みんなの議会

松前町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月8日

間近に迫る北海道新幹線開業に向けて町の対策を問う

聞いた人
伊藤幸司 議員
答えた人
町長 石山英雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 伊藤幸司

6月の選挙を前に、福原議員と二人で一般質問をさせていただきます。もっと早く教えてくれればよかったのに、今、議員の控え室で6月議会に一般質問をした方、66%が落選したという大変ありがたいご指摘を受けまして、せめて昨日くらい言ってくれればですね、何とか間に合わせたかなと思っております。ともあれ、福原議員、一生懸命「食」についても言ってもらって、大変いい質問だったなと思ってます。それでは、通告に従って、まずは申し上げたいと思います。「間近に迫る北海道新幹線開業に向けて、町の対応策を問う」という表題で質問させていただきます。まあ、北海道新幹線、いよいよ3月に開業となります。周辺の各町ではですね、いろいろ様々な取り組みがされておりまして、新聞紙上賑わっているところでございます。我が町の集客体制はどうなのかということについて、少しお尋ねしたいと思います。先程の行政報告にありましたけれども、第68回のさくらまつり、終わりました。終わってみれば、言われましたとおり入り込み数が相当減ってると、6万人ちょっとの減少を見ました。また反面ですね、中国、台湾の俗に言うインバウンドが若干の増加傾向にあると、そういったことを町長が申しておりました。要するに、私がここでお尋ねしたいのはですね、今まで松前の観光って言いますか、観光って言うか産業の柱の一つであるこの大きな部分について、桜と城に頼ってきたのかなというふうな感じがしておりまして、例えば、今年のように桜の開花がですね、ちょっとタイミングがずれると各分野において大変な影響を被ると。いつの時もお天気次第と言いますか、皆、空を睨みながら今年はどういう準備をするかとか、いろんなことで悩んでいるところであります。とにかく、そういうことでですね、うちの観光、そして、それに繋がる様々な産業がですね、このままでいいのかっていうのが私の考え方でございまして。まずは、北海道新幹線について、うちとしては十分な備えができてるんだろうかということをお話したいと思うんですね。何かっていうと、この通告書にもありますけども、松前の観光っていうのは昔からですね、食がどうなんだっていう、食の重要性っていうのは問われております。例えば今年のように開花がずれました、咲きませんでした、寒かった、いろんなその気候上のいろんな条件が変わると、もう直ぐさまそれがですね、様々な分野に波及すると。基本的に、じゃあ、骨になる部分がしっかりできてないのかなっていうのが出てございます。その内の食について、特にどんな備えをしておられるのかなっていうことを今回はお尋ねしたいということでございますが、まあ、例えばマグロですけども、松前のマグロは一生懸命漁業者の皆さん、関係者が努力をされてブランドイメージが益々高まってきてる。ところが、そのマグロについてですね、じゃあ、いついけば食べられるのとか、一年中食べられますか、どこで食べられますか。さっき福原議員がガーデブックの話をしておりましたけども、それもそうでしょうけれども、はっきり言って通年食べられるんですかねって話になると、聞かれた方もですね、なかなか答えにくいというのが現状だと思っております。問題はですね、例えばその春のほんの少しの時間帯、そこで集中的にお客さんが来ますけど、実際はお花見期間過ぎてもかなりのお客さんが松前には来ております。そうした方にですね、いろんなとこ見てもらうのも結構ですけれども、やはりこれからの観光って言うか、今までもそうでしたけども、お金を落としていただくためにはですね、食が一番肝心だろうなというふうに思っております。まあ、一本きちっとですね、通年、これは対応できますよというのがぜひほしいなという気がしておりまして、それが一本通ればですね、例えば桜の時期はもちろん、それからいろいろご提案ありましたけれども、海で遊ぶ、ファミリーだ、そんな方々に来てもらっても、今の観光客っての、私もそうですけど、お菓子を買って帰ることってことあんまりなくて、じゃあ、どこでお金を落としてもらうか。まあ、泊まっていただければ一番いいですけども、そこもなかなか大変だということなると、いかにじっくりとですね、時間をかけて美味しいものを食べていただいて、お金を落としてもらうかということに着目をしないと駄目なんではないかというふうに思っております。問題は食材です。日本海ですので、いつでも魚があるというわけにいきませんし、常にそれとのジレンマだったと思います。例えば、マグロなんかであればですね、今の急速冷凍、それから超低温の冷凍システムがあれば、しっかりと対応ができるんだっていう話を聞いておりまして、それをどうにかした方がいいかなと。まあ、いろんなことがありますけれども、私としてはとりあえずいろんなことをしなくてもいいですけれども、まずは一つ的を絞って、食に関する部分について、しっかりと対応してほしいなというふうに思っています。要は、何をこれからアピールするのかと、たくさんのお客さんが来る予定でありますけれども、本当に果たして来るんでしょうか。そうすると、よっぽど強烈なアピールがないと来ないのではないかなという気がしております。もちろん、我々はですね、うちの観光資源が他に比べて劣っているというふうには思ってはおりませんけれども、しかし、来てみて初めてわかるような状況ではしょうがないと。いかにアピールをするか、これから情報発信の勝負だ、そのように思っております。発信するにしてもですね、供給体制がしっかりしてないとどうにもやりようがありませんので、まずはその辺からちょっとお尋ねをしたいと、町長、何か格別のプランでもあれば教えていただければと思います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

伊藤議員から、新幹線開業に向けての町の対応策を問うというふうな一般質問の通告をいただいております。中でも食に対する質問だったというふうに思っておりまして、松前の観光につきましては、やっぱり食の提供、今まで創意工夫をして観光客に提供してきているところであるわけであります。桜の時期、通年観光を目指すから、通年観光を目指すという意味で、年間を通じての食の提供のことだというふうに思っております。海産物でありますマグロ、イカ、アワビ、ウニ、コンブ、中でも今ブランド化を図っている松前の本マグロ、何度もテレビで取り上げられておりますし、現状の認識と致しましては、私は食の、松前の観光のエースだろう、エースというふうに思っているところであります。今、議員からご指摘がございました。春の桜の時期、この時期はどうしても現状の状況を考えますと端境期になるわけであります。多くの観光客が松前を目指して来るんでありますけども、その段階で松前産の本マグロの提供が果たして十分にできてるのかと、できてるのかというふうな疑問を持っているところであります。本当にこだわりの食材の観光客への提供もですね、議員ご指摘のとおり、観光の大きな手段だというふうに思っております。今現状、松前の新幹線、この開業は本当にいい好機だというふうに捉えておりまして、これを利用しなければならないというふうな期待感を持ちながら、今、各近隣自治体といかにこう動線を松前に導くかというふうなことを今検討しているところであります。本当にマグロの問題、今、新聞でも言われておりまして、漁業、漁獲規制の問題もあるわけでありますけども、松前のマグロっていうのはほとんどブランド化してきてますので、これを大きな戦力にしていきたいというふうに思うわけであります。それから、マグロばかりじゃなくて、先程も申しましたけども、大きな資源がありますので、これは有効に利用すべきだなというふうに思っております。それで、通年を、通年通した食べれる体制づくりが必要ではないのかというふうなご質問でございますけども、本当にそう思っているところであります。課題も多いわけでありますけども、今現状言いますと、町内で水産センターにおいては超低温でですね、マイナス60℃で急速冷凍をかける施設はあるんでありますけども、本当に小規模であります。それが通年に供給できるような体制ではありませんので、まずですね、一歩踏み込んだ体制を考えていきまして、こだわりの食材の提供でおもてなしをするというふうな方向、それは大きな方向になると思うんでありますが、その辺をまず模索してみたいなというふうに思っておりますし、今現状の漁業協同組合の冷蔵施設もあるわけでありますけども、その施設を利用できないのかですね、いろんなことを検討してみたいなと思うわけであります。いずれに致しましても、食を通年供給できるような体制づくりは、これからの観光振興のためには欠かせない大きなポイントだと思っておりますので、本当にいい時期に、いいご質問いただいたなというふうに思っているところでありまして、まず、積極的に取り組むことを組合の方と、或いは消費者、消費者でなくて町内のマグロ、或いは水産の食品を扱う業界とお話をさせていただきたいというふうに思っているところであります。先般、イカの加工協議会の総会が、中間総会がございまして、その中で業界の皆様方のですね、ちょっと意見も聞いてみたんでありますけども、やっぱりそういう施設あったらいいよねというふうな答弁も、お答えもいただいてますので、その辺のことも十分参考にしながら、一歩踏み込んだ取り組みをしてまいりたいというふうに思っています。

議員の質問 5番 伊藤幸司

今、積極的な答弁で、大変結構なことだと思っています。一番大事なのはですね、供給体制ということでございまして、要するにまず冷凍する設備が小さすぎるかなということもありまして、何でこういうこと言うかっていうと、昨年の6月にですね、私、一般質問させていただいて、それは商工業者への直接支援をきちっとやってくれと、考えてくださいねという話をしました。例えば、今の食の部分についてもですね、例えば、まあ、マグロのお刺身も提供したいとかっていう話、そうすると当然お店でストックする時もマイナス60℃の超低温の冷凍庫が必要ですね、ストックするのに。それはね、なかなか高価なもんでして、そう簡単に手が出ませんよと。例えば、そういった時にですね、うちが例えば、松前町が制度化をした資金をもって、半分ぐらいドンと補助しましょうかという体制をとるべきではないかなという、そういったことも含んでですね、6月の定例会では質問させていただきました。結果的には松前町では、例えば冷凍するための設備をもって、若干大きめの冷凍庫を作ったとしても、各店がですね、それに対応できなければなんにもならなくて。そうすると小さくてもいいのでそれぞれのお店がですね、自前の、どのレベルかはちょっとわかりませんけども、結構お金のかかる冷凍庫の用意をしなくてはいけません。であれば、そこに対してきちんと支援をするっていうことが当然必要になります。だから、供給もそうだし、その後はどうするのって、きちっと考えておかないとですね、これ大変なんでね。だから、その点はマグロを獲って水産課だけっていう話でありませんね。広く商工観光もいろんな観点からきちっと詰めていって、いろんな角度でやってほしいっていうのが一つあります。それと、マグロだけでねくてですね、食についてきちんと対応してほしっていうのは、その6月定例会でも言いましたとおり、例えばこれからお客様が増えます、うちは建物の外観がちょっとまずいよと、お金がかかってなかなかできない。例えば、マグロを出しましょうかって言った時に新しい食器を買ってみたいとか、什器を入れ替えたりとか、そういういろんなね、角度からの何て言うんだろう、攻めがね、必要かなと。ですから、それを一緒にね、検討してほしい。まあ、佐藤課長ともいろいろ話しましたけれども、松前町がいちいちですね、何のためにお金を作るとかって、細かい部分にまでこだわる必要はなくて、広い範囲でね、大まかなところでこんな制度を作りましたと、ついては、利用については商工会の方でそれぞれのお店の懐具合だとかね、将来性であるとかいろんなこと知ってますから、それに合わせてその制度の運用をしてもらう。これはね、今、新幹線3月に来るっていうんですから、もしやるんであればさっさとやって、その支度をするための手段の一つとしてね、私はね、松前町に真剣に考えてほしいなと思っています。国もですね、制度資金また作っています、頑張りなさいと。例えば新商品開発50万とかあるんですよ、だけども、そういうのはね、どうしてもハードルが高いんですよ。もっと下げて、松前町だからできるという制度作ってあげないと一歩も進まない。だから、その食について着目してくれっていう意味は、マグロの供給だけではなくて、そっちの方がより重要かなと私は思っております。ですから、ぜひ検討していただきたいと思っています。建物だ、什器だと、一生懸命ですね、建設課、歴まち組合が頑張って街なみが綺麗になりましたし、多いに呼べる部分ってのは少しずつ整備されてきてるんですけど、肝心の食を提供するお店のいろんな部分がですね、ちょっと不完全だなっていうか、もうちょっと頑張ってもらいたいなって言った時に、うちが支援はすると、そういうことが絶対必要だなと、もう時間がありませんので、早急に検討していただきたいなと思っています。まあ、いっぺん6月に言ってますんで、町長、その辺どうですかね。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

伊藤議員から一般質問、前回6月の一般質問の関係でご質問がございました。私どももですね、漁業の支援の方法を26年度からとっております。基本的にはこう、先程福原議員のご質問にもお答えしましたけども、町内の産業の裾野は広いというふうなことで、いろんな産業の方に支援してまいりたいと思っておりまして、漁業支援も漁船の支援もしてますし、27年度においては畜産業界に対する支援もしているところであります。今、商工会、或いは水産加工業界の方にも町独自の制度設計をもった助成の、支援の仕方をですね、今検討してますよというふうなことをお話させていただいておりまして、今年度中に業界の方でどのようなニーズがあるのか、奇しくも議員は設備投資の関係、什器とか、例えばマグロ提供する食器のものだとか、いろんな部分でですね、業界の皆さんが使い勝手のいいような制度設計ができればいいなあというふうに思っているところであります。ニーズの把握をまずさせていただきたいというふうに思ってますし、例えば、急速冷凍機の話になるわけでありますけども、いろんな金かかることでありますので、漁業協同組合が事業主体という考え方も、大型のものもっていうふうなものも視野に入ると思うんでありますが、商店の皆さんは個々でそういう考えがあるんであれば、それはもういくらでも相談にのれるものだなというふうに思っております。とにかく、今の平成28年のさくらまつりにですね、松前港の沖に大型客船を持ってくるというふうな話もエージェントの方から来ておりますので、そういう態勢が整いつつありますので、その時期に食材がないというふうな状況にならないようにですね、大型客船来たら陸に上がってもらって、その時に提供する。マグロばかりじゃなくて、その時期はウニとかアワビもちょっと手薄な時期でありますので、その辺はウニをいかに食べらせるのかですね、その辺の部分も検討しながらおもてなしの観光ですね、そういうこだわりのある食の提供しながら、もてなしをしていくっていうふうな方向で進めていきたいというふうに思っているところであります。

議員の質問 5番 伊藤幸司

今、豪華客船も来そうな気配だって、大変楽しみにしております。町長も言われてました、ニーズを把握する、一般的にそのように皆さんおっしゃるんだけど、ニーズ把握だけじゃね、これ前に進まないっすね、やっぱりね。もうちょっとこの何だ、仕掛けをするっていうか、こっちからいろんな仕掛けをしていくってことも必要なのかもしれません。ということは、松前町、今こういうこと考えてる、例えば町長今言ったとおり、豪華客船が来てですね、たくさんの客がうろうろする可能性がありますよ、おたくの備えはいかがなんですかっていう話をですね、しないと誰ものってこないなと、ここまでなんつうか、疲れてくるとですね、私が率先してなんて話にはなかなかならないと。そこはいまいち仕掛けが弱いんでないかなっていう気がしております。それはまずしっかりやってほしいなと。まあ、夢のあるお話いただいたので、この辺で止めたいと思いますけれども、もう1個あるんですよ。中国とか台湾の方が今度増えてると、どの程度だか私知りませんけれども、いわゆるインバウンドがこれから増える可能性があります。国は法を改正しましてですね、今度免税の制度を大幅に緩和しています。昔、免税っていうとハワイに行って酒買ってきて、タバコ買ってきてっていうか関税の部分だけだったんですけど、それを越えていろんなことを今やりやすくね、手がけやすくしています。その免税の関係もですね、これ程外国から人が来るようになれば、一つの大きな、何て言うんだろう、アピールのね、分野になります、売りになりますんで。消費税もね、免税できるということにも繋がってきてるんですよ、だから、それはすごく大きいことで、1万円の買い物したらなんぼ戻るんですか、今までと全く違う。そういう免税についてもですね、それぞれのお店が個店ごとにやるなんて大変ですので、商工観光課、或いは商工会あたりと相談しながら、もう増えるかもしれないということであれば直ちにですね、アクション起こしていただいて、どんなことができるかというのを動いてほしいなと、そんな感じがしております。とにかくね、せっかくお客さん来るかもしれない、もう3月という話なんですから、まあ、私、66%の内に入るかもしれませんので、次がどうなるかわかりませんからね。福原議員でないけども、もしものことがあれば大変ですので、しっかりと言っておきたいと思っておりましてですね、最後の、最後ではないか、質問にさしていただいたところでございます。町長、インバウンド対応、それは今からやっておかないとね、何て言うんだろうね、準備が大変ですよ、きっとね、お店の。関税であればね、私いろんなこと言いません、でもね、消費税も該当になりますよみたいな話があるんで、それは結構でかいなと。やり方いろいろ面倒な部分もあるので、みんなこぞってですね、勉強会を開くとか、そういうことやってほしいなと思います。それは、観光も食も一緒で、いろんなことができる可能性がありますので、まず頑張ってやってほしいなと思います。最後に、今のインバウンド対応、ちょっと何かあれば、通告してませんので。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

食のもてなし、食の提供、大きな観光資源であるというふうに思っております。マグロばかりじゃなくて、松前にはそういう資源がありますので、通年松前で供給できるような体制づくりが、今一番必要なことだろうなというふうに思っております。春にはヤリイカ食べれますけども、冷凍技術があればマイカのストックされることによって、マイカとヤリイカの刺身の提供とかですね、いろんなこう趣向を凝らしたもてなしが可能になると思いますので、そのためにもいろんな課題ありますけども、職員の皆様、或いは漁業協同組合、それから商工業者、それからなどといった関係者と同じ方向、思いで進めてまいりたいというふうに思っております。それから、インバウンド、外国人の対応であります。函館市、小樽、札幌、至るところのところで免税の態勢をとっておりますので、その辺の情報をもらいながら職員と一緒に勉強させていただきたいなというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいというふうに思います。

出典:松前町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月8日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる

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