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江差町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月14日

人口減少対策と定住促進策について

聞いた人
飯田隆一 議員
答えた人
町長、副町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 飯田

3問目に入ります。人口減少対策と定住促進策についてであります。町の人口が7千人を割り、大変深刻な事態であり、この問題を町長としてどのようにとらえているのか、まず質問をいたします。2点目でありますが、定住促進担当係を配置して各課連携のもとに総合的な対策を図るべきと考えますが、町長の所見を求めます。

町の答え 町長

飯田議員の3問目、人口減少対策と定住促進策についてのご質問にお答えをいたします。質問要旨にありますとおり、10月末時点の人口が6,994人となり、7千人を割り込みました。非常に厳しい現実だと受け止めています。一方で、令和2年度から5か年間を計画期間とした「第2期江差町まち・ひと・しごと創生総合戦略」策定時において、国立社会保障人口問題研究所の手法により総人口の推計を行っていますが、令和7年度推計では6,564人と見込んでいますので、それらと単純比較すると当初推計値から若干下回っているという現状にあります。定住対策に関してですが、まず、何よりも大切なことは、現在、江差町で暮らしている町民が住み続けられる環境をしっかりと構築することだと考えています。そのためには、現在事業展開している子ども達や子育て世代に主眼を置いた施策や、農業・漁業や商業など産業基盤の強化、一人暮らしの高齢者が安心して暮らすための医療・介護・福祉の体制維持や公共交通の充実などの施策により、住みやすい町づくりを目指すことが結果的にそこに結びつくものだと考えております。中でも子どもたちや子育て世代に主眼を置いた施策として、学校給食費の完全無償化や医療費無償化などの子育て支援策の充実を図ってきているところです。今後は、北の江の島構想拠点施設における子どもたちの室内遊興施設整備、旧江光ビル跡地の拠点施設における中高生の居場所づくり、小学校ごとの遊具整備をはじめとした施策に取り組みながら、定住環境を整えてまいります。こういった施策を一つひとつしっかりと進めるとともに、その上で、転勤者が多いという江差町の特性から、その方々が単身ではなく子どもを含む親子連れで江差町へ赴任していただくと、自ずと人口が増えることになります。こうした視点からのアプローチをしていくことも移住定住対策の大きな一つだと考えています。6歴史と自然が豊かで学力やスポーツ能力も比較的高い水準にあるこの町は、子育て世代にとって魅力ある地域になりえる可能性を秘めています。そして、先ほどのご質問でも少し触れさせていただきましたが、子育て世代の住環境の整備も重要と考えており、空き家を活用し若い世代のニーズに合わせたリノベーションを行えないかを道外の民間企業と連携に向けて動いておりますし、実現した折には、先ずは転勤で江差に来られるご家族に住んでいただきながら、事業展開の可能性を模索して行きたいと考えており、方向性が見えてきましたら議会にもご相談させていただきますので、よろしくお願いいたします。こういった施策展開と合わせて、江差の強みは関係人口です。江差ファンとのつながりを強化・拡大しながら、少しでも江差経済へ活力を与えてくれるまちづくりを目指してまいります。2点目の定住促進担当係を配置する考えはないかのご質問でございますが、現在、定住促進に関してはまちづくり推進課で担っておりますが、現時点で新たに専任の係を設けるまでの考えは持ち合わせておりませんのでご理解願えればと思います。

議員の質問 飯田

はい。ただいま町長の答弁からは、この人口減少に対する危機感は伝わってまいりました。私、組織の中にですね、そういう担当係を置くべきだというのは、例えばですね、町の組織機構図、これを見ましてもですね、所管事務概要の中に人口減少であるとか定住対策、その文言の係が一切無いんですね。これやっぱり町民が見て、あれ、どこの課でこれを、これを担当しているのか、結果的に例えば総務で、他の課でない部分をするのか、いま町長の答弁の中でまちづくり推進課が担うという部分でありますけれども、やっぱり町の政策、福祉でも教育でも産業でも、全て町民が安心して暮らせるまちづくりに帰結をする、町民が安心して住める町、そういう各課の政策を総合的に管理する係っていうのは私は必要だと思うんですよ。それだけこの人口減少っていうのは重要だというふうに考えてます。先ほど町長の答弁の中で、総人研、人口問題研究所の数値の問題出ました。2020年、一昨年スタートしました第6次総合計画、2年ちょっと経過した訳でありますけれども、これの江差町に人口目標、冒頭に付いてるんですね。2年半過ぎた目標7,500人、実態は7,000人ちょっと切った。もう2年半で500人の、目標と実態のずれがあるんです。第6次総合計画最終年、2030年度は総人研の推計では6,800人。おそらく総人研の推定っていうのは、ほぼほぼ狂いが無い今までの推計が出てるんですね。この2030年の状況でいきますと、おそらく町の実態、人口減少に対する有効な手立てを打たなければっていう条件もありますけども、1000人の、人口の目標に対するずれが出てくる。私そういうような危機感があるから、あえてこの質問に触れた訳であります。7その辺の人口の違いと、もう一度各課を連携するような係、配置する考えは無いようでありますけれども、少なくてもこの配置図にですね、これは広報で町民に周知するわけですから、これにはやっぱり人口対策の文言、定住対策、しっかりと載せるべきだというふうに考えますが、再度お答えを願います。

町の答え 副町長

はい。まあ政策的なと言うか、面もあるんで私から答弁させていただきます。飯田議員おっしゃるとおり、所管する事務分掌の人口対策っていうのは、おっしゃるとおり私もいま質問を受けてですね、これまでの状況とは違ってきている状況にございますので、これらは少し前向きに考えたいなと。ただ、所掌事務に挙げたからどうのこうのということではございません。これらをどうやって横断的にやっていくかと、こういうことだと思います。ほんの少しだけ触れると、まさしく定住する方、それから移住してもらえる方、こういったところをどうやってするかということですけども、言うまでもなく病院が近くにあるのか、買い物が出来るのか、それからこまいことですけども、やっと給食費も、江差にいても全額無償化、それから保育所も3歳以上は、これは国策ですけども保育料もかからなくなった、江差町は先んじて高校生までの医療費も無償化した。ですから、子育て世帯だけにターゲットを絞った答弁に変えますけども、隣の町に行くとこういった利点があるとかといった色んな差別的なというか、差を我々も肌で感じてございますんで、やっと肩を並べる状況になってきたかなというふうに思ってございますが、そういったことも含めて総合的にこれから横断的に人口減の、減少の幅を縮めていくというか、そういう対策に意を体してまいりたいと、このように思っていますんでよろしくお願いします。

議員の質問 飯田

はい。いくらか前向きな答弁をいただきました。私、道職員の方にちょっとお話し聞きましたら、もうお子さんが大きくなって、中学校に入学する頃になるともう単身赴任。私そういうふうにはですね、町長も先ほど答弁ありましたけれども、もっともっと、そういう江差の良さっていうのをアピールすべきだと思うんですよ。教育長先ほど答弁しましたけれども、江差の学力テスト、小学校、中学校とも全国トップレベルですよ。それに先ほどの部活や文化、体育のそういうような部分を水準を上げて、私、教育長なら出来ると思うんです。今までの経験からして。全道、全国に出せるような8スポーツの団体を作る、そうしますと道の職員、道に限らずですよ、そういう転勤、異動する方も、いや単身でなくて家族で江差に来ようと、私はそういう部分で給食費、いろんな面で他町に勝るような政策を持った町ですから、もっともっとPRすべきだと思うんですよ。江差追分だって場合によっては、それで関係人口じゃなくて、それを契機に江差に住んで追分を究めたいという方の声もありますから、そのへんのところをきちんと江差の良さ、目指す町の姿をPRすべきだと思いますがいかがでしょうか。お答え願います。

町の答え 町長

飯田議員からご質問をいただいております定住、移住対策ということでございます。普段、舌鋒鋭い飯田議員からですね、激励の意味も込めたご質問かなというふうに思っております。そういう意味で、飯田議員のご趣旨ご質問というのは非常に、私の思いと合致するところが多くあるところでございます。先ほど来、答弁をしていますけれども、子育てする環境を良くしていく事、それが人口減対策に私はつながるというふうに思っています。基本的に人口減少の対策、2つ大きな柱があると思いまして、社会増減をどうしていくのか、自然増減をどうしていくのか、その2つの観点がありながら、いま江差町でこの人口減少対策でやっているのは社会減をどう抑制していくのか、ここから離れなきゃいけない人たちをどう抑えていくのかということに主眼を置いてやってきているところでございます。ただその一方で、それだけではやはりなかなか厳しい現状があるということを考えています。先日の新聞ではですね、子育て施策をやっているんですけれども真似事ではないかという町民の意見が新聞にも載りました。しかしながら隣町に移動、数字を見るとですね、じゃあ上ノ国、厚沢部、乙部。江差町の人口が流れているかというと、殆どその増減ではプラスマイナスがありません。寧ろ札幌圏あるいは函館圏に人口が流れているというのが現状です。じゃあその地域と比べて、どんな環境、教育環境あるいは住まいの環境、生活の環境があるのか、その比較なんだと私は思っています。そういう中で、いまアプローチとして転勤族、私もある意味では転勤族でこの町に来て、そして定住をしているというような思いを持っています。そういう中で抱える地域の魅力と課題、これをどう解決していくのかということをしっかり踏まえながら、施策で展開していかなければならないと思っています。その上で飯田議員からご指摘の、もっとPRすべきではというご質問でございます。私もその思いは一緒でございます。江差の教育環境、また魅力、ある意味では移住といいながらもそういう方たちは転勤していく訳ですから、3年でも5年でも留学していただく、子どもを連れてここで暮らしていただく、楽しんでいただく、ずっとここで定住する9訳ではないですけれども、子育てするには札幌よりも、あるいは函館よりも江差がいいよねと、思ってもらえるようなPRの仕方が大事だというふうに思っています。そのうえで一つ、先ほど来申し上げているんですけども課題は住環境もあるのかなと、私がここに転勤してくるときもなかなかですね、住む場所が少ないというかですね、アパートも見つからない、あるいは条件に合致するところがなかなか無いというような現状もあります。そういう住環境、住まいというところもしっかり構築しながら、転勤族、そういう定住に繋げる移住に繋げる施策を今後展開していきたいと考えておりますので、PRしっかり力を入れてやっていきたいと考えておりますのでご理解願えればと思います。

出典:江差町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月14日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる