八雲町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月6日
水道事業ビジョンの今後10年間の取組姿勢
- 聞いた人
- 三澤公雄 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔、環境水道課長 馬着修一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 三澤公雄
それでは2つ目にいきます。水道事業ビジョンの今後 10 年間の取組姿勢を読んで。人口減少等で水需要は減る。その一方で施設の老朽化で更新経費は増える。ゆえに経営は苦しくなっていくので、今まで以上の一般会計からの繰り入れも増えざるを得ないだろう。したがって、水道料金の見直しも必要になっていく。あらましはこんな感じだと私は思って読みました。今後 10 年間の取組が大きな鍵を握っているという分析がビジョンにある中で、この順番の3番目に記載されていました水道未利用者への水道利用の啓発という項目に着目して伺いたい。現状はどうなっていて、どの様な取組みをなさっているんでしょうか。また、ほかに収益改善の方策は検討されていないのでしょうか。研究中でもかまわないので、あれば伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
三澤議員の2つ目の質問にお答えいたします。「水道未利用者」とは、給水区域内において水道に接続されていない、主に地下水利用者となります。八雲地域における簡易水道を含めた平成 27 年度末の給水区域内戸数 6,597戸に対し、給水戸数は 6,476 戸となり、未接続戸数は 121 戸余り。給水区域内における普及率は 98.2%となります。熊石地域においては、同じく平成 27 年度末の給水区域内戸数1,327 戸に対し、給水戸数は 1,323 戸となり、未接続戸数は4戸余り。給水区域内における普及率は 99.7%となります。水道未利用者への水道利用の啓発につきましては、厚生労働省において毎年6月1日から6月7日を「水道週間」と定めており、八雲町においても水道週間に合わせて町内各施設へのポスターの掲示、町広報紙への掲載、小・中学校への標語募集など、水道についての理解と関心を深め、安全で良質な水道水を安定的に供給できる水道を周知し、普及率の向上に努めております。また、毎年各所で実施しております老朽配水管の布設替工事などの際には、工事区間内の地下水利用者など水道未利用者に対し、本管工事に合わせ給水工事を実施することで給水工事費の軽減になることを説明し、水道への接続を啓発しております。次に収益改善の方策についてですが、水道事業ビジョンの中にもあります通り、平成 47年度以降に見込まれている水道施設の大量更新について、重要度・優先度を踏まえ、事業の前倒し・先送りなどの事業の平準化、水需要の減少に合わせた施設のダウンサイジングによる更新費の抑制等を検討していかなければなりません。また、適正な給水収益を確保するため、水道料金の見直しについても検討していく必要があると考えております。水道料金の見直し以外に収益の改善は非常に難しい状況でありますが、平成 26 年に三澤議員からの質問により、水道事業における小水力発電の可能性について検討を行いました。導入費用と発電に係る電気料金の費用対効果が期待できない事から、事業の実施は難しいと判断いたしましたが、今後の技術の進歩に伴い、発電効率の向上や導入費用の減少など、新しい技術により収益を得られる可能性が出てきた場合には、検討を行う必要があると考えております。以上、よろしくお願いをいたします。
議員の質問 5番 三澤公雄
議長。
議員の質問 5番 三澤公雄
後段に以前私が指摘した小水力発電にも触れていただいたので、嬉しいんですけれども。確かに技術は日進月歩で、そして特に小水力の魅力は 24 時間動くんですよね。だから少ない発電でも非常に効果がある。太陽光と比べた場合に施設の整備のお金は若干かかってもですね、非常に回収は出来やすいという部分が、24 時間動きますから。私、太陽光ちょっとやっているのでね、取り組む上で非常に技術革新も早くて、初期投資のお金が 20 年の契約をしていれば 10 数年で返ってくるという意味で、取り組みやすかったので投資したのですけれども。実際はやっぱり施設の寿命とかって考えた場合に、太陽光ってやっぱりそんなに魅力的なものじゃないんですよね、エネルギー全般で考えた場合に。そういう意味では僕はやっぱり小水力というものを自治体でですね、もっと厚く考えてもらえればなと。これは僕も引き続き見つめていきますので、良い技術が、そして他町村で先んじてやっていた良い例なんかも取り入れていくように私も見ていきますので。1つよろしくお願いいたします。で、質問の中心に置いておいた、水道未利用者への水道利用の啓発というところは、今本当に伸びシロがもうほとんどない中で努力されているということは十分分かりました。で、あえてここに着目したのはですね、隠しネタなんです。水を必要としているのは人間だけではないよというところで、要するに水は資源としてあるのに需要が減っているという水道事業の中で、じゃあ薄利多売ででもですね水を、要するに飲むものがいればそちらに、人間とは違う料金設定ででもやっていったらどうだろうかという視点なんです。牛です。自分の業界のことなのでなかなか言いづらくて控えていたんですけれども。非常に井戸がかれてきている。そして水質も悪くなってきている。だけれども水道、金を払って水なんか飲ませられないよという、簡易水道が普及していない地域なんかではそういうのが根強いんですけれども。一方で、簡易水道がある地域では、今の料金だからやっていけるっていう部分があるんですね、29 年度の会計が1本になった時に、どうも今のところ先輩たちから、その地元の人達が聞いていたものと違ってですね、やはり料金の値上げがあるという部分を、僕はやっぱりそこをクローズアップしたいんですよね。人間の 10 倍飲むんですよ、牛は。そしてその利用した水が直接売り物にならないんですよね。例えば、八雲の水道料金、商業用って出ていたところに、例えばお風呂屋さんなんかがあると思うんですけれども。水を温めてすぐ商売できるんですよ。いや、失礼な言い方かも知れませんけれどもね、水がそのまま商売になると。料飲店さんは水がまた売り物になっている。牛は水を飲んで、それで自らの命を、そしてそれが血流に変わり、乳腺細胞を通ってそれが牛乳に変わっていくという意味で、迂回されているものですから。その辺の配慮ということでもう少し金額を考えていってもらいたいということが1つと。牛がこれから増える可能性がある。大規模化を模索している。そして現に大規模化しているところが今の簡易水道料金じゃなくなった時には、俺のところは掘れば水が出るんだから井戸を掘るぞと言っている人達もいる。でも、それっておかしいと思うんですよ。安全で良質な水がしっかりあるよという謳い文句な水道事業なものですから。結局、簡易水道を使ったとしても、やはり今までの料金をなるべく維持できる地元への理解というか、酪農業への理解をさらにしてもらいたいということなんですよね。ぜひ、そういう観点で今後のあり方なんかもお話していただければと思います。
町の答え 環境水道課長 馬着修一(環境水道課長は2017年3月まで)
議長、環境水道課長。
町の答え 環境水道課長 馬着修一(環境水道課長は2017年3月まで)
今、議員ご指摘の、主に牛農家さんの水の関係だと思うんですけれども。確かに極端といえば、今のところ農家さんで水道を使われているところってそんなにないんですけれども。地下水を使われているですとか、確かに簡易水道を使っているところもあるんですけれども、両極端といいますか、大規模化は確かに進んでおりまして。使うところは極端にすごい量を使うというところは、今後も確かに増えてくるだろうと。ということで、今の料金体系につきましては、そういう大規模化に対して本当に対応していない部分も確かにあると思いますので。そこら辺は牛だけじゃなくて、例えば水産だとか、そういう方もありますので。今この場ですぐにはお答えできないんですけれども、町長を含めてその辺を協議しながら、どうしたらいいかということの部分を協議していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 5番 三澤公雄
議長。
議員の質問 5番 三澤公雄
是非ですね、産業面のところを考えていただきたい。それともう1点ですね、新しく井戸を掘って水道供給をしていくよっていう説明をしている地域のこともありますけれども。今の水道の、あれ、ど忘れしちゃった。あの墓地の所の、あれは落差だけですか。例えば圧力をかけて、さらに遠くの地域にまで水を行くようにするっていうコストと、有利な補助金を見つけて井戸を掘るというのと、どっちが有利だという計算を水道の方ではしているんですか。そういう質問をぶつけられた時に、僕ちょっと考えが及ばなかったものですから。今の水道がどれくらい圧をかけて、もしくは自然の落差だけなのかだとか、ちょっと失念していましたので。現状、もう少し圧をかけて立岩の奥、山崎までだとか、そういったことが可能なのかという検討はどういうふうにされているのかということをお聞きいたします。
町の答え 環境水道課長 馬着修一(環境水道課長は2017年3月まで)
議長、環境水道課長。
町の答え 環境水道課長 馬着修一(環境水道課長は2017年3月まで)
費用対効果といいますか、水圧をかけてもっていくのと、新たに井戸を掘った場合という話だと思うんですけれども。今の水道は黒岩の大川の方まで実は一部行っていますし、それは水圧といいますか高低差の部分で持っていっています。で、今の未給水の部分につきましては、高さ的にそのままでは水圧が足りないということで、圧をかけるという方法もあるんですけれども、かけたからといって、今度管がもつかという部分もございますし、停電になった時に止まってしまうという部分があってですね。やはり自然の圧で持っていくというのが費用対効果も含めてですね、今のところは、手法としてはそちらの方が長期的に見れば費用の面でもいいだろうということで、なるべく自然流下ということを今基本に考えてございます。
議員の質問 5番 三澤公雄
議長。
議員の質問 5番 三澤公雄
そういうことであれば、未だ水道の届かない部分のところは新しく井戸を掘ってという話を、やっぱり待ってなきゃいけないということだと思いますけれども。かなりの時間待っている地域もありますしですね、そこもまた同じ酪農の仲間もいまして、規模拡大とかと言った時に、いつまでも沢水でやれないよということも考えているようなので。是非、その辺もさらなる水道利用ということで考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。