八雲町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月6日
国立病院機構八雲病院の存続について
- 聞いた人
- 佐藤智子 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 佐藤智子
議長。
議員の質問 1番 佐藤智子
それでは1つ目の質問にはいります。先ほどの迫力ある質問の後で大変やりづらい感じもありますけれども、頑張ります。国立病院機構八雲病院の存続について、町長の見解を問います。全国に 143 ある国立病院機構のうち、筋ジストロフィー医療を担う病院は 27、重心病棟は 74 あります。筋ジストロフィー病棟があるのは九州・沖縄には7つあるということでございます。この広い北海道には唯一八雲だけであります。だからこそ、八雲病院を廃止にするのではなく、道内にあとひとつ、ふたつと増やしていくべきであります。(1)経済的に 15~16 億円の影響が出ると新聞にも報道されました。具体的にどういうことかご説明願います。(2)病院が廃止になれば職員とその家族を含めて約 1,000 人が流出すると言われています。この国立病院機構に変わる事業など他にあるのでしょうか。(3)現在、土地を含めて公募している最中でありますが、土地の価格は 13 億に近い額です。どういう見通しで、売却の可能性があると判断したのでしょうか。町にとって若者の雇用の場、人口減少を遅らせる機能を持っているこの病院です。町にとってどれだけ大事な病院か、町民にもっと説明すべきだと考え、3つの項目についてお答えをお願います。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
それでは、佐藤議員の1つ目のご質問にお答えいたします。(1)の影響額についてでありますが、試算の方法は様々あるとものと考えますが、平成27 年3月の試算は、国立病院機構が公表している平成 25 年度の損益計算書から、町内経済に関連があるものとして職員給与 12 億 5,000 万、給食材料費 8,000 万、給食委託費 5,000万、清掃委託費 1,400 万、消耗品 3,500 万、光熱費 9,300 万、合計 15 億 2,200 万円。他に、町の財政に与える影響として、平成 33 年度からの地方交付税 5,500 万円、町民税 2,400 万円、合計 7,900 万円。町内経済に関連がある部分と合わせると、16 億 100 万円として影響額を算出しております。次に、(2)の病院の廃止に伴い職員、家族が流出するが、これに代わる事業などあるかというご質問ですが、現時点において代わりになる事業を挙げることは困難であります。そのためにも、病院移転後の土地及び建物の後利用について、まちづくりや影響緩和の観点から、企画提案を募集しておりますので、ご理解をお願いします。次に(3)のご質問についてですが、機構がどの程度の売却価格を考えているのか不明でありますが、今後、企画提案に対する跡地利用検討協議会での協議等を踏まえ、譲渡方法等については、所有者である機構と協議していく事項であると考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
議員の質問 1番 佐藤智子
議長。
議員の質問 1番 佐藤智子
まず(1)の影響額であります。平成 25 年度の収支が元になっているとの答弁でありました。で、私は平成 27 年の3月 31 日の貸借対照表や損益計算書を手元に持っておりますけれども、国立病院八雲病院はすごい病院だと思います。黒字の病院であります。2億以上の黒字の病院です。経常収益の合計は 25 億 5,000 万、これはおおよその数であります。そして経常費用合計は約 23 億、差し引き2億以上の利益を持っています。また、現金及び預金は3億 4,000 万以上。函館病院と比べましても現金及び預金は函館は 3,600 万という数字になっています。単純には比べられないのは勿論ですけれども、大変大きな事業所といえます。また、経済的に影響が出るというのは、この 23 億の経費のだいたい7割が人件費ということでありますから、やはり 14、5 億円の数字になるのではないかと思われます。それらの方々から税金が町に入っている。また、医療用機器やガス等、町内業者との入札によって、町内業者にもお金が落ちている。そして上下水道料金 1,000 万ほど八雲町に落ちているじゃないですか。それらが入らなくなるんですよ。患者さんの立場に立って廃止をというのは諦めるのが早すぎますし、全然町民に対して説明が足りないのではないですか。これだけの経済に影響をもたらすものに対して、簡単に廃止すると言って良いのですか。お答えください。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
この佐藤議員の質問にお答えいたします。廃止ではなくですね、私が聞いているところによりますと、病院機構の方ではですね移転ということであります。それと同時にこの移転に関しては、患者さん、患者の家族会から何年も前から要望があるということを、今回取り組むということを聞いておりますので。大変、経済的に影響があるということも、町も私も認識を深くして、跡利用も含めて今協議をしているところでありますので、ご理解をお願いいたします。
議員の質問 1番 佐藤智子
議長。
議員の質問 1番 佐藤智子
札幌に充実される北海道医療センター。それが今まで以上に筋ジストロフィーの人達等を受け入れられるようになるのは、患者さんやその家族だけではなくて、私たちにとっても願いであります。八雲町でもそうだと思います。その願いは勿論叶えていただきたいし、協力したい。それはみんな一致することだと思うんですよ。ただ、その札幌に医療を充実してほしいという人達は、八雲病院を廃止しろとは言っていないんです。八雲病院も残しつつ、札幌にも充実させてくださいということだと思うんですよ。違いますか町長。同意できるかどうか、お答えください。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
この札幌に移転ということを要望した患者さん、患者家族の会の方々の全ての意見を聞いているわけではありませんけれども、そうお聞きしていますし、また機構の決定だということで発表もされておりますので、そう理解をしております。
議員の質問 1番 佐藤智子
議長。
議員の質問 1番 佐藤智子
町長、機構の発表に負けないでください。静岡の富士病院は、来年もう統合するというふうに決められているんですよ。でも、富士病院も、富士見市も静岡市も静岡県も全会一致で廃止に反対しているんですよ。八雲で出来ない事ないと思いませんか。なんでそんなに機構に協力するんですか。町長、もっと町民のことも考えてくださいよ。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
今ですね佐藤議員から例を挙げて富士病院のことが話されましたけれども。この件につきましては、私も少しでありますけれども知りえた中では、地域医療もしているということであります。八雲の国立病院機構につきましては地域医療をしていないということもありですね、機構さんから移転をするということで理解をしています。
議員の質問 1番 佐藤智子
議長。
議員の質問 1番 佐藤智子
それでも全道・全国から在宅の人達がこの病院に訪れているんです。(3)に重点を移しますけれども。現在土地を公募しているということですけれども、町はもう跡利用計画という物を作っていますか。その有無をお答えください。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
今ですね、佐藤議員から土地のということでありますけれども。土地ではなくですね、全体を利用、そしてまた今経済的な損失もありますので、その辺を踏まえて協議会を立ち上げて、今始めたということでありますので、ご理解をお願いいたします。
議員の質問 1番 佐藤智子
議長。
議員の質問 1番 佐藤智子
町長のイメージとしては、廃止されたとして、跡に何を持ってきたいんですか。今と同じ医療機関なんですか、それとも社会福祉法人とか、そういうイメージというものは持っているんですか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
イメージ的にはですね、我々存続期成会の中でも話がありましたけれども、まだまだイメージ的なものでありますので、なるとかならないとかという話ではありませんけれども。重心の患者さんで残りたいという方もいらっしゃるようでありますので、その辺も踏まえながら病院というそういう機能を残しつつ、また跡地も利用できる方法が一番いいのかなという思いでありますけれども。今のところなかなかそういう話は来てませんので、今公募をしながら、さらに内部的にいろんな方々と協議をして、踏まえて頑張って、今ある施設、また残りたい人も踏まえて協議を進めてまいりたいと思っておりますので、ご理解をお願いいたします。
議員の質問 1番 佐藤智子
議長。
議員の質問 1番 佐藤智子
公募を始めて1ヶ月程経ちますけれども、この間に打診というか、相談というか、あったのでしょうか。あったのであればその内容を。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
今ですね、打診的なことは数件ほどありますけれども、内容についてはですね、まだ発表出来る段階ではありませんので。まだまだ公募に出すとかということではなくて、連絡が来て話を聞いているという段階でありますので。皆さんに説明が出来る段階であれば説明させていただきますけれども、今の時点で説明するまでには至っていないということを、ご理解をお願いいたします。
議員の質問 1番 佐藤智子
議長。
議員の質問 1番 佐藤智子
ちょっと先ほどに戻りますけれども。跡利用計画のある、なしを答えてください。ある、ない、ということで。跡地利用でないですよ、跡利用計画ですよ。ない、ある、で。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
大変難しいので、ない、ある、というより、今一生懸命協議をしているということでありますので、ご理解をお願いいたします。
議員の質問 1番 佐藤智子
議長。
議員の質問 1番 佐藤智子
ないということです。と、解釈しましたけれど。国立病院機構における統合病院の跡地の取り扱いについてということで、国立病院機構の土地は、その業務の着実な実施に必要な資産として国から承継したものであることから、統合病院の跡地にかかる跡利用についても公共用の用途に用いることを原則としている。このため、跡利用を検討する際には、まずは地元自治体に対して跡利用計画の有無を確認することとしている。地元自治体による跡利用計画がない場合には、不動産鑑定評価を実施した上で一般競争入札により売却手続きを進めることとなる。また、売却益については、統合や機能移転を行った病院において、医療機能の強化を行うため施設整備等に充てることとしている。医療機能を残すのであれば、その売却益は使えるということですが。で、跡利用計画も今のところはないということなので、不動産鑑定評価を実施した上で一般競争入札になるというのは頭にあるのだと思いますが。国立病院機構の土地であって、町の土地ではないんですよね。そのことは重々分かっていると思うんですけれども、機構と町の関係がよく見えてきません。機構が実際に売却等、処分等をやるのは機構です。町はそのトンネルというか、仲介役に過ぎないんですよね。だけれども、どうも町の思うとおりに使えるんでないかって、勘違いしているのではないですか、その辺はどうですか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
今、佐藤議員から町が間違って考えているんじゃないかということでありますけれども。今ですね跡地利用協議会を町と立ち上げましたので、その中では跡地についてもいろんな場合があるでしょうと。町が利用する場合、学校法人、医療法人、福祉法人等の団体、それにまた民間の利用もあるでしょうということでありますので。その中で、いろんな場面で検討していくものと考えておりますし、機構さんからは町の意向を踏まえということでありますので、今公募をしている段階でありますので、ご理解をお願いいたします。
議員の質問 1番 佐藤智子
議長。
議員の質問 1番 佐藤智子
13 億近くするものをポンと買う事業所って無いと思うんですよね。で、今ある面積というのは。お昼になりましたけれども、もうちょっと続けますね。8万 4,855.40 平方メートルという広大な土地であります。で、登別なんですけれども、登別は売却予定でしたが、国庫に現物納付ということで更地にして今は財務省の土地になっています。で、やっと登別でもその土地を観光に有効活用しようということで、2013 年ころから論議を本格化させているということですけれども。登別市の跡地は2万です。2万平方メートル。その4倍八雲にあるんですよ。今あるものをそのまま継続した方が無駄にならないと思いますけれども。まあ町長に聞いても「ご理解願いたい」の一辺倒ですから。で、町長は機構の言うとおり更地にして、その跡に何かをって思っていると思うんですけれども。これまではですね、時限立法がありまして、国立病院等の再編に伴う特別措置に関する法律というものがありましたね。それによって北海道の第一病院、七飯町にあったもの、これは函館病院と統合後廃止になり、これは函館厚生院が経営委譲して今やっている。そして小樽病院、これは小樽市にありますが、西札幌と札幌南病院が統合後、この小樽病院が廃止になりましたけれども小樽市が譲り受けて済生会が運営委託をしている。それから十勝療養所、音更町ですが、これは帯広病院と統合した跡廃止され、今は老健施設になり、一部国庫現物納付でありますけれども、やはり療養病床があり経営されている。八雲で医療を継続したいという人がいます。更地にしてその跡に何かというのは大変難しいことだと思います。もし、最低でも 13 億の半額ほどはかかります。それを町の税金で買いますか。それを聞いても答えられないと思いますので聞きませんけれども。こういうふうに八雲町で医療を継続したいと願う人がいるんですから、患者さん達にとってどういうふうにしていったら良いか、どういう医療を残していったら良いか、そういうことで汗をかくべきでないですか。町長どうですか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
今ですね、佐藤議員から残りたい患者さんの件でありますけれども。これも機構さんと打合せしながらですね、どの程度残る人がいるのかどうかも機構さんと打合せをしながらお聞きしているところでありですね、その件についても跡利用に活かせるかどうかも含めて、今協議をしている最中でありますので、ご理解をお願いいたします。
議員の質問 1番 佐藤智子
議長。
議員の質問 1番 佐藤智子
残念ながら理解できません。今ある国立病院機構を廃止すれば人口は減ります。若い人達の雇用先も減ります。これは地方創生に逆行するものだと思いませんか。呟いていただきましたけれども。機構とばかり話すのではなくて、やはり病院関係者、患者やその家族と対話をする努力をしていただきたい。そう思います。医療を受ける権利は人権の問題であります。町長、機構の方ばかりを向かないで、存続を願う人達とも十分に話し合って、どういう医療が必要か、どういう形で残していけるか、それを模索していただきたい。私は町長のご理解願いたいというのはほとんど理解できないのだけれども、私の言うことは理解できますよね。町長。もうお昼だからそろそろ止めますけれども。町長の今のお考えや感想を述べてください。ご理解願いたいと言っても理解しませんよ。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
佐藤議員から患者さんを含めて、患者さんの家族の皆さんの意見を聞きながらということでありますので。私もこの辺につきましては真剣に聞きながら、これからこの病院が、まだ今年、来年ということではないということで聞いておりますので、その辺も含め、いろんな人とご相談して、いろんな部分で進めてまいりたいと考えておりますので、お願いをいたします。
議員の質問 1番 佐藤智子
以上で1問目は終らせていただきます。
議員の質問 1番 佐藤智子
議長。