事業について、きちんと内容を把握しているかというところです。いま、いろいろとお答えいただきました。その中で、いろんな補助制度を利用してというふうにお話をいただきました。確かに木古内はことしも豪雪地帯の中でも特別豪雪地帯という指定を受けているところかなと思います。暖冬ではありますけれども、雪の多さはそんなに変わらないでしょうし、今後もそんな急には変わらないだろうと。ただ、人はどんどん減っていく。そんな中で、やはり除雪をやってもらいたいという人が増えているっていうところですので、これはいまのうちにどんどんどんどん手を打って、除排雪できる人そういうのを増やしていかなければこのあと手遅れになるよと。だから、いまなにかしらの手を打たなきゃならないだろうということで、お話しているところです。たぶんご存じだと思うんですけれども、補助金という中では豪雪地帯において除排雪時の死亡事故が多発していることを踏まえ、将来を見据えた戦略的な方針の策定と持続可能な除排雪体制の整備に取り組む自治体を支援するとした国の豪雪地帯安全確保緊急対策交付金事業というものがあります。これ令和3年の12月から実施されていて、地域安全克雪方針策定の支援が補助率10分の10、上限は500万、方針策定に向けた試行的取組支援が2分の1というふうになっています。このような交付金制度を利用して、除排雪の関係人口を増やしていくことが大事でないかなというふうに私は思います。町内に大型特殊免許を持っているけれども、全く使っていない人もいるんじゃないかなと、私の知り合いでもおりますけれども。また、冬場の収入を確保したい事業者や個人がまだまだいるんじゃないかなと。それから、各町内会に除雪機を配備して貸し出しできるようになるのではないかな、こういうこともできていくんじゃないのかな、いろいろと考えるところがあるわけです。そういうのをやはり危機感をもってっていうふうに考えると、まだちょっと危機感をもっていないかなというふうに私は町長の答弁では感じるところなんですけれども、どうですか町長。どれくらい危機感って感じていますか。
町の答え 町長 鈴木慎也
行政の除雪というのは、法律や条令に基づいて住民の皆さんの生活環境を守り、公共の安全を確保するために行われています。これが大前提です。その中で、住民の皆様からの要望、地域の特性、そういったものをしっかりと反映していく。いまおっしゃったように、人材確保が困難だったり、様々な困難があります。ですけれども、町としてその困難に対してどのような課題方法・解決方法をすればいいかとこれをまず進めている最中でありますから、ですので危機感が足りないのではないかというようなご質問は、さらにこの除雪、行政を前に進めて、住民の皆さんが冬でも安心して過ごせるようにしっかりと行政として除雪を頑張れとそのように応援していただいているものと私としては勝手かもしれませんが受け止めましたので、引き続き町として冬期間も安心して暮らせるように除雪行政を進めてまいりたいですし、これは先日の中学生議会でも中学生の皆さんからもいただきました。その時にしっかりと町としてお約束をするという答弁もさせていただきましたので、議員におかれましても引き続き、ご理解とご協力をいただきながらも、地域の特性や地域の声をいただいてこの地域全体で、町だけでは把握がしきれなかったり、町だけでは除雪が安全的にできません。ですので、本当にいろんなかたのお力を借りながら、住民の生活そういったものを守っていきたいと思っておりますので、ご理解いただければと思います。以上です。
議員の再質問 6番 安齋彰
力強い答弁をいただきまして、ありがとうございます。今後もより一層、住民の期待に応えていただくように、鋭意努力いただければよろしくお願いいたします。そのあとの除排雪についての五つということで、再度お尋ねしたいなとは思うんですけれども、取りあえず1番も2番も可能だよということだと思うんです。ただ、危険が迫ったという形になるかなとは思うんですけれども、ただその度合いとしてどうなのかなというのがあるんです。皆さん、車に乗って通っているとわかると思うんですけれども、車の窓からほぼほぼ雪山越しっていうのは見えていない状態が多いです。かなり高く積もってからようやく取っているっていう状況になるかなと思うんですけれども、特にみそぎ浜のところです。あそこなんですけれども、町外からやはり道の駅に来られるかたが多いんです。どうしても通り道っていうので、帰りもやはりそこを通るんですね。その時にやはり国道から出ようと思った時に、なんにも見えないです。特に知内方向から来る車は、下りになっているんですね、あそこ。雪山から本当に頭かなり出さないと出てきた車が見えない。出ていくほうもだいぶ前に行かないと見えないし、ワッて思うようなことがすごく多い。なので、できればその雪山についても例えば車の窓から通ってくる車が見えるぐらいまで、本当の若干の範囲にはなりますけれども、本当の角・角のところにはためないようにやっていただきたいなというふうに感じます。また、子どもたちが通学していたりするところで危険な部分っていうのがやはり雪山にはあります。特に子どもたちは背が低いので、どうしても見えにくくなります。大きい通りから中に入ろうとした時に、歩道を渡ってくる子どもが全く見えなくて、いきなり出てきちゃったっていう感じで、もう心臓がバクバク状態っていうのがあります。そういうのをやはり子どもたちを守るっていう面から、幼児や小学生を対象にした雪山の危険についての交通安全教室なんかもできればやってもらえたらいいかなというふうに思います。これは、ちょっと要望にはなりますけれども、お願いをしたいなと。五つ目なんですけれども、役場の駐車場です。除雪なんですけれども、駐車場内にいまためているような状態になるんですけれども、あれもう少し奥側の中のなんにも使っていないスペースのほうに捨てるっていうことはできないんでしょうか。あと若しくは、道路を渡った海側のほうにある車庫側、あちらのほうにも町有地はあると思うんです。そちらのほうに持って行ったりとかはできないんでしょうか。ちょっとそこ聞きたいんですけれども。
町の答え 町長 鈴木慎也
安齋議員の再質問でございますが、一つ目は要請することができる。2は、行うことができる。3については、ルールがありませんと。5は、ご指摘のとおり駐車場については実施をしているということで、一度目の答弁をさせていただいたように、しっかりと問題意識を持っています。今後、どういった形でその課題を解決していくかとそういったこともいま現場と担当課ともしっかりと打ち合わせをしていますので、様々なそういった思いや考えはあるということはしっかりと受け止めさせていただきましたので、町の方向性、考え方というのは一度目の答弁でさせていただきましたので、個別的な具体的な部分については、しっかりと職員と力をあわせて、その期待に応えられるように全力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと思います。以上です。
議員の再質問 6番 安齋彰
ありがとうございます。三つ目です。特にルール決めしていないということでした。その業者に頼んでいるっていうのもありますけれども、これ自己負担ですよね。それしかいま方法がないということだとは思います。ただ、そこら辺もいま町長がお答えいただいたように、いろんな努力をしていただいて、皆さんが納得するようなそういう政策を進めていっていただきたいなというふうに思います。私のほうからは以上で、質問を終わります。