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木古内町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月12日

働き方改革・ハラスメント対策について

聞いた人
廣瀬雅一 議員
答えた人
町長 鈴木慎也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 廣瀬雅一

3番 廣瀬雅一でございます。私のほうからは1点、働き方改革・ハラスメント対策についてでございます。働き方改革関連法が2018年6月に成立し、国を挙げて推進する取り組みがはじまりました。背景には、長時間労働、残業問題、労働人口の減少、働き方に関するニーズの変化など、雇用者を取り巻く課題は多種多様化し、民間企業では先行してこの課題に取り組んでいると感じております。また、多様なハラスメント問題では、現在進行形で法整備が進んでいると思います。こうした、労働環境問題の改善策や精神的ストレスを感じるハラスメント対策について、行政ではどのような対策を講じていくのか、以下4点について、町長の見解をお伺いいたします。1.担当では、時期によって長時間労働になる場合があると思いますが、この対策や心身ケアの取り組みについて。2.各種法律が改正され、職場におけるパワーハラスメント防止のために雇用管理上必要な措置を講ずることが事業主の義務となりましたが、我が町の取り組みについて。3番、雇用者を守るためのカスタマーハラスメント防止策の体制整備について。4.職員の中途退職や休職者がいると思いますが、その方々の原因究明や、今後の対策についてお伺いいたします。

町の答え 町長 鈴木慎也

3番、廣瀬議員のお尋ねにお答えいたします。まず、1点目でございますが、長時間労働と心身ケアに関してのお尋ねですが、季節ごとの大きなイベントや、多岐にわたる総合計画の見直し、あるいは感染症対策や災害対応など、自治体では様々な通常業務以外の多種多様な大きな事業があります。これは、町職員に限ったことではなく、ご協力をいただく関係機関や町内事業者、支援いただく町民の皆様など、目的の達成のために一時的に長時間労働となるのはやむを得ないと考えているところではございます。なお今年度、現在の職員数等について、事務能率改善委員会へ諮問をしたところ、現状の人員で問題はないとの答申をいただいておりますが、今後の状況によりましては、外部人材の活用をさらに進めることも検討しながら、職員の負担緩和、働き方改革を図ってまいりたいとそのように考えているところでございます。心身ケアにつきましては、長時間労働が原因で体調に不調を来すなどした場合は、上司や同僚に相談をするなど、普段からのコミュニケーションをとおして体調管理に配慮しております。次に、2点目でございます。法改正に伴い講ずる措置として、令和5年の12月に木古内町職員のハラスメント防止等に関する要綱を策定しております。この要綱に基づき、様々なハラスメントの防止や、問題が生じた場合に適切に対応するための対応策を定めております。具体的には毎年度、自治体職員向けのハラスメント研修に管理職を参加させているほか、不祥事再発防止委員会として、他市町村でのハラスメント事例などを紹介するなど、ハラスメントの発生防止に努めております。また、対策を強化するため今年度の職員研修、こちらは2月実施を予定しておりますが、全管理職を対象にハラスメントに特化した研修を行うこととしております。次に、3点目でございます。カスタマーハラスメントに該当すると思われる事案については、年々減少傾向にありますが、引き続き、適切な対応が求められております。基本的な対応方針といたしましては、まず相手の意向や背景を丁寧に汲み取り、理解を深めることに努めるとともに、必要に応じて上司や同僚と連携し、複数名での対応を行うことで、不必要な衝突を回避し、建設的な解決策を模索する姿勢、こういったものを大切にしております。それでもなお解決が困難な場合、例えばですが暴力行為や法的な紛争に発展する恐れがあるケースでは、速やかに警察への協力を求めるほか、面談の一時中断、関係機関や町の顧問弁護士の助言を受けるなど、慎重かつ誠実な対応を徹底してまいりました。引き続き、カスタマーハラスメント防止への取り組みを一層強化をし、必要に応じて体制や対応手法の見直しを行いながら、円滑な問題解決に努めてまいりたいと考えているところでございます。次に、四点目でございます。まず、職員の中途退職や休職者が発生していることにつきまして、廣瀬議員におかれましてはご心配をいただき、また日頃より職員をお支えいただいておりますことにまずをもって感謝を申し上げたいと思います。退職や休職に至る要因については、健康上の問題、家庭環境、職場の人間関係、さらには働き方改革が進む中での新たな課題など、多岐にわたるわけであります。しかし、これらを全て、職場環境の問題に帰結させることは、職場で日々一生懸命に働いている多くの職員に対し、不公平な評価を与えかねません。私は、職場が全ての要因であるという誤解を与えかねない質問として受け止めているところではございますが、まずはその点をぜひご理解いただきたいと思っているところでございます。原因は個別具体的であり、全てを職場環境に帰すことは適切ではないと思っております。一方で、特に近年では、自己の成長や夢を追いかけて、新たな挑戦をする選択をする職員が増えていることも事実であります。こうした退職は、必ずしも職場環境に問題があったからではなく、むしろご自身の発展を目指すための選択肢として理解して受け止めています。これは、職員一人ひとりが自己実現に向けて努力をしているその証とも言えると思います。このような選択をすることは、職場における自己成長や発展に対する積極的な姿勢として評価すべきだとそのように思っております。もちろん、全ての中途退職者がこのような理由によるわけではありませんが、職場環境が原因で退職に至ることがあってはならないそのような考えのもと、退職者の背景や理由をしっかりと把握し、改善すべき点は改善するよう取り組んでおります。職員が心身ともに健やかに働ける環境を整備するためには、個々のケースに応じたサポートを行い、組織としても持続的に発展し続ける体制を構築することが重要であると思っております。また、退職や休職の原因を軽視することは決してありません。町といたしましては、職員一人ひとりが抱える問題に真摯に向き合い、できる限りのサポートを行っております。特に木古内町職員のハラスメント防止等に関する要綱に基づき、ハラスメントの発生防止と問題解決の徹底を行っております。また、退職や休職に関しては、上司や人事担当者による面談、相談窓口を通じて個別に対応し、職員が安心して職務に取り組めるよう配慮しております。以上でございます。

議員の質問 3番 廣瀬雅一

ただいま、町長から答弁いただきました。おおよそ町長の考え方と行政の対策という部分で、概ね理解したところでございますけれども、重複になりますけれども、ちょっと詳しく再度質問したいなと思っております。各種イベントに関して、職員の皆さんの協力、とりわけ人員的な協力なくしては現状、執行できないイベントというのがほとんどだと思っており、大変ありがたく感じております。各イベントの参加や運営しております私より、心より感謝を申し上げます。しかし一方で、職員皆様方の多大な負担にはなっているんじゃないかなと危惧しているところでございます。また、デスク業務においてもDX、AIが進んだとはいえ、入力は人です。多様な方々と交渉事や契約事、このエビデンスが求められる時代に職員が繁忙を期しているのではないかと思っております。そこでお聞きいたしますけれども再度、予算等の投入は必要だとは思いますが、イベント等の事例に関して先ほど答弁でもありましたけれども、イベント会社に例えば委託をするとか、あともう1点。職員配置計画はあるとは思いますけれども、私の経験上、私の会社の人員はかつて営業職が多かったんですけれども、いま内部化に対しての職員が10年前と比べると倍になっているんですよね。それと事務的最後の繁忙っていう部分で、行政人員に関しても詳細に考慮を検討して、増員ということで抜本的な見直しというのは、お考えはあるのでしょうか。この2点、お願いいたします。

町の答え 町長 鈴木慎也

廣瀬議員の再質問にお答えをさせていたします。まず、二つ目の答弁からさせていただきますが、一度目の答弁でもさせていただいたとおり、まず諮問をしております。事務能率委員会にしっかりと諮問をして、その答申をいただいて、それに則って、その職員の配置計画、いわゆる職員の人数を町として、必要な職員数を配置するわけであります。ただ、答弁させていただいたように、これに限らず議員おっしゃるように、いろいろなデジタルや技術も含めて、またまちづくりがいままでよりもとても複雑になっています。まちづくりをする中で、役場職員がやらなければいけない業務量っていうのは、専門的な内容も含めてすごく増えています。そういった意味では、外部人材をしっかりと活用しながら、適切な行政運営ができるように、いま全力で努めておりますが、本日貴重なご意見もいただきましたので、一応現状としてご報告させていただきます。ただ、あくまでも事務能率委員会の諮問をして答申をすると。まず、それが基本になっているということをご理解いただきたいなと思っております。また、イベント等においての外部の委託、業者に委託をしてはいかがかとそのような質問かと思います。町内イベントと言ってもまさに本年はじまりました、トライアスロンの国際大会でありましたり、また何十年と続いております寒中みそぎだったり、咸臨丸だったり、様々なイベントがあります。そして、そのイベントの主たるかたは誰なのかと言った時に、そのイベントによってそれぞれ違います。ただ、いずれのイベントやそういった催しものには、必ず町として様々なサポート、金銭的だけではなくて物だったり人だったり、いろんな角度から町として支援をさせていただいております。ただ現状、この人口減少が進んできた中で、いままでの伝統的なイベントやそういった伝統文化が現状のままでは守り切れない状況にあるというのは、そこはしっかりと受け止めています。そういったことも含めて、いままで以上に町としては職員に汗をかいてもらって、そういった地域のイベントだったり伝統文化を守るためにやらせていただいているという認識ではありましたが、ただ本日は貴重なご意見をいただきましたので、職員の人数や能力にも限りがあるのは確かです。ですので、今後どのように外部の人材、若しくは外部の会社、イベント会社等と連携をして、どのように開催をしていくことが町にとって町民にとって参加される皆さんにとっていいのかとそういったことを総合的に考えて、検討して進めていきたいとそのように思っています。以上です。

議員の質問 3番 廣瀬雅一

これから来月、みそぎ祭りという部分に関して、私も携わっていまして、毎年行政職員のかたに手伝っていただきまして、本当に誠にありがたいなと思っておりました。人員に関しても委員会などで協議をしているということなので、その辺はやはり密にしっかり協議を行っていただいて、適材適所ではないですけれども、人員配置または増員も踏まえた中で、検討していっていただきたいなと思っております。次に、答弁で言っていました職員の中途退職、また休職に関して私の質問がちょっと言葉足らずだったかもしれませんけれども、過去において人数把握はしていませんけれども、人数をもし教えてもらえるのであれば人数も教えてもらいたいんですけれども、全てがこの職場環境によってそういう状態になっているというような質問内容ではないです、はっきり言って。ちょっと言葉足らずっていう部分もあったとは思うんですよ。それで、決してゼロではないかなということなので、それに関してこのゼロではないにしても、もしそういうかたがおられた場合の声の届け方っていうんですか、どちらのほうに訴えたほうがいいのかということで、答弁では「要綱を策定したり」とかっていう部分はあるんですけれども、不祥事再発防止委員会がそのような窓口となっているんでしょうか。その辺ちょっとお聞かせください。

町の答え 町長 鈴木慎也

廣瀬議員の再質問にお答えいたします。基本的には職員等の公益通報等に関する要綱、これに基づいて職員が相談をしたりとか、例えば管理職とかが窓口となって対応するとそういうことになっています。以上です。

議員の質問 3番 廣瀬雅一

管理職という部分で、上位職そういう部分だとは思うんですけれども、なかなかはたしてその上位職に対して声は出しづらい部分があるのかなって思っておりまして、その上位職でもないような別組織みたいな部分で、構成させてはどうかなとも思っているんですけれども、民間では労働監督署、その他様々な相談窓口があるんですけれども、行政のほうでは声の届け方の一つとして、労働組合というものがあると思うんですれども、そういう労働組合との関係はどのような体制になっているのか。例えば町長部局と労働組合の課題解決、そのような問題に対しての協議っていうのは、あったりするのかなかったりするのかちょっとお聞かせください。

町の答え 町長 鈴木慎也

廣瀬議員の再質問でございますが、文章でそういったお尋ねがありますので、それに対して文章でしっかりと返していくという現状でございます。

議員の質問 3番 廣瀬雅一

ただいまのことに関しては、後ほど文章でよろしくお願いいたします。

町の答え 町長 鈴木慎也

廣瀬議員に文章で提出をすると言った答弁ではなくて、いわゆる組合とのやり取りが文章であります。組合から例えば人員についてですとか、働き方改革についてたりですとか、そういった何項目かの内容・課題について、文章で頂戴をしています。それに対して町として、文章でしっかりとお答えをしている。ですので、議員がおっしゃったようにいわゆるやり取りはしているのかという質問に対して、しておりますというのがお答えでございます。以上です。

議員の質問 3番 廣瀬雅一

わかりました。要は、文章でのやり取りでの協議を進めているという、課題解決に向かってやっているということで、解釈いたしました。最後に、カスタマーハラスメントという部分で、年々減少傾向というのはあるんですけれども、直近で札幌のほうで対策基本方針とか、条例まではいくのかなと思っているんですけれども、これに関してやはりこれも木古内町民はそういうことはないとは思うんですけれども、やはり外部から来るかたも多数おられると思いますので、この辺に関しては基本方針の策定、条例まではいらないとは思うんですけれども、また抑止力として厚生労働省のホームページにポスターがありますので、せめてポスター掲載をして、抑止もよろしいかなと思っております。概ね私の聞きたいことはこれだけなんですけれども、最後に昔は良かったことでも、いまの時代は本当に良くないことをしっかり認識しまして、多様なハラスメントに対しても我々議員もそこはしっかり取り組んでいかなければならないと思っております。これだけ多種多様なハラスメントがありますので、十分な対策を講じて心身のケアも大事になってきていると思います。ぜひ、受けた側の声をしっかりと届けられる環境づくりが大事で、職員も我慢せずに声を上げ、それを理解する組織や環境の整備が必要だと私は思っております。ぜひ、町長にガバナンスをしっかり取り組んで、魅力ある未来ある職場環境を構築していただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。私の質問は、以上でございます。

出典:木古内町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月12日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる