みんなの議会

七飯町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月9日

見晴公園への大規模な体育館の建設について

聞いた人
上野武彦 議員
答えた人
教育総務課長 磯場嘉和、町長 杉原太

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 11番 上野武彦

今、町長から改善の方向が示されましたので2問目にいきたいと思います。見晴公園への大規模な体育館の建設についてであります。1点目として、七飯町は、貴重な町内の公園の一つである見晴公園の真ん中に5,100平米という、これまでのスポーツセンター2,179平米の約2.3倍の各種競技大会を開催できる規模の体育館の建設を計画し、住民の意見を伺うということでパブリックコメントを実施しております。その結果、パブリックコメントに寄せられた105件の意見のうち、半数近い51件が見晴公園での建設に反対を表明するものとなっております。その後、町は新しく3つの案を発表し、町内で3か所、4回の住民説明会を実施しております。3案のうちの2案は、やはり見晴公園を利用しての案となっておりました。住民説明会でも、多くの住民が見晴公園での建設に反対を表明しておりましたが、こうした住民の意見を尊重して、建設計画を進めるべきと考えておりますが、町長の見解を伺いたい。これが1点目です。答弁いただいてから2点目にいきたいのですが、それでよろしいでしょうか。駄目ですか。分かりました。それでは2点目。七飯町は今回、各種スポーツ大会を開催できる大規模な体育館の建設を進めようとしており、建設費を含め39億5,000万円をかけようとしておりますが、何年に一度あるかも分からない各種競技大会の開催を目指すのではなく、住民が気軽に訪れてスポーツを楽しみ、健康の維持増進に貢献するスポーツセンターの建設をすべきではないかと思うが、見解を伺いたい。3点目。七飯町の町債は令和5年度末で、118億6,286万円となっている。令和6年2月に民生文教常任委員会で提出された資料では、現在進めている中学校の長寿命化事業など5事業67億5,700万円の町債は、40億5,800万円を予定しているとのことでありました。この段階で町の町債は159億2,086万円となり、これまで経験したことのない借金を抱えることになります。これから、体育館の39億5,000万円の事業を進めようとしておりますが、適正な規模での事業にし、図書館、温水プールの建設も実現できるような財政運営とすべきと考えますが、町長の見解をお伺いいたします。以上です。

町の答え 教育総務課長 磯場嘉和

1点目と2点目については関連がありますので、一括して御答弁申し上げます。現体育館は昭和48年に建設され、耐震性に不安を抱え、設備の老朽化も進んでおり、バリアフリーにも配慮されておりません。施設の整備を進める上で、まちづくりの観点や、本町見晴公園と体育館の一体整備による財政負担の軽減などを踏まえ、公園敷地の17%程度を利用した整備案が最適との考えをお示ししましたが、公園の保存を望 ん で い る 方 々 、 体 育 館 の 建 設 を 望 ん で い る- 25 -方々、双方が100%賛同できるものは容易ではないと感じています。また、体育館の規模については、各種競技規則に沿った規格の面積を想定しており、中体連や高体連などの大会を想定し、普段使いのできる規模を考えております。また、防災機能の設置や、キッズスペース、ランニングデッキなどを整備することで、住民が気軽にスポーツを楽しみ、健康の維持増進に貢献し、さらに、本町見晴公園もリニューアルし、憩いの場となるよう、今後、基本設計では、公園と体育館の融合を図り、公園の保存を望まれている方にも、体育館の建設を望まれている方にも、御理解いただけるようなトータルデザインをお示しし、財政面からも、将来負担を極力抑える補助金の活用など、多くの町民の要望に応えられるような、体育館、公園整備を目指してまいります。以上です。

議員の質問 11番 上野武彦

まず1点目ですけれども、町がパブリックコメントを実施して、住民の意見を聞いた。そのときには、そのパブリックコメントの50%近い公園を利用しての建設には反対だという声が上がりました。その後、町は当初計画していた見晴公園の真ん中に建設するという案を変更しまして、その真ん中に建設するけれども、それに見合った面積の緑地を今のスポーツセンターの跡地に設けるという案、それから今の体育館の解体後、その場所に新しいスポーツセンターを建てる案、そして3つ目は、当初は見晴公園の24%を削って建てるという案でしたけれども、再度変わりまして、今答弁があったように、17%の見晴公園を使って建設する。これが最適であるということで、今答弁がありました。いずれにしましても、町は見晴公園を使った形で体育館を建てる。これが国土交通省の助成金を得られるということから、その方法を考えているということでありますけれども。この地域では、そういった公園を使わない形で- 26 -も、ある程度の国の助成金が得られる地域になっていると考えるわけですけれども。なぜ、見晴公園を壊さなければならないのか。それはもちろん、町の考えている助成金をもらうということが目的だと考えられるわけですけれども、これだけ地域の住民が反対を表明している。町の説明会の中でも、大半が4か所で行いましたけれども、そこでも大半の反対の意見があった。それにもかかわらず、町長は退席するときに、めげずに進めてまいりますということで、町民のそうした声を顧みることもなく、何とか当初の計画どおり、町は体育館建設を進めていきたいという考えを示しているわけですけれども。それは、町民のそういった、いろいろな声を反映させながら建てていくという姿勢とは全く違う強権的な姿勢だと思うわけですけれども、それでいいのかという気持ちがあります。そういった点で言えば、こうした住民の声が多く上がっている中で、それを無視するという町政の執行、運営の仕方、それはある程度、やはり初めてこのように多くの住民が声を上げているわけですから、それに応えるという姿勢を示す必要があると思うのですが、再度、町長はそういう気が全くないのかどうか、それについて、まずお聞きしたいと思います。

町の答え 教育総務課長 磯場嘉和

私のほうから、まず上野議員さんがおっしゃっているパブリックコメントに寄せられた105件のうち、半数近い51件というお話がございましたけれども、パブリックコメントに提出した人の数が105名で、意見の数は269件、そのうち51件というところで、そこについてはちょっと御理解いただければと思います。また、体育館でございますけれども、やはり、町でも体育館を望んでいる方、それから公園の保存を望んでいる方々、両方の方々が本当に100%というものはなかなか難しいということは本当に感じているところです。だからといって、何もしないというわけにはなかなかいかないものですから、やはり、両方の皆さんが御納得いただけるような、御理解いただけるような形の建設を目指して、なるべく多くの皆さんに御理解いただけるようなものを目指してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。

議員の質問 11番 上野武彦

今の答弁の中で、いろいろな声が上がっているということで、105名の上げた意見の中には、たくさんの意見が含まれている。だけれども、そのうちの51人分が反対の声を上げたということは、半数近い反対の声だと認識すべきだと思うのです。それから、多くの皆さんの声を聞きながら反映させながらという表現が一部ありました。ということは、今後そのために、どのようなやり方で進めていこうとしているのか、それについて再度お伺いいたしたいと思います。

町の答え 教育総務課長 磯場嘉和

体育館の整備に関係しましては、今後、基本設計、実施設計という形で進んでいく形になると思いますが、その中で、公園と体育館の融合を図って、体育館から公園が一体化して活用できるような、そういうデザインを目指して、それをお示ししながら、どちらも、体育館を望んでいる方、それから公園の整備しながら、公園の保存を望んでいる方々にも御理解いただけるような整備を目指してまいりたいと考えております。以上でございます。

議員の質問 11番 上野武彦

今の答弁では、要するに、これからの計画、具体的に進める、基本設計、実施設計を進めていく。基本は、先ほど言われました、公園の一部を体育館建設のために利用する。これは変わらないという姿勢だと思うのです。そういう中で、できるだけ、住民の声の反映ができるようにという意見ですけれども、住民の意見は、この見晴公園に手をつけないで建設するべきだという声なのです。それについては全く顧みることなく、検討し直すとか、そういうことも表現の答弁の中ではありませんでした。これでいきますと、本当に住民の意志とは全く、それを顧みず進めるという町の姿勢が明らか- 27 -になったと思わざるを得ませんけれども、それで本当に、今の町政、住民を無視した町政ということになってしまう、それでいいのかという問題が残されるわけです。そういう点については、やはり、町長の姿勢の問題ですので、町長にその点について、もう一度、見解を伺いたいと思います。

町の答え 町長 杉原太

私のほうから。この部分は、パブリックコメントの意見も踏まえて、当初、ちょっと表現がこちらも雑だったのかと思って反省しているところでございます。見晴公園の用地と、それからスポーツセンターの今建っている施設の用地と、その全体でもって、体育館の建て替えを進めていくという考えであって、見晴公園を決して潰すとかでなくて、見晴公園の用地を一部活用しながら建てさせてもらうということで、大分意見をいただいた中で修正させていただいたということで、当初25%くらいとかという形だったものを、まだまだ圧縮して17%程度にまでしたということで、見晴公園も、都市公園、市街化区域内の都市公園ということの位置づけですけれども、見晴公園ももう既に40年くらい経過しておりまして、今現在、故障されている噴水というか川の流れというか、そういう施設もありますし、それから周りのほうに、高木になってしまって倒れる可能性のある木も大分あります。電信柱、電線をまだまだ上に越えたような樹木もございます。そういう意味でいきますと、周りに住宅地も張りついていますから、そういう御迷惑もかけないようにということもあります。それから体育館も、今現在利用されている方含めて、現地建て替えとなると、現体育館を壊しての建て替えとなると、3年間そういう活動ができないということもございまして、それぞれにやはり御意見もあるというような中で、そこの部分を何とかお互いに理解し合いながら、折衷案といったらちょっとあれですけれども、その中で今現在の体育館敷地と、それから見晴公園の敷地全体を使って、ぎりぎり今後、体育館の面積ももちろん考慮しながら、この5,100平米でいいのか、もう少し詰められないのか。それから見晴公園の今17%程度とな っ て い る 用 地 の 活 用 も 、 1 7 % よ り も も うちょっと少なくできるのか、それともこれが精いっぱいなのか、そういう部分も含めて、ちょうど市街化区域内の中心、今後コンパクトシティと考えたときに、公共施設が集約されているこの場所に、できれば、公園施設の整備と併せた中で進めていきたいと考えておりまして、その部分に関しましては、今後担当課長のほうからも答弁があったように、今後その完成予想図みたいなものを作りながら、実際にどのくらいまでの位置ということも説明しながら進めていきたいと思っておりますので、意見を無視したとか聞いていないとかではなくて、意見をいただいた、また説明会でも多数意見をいただいておりますので、そういう部分で配慮した形で、お互いに協調できるような部分で進めていきたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。以上でございます。

議員の質問 11番 上野武彦

今回、町が建てようとしているスポーツセンター、これは現在のスポーツセンターの2.3倍以上という規模です。そのためには、建設費に39億5,000万円近い費用がかかるということです。我々が一つ求めているものは、そのような大規模でいろいろなスポーツ大会が開催できるスポーツセンターではなく、むしろ、町民が気軽に利用して、健康増進のために利用できるような、そういうスポーツセンターというものを望んでいる。例えば町が考えている、そういったスポーツ大会を開催することによって、町はどのような、町への利益と言いますか、町がそういう利益を得ると考えておられるのか、それをまず一つお伺いしたいと思います。それから、先ほど財政課から答弁ありました。私が計算したものは、令和5年度末の町債残高が118億6,286万円という数字が上がっておりました。それで、中学校など5事業、これ67億6,700万円の事業ですけれども、その町債が40億6,700万円と、答弁で5,800万円と答えて- 28 -おりましたけれども、私が調べた数字とは若干ずれが発生しておりますが、いずれにしても、この2つを合わせると159億円、160億円近い町債になると計算したところですけれども、財政課の答弁では、令和10年度で112億円という答弁になっておりまして、どこでそんなに減るのか、それについて答弁がありませんでしたので、まずそれについて確認したいと思います。それで、これから町はスポーツセンターだけでなく、図書館、町民プール、これも併せて事業を考えているわけですけれども、この町がこれからの10年間で令和8年度から実施しようとしている事業に、この全てを入れて実施できると考えておられるのか、その辺について、再度、財政課のほうから答弁をいただきたいと思います。

議員の質問 11番 上野武彦

今の答弁では、第6次の長期計画の中で、図書館、スポーツセンター、そして温水プールを含めて事業が実施できるということに関しては、はっきりした答弁ができないというお答えでした。本当は、ある程度、推測は出しておられるのではないかと私は思うのですが、それは今の段階で答えられないというお話です。これはやはり、今これまで、例えば図書館に関しては25年近く先延ばしされてきて、それがさらに今回の町長の発言で先延ばしされた。これでいきますと、今後10年以内に、図書館ができるかどうかすら、はっきり答弁できないという形になっているわけですけれども。住民要求からすれ- 29 -ば、優先度は最も高いのではないか。二十四、五年も放置してきた図書館の建設。これは、例えば、これから、大中山中学校の長寿命化工事を考えておりますけれども、これは、耐震性のある建物を今後40年もたせるという事業計画です。それは緊急性はないのではないですか。緊急性ということで言えば、それこそ、今こういった社会教育施設3施設、これは本当にある意味、緊急性のある事業として進めてきたはずなのに、その前に緊急性があるからということで、緊急性のないものも含めて5事業、これを優先させるという、この町のやり方は、本当に緊急性という意味から、再度検討し直すべき課題があるのではないかと思うわけです。そういったことで言えば、今言いました、こういった町債の状況、単純に合計しますと、私が年間12億円ずつ返していくのだから減っていくのだということを言いましたけれども、それを考慮しないで合計だけで出しますと、町債はプールやそして体育館、図書館を含めると、183億円を超える町債を発行しなければ実施できない事業になっているわけです。そういう状況の中で、本当に、この新たな第6次総合計画の中で、こういった課題の事業、これをどうやるのかということで言えば、再度、優先度を考え直さなければ、この10年間に実施できないものも出てくると考えるわけです。そういった点で言えば、再度考え直す。要するに白紙に戻して、今後どのように優先度を検討して進めていくか。これは考える時点に達しているそういう問題ではないかと思うわけです。そういった点で言えば、町長は、本当に今後の課題として、それを受け止めて検討するということを答弁していただきたいと思うのですが、その点について、ちょっと伺います。

町の答え 町長 杉原太

上野議員さんから財政の部分も、そういう将来的な部分、御心配をいただきながら、そういう事業をどう考えているのかということでございますが。こちらのほうも財政状況を常に見直して、今現在も、社会教育施設整備事業の基金に積んだり、あるいは繰上償還できるものは繰上償還して、後年後に向けて、少しでも財政状況が安定して、きちんとした計画的な行財政運営ができるように心がけているところでございますし、その中で優先5事業も含めた中で、今はそういうシミュレーションをして、決して七飯町の部分では、背伸びして事業を進めるということではなくて、きちんとした安定した財政の下、責任を持って事業を進めていきたいと考えておりまして。非常に今回、図書館を建てるという部分では、皆さんの期待を裏切る形にはなったのですけれども、これも苦渋の決断だったという部分で御理解していただきたいと思います。今現在、町の老朽化した施設についてはきちんとした対応を進めていきたいと考えておりますので、今後、大中山中学校の長寿命化の部分、それから今現在進めております小中学校のエアコンの設置、そして廃棄物の処理場の問題、生活基盤に関わるものをきちんと整備した上で、スポーツセンターもこの計画の中に入れて進めていきたいと。その後には、今現在、文化センターのほうに、まずは図書室を移して運用させていただいて、その中から、将来の図書館の在り方などを、皆さんとともに、考えながら図書館建設も念頭に町政を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。以上でございます。

議員の質問 11番 上野武彦

町長の答弁では、とにかく進めていきたいという答弁だったと思います。私、先ほどから質問していることは、この体育館、これは観覧席を設けた大規模な体育館、アリーナという形でのものの建設を、どうしても進めたいということが町の考えだと思うのです。このアリーナを建設したときに、どういう管理運営になるかということを考えましたら、町はこれから60年間、そのアリーナの維持管理をするだけで相当な予算を考えなければならないということを打ち出しております。60年間で77億9,500万円、維持管理にお金がかかるということは、これから30年間に38億円を超える、そういう維持費がいると。これは、スポーツセン- 30 -ター、体育館を、丸ごと補助金なしで建てるお金なのです。そういう維持管理のお金をかけるような、そういうスポーツセンターを建てるということです。今では、町の職員が、6人程度だと思うのですけれども、管理維持をしている。それは恐らく、財政的には年間3,000万円とか、そういった金額で管理がされている。これが、このアリーナという形で事業者に委託をすると、年間は1億2,900万円とか、そういう金額になると思います。要するに、アリーナにすることによって、維持管理費が、今の4倍も5倍もかかるのです、人件費が。そういうようなものを造って、町の活性化と言いますか、何年間に1回、体育大会がやれることによって、町はどのような、財政的な利益と言いますか、それがあると考えておられるのか。または、それは考えていないけれども、とにかく、スポーツ大会が七飯町でもできるようにしたいということだけなのか、その辺について、再度、確認したいと思います。

町の答え 教育総務課長 磯場嘉和

アリーナという言葉で、どうしても隣の市の大きいものをイメージしてしまうのかもしれませんが、基本的には、今の体育館、アリーナ部分、メインの部分については、現在の面積の大体1.4倍ぐらい。それに併せて、今回整備するに当たって、防災機能、こういうものを設置したり、キッズスペースですとか、冬場も走ったり歩いたりできるようなランニングデッキ、こういうものを整備することによって、住民の方が気軽に本当にスポーツを楽しんで、健康維持増進、そういうものに貢献できるような、そういう施設を目指しているというところで考えております。その中で利益というお話もありましたけど、決して、そういうところに利益、利潤を求めるというところではございません。基本的には、使用料的なものについては頂く形にはなるかと思いますが、そこで商売をするということではなく、あくまで、そういうことで、健康に住民の方がなっていただければ、医療費も下がっていったりだとか、そういうものが付加価値として表れてくるのかなと思っているところでございます。あくまで本当に普段使いのものを想定しているというところで、御理解いただければと思います。以上です。

議員の質問 11番 上野武彦

今の答弁で、アリーナを建てたからといって、町の経済が活性化するわけでもない、そういうことも考えているわけでもないという答弁だったと思います。そういう状況の中で、このような、39億5,000万円の事業を実施して、年間、先ほど私が計算した範囲では、維持管理のために1億3,000万円近くをずっとかけなければ維持できないと、そういう施設になっていくということなのです。今、町の職員が管理している範囲であれば、その4分の1で済むわけです。それが4倍とか、そして町の職員を首を切るわけではなければ、さらにその町の職員を雇い続けるということになりますと、今の5倍の維持管理費がかかるということで、年間1億5,000万円近い維持費が、これからずっとかかっていくとなるわけです。アリーナにすることによって、これだけお金をかけなくてはならない、そういう事業はもう少し考え直すべきではないかと思うのですが、その辺について、再考する考えはないのか。全く、そういう事業としてやっていくということは、もう変更する考えがないということなのか、その辺について最後にお伺いします。

町の答え 教育総務課長 磯場嘉和

それでは、私のほうから答弁してまいりたいと思います。まず、アリーナという言葉についてですけれども、隣の市のほうでアリーナという大きい体育の施設がございますけれども、あくまで七飯町で目指しているものは、今の体育館とほぼほぼ同じ機能、それに防災機能、ランニングデッキ、こういうものをつけたものという形で、決して観客席がたくさんあるような、本当のアリーナというものを想定しているものではないというところを、まずは御理解いただきたいと思います。その上で、先ほど維持管理費のお話がございましたので、その辺についても御説明したいと思います。こちら、整備の検討委員会の中で資料として提出されているものを、上野議員も御覧になってのお話だと思いますので、そちらに基づいてお話ししたいと思いますが、ランニングコストということで、60年間、体育館を使った場合の経費ということで、77億9,500万円、これを概算で出しております。これは出し方というものは、同様の施設を実績によって、面積で単純に按分して出したというところでございます。内訳としましては、光熱水費に6億7,900万、60年間です。それから維持管理修繕ということで66億5,800万円。これについては通常の維持管理費のほかに、15年、30年、45年、このスパンで大規模修繕、中規模修繕、これを行っていくと。その考え方については、15年で中規模、30年で大規模、それから45年でまた中規模という形で、60年間もたせた場合という試算でございます。それの経費の出し方についても、建設費の中規模であれば25%、それから大規模であれば建設費の75%という形で単純に数字を掛け合わせた形になってございます。また、さらに60年後の解体費ということで、4億5,800万円、これを全部含めて、77億9,500万円という試算をしているところでございます。これ、あくまで机上の数値になりますので、これが本当に60年後、同じ数値になるのかということはまた別なのですけれども、あくまで今現在でお示ししているランニングコストという話で、こういう数値をお示しして、検討委員会でお話ししているというところでございます。以上でございます。───────────────────散 会 の 議 決───────────────────

出典:七飯町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月9日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる