みんなの議会

木古内町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月19日

観光振興について

聞いた人
新井田昭男 議員
答えた人
町長 大森伊佐緒

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 新井田昭男

2番 新井田昭男です。一般質問をさせていただきます。質問に関しては、観光振興についてでございます。観光資源の乏しい木古内町ではありますが、180年余り続いている厳寒の奇祭で全国的に知れわたっている「寒中みそぎ」。また、新幹線開業を契機に駅前通、道の駅の賑わいに加え、春にはサラキ岬チューリップ・咸臨丸終焉の地、そしていかりん館、芝桜等々で多くの観光客に立ち寄っていただいている状況であります。町が力を入れております、萩山散策や薬師山の芝桜にも多くの観光客が立ち寄っている状況を目にします。町内には、芝桜の案内看板も複数ありますが、何が原因なのかわかりませんが、ことしの薬師山の芝桜の状況に「まだ時期が早いのでしょうか」と尋ねられるお方もおられると伺っております。一方、個人で管理し開放されている札苅村上芝桜園は、多くのかたが訪れ、リゾート観光列車「四季島」が徐行運転をするくらい素晴らしい芝桜の色彩を約1か月間楽しむことができます。薬師山や札苅村上芝桜園等の芝桜を活かした、さらなる観光振興を図る必要性を強く感じます。改めて次の2点について、町長の見解をお伺いします。一つは、薬師山の芝桜の現状と今後のあり方。二つ目として、我が町として札苅村上芝桜園に対する、さらなる支援策のあり方であります。よろしくお願い申し上げます。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

2番、新井田昭男議員のお尋ねにお答えいたします。幅広い観光振興の中でも、特に「芝桜」についてのお尋ねでございますが、薬師山の芝桜につきましては、本年度は薬師山展望台下の上段部分のみが開花した状況でありました。この要因につきましては、北海道の関係機関や造園業者などから、「原因はシカによる被害」、さらに「積雪量の多さにより表土が流された」こと、また「春先のシバレ」などにより、十分な開花ができなかったと報告を受けております。5月のゴールデンウィーク期間中や祝祭日には、多くの観光客にお出でをいただきましたが、十分に楽しんでいただくことができず、大変残念に思っております。このため、次年度に向けましては、原因の対策に努めるとともに、薬師山の芝桜を中心に、「サラキ岬、札苅村上芝桜園、道の駅」などの周遊スタンプラリーを開催し、花を活かした観光に努めてまいります。次に、札苅村上芝桜園につきましては、本年もゴールデンウィーク並びに土日を中心に、多くの観光客が訪れ、マスコミにも大きく取り上げられるなど、町を代表する観光スポットに成長しております。現在、町といたしましては、臨時駐車場の整備や駐車場における職員の派遣などを行い、事故の未然防止に努めております。今年度につきましては、村上さんの意向に沿う形で、観光協会が募金箱を作成し設置したと伺っておりますが、次年度以降につきましては、観光協会をとおして村上さんの要望を伺い、私どもができる支援策を決めてまいりたいと考えております。

議員の再質問 2番 新井田昭男

再質問をさせていただきます。いま町長のほうから、この2点についての答弁をいただきました。その一つの一番目の薬師山の芝桜の現状と今後のあり方という中で、この原因をちょっとお示しいただきました。ご覧のとおり昨年、単年度で1,300万円をかけております。ことしはご覧のとおり、ちょっと皮肉った口述書ありますけれども、ことしに入ってやはり住民から、「あの山、何なの」とそういう声が非常に多かったのです。いろんなことを考えられるでしょうということで、だいたい町長がおっしゃったような答弁は想定しておりました。しかしながら、1,300万円の公費を投じながら、私一つ考えたのは昨年、現場も調査をしているのですよ、常任委員会で。その時に、確か外注先は森林組合さんですよね。その辺、確認したいのですけれども。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

委託先は、森林組合でございます。

議員の再質問 2番 新井田昭男

いま、委託先は森林組合ということでしたが、これ森林組合で対応できることなのですか。私は、やはりもっと専門業者に頼むべきだと思います。北海道の条件とすれば、シバレもあり、傾斜地でありという条件は元々わかっているわけですから、そこで素人とは言いません。素人とは言いませんけれども、一生懸命やられている姿を目にしております。しかしながら、結果がこういう状況であって、なお且つシカだの雪だのそれは大変申し訳ないけれども、言い訳に過ぎないと思う。私、観光協会にもちょっと簡単な取材もさせてもらっています。この薬師山に関しては、もちろん札苅もそうですけれども、半年前ぐらいから「北海道じゃらん」にPRをされているそうなのですね。それで、非常にやはり薬師山の景観含めた大変人気があるそうで、私も実はスマホでちょっと芝桜の状況を見てみたのです。そうしたら、非常にもう満開に近い形の絵が出てくるのですよ。これは、いまのものじゃないわけです、当然。だから、そういういまのものでないということは、これで来た観光客がこうやって「あれ、何」と言うのは当然の話で、大変観光協会さんもそういう部分に関しては、非常に憂慮されているのは事実です。やはり公費を使うわけですから、事前の下見、何が考えられるか、その辺は本来プロであれば、村上さんの状況を見てくださいよ。きちんとマルチをやって雑草が入らないように、冬場は冬場の対策をしているみたいですよ。にも関わらず、巨額が投資をして、シカだの雪だのシバレだのとそんなことは、想定内の話じゃないですか。今後に関しては私、先ほど町長からこの件に関しては、次年度云々という話が出ましたけれども、これはもうことしに補正を組んでもやり直すべきじゃないですか。足りない部分は。それでないと来年のお客さんが来るのに間に合いませんよ、そんなの。先ほど町長も財政面で大丈夫だよと言っていたけれども、こんな状況だったらお金を投げているのと同じですよ。自分のお金でやっていたらこんなことはしません、誰も。もっともっと業者に強く言うはずですよ、「何なのだ、これ」と。だから、そういう部分がやはり町民の目線でもう少し考えてくださいよ。私は、いまの今後の対策ということで薬師山に関しては、いまでいいわけないじゃないですか、こんなの。もう一回その辺に関しては、ちょっと答弁を願いたいと思います。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

お尋ねにありますように、今年度の芝桜の状況については、極めて悲惨な状況でありましたので、議員お尋ねのとおりだと思います。次年度に向けて、このようなないことにしっかり対応していくわけでございますが、現在の計画を申し上げますと、芝桜の3,000株程度の補てんをしていくという計画をもっております。これは、今月下旬に行われます函館トヨペットのグリーンキャンペーンということで、芝桜の寄贈を受けることになっております。こうしたことで、これらも含めまして、限られた財政の中で様々な効果を生み出していくわけでございますので、この部分は3,000株を寄贈していただいた事業を実施すると。そしてまた、大きく要因となりますのが、土砂の粒度がございますので、この点もしっかり専門家の意見を伺い調査をする中で、事業にあたってまいりたいと思います。これは、側溝などがいましっかりしたものはございませんので、水が流れるその道を造っていく。あるいは、道との協議の中でシカ対策としては、電気柵の設置も考えているところでございます。

議員の再質問 2番 新井田昭男

大変ちょっとトーンが弱い形の答弁なのですけれども、要するに土が流れるということであれば、あれだけの傾斜なわけですから、雨も降れば雪も降るし風も吹くし、やはり手当てをどうしてできないのかなと思ったのですよね。土留をする何かあるらしいのだけれども、そういう部分も当然視野に入ってこなければおかしい話じゃないですか。ちょっと非常に今回の薬師山に関しては、誰が見ても費用対効果からいったら「おいおい、どうなっている」と、「この仕事っぷりは何なのだ」というようなお声が非常に多いということです。それだけちょっと認識してくださいよ、町長。まず、薬師山に関しては、やはりいまの目玉的な我が町としてもそういう場所であります。それは、もう言わずもがななのですけれども、その辺の認識はきちんとあるはずなので、やはり対策はお金を落としてくれるところですから、我が町に。そういうところはきちんとやはり分析をよくして、もうちょっと手厚い対応、あるいは発注先の見方。発注をすれば良いということでなくて、やはり成果を生み出すぐらいの発注先でないと何も公的資金も投じて、やりっ放しということしか我々いま状況でいったらそんな思いですよ。それは、やはり今回失敗作だと思いますので、それはもう今後課題としてちょっと捉えていただいて、きちんとした対策を講じてください。この2の村上さんに関しては、時間もありません。私は、町長が言ったように、人的あるいは観光協会含めた支援策は、とっているのは十分理解しております。非常に良いことだと思っています。ただ、どんどんそういう部分に関しては、大いにやってもらいたいと思うのですけれども、極論を言うならばことしは約1万人弱なのですね、来園者が。去年の時点で。だから、この七つある観光スポットの中で、駅前の道の駅は別として、チューリップ祭りは別として、お金をかけていないところで、かけていないと言えば変だけれども、かけているのだけれども、個人プレーでやられている部分でいけば、3番目の客層を集めていただいているのですよ。これっていま言ったように、いろんなことで話が出て支援策を講じていただいているのは理解しております。ただ今後、やはり村上さんの状況を考えますと、お年。大変ちょっと村上さんに失礼な話だけれども、お年だとかいろんなことを考えますと、極論を言うならば我が町で、村上さんとのタイアップの中で、町のものとして運営していくということもありきじゃないかなと思うのです。そういう部分に極論かもしれませんけれども、そういう部分についてはどんなふうに見解があるか聞きたいのですけれども。どうでしょう、いまいまの状況で。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

先ほども申し上げましたように、村上さんが何を望まれているのかを観光協会としっかりと協議をしなければならない。その上で、村上さんの希望に沿った支援策をしていく。その中で、議員がお尋ねのように高齢になってきたし、これについてこんな考えを持っているということであれば、それについてしっかりと協議をしたいと思っております。

議員の再質問 2番 新井田昭男

ぜひ、やはり相当な経済効果を生んでいるということは事実ですから、いまいまの段階で個人のかたに、直にお金を使うということはいろいろ問題も当然あるわけで、いまそのかわり人的なご支援をして、何とかそういうほうに報いているということですけれども、いま言ったことも含めて。おそらく今後、村上さんはもういわゆる後継者のかたも息子さんはいると思うのですけれども、はたしてどうなのかという部分はありますから、あれだけのやはり一人でご苦労されて残してくれたことですから、我が町もそれなりに今後のいま含めたことを含めて、きちんと協議されて希望的な部分を取り入れながら、対応していただければなとそんなふうに思っています。あと1分ですけれども私、最後に私のしたためた文章を聞いてください。観光振興における行政対策や関係機関の前向きな取り組みは理解するものの、事業計画での行政執行は、事前の分析を強化し、執行額に対する効果をしっかりと見据え、公的資金投入のあり方を考慮した取り組みに今後、大いに期待したい。あわせて、町内観光スポット集客集状況を見ますと、行政並びに関係機関との連携強化の中、各協力体制での仕掛け如何では、さらなる集客数の伸びしろを大いに感じます。今後、観光振興に向けた行政サイドの効果的な施策を期待し、一般質問を終わります。

出典:木古内町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月19日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる