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長万部町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月15日

空家対策の進捗状況は

聞いた人
柏倉恵里子 議員
答えた人
町長 木幡正志、町民課長 佐藤剛

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 柏倉恵里子

私は2点質問させていただきます。空家対策の進捗状況は。平成30年第2回定例会において質問してから2年が経過しましたので、質問させていただきます。当時は調査が終わった段階であり、これから関係各課で合意できる庁舎会議を開催してから、各種の調査を進めないといけない状況になっているので、その体制づくりをするとの答弁でした。また、アンケートによる意向調査も行うとも答弁しております。アンケート結果から見えた課題と、町の対策をお聞きします。あわせて空家対策計画はどこまで進んでいるかもお聞きします。

町の答え 町長 木幡正志

2点についてお答えをいたします。空家対策の進捗状況についてですが、空家対策の進捗状況につきましては、現在把握しております空家365件で、うち所有者が特定されている件数は295件となっております。空家等は個人の財産であり、所有者等が適切に維持管理すべきものでありますが、現状では放置された空家等の老朽化が進行し、周囲へ悪影響を及ぼしていることを所有者等が理解していない場合や、相続等により所有者等が町内に在住しておらず、現状を把握していない場合もございます。空家の状況や所有者の意向を把握するためのアンケートによる意向調査につきましては、令和元年度内に発送する目標を進めておりましたが、現在、アンケート調査の内容や発送先などの精査を進めている段階であり、今後速やかに実施してまいりたいと考えております。空家等対策計画につきましては、アンケートによる意向調査の結果などを参考にしながら、計画の策定に向けた取組を進めてまいります。また、特に適切な管理を行われずに放置されている空家につきましては、周辺の生活環境に悪影響を及ぼす恐れがありますので、所有者に対しての適切な管理を要請してまいります。

議員の再質問 9番 柏倉恵里子

それでは何点か再質問させていただきます。まず空き家対策についてですが、2年経っても全く進んでいない状況なんだなという、正直そういう感想です。一応これから空き家対策については、アンケートによる意向調査がこれからだということなんですけれども、一応これ目標はいつ頃までに回収して、結果を得られるのかと考えられていますか。

町の答え 町長 木幡正志

今ご指摘のとおり、2年前にご質問いただいたときに答弁させていただいた状況からすると、もうすでに相当な進捗状況にあったと思っております。しかし土地の、家屋の調査をしている段階で、例えば土地も住宅も、個人で持ってるもの自分のもの、それから借地に住宅を建ててる人、いろんなケースがやっぱり見えてくるんですね。そうした場合に、空き家になってるけども借地は地主さんのものということになってくるから、これらの空き家の対応の難しさってのが途中で1回出てきてる。これをどう判断しどう考えていくかということで、今調査の段階もちょっと遅れてるのもそれだし。それともうひとつは、このコロナ禍の中で足が完全に止まっちゃってるのと、今後やろうとするプライバシーの考慮を考えながら、アンケート調査に応募していただきたいという考え方を進めていって、アンケート調査の項目を今精査をして、1日も早く関係住民の方に出したい。ただし、地元にいない所有者が多いものだから、まず今お住まいになってる住所の検索をしながら、そこに送るための作業がちょっと遅れてるのと、地主さんと住宅の持ってる人の関係も含めて進めていくという難しさも若干ある。もう少しかかるかなと思っております。まあこういう関係で2年前ご質問いただいた中で、答弁とずれがあったことはお許しを願いたいと、そう思ってます。

議員の再質問 9番 柏倉恵里子

当時の答弁の中でおっしゃってることのひとつには、関係機関での庁舎会議をするという話もしておりましたが、ここはいかがですか。

町の答え 町長 木幡正志

途中で完全にアンケート調査までいってないものだから、全体会議を開く材料が揃ってない。だからそれをまずやって、協議内容が揃ってくると協議会立ち上げても前に進めるんだけど、協議会立ち上げて提案していく材料が揃ってない。残念ながら。今後、今回の質問もまたお受けいただいたので、そこは原課にしっかり話をして進めるように協議を進めていきたい、そう思ってます。

議員の再質問 9番 柏倉恵里子

当時とはちょっと件数が若干違ってきてますけど。当時、データベース化は392件のうちの空き家で290件、今365件という回答いただきましたけど、当時290件をデータベース化したという答弁をいただいております。で、残りの102件でしたかね、それも行われたのかどうかということと、データベース化してることの項目、どういう形でデータベース化、項目を分けてデータベース化しているのかちょっとお伺いします。

町の答え 町長 木幡正志

件数の数字が違うのは、この間もちょっと南栄でも解体工事が行われてたり、動きというのは確かに出てきてるから件数が合わなくなってきてる関係もあるんだけど、そのデータベース化の流れについては担当課長から説明させます。

町の答え 町民課長 佐藤剛(町民課長は2024年3月まで)

空き家件数ですけども、こちらのほうはデータベース化、前お話した残りの件数も全て町内全部調査が終わって、その後、そのうち台帳の中で、今町長も言ったとおり更地にもうなってるだとか、あと重複して載ってるとか、あと倉庫と家屋が別々に載ってるだとか、その辺を精査した段階で今回この件数が365軒の空き家件数となっております。空き家台帳のほうですけど、情報としては建築物の用途、構造、階数、あと外壁、屋根、窓ガラス、庭のゴミ、草木、電気メーター等の項目について入力しております。以上です。

議員の再質問 9番 柏倉恵里子

わかりました。やはりちょっと空き家対策、どこの町内も非常に困っている状況でもありますし、また、関係ないかもしれませんけど、火災等も、無人の所からおきてるという状況もありますし、やはりちょっとそれこそ後の質問にもありますけど、防犯上もあまりよくないのかなというのもありますのでぜひ進めていただきたい。それから、できればやはり借家として提供していただける家がないのかなというところは、やっぱりこれから長万部町が、働く人の受け皿としてもやはり家がないことには本当に働く人も来てくれないような状況になりますし。また今年コロナが流行して、在宅ワークが広がった。そしてこれなら人口密集地にいなくても、こういう北海道とかにも移住してくれた企業もあります。そのときに長万部町をやはり選んでいただけるような、魅力ある発信をしていかなきゃない。そのためにはやっぱり来ていただける企業に対する誘致とか、あと条件とかも、「本当にいい町なんですよ。ぜひうちにきて起業しませんか」という「できれば会社をうちにおいてほしい」という、そういうような働きかけがやはりやっていただきたいし、それがやはり今後の町の発展を担う、新幹線ができても本当に通り過ぎるだけの町になってしまうのではなくて、やっぱりそこに残ってくれる人方をこれからどんどん来てもらうためには、やはり空き家の、すでにあるものですから、空き家の活用をしたい、あるいは町としてもこことこことここは長万部町として買い取って、ここに企業を誘致したいという考えもお持ちになってもいいと思うんですよね。そういう部分ではもうちょっと積極的に、空き家対策を進めて、できれば町として、そこに企業が来てもらえるような、そういう活動を展開していただきたいと思いますけれども、いかがですか町長。

町の答え 町長 木幡正志

おっしゃるとおり、移住定住テレワークという言葉が今、新しい言葉出てきてるんですよね。で、長万部も今状況を勘案してると、工事の関係で来ている人が、アパートないということで大きな工事会社は全部宿舎建ててやってるんですが。今目立ってきてるのは、例えば小規模事業者で工事に入っている人方、それが不動産会社を通じて空き家を見てそこを借りて、リフォームかけて住まいにするというとこを今若干、長万部町内にも数件見えてきてるなという状況なんだけども。そこを例えば町が仲介して貸すという話にはならんもんだから、やっぱりそこは専門の不動産会社だったり、それから建築屋さんだったり、そういう人方の相談を受けて、そして持ち家の所有者に対して貸してあげてくださいと。ところが聞いてると何百万というリフォーム代かけなきゃ入れないという空き家のほうが多いみたいで、今回長万部町も、新開の公営住宅を解体、建替のために移住をしていただくんだけど、今回調査したらものすごい金額がかけないと入れないということも今回判明しているんで、そこら辺のところも空き家といえども身一つで入れるのかといったらそうでないということがわかってきた。入るためにはかび臭さも取り除くんだったら、壁紙のリフォームもやらなきゃいけない、雨漏りも直さなきゃいけない、外観ではよく見えるんだけども、入ってみたら雨漏りが酷いということで、屋根を葺き替えるだけでも900万かかるっていう話もいろいろ聞いてるんで、空き家の問題というのはやっぱりそういった問題点も解消しながら、本当に移住定住テレワークにでもつながっていくような形になってくれると生かしきれるのかなと思うんだけど。なにせ個人のあくまでも財産ということなもんだから、我々がこうしなさいということにもならないし、長万部町が買い取って移住定住になる、そういった場所がどこみても、買い取ることも予算もかかるけども、買い取っただけでは済まない。やっぱりリフォームかけてきちっと住まいとして、住居として提供できるようになると、1棟やるのに1,000万とか1,500万とかいう金額がかかってくるということになると、非常に予算かけてやるのには難しいかなということもあるんで。いろんな企業から相談があって、空き家のことについて相談があればご紹介していきたい、そう思ってます。

議員の再質問 9番 柏倉恵里子

積極的に町が呼び込むという体制はとらないんだなという、そういうふうにちょっと私は捉えたんですけれども。もうちょっと積極的に、こういう優遇措置を取るからぜひ来てくださいという呼び込みが必要だと思うのと、新幹線がらみは、新幹線が終わった後どうなるのかなって。そこにずっと住み続けてくれるわけでなければ、やっぱりそこはまた空き家になってしまう状況になるということも考えられますので、ここはやっぱり上手くやっていかなきゃないのかなとは思うんですけど。今はお話あったとおり、借りたいという方が今結構出てきてる状況なので、この中で貸す貸さないは、だって不動産のところに、大家さんが不動産屋さんに預けない限りはそこには載ってこないわけですからね。そしたらじゃあ町内の、ここの家は誰の持ち家なんですかといったら、当然照会は町に、個々の持ち主誰ですかって話で来られるのかなというふうに思うんですけど、そこは違うんですか。町としてはそう来られたら、そこの持ち主さんを教えてらっしゃるんですよね。

町の答え 町長 木幡正志

個人情報保護法というのがあって、全てそれを開示して教えるというわけにはいかないんですよ。これがやっぱり法律の難しさなんですね。だから専門の不動産業者であったり、知り合いの建設業者にお願いをして、あそこ借りたいんだけど誰の持ち主ですかというのは、個々に連絡を取って調べることについては、問題は発生しないのかもしれないけども。我々の持ってる資料の中から、この人の持ち物だからって紹介、住所、電話番号全て教えて紹介するというわけにはいかない、それはあくまでも個人情報だから。それともうひとつは、積極性に欠けると言うけども、行政のあり方というのは要するに不動産業者でもなければなんでもないんですよね。だから積極的というのは、その適宜にどういう相談の内容を聞いて、どういうふうにその人方に教えていくかということが、前向きな検討になるのかなと。例えば先ほど話したとおり、必要であればなんとか持ってて、移住定住やってもいいよというけども、直して、それこそ定住するのに2個3個やって数千万かけてもそこに本当に定住で来るのかいというのと。例えばお試しの泊まりで、1週間くらい居て、近くを観光してばっと帰られるというケースも出てくる。決してそこが、住宅が1軒持ってるから町益になるのったらならないんですよ。そういうことを踏まえて今やること何が必要なのということと、実際にアパートだとかマンションの経営者も長万部にいるわけだから、そうしたことの経済的なものの阻害になるような形は取るべきではないなと思っているし、相談乗ってくれば相談の窓口もこれからきちっとやっぱり対応していかなければならないのかなと今回そう思ってます。

議員の再質問 9番 柏倉恵里子

相談窓口、ぜひ設置していただければと思います。所有者に対しては周辺の生活環境に悪影響を及ぼす恐れがあるものに対しては、適切な管理を要請していくということで。これはもうすでに何回も何回も要請済だと思うんですけれども、目に見えてどんどんと老朽化していって、本当に、強い風が吹いたら人的被害もあるんじゃないかと思われる物件もあります。ここのところは今はどうなってるんですか。

町の答え 町長 木幡正志

ほんとに危険な建物については、所有者に周辺の写真を撮りながら添付して通知をする。それは2年かけてやってるところもあるし、所有者が複数にわたってるのもちょっと、一方は良いよって言ったんだけど、一方は全く返事を返して寄こさないという状況で、郵便証明付の書類を送ったら受け取らない、逆に言ったら普通郵便で送ってやって、受け取っていただくということにもなってるんで、それはもう時期間髪おかず続けているのが現状。ただ台風で災害がおきて、隣の民家に影響を及ぼしたり、人命を怪我させたりするということについては最悪な状況になってきてるんで、そういった文書も入れながら警告をして、是非ひとつ決断をしてくださいという話をさせていただいてるのが現状です。

議員の再質問 9番 柏倉恵里子

わかりました。なるべく急いで空き家対策やっていただければなと思います。

出典:長万部町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月15日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる

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