長万部町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月15日
危機管理の対応は
- 聞いた人
- 大谷敏弥 議員
- 答えた人
- 町長 木幡正志
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 大谷敏弥
私は1問3点について質問いたします。危機管理の対応は。最近、地震の報道が目につきます。いつどこで発生するかわからない大地震。先の新聞に標高5メートル以下で海岸から700メートル以内の地域に、建物の流出や倒壊被害がある町村に長万部町役場も明記されていた。被害時に司令塔となる庁舎が津波にのみ込まれれば全ての機能が失われ、救助・復興の全てが遅れかねない。また、消防署、病院、小学校も海岸に近く、特に小学校は高台まで大変距離があり、その対応はどうか。次の点について伺います。1点目。町としての重大な町民台帳や、重要書類の管理はどうなっているか。2点目。避難路の整備は日頃から成されているか。(例えば苗畑道路、旧デッカ道、トド山通路等)3点目。町民の生命、財産を守るのは自治体の役割で、「津波・高潮ハザードマップ」の見直しを各市町村も検討しているようです。今は津波の高さは、想定外を想定した策定も考慮しなければと思うが、以上の点について町長の所信を伺います。以上です。〔議員(4番 大谷敏弥)自席へ〕
町の答え 町長 木幡正志
危機管理の対応は、ということで答弁させていただきます。役場庁舎が被災した場合の災害対策本部につきましては、長万部町地域防災計画において、被災を逃れた他の公共施設に設置することとされており、学習文化センターを想定しているところであります。また、消防署や病院、小学校は海岸沿いに位置しておりますが、ふれあい大橋を渡った地点は、津波の予想浸水区域から外れていることから、小学校などからは最短の避難ルートになるものと考えております。1点目の町における重要な書類等の管理につきましては、クラウド型システムの活用により、災害発生時のリスクの低減を図っており、住民基本台帳や印鑑台帳、課税台帳、選挙人名簿などの基幹系システムにつきましては、町外の業者においてデータのバックアップを行っております。また、戸籍関係のデータにつきましては、庁内OA室に設置するサーバでの正副バックアップ等に加え、副本を総務省管轄のバックアップセンターに随時更新をしており、役場庁舎が被災した場合でもデータの復元が可能な体制になっております。2点目の避難路の整備につきましては、既存の避難路の使用を基本とし、夏場における草刈や冬期間においては随時除雪を行い、避難路の確保に努めているところであります。3点目のハザードマップにつきましては、今年度、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震に係る想定地震津波データが国から北海道へ提供され、現在、北海道において津波浸水予想図の精査が行われており、今年度末には各市町村へデータが提供される予定となっております。本町におきましては、北海道から提供されたデータを元に令和3年度以降の早い時期に、最大級の津波を想定した新たなハザードマップを作成し、町民のみなさんに周知を図ってまいりたいと考えております。以上です。〔町長(木幡正志)自席へ〕
議員の再質問 4番 大谷敏弥
1点目と3点目については、前向きな答弁をいただき再質問はいたしません。2点目について再質問をいたします。既存の避難路とありますが、津波の発生時の避難に、とっさにたいていの人は車を使用すると思います。だとすると既存の道路に集中し、交通網は渋滞し、混乱が起きかねないと思います。また、3・4・3道路の場合、信号もあり渋滞になる可能性は大きいです。その点3・4・3道路の途中に2か所の高台で、元道路として使用されたところがあります。あらかじめ避難路を作るとコストもかかりますが、このトド山通路、苗畑道路がありますので、使用することをロードマップに示し避難路として町民に認識してもらう。少しでも混雑を解消できると思いますが、町長いかがですか。
町の答え 町長 木幡正志
今トド山の避難路って話が出ましたけれども、トド山斜面は土砂災害警戒区域になってるんです。その区域に避難路を設定することは無理ということになります。以上です。
議員の再質問 4番 大谷敏弥
トド山と理科大の通路と勘違いしましたが、苗畑の道路、これ普段、昔は道路としても使用されて、一部上がれば苗畑の土地があるかもしれませんが、緊急事態ということで、そこに上がって、上がりきれば、ちょうど富野の会館の近くに出ます。これちょっと話もずれるかもしれませんけども、南西沖地震のときに、青苗って地区があります。一番被害の多かった所。私もそこの生まれですが、そこの若者の全てが亡くなったのは、この既存の道路を車で使用したと。そこで若者が亡くなったと、そのおじいちゃんおばあちゃん、孫にあたると思うんですが、あまり歩けないおじいちゃんおばあちゃんが徒歩で、ちょっと険しい道ですけど歩いて被害は免れた。そういう事例もありますから、少しでも通路の確保という意味で、苗畑道路の使用できるような体制にしてはどうかということ。いかがですか。
町の答え 町長 木幡正志
今いろいろ質問受けたんだけど、南西沖地震発生から今年で27年なんです。もう27年南西沖から経ってるんですね。だからその時点の避難の状況というのは、あの混乱時で誰がどういうふうな形で避難されたというのは、今の状態でいったら全く記録に残ってないんじゃないかって気がするんだけどね、避難の。いろいろ道路の陥没やらそれからライフライン、ガス、水道、下水道、全て叩かれて、長万部、南西沖地震のときは町内で約40億近く被害が出てる。そうしたことを考えて、一気にトド山の道路なのかどこの笹山なんだかちょっと理解できないんだけども。苗畑の道路というのは、道路に認定している道路ないんだよね。ない。そして緊急時だから、どこの民地を通ろうと、どこの民間の山を通ろうと、通れないということはないんだけども、やっぱり町がきちっと避難道として指定するというのについては、きちっとした根拠があって、間違いなくここ使えるよと、絶対ここは通ったら安全だということと、やっぱり避難に車を使わなきゃいけないって事態は必ずしも起きてくる可能性は十分にある。ただし、車が使えるような状況なのかなということは、南西沖地震もそうなんだけど、国道5号線、もちろん知来の国道も陥没をするといったら道路状況が非常に悪くなってきて、本当に車で行けるとこまで行くという条件の中では、多少危険性もある。だから、車を使える避難の関係と、使えないときの地震の想定もしながら、防災訓練もやっていかなきゃいけないということを含めて、近くの近隣の人は、この笹山の小道を走って上がれば助かるということはわかってても、全体の町民の中にそれを徹底して知らしめるとなると、ちょっと難しいのかなと。いうことで、今後今質問のある箇所については、ちょっと私も理解してないんで、ちょっと担当課に調べさせてもらって、現場をよく見て、その上でここなら徒歩でも行けるとかね、避難路の指定もできるということについては、今後現場を見た上で検討をさせていただければと思ってます。