七飯町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月9日
社会教育施設整備検討委員会の検討取りやめについて
- 聞いた人
- 平松俊一 議員
- 答えた人
- 教育総務課長 磯場嘉和、町長 杉原太
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 10番 平松俊一
それでは2問目に移ります。社会教育施設整備検討委員会の検討取りやめについての一般質問です。体育館、図書館、プールについて、社会教育施設整備検討委員会で昨年より検討を重ねてまいりましたが、本年1月当初の検討内容から図書館とプールを外し、体育館の検討のみを行うことといたしました。当初からの検討内容が変更された後でも、その一部だけについて検討を続けることに違和感を感じている町民の方も多く、町側からの体育館建設に関する提案内容についても、条件が- 14 -狭すぎる、検討の余地が少ない、こういった声も上がっております。途中で計画変更された理由が、財源不足なのであれば、財源に見合った検討から始めるべきで、体育館の新設を前提とし、その必要な機能に関した検討ばかりが行われていることは全く的を射ていないものであると考えます。また、緑の基本計画において、都市計画区域における令和元年度現在の公園面積は令和22年整備目標値の64%しか確保できていない現状であり、パブリックコメントを実施した案では、実質的に公園面積を更に減少させるものであります。少子高齢化社会に突入し、町民が安全で快適な生活を送るために、都市公園は必要不可欠な存在と考えられ、増設こそあれ、削減など、当町ではあってはならないことと思われます。財政面から将来を見据え直し、その上で多くの町民の要望に応えられる公共施設建設を改めて考え直すべきであり、現検討委員会で行われてきた協議を一旦白紙に戻す考えがないかお伺いいたします。
町の答え 教育総務課長 磯場嘉和
町スポーツセンターは昭和48年に建設され、耐震性に不安を抱え、設備の老朽化も進み、新体育館の早期整備が求められております。社会教育施設整備の検討については、第5次七飯町総合計画に位置づけられており、基本構想、基本計画について、検討委員会において、御議論いただき、さらに先般、住民説明会を開催し、広く御意見をいただいたところです。住民説明会では、老朽化が進んでいる体育館の建て替えには反対しないものの、本町見晴公園の一部を活用する建設場所や、財政負担を心配する御意見をいただきました。まちづくりの観点や、本町見晴公園と体育館の一体整備による財政負担の軽減などを踏まえ、公園敷地の17%程度を利用した整備案が最適との考えをお示ししましたが、公園の保存を望んでいる方々、体育館の建設を望んでいる方々、双方が100%賛同できるものは容易ではないと感じております。町としても、少子高齢化社会の中、住民の憩いの場となる公園や、健康の維持増進に貢献する体育施設は、どちらも必要不可欠な存在と考えており、今後、基本設計の中で公園と体育館の融合を図り、公園の保存を望まれている方々にも、体育館の建設を望まれている方々にも、御理解いただけるようなトータルデザインをお示しし、財政面からも、将来負担を極力抑える補助金の活用など、多くの町民の要望に応えられるような体育館、公園整備を目指してまいります。
議員の質問 10番 平松俊一
今回の質問は、ただ一点、白紙に戻せないかということに対しての明確な御答弁はありませんでした。強いて理解をすれば、現状のまま続けるという御答弁だと解釈をいたします。ここで、さらに再質問を続けていくわけですが、社会教育施設、こういったものが、どういうものなのかということをちょっと調べましたら、社会教育とは、学校教育法に基づいて行われる教育活動を除き、青少年や成人に対し、組織的に行われる教育活動です。体育やレクリエーションなどの活動も含まれます。社会教育の具体例としては、次のようなものがあります。例えば、公民館や少年自然の家などの公的な施設での講座、大学等で行われる公開講座、民間で行われる通信教育、カルチャースクール、こういったもの、要するに、建物を言っているのではなくて、建物をどう利用するかということが、この説明には書かれていましたので、これが合っているかどうか。ちょっと調べれば、いろいろなことが出てくるかと思うのですけれども。社会教育の役割には、地域づくりや、学習した成果を地域に還元することなどがあります。社会教育の目的としては、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うことが掲げられています。今回、体育館、図書館、プール、前々から図書館を造ってほしいという声は、東北の震災の前の年に、私が、前町長に一般質問しました。そのときには、前町長は、自分の任期内に、いろいろなことに着手したいという答弁があったのですが、東北の震災が起こり、それで図書館は、しばらく- 15 -先送りしたいと、まずは学校の耐震化を進めるということで、今日まで来ています。現町長、就任されたときに、まず掲げたものが、この社会教育施設の整備検討委員会を作って、それで体育館、図書館、プール、このときには、どちらかというと図書館を目指すと我々は感じていましたが、今年の1月には、ファミリースポーツセンター、こっちを立派なものに建て直していきたいという方向転換になったと。それまで、約1年近く、協議会の検討委員会のメンバーさんは、図書館を含めたまちづくりをいろいろ検討したと。現地の視察も行ってこられたと。それがすっかり、形を変えてしまって、今は、見晴公園が潰れる可能性まで出てきていると。そこで、再質問させていただきますけれども、例えば、お金をかけることを、どこまで許容するかという前提を、これは町民に対して示すべきではないですか。結局、体育館はやるけれども、図書館、プールは先延ばし。その理由は、長寿命化工事だとか、いろいろな、エアコンの設置だとか予算がかかると。それで、そっちまで手が回らないという御説明でしたが、それであれば、この範囲であれば、こういうことができるということを、もう少し町民に分かりやすく説明しなければ、なかなか理解を得られないのではないかと思います。どちらかというと、ファミリースポーツセンターは確かに古い。これはもう、町民みんなが知っているし、耐震性能も持ってないということです。ただし、七飯中学校ですとか、七重小学校は、耐震の足りない分を補強して、長寿命化計画をやったわけです。例えば、このファミリースポーツセンターも、耐震補強をして増改築をすると。一番困っているものはシャワーだとかトイレだとか、これが非常に不便だという声が大きいです。例えば、そういうところを重点的に、今風の使いやすい、なおかつ、災害が起きたときにも使えるような施設に増改築するという、まず一点あってもいいのかと思ったのですが、いきなり2倍近い建物を造るというアイデアが最初に上がってきたと。それから、場所の選択肢も何点かありましたが、結局すぐここに絞られて、ここについてやるためには、見晴公園が削れていくと。それは補助金もらうとか、いろいろな理由があるのですけれども。白紙に戻して立ち返る考えはないかという質問ですけれども、もう少し、スタート時点で、どういうことができるのか、優先すべきことは何なのかということを考え直していただきたい。例えば、図書館もスポーツセンターの改築も一緒にできるアイデアを考えられないものなのですか。そのためには、できるだけ工事費を抑えるとなれば、今も言いましたが、耐震補強をして長く使えるやり方だって、それも選択肢の一つだと思います。公園を潰さなくて済む。そういう設計をする。もしくは、もう思いきり、これから10年20年、大きな公共施設はもう造れない。造れないけれど、今しっかりしたものを造るのだと。それが、町民の方の理解を得られるのであれば、そういうものを目指す。ここがですね、今はっきりしてないのです、失礼ですけれども。もうちょっと、みんなが分かるような説明が足りてないということで、今回一般質問をしていますので、傍聴の方もたくさん見られています。町長のほうからはっきりと、どういう町としての方針でいくのか、それを御説明願いたいと思います。
町の答え 町長 杉原太
ただいま、平松議員からお話がありましたけれども、図書館とスポーツセンター、図書館のほうは、皆さんが大分要望が強いということで、私も町長就任時に、これまで、図書館と歴史館が、どちらを優先にするかというようなときに、歴史館を先に建てるということで、歴史館ができたわけです。平成10年ぐらいです。そして、実はそのときに、歴史館の次には図書館だという「文化の森」構想という中で、以前あったのですが、それが、歴史館が終わった時点で、有効な社会教育施設の整備の補助金が、国のほうから、それがなくなったというようなことで、それで、次の段階での図書館に進めなかったという断念したということを聞いております。そして、先ほど議員がおっしゃったように、前町長につきましても、そういう意をくんで、でき- 16 -れば、図書館を進めていきたいというお話があって、総合計画には必ず図書館の整備を載せて、これまでも来ておりましたし、第5次総合計画、今現在の第5次総合計画の中でも、後期のほうに載せた上で、図書館の部分も進めていきたいという考え方であったのですけれども。それで令和5年に、私が就任して1年後に、老朽化した体育館と図書館を、ぜひ、これまでもそうやって、そういう考え方を、私も引き継いできましたので、何とかできないかというようなことで、建設委員会、計画をつくるに当たっての中には、図書館と体育館を併せて、社会教育施設整備、このタイミングで進めていきたいという考え方で進めて、スタートを切ったのです。ところが、何かかんか、そういう大規模災害だとか、あるいは今回はコロナ禍によって、3年間の苦学の時代、そして、また社会情勢、国際情勢が変わったということで、今現在進めている、中学校の長寿命化だとか、あるいは猛暑によるエアコン設置だとか、そういう部分で、想定外の支出、予算がかかるということがあって、現在利用している老朽化した建物について、優先して進めさせていただきたいということで、新設の建物については、大変申し訳なかったのですけれども、図書館については先延ばしということで判断させていただいて、今現在、体育館に絞って、基本構想、基本計画を進めてきているという状況になっております。議員がおっしゃるとおり、長寿命化、耐震化というお話もありますけれども、既に、施設自体は50年くらい経過しているということで、耐震もない、それから施設の老朽化も激しいという意味では、このスポーツセンターにつきましては、建て替えをするしかないと考えておりますし、やはり七飯町で暮らす方々の、生きていくというか、生きがいとして、少子高齢化の時代を迎えてきていますけれども、いつまでも文化と芸術、スポーツに触れて、可能な限り、健康寿命を生かして、元気で過ごしていただきたいという思いと、それから子どもたちの、これからのそういう夢や希望を持って活躍できるような場を提供して、もちろん、建物だけではなくて、そこには、生涯教育と社会教育というような形のソフトが充実していかなければならないと考えております。その上で、このたび、体育館に絞り込んだ形で、スタート時は図書館、体育館、プールだったのですけれども、その中で、今先に説明したように、体育館に絞り込んで、基本構想、基本計画を進めていきたいという考えの中で、建設する候補地の選定におきましては、見晴公園の周辺の方々には、ちょっと説明の不十分さもあって、御迷惑をかけたという部分に関しましては、私も大変反省をしているところでございまして、七飯町の都市公園は確かに少ないという部分もございます。その都市公園を生かした形の中で、体育館も一体的な形の中で融合した形で、整備を進めていきたいと考えておりますし、この周辺も、市街化区域内の部分に関しましては、今後の人口現象も含めますと、きちんとしたコンパクトシティといいますか、住環境を、市街化区域内に集積したような形の中で、公共施設もまとめた形で、将来の七飯町の人口規模に合ったという形で進めていきたいと考えておりますし。あくまでも、七飯で暮らされている皆さんにとって、そういう生活の一部となるような、通いやすい場所で、しかも公園と一体となったような形の中で、一体整備できるような、そういう融合といいますか調和、調整ができれば一番いいかなと考えております。現体育館のほうは、現状、もう50年たちますけれども、中の施設も、それこそ、各種スポーツに沿った、コートの大きさだとか、そういうものが、今の時代の規則、ルールに合っていないということもございまして、決して、隣の市のような大きなアリーナというものを建てるわけではなくて、普段、町民の皆さんが、きちんとしたルールの中で、そういう各種スポーツができるようなコートを、きちんと整備をしていくという中で、検討委員会で整理してきた面積の広さが、今、計画をつくっている段階でお示ししている広さでございまして。今後これは、基本構想、基本計画という中で、おおよその規模はこれぐらいで、これぐらいの面積があって、建てる候補地としては、そういう市街化区域内で、こういう形で考えられるというこ- 17 -とを示した形のものとなっておりますので、また具体に進める場合には、十分に地元の説明も含めて考慮した中で、皆さんがそれこそ100%納得できるものになるかどうかは別にしても、その中で最低限というか、一番皆さんが使いやすい形の中で、皆さんが御理解いただけるような形の中で、今後説明を進めながら、体育館の計画については進めてまいりたいと考えておりますし、建設の整備費におかれましても、現在の施設整備で、概略で計算すると、およそこれぐらいというものを今示してありますけれども、その部分につきましては、今後きちんとした精査を加えながら、また財源の確保も並行して考えながら、形を作っていって皆さんにお示ししていきたいと考えておりますので、白紙に戻すということは考えていないということで、御理解いただきたいと思います。以上でございます。
議員の質問 10番 平松俊一
白紙に戻す考えはないという結論が出たわけですが、例えば、今いろいろと言い訳といいますか、御説明をいただきましたが、その財源の確保は、結局、国から頂ける補助金のメニューに合う、そういうことを優先すると、この公園の用地を使わないとできないと前から聞いていました。私は、この公共施設のことを何度も一般質問させてもらっていますけれども、その中で毎回言ってきたことは、稼げる自治体を目指す考えがないかということを、再三質問をしています。そういう考えはないという答弁が毎回繰り返されてきました。例えば、実際に、その図書館を民間に委託をして、収益が上がっている自治体もあります。例えば、コーヒーを飲ませるとか、食べ物を供給する、そういうところが図書館の運営も市から委託を受けてやっていって、市には収入も入る。そういう選択肢もあるということを言っているのです。ところが、町としては、そういうことは考えないということを繰り返してきています。実際に建物を建てて、そこに家賃を払ってくれる人を入れるという想定で考えれば、そこそこ立派なものも造れる可能性も出てきます。私が、その白紙に戻したほうがいいのではないのかということは、そういうことを含めて見直しができませんかということなのです。結局、今、スポーツセンターに的を絞って、スポーツセンターは50年たっているから壊して建て直さなくては駄目だという前提でお話しされていますが、日本には150年以上建っている小中学校は幾つもあるのです。それと、長寿命化をやれば、これから40年、50年使えるようにもできる。それは設計の仕方、お金のかけ方、いろいろあるでしょう。でも、そうすることのほうが新築するよりは安いはずです。相当な金額の差があると思います。これは、はじいてみないと分かりませんけれども。10億円、20億円という単位に恐らくなるのではないかと思います。その根拠というものは、大中山小学校、全部建て直して関連算を含めて40億円くらいかかりました。ところが、七重小学校の場合には、耐震補強をしてリフォームして、6億円か7億円かで済んだのではないですか。面積的な規模はちょっと違いますけれども。そういったことを考えると、ここは町民がそれに納得できるかどうかということにかかってきます。耐震補強、長寿命化すると。それから、今細々おっしゃいました、コートの広さとか何とかと言っていましたけれども、それは、そういう前提でこういう配置、こういう面積にしていきますということで、利用される方が、そのぐらいで手を打ちましょうということになれば、一番いい話なのです。そもそも、全部建て替えるための補助金をもらうために、公園の中に体育館入れてこなくてはいけないという前提で話をしています。そこが無理があるのではないかということで、白紙に戻せないかという質問をしているのです。それで話がもう一回、スタートし直したときに、例えば図書館とか、そういうものもその中に入れられるのか。先ほども言いましたけれども、もっと違う場所で、相当な投資をして、将来公共施設は増やさないと。そのぐらいしっかりしたものを造る。それに、町民がちゃんと理解を示して、今後、新しい建物は10年20年造らなくてもいいという、そういう賛同を得た上でやるので- 18 -したら、これまた話は別です。今、非常に半端なのです。どうも、やり出したときから方向が変わったものですから、途中で。だから、一旦立ち返れないかということを言っているのですが、町長の考えは変わらないのですか。
町の答え 町長 杉原太
今、スポーツセンターの部分につきましては、今現状の体育館でいきますと、やはりもう、先ほど申し上げましたとおり、50年たって、耐震は今さら無理だと考えております。その上で、新体育館建設に当たっては、今おっしゃられたような、そういう運営方法というものは、民間の活力を活用しながら運用は考えられるかと思っております。体育館自体の運営につきましては、これは公的な部分が強いという考えですけれども、その中に、例えばそういう、テナント的に、そういうようなお茶を出すようなものが入れられるのかどうかというようなこともあると思いますが、今現在も、自動販売機を設置して、そういう収入だとかもやっていますので、体育館の使用料だとかそういうもの自体で全て賄うという考えはありませんが、そういう収益的なものは含めた形で民間の力も考えながら、運用では考えていけると思っております。また、図書館の部分については、大変本当に申し訳なかったと思っております。図書館については、本日、民生文教常任委員会のほうでも報告があったように、文化センターのほうに図書館のスペース、図書室としてですが、図書室のスペースを設置して、その中で運用しながら、どういう図書館が七飯にふさわしいのか、そういう部分も、図書室の今の移転でもって運用する中で、考えていけるのかと思っておりますし、少し、体育館の建設まで時間がかかりますけれども、その後には、図書館の建設も視野に入れて考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
議員の質問 10番 平松俊一
同じ話の繰り返しになりますが、2つ例を挙げて、考え直す気がないかどうかだけ質問させてもらいます。これは、長岡藩というところで、藩が戦争に負けて大惨事になっていて、武士が食べるものにも困っているときの話。小泉首相が就任したときに、米百俵の話をしました。近隣の藩から米百俵の応援をいただいたと、長岡藩が。そのときに、武士の人たちは大喜びしたと。これで飯が食えるなと。ところが、そこの、賄いをやっていた偉い人が、待てと。今、我々がこれを食ってしまったら、この先、子どもたちに残すものが何もない。だから、これをお金に換えて、子どもたちを育てる学校を造るということで、学校を造りました。ひもじい思いはずっと続いたのですが、そこから、いろいろなしっかりした有名人が輩出されております。私、1問目2問目、共通して言っていることは、建物にお金をかけるのではなくて、人を育てることにお金をかける。こういう発想に、立ち戻って、考え直すべきではないのかと。もう一点言います。発達障害、ひきこもり、こういったものに、アメリカ、カナダは、保険適用なっています。日本は、ある程度、保険でできるものもあるのですが、いろいろな応用行動分析学、こういうものを適用し、それを適用した治療というのですか。そういうものに対しては、まだアメリカは全州ではないですけれども、ほとんどの州、カナダは、保険で治せます。これは10年ほど前から始まってきて、今も進んでいるのですが、なぜそういうことをしているかと言ったら、発達障害、ひきこもり、小さいうちから、手だてをすると、かなり、普通の社会生活が送れるという実績があるので、国のほうでお金を出して認めている制度なのです。もっと言えば、将来、いい納税者になってくれる人間を育てる。こういうことで、今やっているのです。町長は今、確かに、いろいろな反対の波をかぶって、言い訳を考えているのでしょうが、もう少し将来的なものを考えて検討して、決定していただきたい。今、50年たっていて、耐震の能力がないから駄目だと決めています。でも、新しいものを造ってやることと、例えば、これを補強す- 19 -るために幾らかかるか積算もしないまま、使えないと決めつけています。だから、使えるのです、補強すれば。そういう計画は1回も練っていないから、使えないものだという前提で考え方が進まれてきているのですけれども。それでもできないという、ちゃんと、町民の方に示せるものが出てくれば、まずは、これは耐震補強しても駄目だなと。では、新設する。その新設するときに、図書館とか、一緒にできるのかできないのか。どうしてもそれが無理なら、どうするのかということは、やはり町民と一緒に相談をする。ここが欠けているのです。50年たって、古い。これは建て直さなくてはいけない。補助金をもらうために、公園を少し潰さないと、補助金もらえないのだ。これは、ちょっと理事者側の理論ばかりです。町民の未来永劫のために、どうしたらいいのかという判断が欠けていると思います。どうですか。この建物をどうするかということを、もう一度、いろいろな人に意見を聞く。ちゃんと積算とかした上で、平松の言っていることはとても金がかかって無理だ。そういう証拠を示した上で、そうでないやり方を、町民の方に提案する。今、やはり立ち返るべきではないですか、最初に。このまま進めていっても、ずっと何か遺恨が残ると思います。いかがですか。
町の答え 町長 杉原太
今おっしゃられている部分に関しまして、建物については、何回も同じことを繰り返してしまいますけれども、昭和四十七、八年にできた建物でございまして、旧耐震も耐震で、既にもう50年経過しているということで、それを耐震補強して、中を全部リフォームするというような部分ですと、逆に建て替えたほうが金額的にも、確かに積算してみないと分からない部分はありますけれども、今の現状、体育館の運動場の床の部分も、前のPタイルから、フローリングに切り替えたという部分もあって、上に、少しかさ増ししているという部分もあって、バスケットボールのコートも、高さがずれているということも含めて、全体的にもう既に、施設は建て直しをしていったほうが効率的だと考えております。また、人を育てることが大事だという部分に関しまして、私も同じ考えでございます。やはり、これから成長していく子どもさん、あるいは、今現在シニアといいますか、大人の方々で、自分たちで、運動をして体を鍛えていくという部分では、やはり、社会教育、生涯教育という考え方が一番大事だと思っておりますし、そういう意味では、体育館の部分で、指導者もおりますし、そういう、将来の人を育てるための施設にもなり得ると思います。また、考え方は違っても、障がい者の部分のそういう育成の部分も含めて、日本の場合は、医療、福祉関係が、違う視点で、障がい者の支援ということもやっておりますけれども、七飯町でも、障がい者の皆さんの医療費の部分だとか、あるいは障がい者の日頃の就業訓練だとか、そういう部分にも障害者支援法の中で町のほうも持ち出しもしながら取り組んでいる状況ですので、全ての人たちが、そういう集まれる場所、バリアフリーにしたような体育館の整備も大事だと思っておりますし、そういうものを町の施策として、住まわれている方に、安心して暮らす糧となるような施設を整備していきたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。以上です。
議員の質問 10番 平松俊一
根拠がやはり乏しいです、答弁として。私が、今、スポーツセンターを耐震補強できないかという、もう少し具体的な話を言わせてもらえれば、今の体育館のフローリングとかどうかという、そういう話ではないのです。あの床面積が、例えば狭いのであれば、あそこに図書館を入れる。例えば、体育館に、半分図書館にして、残りプール側に、新しい体育館を増設していく。古い建物は補強し、新しい建物をさらにそれを抑えるために、プール側に延ばしていくとか。こういう積算があってもいいのではないですか。だから、そういう、比べるものが何にもなしで、これは古くて駄目なのだと、まず決めつけて、建て直すとこからスタートしています。でも、そんなことを言ったら、七飯中学校だとか七- 20 -重小学校だとか、どうなのですか。あれだって、もう四十何年たっているものを、これから何十年も使おうということで、何億円もかけて補強したのではないですか。それと、つじつまが合わないと思うのです。先ほども言いました。日本には150年も使っている小中学校がまだあります。函館のレンガ倉庫とかああいうものだって、みんなあれは耐震補強をちゃんとしてあるのです。だから、できないという話は、ちょっと分からないし、町民の方にも納得してもらえないと思います。それはきちんと、専門家の人が、多少お金がかかってもいいですから、そういう結論を出しました。だから、新築になりますという、その説明をしない限り、やはりおかしいのではないかという声は常について回ると思いますので。どうですか。本当に、設計屋さんに頼んで耐震補強しながらやる考え、それが合致できるかどうか。絶対できます。形あるのだから。だから、それを否定している理由が乏しいということで、もう一度答弁をお願いします。
町の答え 町長 杉原太
今、おっしゃられた内容ですけれども、小中学校については、100%耐震、耐震化という形になっている中で、設備の老朽化になったものを、今現在、七飯中学校のほうは長寿命化計画の工事に入っているということですので、大中山中学校に対しても、耐震があるという形の中で調査を進めるというような考えでございます。その中で、今言った体育館の部分に関しては、先ほどから何回も言っていますけれども、既に耐震もなく、それから先ほど言ったように、施設の中も、もう老朽化しているという現状がありますので、建て替えを進めていきたいという話をしておりますし。それから、そこに、図書館の問題に関しては、今現在、耐震化のない図書室を、文化センターに移転させて、まずはそこで図書室の在り方、そして将来、図書館に結びつけができるような形で運営していきたいと考えておりますし。体育館に、図書館を併設するという考え方については、当初、建設検討委員会のスタート時に、そういう複合的なものというものはお話もあった中で、委員会の中で、別々のほうがいいというような中で、分けてきたという経過もありますし、また今現在、見晴公園の部分と、体育館の用地を一体化した形の中で、公園整備の中で、建築を進めていくという中では、なるべく、見晴公園の部分には食い込まないようにという中で、図書館も併せるとなれば、面積も大きくなってしまうということも懸念されますし、できる限り、今現在のもう検討してきている面積についても、そこから少しでもコンパクト化できないかということも、今後考えていかなければならないと思っておりますので、体育館と図書館の併設は難しいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。以上でございます。
議員の質問 10番 平松俊一
これは、YouTubeでも流れていますので、いろいろな方が、私と町長のやり取りを聞いて、なるほどなという話が出てきているかといったら、そうではないと私は思います。白紙に戻して、考え直すべきだということには、多くの人は多分、そうだと思っていらっしゃるのではないかということで、もう一度質問をいたしますが、結局、建て直すという前提でお話しされています。それしかないという根拠がないのです、町長の答弁は。これを建て直すので、予算がなくなって、図書館が無理だということが、今までの説明ですから。だから例えば、このファミリースポーツセンターと図書館を、本当にできないのではなくて、ファミリースポーツセンターを補強したほかに、図書館を造るという、検討、積算して、金額も出して、それはやはり無理だと、ある程度お金がかかってしまうかもしれませんけれども、そういう結果を見せて、町民の方の判断を仰ぐということをしないで、町長がこれは駄目なので建て直したい、できるだけ面積を減らすようにしたい。それは、ファミリースポーツセンターを直すという前提での話ですから。そこに行く前に戻れませんかという質問なのです。- 21 -もうファミリースポーツセンターだけに、的を絞って、これをもう50年たっていて、どうしようもないので、建て直すという説明を何回もしていますけれども、50年たったから建物が潰れるわけではないです。潰れないように補強すればいいのですから。だから、それに、どのくらいのお金がかかるかという根拠をちゃんと示した上で、新築するものと大差がないという数字が出れば、納得できる方もいると思います。だから、もう少し、頭を軟らかくして、いろいろな意見、専門家の積算とかそういうものを出していただいた上で考え直すという、その立場に戻れませんかという質問です。
町の答え 町長 杉原太
繰り返しの答弁になってしまいますけれども、体育館、スポーツセンターにつきましては、もう建築から50年以上経過しているということと、それから耐震設計ではないということと、施設の利用者の皆様も、もうかなり設備も老朽化しているということからも、体育館については建て直しという形で進めていきたいと考えておりますし、図書館については、先延ばしになりましたけれども、文化センターのほうの図書室の移転を早急に進めながら、図書館の今後の在り方を考えていきたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。以上でございます。
議員の質問 10番 平松俊一
議長のアドバイスどおり、繰り返してもしょうがないのです。私はやはり、町民の代表として、町民の声を届ける義務があるので、最後まで頑張りますので、何回でも言わせてもらいます、町長。函館の観光地にはレンガ倉庫群というものがあります。あれだって、耐震補強をして使っているのですよ。その一角で、うちの息子が、クラフトビアバーをやっています。これは木造で110年たっている建物。これを使いながら商売をしています。それとね、やはり理解できないことは、町は長寿命化をやっています、今、七飯中学校は。これは四十何年たっていて、それをこれから何十年使おうという計画に、20億円からのお金をかけてやっているわけです。だから、矛盾すると思うのです。今、私は、このスポーツセンターを耐震補強してやるという、一つの考え方があると言っているのです。これにこだわっているわけではないのです。ちゃんと、これを補強しても駄目だという根拠を示した上で、では、ここでやるのだったら、建て替えるしかないですというのだったら理解もできるのですよ。でも、七飯中学校とかは、耐震補強をやって、これから何十年使うと進めているときに、この体育館は50年たっているから駄目なのだという町長の答弁は、ちゃんと根拠がないということを私は言っているのです。だから、10万円でも20万円でもお金をかけて、建築 CAD か何かに今の断面を入れると、これは全然話にならないという結果が出るのかもしれません。それは分かりません。だから、何を決めるにしても、これとこれとこれを選んで、これが一番安くて丈夫だという説明できることをすべきなのですけれども、今まで町の進めてきたことは、ここで建て直すという前提だけです。耐震補強の比較検討のデータは出てないのです。だから、もっと考え方があるのではないですかという質問が基本ですから。それで、もう一回、元に戻って、白紙の状態からやり直したほうがいいのではないですかと。六百何十万円か、コンサルさんにお金を払う計画で、もう進んでいるので、これは無駄になるかもしれませんけれども。やはり、請願が上がってきたり何だして、町民の皆さんの思いは違うところにあるのです。これ- 22 -を押し通していいという人も、中にはいるのかもしれませんけれども、見直すべきではないかという声のほうが強いので、私はあえて、もう一度質問したいと思います。いかがですか。
町の答え 町長 杉原太
そのように、施設によっては、長寿命化でいいものと、それから建て替えをしなければならないものと、そういうものがあると思います。しかしながら、体育館については、これまでも答弁してきたように、今既に、体育館の運動場の中の、例えばバスケットコートの規格、長さが違うだとか、全然今の現状の体育館では間に合わない状況でもあるのです。ですから、単純に耐震化して長寿命化ということではなくて、七飯町の体育館にあっては、建て替えをしたほうが効率的だと考えて進めておりますので、それぞれの施設によって、赤れんが倉庫のように伝統的な建物で、確かに本当に耐震化して違う用途にして、ああいうふうに活用しているものもございますけれども、今回の七飯町の体育館につきましては、建物自体を建て替えたほうが効率的だと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。以上でございます。
議員の質問 10番 平松俊一
終わります。ありがとうございました。