江差町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月16日
洋上風力発電計画の現状について
- 聞いた人
- 小野寺真 議員
- 答えた人
- 町長、まちづくり推進課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 小野寺
2点目に移ります。2点目は、昨年のちょうど9月議会でした。洋上風力の問題を取り上げましたが、改めて、今日、2つ目。洋上風力発電の計画の現状について、ということでお聞きしたいと思います。44昨年、一般質問で行いましたが、その後、総務常任委員会の調査もありましたし、私自身、直接、総務常任委員会ですと、石狩なども視察いたしましたが、江差と似たような状況で言うと、この石狩、それから隣接している小樽市、ここについて、私、昨年の9月以降、かなり集中的にこの問題、勉強してきたつもりであります。そういうことを含めて、以下、3点質問いたします。まず1つ目ですが、今、事業者から今後出てくる、今、環境アセス第1弾ですが、これから、第2弾、方法書というものがいつ出て来るんでしょうか。まもなく出てくるんでしょうか。これについて、事前にしっかり対応を準備した上で、出てきたら本当に短い期間で、我々、町民も含めて意見を出さなければならない。2週間でしたか、確か。方法書が提示されたらですね。そういう短い時間の中で、町としても、必要な意見を言っていく。また我々、町民としてもそういう説明会、これも義務付けられておりますが、説明会の中でも、しっかり意見を言っていく。それが必要だと思っております。それで、今、世界的に、もちろん、全国的にも展開している、この洋上風力の開発について、ネットでも、相当のことがいわいる知見、色んな研究者の論文等、出ております。蓄積されております。去年の9月以降、私自身、デメリット、問題点、相当あるなと、私自身、今、思っております。勉強もしてきました。それで、前回、9月議会で、今後、勉強ということについて、おきましたが、今現在、勉強的なもの、どういうふうに進めていらっしゃるのか。それから、今後の対応対策、どう進めて行こうとしているのか、お聞きしたいと思います。それから、2つ目。昨年9月議会は、低周波、超低周波、とかですね、景観の問題を特に、中心に昨年取り上げました。今回は、少し漁業について、お聞きしたいと思います。改めて、勉強しまして、漁業への影響が本当に心配だと思いました。それで、この洋上風力の今、計画出している業者、江差地区の漁業者に説明会を開催しながら調査を進めて来ていると。そういう、色々出ておりますが、この関連で昨年の9月議会、私の質問に対する課長答弁で、その事業者からは、調査結果が出た段階で漁業に支障がないかなど具体的な協議をして、議会が得られるのであれば、計画を進めて行きたいと、回答を頂いていると、担当課長の方から答弁がありました。それで、私、この調査とは何なのか、色んな調査があるんですね。それで、その結果、どうなったのか、実は、このここで言っている調査に限らず、事業者と漁業者、色々地域に漁業者おりますし、漁協、檜山漁協、今後の漁業へ与える影響の問題、それから、今、法律が変わって、漁業権の考え方ががらっと変わってきましたが、その漁業権についてどうなっているのか。これから、漁業振興策をどうしようとしているのか、話し合いはしているのか。このことについては、先程言った方法書、これから出る環境アセスの方法書には、相当、検討経過も含めて、書くことになっています。分かりやすく書くということも、業者が言っておりましたが、今、現時点で、どのようにその漁業関係との話し合いなど、おさえていらっしゃるのか。知り得る範囲で、教えて頂きたいと思います。最後になりますが、この点で、今、漁業の関係でちょっと述べましたが、この漁業の影45響ということを考える場合には、どうしても風車がどこに建てられるのか。これが大きな問題になります。陸地と風車の距離、離岸距離とか言っております。なんたって、高さ260m、幅が220、最大でですよ。東京都庁よりも高い、大きい。そういう建物が、棟が建つんですけども、その離岸距離、これは昨年の9月議会でも話しましたが、近いところでは500m。かもめ島ですと景観ということもあって1㎞ですが、近いところで500m、もうすぐ目の先ですね。外国の例、色々調べました。これは、マスコミ等でも、色々最近、言われておりますが、外国の洋上風発、促進するという区域。これは外国でも、日本と同じようなことを先進的にやっておりますが、離岸距離は、イギリス、ドイツ、オランダで、22.2㎞以上、中国で10㎞以上、デンマークで、12.5㎞以上と。もちろん、当浅なので、海の下は全然違うという客観的な状況ありますが、それも色んな論立てでこれだけの距離を取っております。このまま今の状況で江差、もちろん檜山沖ですが、同じですが、沿岸近くに先程言った、巨大な風車が、それこそ上ノ国からせたな迄、ダーッと林立するということになります。それぞれ、漁場として大事な資源がある。そういう漁業、沿岸漁業が壊滅するのではないかということも私は非常に心配になりました。この離岸距離、もっと距離をとるということを今からしっかりと、事業者などに言っていくことが必要だと思いますが、この点についてどうお考えなのかお聞きしたいと思います。
町の答え 町長
小野寺議員からの洋上風力発電計画の現状についての、3点にわたってのご質問にお答えいたします。まず町として、どのような勉強会を行っているのか、情報収集しているのかというご質問でございます。洋上風力発電は、私共の周りではこれまでにない大規模な事業となります。そういった意味では、議員の昨年9月議会におけるご質問があったように、情報を集めるに当たっても、何らかの検討を行うにしても1つの町では非効率的であり、得た情報についても正確差を欠く可能性がございます。檜山町村会としても、全町が直面する大規模大事業であり、効率的な情報収集、その事業の必要性や課題など関連団体も巻き込みながら、議論、協議する場を設けることが必要であるとして、管内7町に八雲町の町長、檜山振興局長と、檜山漁協、ハートランドフェリー会社代表者にも参加頂きながら、檜山管内洋上風力連絡協議会を設置したところでございます。直近では、7月30日に協議会の株組織で担当課長により組織された幹事会が開催され、協議の中で今年、10月頃には、計画段階配慮書を作成した事業者が、檜山管内で景観に関する検討会議を現地で行うこととしており、協議会メンバーは何らかの形で参画する方針で協議されたと報46告を受けています。また、北海道としても今年度、洋上風力発電導入に向けた調査検討を実施しており、それらの調査事業の1つとして、市町村関係者に向けたセミナーも実施されることになっております。江差町としては、こういった機会を活用し事業の理解を深めながら、メリット、デメリットを整理して参ります。2つ目として、昨年の第3回江差町議会定例会に私の答弁に関連したご質問でございます。昨年の2月に開催された、電源開発株式会社による檜山漁協江差地区の漁業者を対象とした説明会のやり取りにおける調査の内容や調査結果についてでございますが、調査の内容は大きく2つに分類され、1つは風車や送電ケーブルの配置を検討するための新線測量調査、深さの測量調査、もう1つは、江差地区の年間を通じた漁法、漁場、種類等を漁業者から直接聞き取りをおこなう漁業実態調査であります。調査は、昨年の7月から8月にかけて実施され、その結果につきましては、同年の11月に各地区に報告され、出席した漁業者からは、特段の意見等は無かったものと聞いております。次に、事業者側と漁業者、あいは檜山漁協との間でこの間、今後の漁業に与える影響や、漁業権、漁業振興策等について話し合いが行われているのか、といった趣旨のご質問でありますが、議員ご承知のとおり、現段階でどの位置に風車が建設されるかなどといった、具体的な計画が示されていないことや、檜山海域が国による洋上風力融合区域、あるいは促進区域に指定されていない段階において踏み込んだ協議は、なされていないことをひやま漁協に確認しております。今後、示される方法書の段階において、具体的な議論がなされるものと考えております。なお、ひやま漁協においては、本年6月に開催された通常総代会において、洋上風力の推進協力について決議されていること。また、電源開発株式会社においては、本年7月に檜山海域4か所において、海底地盤調査を実施しております。質問の3つ目ですが、巨大風車が林立した場合の懸念から、離岸距離をもっと取るべきであり、町としてどう考えているのか、というお尋ねでございます。沿岸に近い場所だと、漁業に悪い影響を与えるのではというご懸念につきましては、そういった情報事体を把握しておりませんので、しっかり今後の検討委員会で提起しながら、すでに先行している九州や本州、自治体の現状を学ぶなどしながら課題の整理をして参りますのでご理解願います。いずれにいたしましても、江差の未来に禍根を残さない判断をすべく、情報収集と議論を重ねて参りたいと考えておりますので、ご理解願いたいと思います。
議員の質問 小野寺
最初の答弁で方法書、10月に出そうになる。そこを教えて下さい。その方法書の10月うんぬんという部分の、担当課長でいいんですけれども。方法書が10月頃にも出て来47るんでしょうかね。そこを詳しく教えて頂ければなと思うんですが。それで、それにしても、10月かどうかは分かりませんが、出て来るんでしょう。先程、結構、調査も進んでおりますので。そうすると方法書は、担当課長詳しいと思うんですが、方法書は相当の中身が出てきます。相当の中身が出てきます。それで、先程、離岸距離の話もありましたし、昨年言った低周波、超低周波もそうですし、景観の問題もそうですが、江差町が意見書出しました。私、本当に前回、話しましたけれども江差町の配慮書に対する意見書、これは北海道の環境影響審議会でもかなり大きく載ってますよね。議事録もし見ていれば。ですから、地元からどれだけ問題点をしっかり提起し、場合によってはデメリットも含めて、引き続き事業者に物を申すということが、地元で本当に大事だなということが議事録読んで良く分かりました。ちなみに配慮書に対する意見書、何もありませんという町村もこの檜山管内であったんですからね。それも議事録に載ってますが、やはり、今度の方法書に対して、どれだけ江差町長、江差の皆さん、それから、我々も含めて、低周波だ、騒音だ、景観だ、先程言った漁業の影響をしっかりと、提案提起していかなければならないと思うんですが、再質問。今度のこの方法書に対して、やっぱり今まで以上の、我々どういう中身なのか何が問題あるのか改めてね、学習会というか、業者を呼んで担当者を呼んで、そういう説明会も事前にやって我々知ると中身、そういうことをやるべきだと思うんですよ。ほとんどね、何も無い中で方法論の説明をやられたら、ちんぷんかんぷんですよ、中身。どう考えているか、これが1つ目。それから、2つ目。漁業の問題。先程、ちょっと出ておりましたが、先程言った議事録、北海道の議事録の中にかなり踏み込んだことがね、出てるんですよ。ひやま漁業協同組合に対して水深20メートル程度のエリアの調査、これは了解したから調査したと思うんですね。それから次、議事録の中にですねあるんですけれども、漁業権の区域、ここでの説明をして、その漁業権のあるところを区域に入れるということについて同意をしたと、同意を頂きましたと。ですから相当踏み込んだことを業者とやり取りしている、と思うんです。議事録から見ればですね。その点についてね、改めて漁協にどういうようなことを論議しているのかということをね、しっかりと私は、町と漁協とで意見交換する必要があると思うんです。それについてお聞きしたい。これが2つ目。最後。昨年の総務常任委員会で、一定の規制、自治体としての規制、ゾーニング、石狩市などやっている。このことについて、少し検討したいと、どういう言葉使いましたか。昨年ですね、一定について、今、どう考えているか、江差町としてすぐゾーニング迄いくかどうか別として、一定の江差はこういう規制をしますということを示さなかったら、第2、第3の事業者が出てくると思われます。そういうことについてもね、我々、自治体として中々対峙出来ない。さっき言いました自治体の対峙、まず大事。もちろん、北海道というのはありますけれどもね。その点について、お聞きしたいと思います。48
町の答え まちづくり推進課長
小野寺議員の方から、再質問で、3点にわたってご質問頂きました。まずは、方法書のお話になります。町長答弁、今年10月うんぬんというのは、昨年配慮書を作られた事業所が今年10月に景観に関する検討委員会を地元檜山でやりたいというお話です。ですからそれに関しては、我々、自治体側も入りながらお話を聞いたり、すぐ出来るということなので、しっかりそこはしていきたいと思います。それと方法書がいつ出るんだろうとか、もうすぐ出るんだろうかというご懸念をされてました。先程、議員おっしゃったように、相当の中身を作り込みしなければいけません。業者として。ということは相当の金額がかかる、経費がかかることになります。今、事務レベルでお聞きしている中で言えば、促進区域、あるいは、有望な区域にまだなっていない状況の中で、そこまでの踏み込みは、中々、厳しいなあというのが事業者の意向でした。2つ目。漁業権に関する意見交換をというお話ございました。漁業権に関しては、私達もしっかり漁協は、漁業者の経営のところをサポートする団体ということです。江差の漁業を守るという意味では、当然町の方が関わってきますんで、今後、方法書が出るまで、まだしばらくあると思いますんで、しっかり勉強していきたいというふうに考えてました。あとは、ゾーニングのお話がございました。岩内町でのゾーニングに関しては、進める方向でのゾーニングだったというふうに感じています。当然、我々も小型風力で、実際、その規制というか、制限を作るような形を今回作ってございます。昨年、一昨年ですか。今後、そういうのが必要なのかどうなのかは、ゾーニングとは別に、ゾーニングまで踏み込んでなくてもあり得るのかも知れません。その辺は、これからもしっかり検討させて頂きたいと思います。宜しくお願いします。
議員の質問 小野寺
課長、その方法書の問題と、私、すぐ、続けて何らかな学習会とか、答弁に入っているんでしょうかね。そういう検討会と言うか、やって行かなかったら、方法書が来年になるかどうか分かりませんよ。それにしたって、ほとんど、我々、何も分からない状況ですよ。多くの町民ね、分かっていない。一生懸命、調べてるんです。これね、何らかな形で。
議員の再々質問 小野寺
そうです。再々質問。
議員の再々質問 小野寺
そこを何らかな形でやらなかったら、とてもでないけど、太刀打ち出来ないですよ。
町の答え 町長
洋上風力のことに関して、住民の皆さんにしっかり説明する場をというようなご主旨のご質問だったかなと思います。もちろん事業者が説明することも大事ですけども、やはり、行政として、江差町としてですね、この洋上風力をどう考えているかということをですね、我々からしっかり住民の皆さんに説明しなければならないのかなというふうに考えています。そういう上である時期を見てですね、住民の皆さんにどういった形がいいのか、まずは第一義的には、この議会で皆さんにお示しすることだというふうに思いますけれども、それで十分ではないというような判断があった場合には、直接ですね、しっかり住民の皆さんと意見交換する場というのは、私は必要だというふうに感じています。その上で、この洋上風力に関してですけれども、様々、この檜山の自治体も今どうするかということを検討している段階です。これも先程お話しましたけども、日本のエネルギー政策に大きく左右する問題だというふうに思っています。先程も申し上げましたけれども、私は原発の無い社会を目指していくべきだと。そして、現代に生きる政治家として、この地域として、原発の無い社会をどうやって作り上げていくのか。出来る協力はしていくべきだというふうに思っています。その中で、自然エネルギー、それは風力発電もそうですし、太陽光もそうです。そういう自然エネルギーにどうやって転換していくような社会を作り上げていくべきか。地域が協力出来るのか。そういうことを真剣に私は考えて行きたいなというふうに思っています。そういう中で、では、この洋上風力がどうなのかということですけれども、この洋上風力が、まずは、私は洋上風力を推進していくべきだと、地域として協力したいというふうに思っています。ただ、小野寺議員がご指摘のような懸念、私も、その懸念を共有しているところです。例えば、景観の問題、あるは、人体への影響、環境への影響、漁業への影響、色んな影響があるんだろうと思うんですけども、これをいかに50最小限に悪影響を食い止められるか、それが我々に課せられた知恵を絞るところなのかなというふうにも感じています。是非ですね、しっかり議論をしながらですね、この洋上風力に向き合っていきたいと思っておりますので、ご理解願いたいと思います。
議員の再々質問 小野寺
はい。是非、先程のこと、宜しくお願いいたします。