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森町議会 平成27年第1回 3月会議 2015年3月4日

3、森町鳥獣被害対策実施隊について

聞いた人
宮本秀逸 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 宮本秀逸

それでは、3本目に入ります。森町鳥獣被害対策実施隊について。森町鳥獣被害対策実施隊が昨年より発足いたしましたが、ハンター不足は全く解決されておりません。熊駆除に出られるハンターは、ほとんど高齢者です。この実施隊には、身分を保障された専門職を置くことが必要と考えます。ハンター数の今後の見通しとあわせて町長の見解を伺います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

宮本議員のご質問にお答えします。森町鳥獣被害対策実施隊につきましては、執行方針にも記載いたしましたが、私も従事者であるハンターの高齢化については危惧しております。特に熊の捕獲ではライフル銃の使用が一般的であり、経験年数の実績も必要とされ、危険も伴います。また、銃の所持、保管についても許可が必要になっていることから、ハンター数は減少し、確保が難しい状況となっています。議員ご提案の専門職を置く必要性については、従事者の募集や身分保障なども考えていかなければならないことから、慎重にならざるを得ません。今後も森町鳥獣対策協議会や猟友会と連携しながら、銃所持に係る助成、従事者の育成や被害防止対策に取り組んでまいります。以上でございます。

議員の質問 3番 宮本秀逸

この問題につきましても過去に何回か同様の質問をした経緯が実はございます。今いただいたような答弁内容と案外似たような内容だったと思いますけれども、そうやって取り組んでこられた結果が今日現在として実は確保ができないという結果なのです。熊の冬場に出て危険だという話はニュースでも何回も取り上げられておりましたし、一昨日も函館にも既に熊が出たという報道もなされておりました。これ気候、環境が変わって、今年は特に雪も少ないというようなこともあったのでしょうし、今までにない変わり方をしていっている時代だなというようなことを痛感しているわけなのです。そして、確かに専門職を置くとなりますと今町長おっしゃったようないろんな問題も出てこようかと思いますが、あえてつくって見本を見せていくというぐらいの決意がないと、私は絶対にできないと思うのです。本当にここ二、三年で熊撃ちの人はもう行けなくなるという状況になると思うのです。まして熊駆除なんかのハンターを養成するというのは、恐らく2年や3年でできないことでしょうし、一番ネックになっているのが今さら申し上げるまでもないと思いますが、農家と兼業でやっていらっしゃるという人たちが大半いらっしゃると思うのです。そうすると、もちろんほかの仕事をやっていらっしゃる人もいらっしゃる。そうしたら、兼職ですと本気度がやっぱりなかなか。時間的な制約が出てきますから、難しいというような場面が必ず出てくると思うのです。専門職を置くというのはそこだと思うのです。実際に道内の自治体でもこれ専門職を置いているところがあるみたいです。そして、周りに対してもいい影響を与えているみたいなのです。それは、駆除数とか、そういうような問題ではなくて、被害防止に対するいろんな講習やら説明やら協力やら、そんなこともひっくるめて非常にいい成果を出しているという話も伺いました。そして、さらに言えるのは、やっぱりハンターは命がけの商売だというようなことをどなたもおっしゃられます。そのときにやはり身分を保障してやる、安全をどれだけ確保できるかということに重点を置いたやり方でないと、なかなか人も増えていかないのかと、こんなふうに思います。既に大手の企業では、そういった場面に乗り出していこうとする動きもあるみたいです。そして、各農家と専門的に契約を結んで駆除をやるという組織すら出てきているみたいですので、これはぜひ取り組んでいただきたいと思います。前にも申し上げましたけれども、イノシシの多いところには町にイノシシ課という課があります。シカ・イノシシ課。イノシシ課ですよ。変な課かもしれませんけれども、やっぱりそれぐらいそこの地域の人にとっては真剣な取り組みだと思うのです。そして、森町も人ごとではないと思います。だから、専門職というのはぜひつくっていただきたいと、こんなふうに思うのです。そして、一年中もちろん仕事があるわけではないかもしれませんので、仕事というのは幾らでも出てくるわけでございますから、もう一度ちょっと考えていただけませんか。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えいたします。今現在最近になっていろいろなところで冬熊による事故が非常に多くニュースでも報道されておりました。当然道などでは、増えすぎた鹿に対する対策もここのところ取り組まれているようでございます。我が森町においても熊の捕獲について電気牧柵で何とか防御する、予防するとか、また箱わなで駆除するですとか、いろんなことを取り組んでおりますけれども、やっぱりその中で一番問題になるのがハンター、銃で駆除する場合のハンターの確保でございます。これについては、ライフル銃の自己保管というのが散弾銃取得後の10年以上の所持の実績が必要ですとか、何かいろいろな条件厳しいものがございますので、簡単に専門職というのが確保できない。どうしても農家の方々が今も兼業で猟友会としてこれの対処に当たってくださっているわけでございますけれども、この育成に関しましてはやはり町としても何とかこの育成に寄与するように努力するべく、鳥獣被害対策実施隊を組ませていただいたり、いろんな点で取り組んでまいるところでございます。専門職については、もう少し考えるところが必要かなと、そのように思っておりますので、そういったものもご理解いただきながら取り組んでいきたいと、そのように思います。以上です。

議員の質問 3番 宮本秀逸

町長の決意もかたいみたいですから、なかなかそこら辺崩せないのかなと思いますが、私1つ森町である意味いい刺激になるなと思うのが屠畜場が1つございます。これ家畜でないと今屠殺できませんけれども、屠畜場があります。そして、道南化成でやっている最終処分場もあります。この熊の出没の場合で一番今心配されているのが鹿を撃ったときの、あるいは熊を撃ったときの現場に野ざらしにしてしまうと。肉だけとってあとは野ざらしにしてしまうということがあって、先般の道東での事故のときは冬に熊が鹿肉を食べれるから冬眠しなくてもいいのだという状況が今生まれてきているのではないかという話をされておったのです。ところが、ここの場合ですと、今申し上げましたように最終処分場等もありますので、そこは今決まり、法律での制約がまだあるみたいですけれども、そこら辺何とかこれから改定に向けて動けばいいことだとも思いますし、いろんなものを総動員しますといい方向に行けるのではないかと思っているのです。よく最近ジビエとかいう名前でこういった野生の肉を食べさせたいみたいなことがあちこちでやっているみたいですけれども、そんなこととあわせて、いわゆる負の部分をプラスの部分に発想を転換するような考え方でいくと、私は決して負担にだけなる制度ではないと思っているのです。いい方向に行くのではないかという、そういった期待も持っているのです。現に町内の方で鹿肉を販売していらっしゃる方もいらっしゃるわけですから、いろんな話を総合しましてぜひこれは前向きに取り組んでいただきたい。そうでないと、何回も申し上げますが、ハンターいなくなってどうしようもないと。自衛隊に頼まなければならぬというようなことが出てきかねないと思います。最後に一言お願いします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

お答えいたします。ハンターの専門職については、先ほどと同様の考えになるわけでございますけれども、化成の残渣処理について、それは私のほうから即答できかねる、確認しなければこれちょっとお話しできない部分もあるのかなと、そのように思います。処理をする場合、熊をとった場合の内臓の処理だとか、その点も恐らく届け出ですとか、許可だとか、そういったものが内々に必要になってくるのかなと、そのように思います。また、そういったことができるからここで熊も例えば駆除が自由にできるとか、そういった部分にはつながってくる場合もございますので、これについてはちょっと確認をさせていただきながら、最終的なハンターの確保に向けたまた違った意味での取り組みになるのかなと、そのように思いますが、今後もハンターの育成ですとか、そういった農業者の被害防止、それから当然山に入る方々の被害の未然防止にもなるかなと、そのように思いますけれども、取り組んでまいりたいと、そのように思っております。以上でございます。

出典:森町議会 平成27年第1回 3月会議 2015年3月4日 議事録 PDF(135ページ) 間違いを知らせる

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