みんなの議会

森町議会 平成27年第1回 3月会議 2015年3月4日

水道未普及地域飲用水確保の補助拡充について

聞いた人
三浦浩三 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 13番 三浦浩三

それでは、通告に従いまして、質問させていただきます。水道未普及地域飲用水確保の補助拡充についてであります。当町は、水道未普及地域飲用水確保対策事業として、水質や流量などに問題があり、住民の健康保持と飲用水の安全確保を目的に平成23年度から工事費や器具購入費の2分の1補助、限度額は100万円であります、この事業を発足させましたが、これまで約4年の事業効果はどうであったのか。あわせて、その地域へ移転掘削する場合の適用有無の問い合わせなども推察されるところから、これからの定住化対策を進める上で水道未普及という不利益をこうむる地域からさらに人員が流出するおそれが考えられますので、地域ごとの均衡ある発展のために現制度を見直して新、増改築などにも適用し、自然水と景観などを大事にしたローカルタウン構想を描けないものなのか。また、現在一部地域では共同での井戸を使用し、導水管やポンプなどの補修や将来の再採掘に備えた積み立てなども行っているとも仄聞していますので、このような地域への安心手当も必要と感じるところです。このような飲用水確保に難儀を来している地域の前述2点についての改善策について町長の見解を伺います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

三浦議員のご質問にお答えします。初めに、平成23年4月からスタートしております本事業について、現時点までの事業実績等についてお答えします。水質検査では、砂原地区16件、石倉地区5件、赤井川地区1件、合計22件で、補助金合計は10万7,400円となっております。次に、浄水器等では石倉地区1件で、補助金は20万円を、また井戸掘削等では砂原地区11件、石倉地区3件、合計14件で、補助金合計は1,386万5,000円を支出しております。事業総体では、砂原地区27件、石倉地区9件、赤井川地区1件、合計37件に対し、補助金総額は1,417万2,400円となっております。事業効果等については、当該地域住民の健康保持、安全な飲用水確保のため一定の成果があったものと評価しており、補助対象者からも喜ばれているものと認識しております。次に、新築、増改築などにも適用し、補助拡充をしてはとのご質問ですが、議員も十分ご承知のこととは思いますが、現補助制度は既存の飲用水設備において、かつ水質基準を超えていることが補助要件の根幹をなしております。まずは、水質基準をクリアし、安全な飲用水を確保するための方策をとれるようにすることが重要と考えておりますので、当面は現在の補助形態で継続したいと思っております。また、井戸の共同利用などについてのご質問ですが、現制度の中でも複数の方の共同申請もできるようになっておりますが、こちらも既存施設水質基準の要件は必須となっております。いずれにいたしましても、当面は現制度での事業実施を継続してまいりますが、今後の実績や成果等も十分勘案しながら、検証してまいりたいと思っております。以上です。

議員の再質問 13番 三浦浩三

一旦始めた制度ですけれども、一応まちづくりの建設計画そのものであっても3年ごとの見直しかけて、そして更新していくと思います。この事業そのものもはや4年経過しようとしております。その中でこれは確かに町単費の補助事業だと思います。でも、補助率ということを考えますと2分の1補助というのはいろんな面でのバランス上からも非常に高い補助率だなと。その中で答弁になかったですけれども、実際にないところにうちを建てたいよという人方が単年度にどのくらい問い合わせがあったものなのか。それと、この補助率という、この制度そのものも単費の事業として取り組んで非常に喜ばれていることも事実なのですけれども、これはできることであればやはり大変困っている人には喜ばれるかもわかりませんけれども、そうでない人方にも狭く深く進めるのか、浅く広く進めるのかのこの選択肢だと思います。そこで、4年経過しようとしているものですから、補助率そのものを見直しかけて、私は浅く広く適用してもらったほうがもっと喜ばれる人が増えるのでないかと。確かにその分の原資そのものが増える可能性もあろうかと思います。でも、これはある意味では、今回の町長の執行方針の中にもあります。ちょっと読ませていただきますと、将来の水道のあるべき姿を明示した上で、取り組むべき事項や方策を提示し、水道未普及地域の解消や耐震性を考慮した設備の更新を含め、目標を実現化するための基本理念となる森町水道事業ビジョンを策定してまいりますと、このようにも述べております。と申しますのは、将来的に確かに恒久的な水道事業に取り組む姿勢というのは初めて見させてもらいました。その中である一定のこれからは時限性を持った未普及地域の補助という捉え方します。そして、補助をもらって自分のところへ深い井戸を掘ったからいいよと。では、本格的な上水道を引くときにはもう要らないわと、そういうことを言うことでなく、率先してやっぱり安心、安全な水というのを、水は命の源です。これを確保する上で率先して参加してもらえるような、逆に補助要綱の中に盛り込めるかどうかわかりませんけれども、そういうことまでも強く申し入れするぐらいの、そういう姿勢で再度浅く広くでもいいですから、もし総額が単年度で増えるようであれば補助率を下げながらでも、通常は2割補助とか3割補助とか、通常であればその補助率でないかと思います。今のこの5割補助そのものが高いのでないかなと私は思います。それよりも低くてもいいから、喜ばれる人がもっと増えたほうが事業効果としては出てくるのではないかと。4年間で対象件数というのは本当に限られた件数よりないものですから、ぜひその辺のことを町長の腹も構えた、そういう答弁お願いしたいと思います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

三浦議員の再質問にお答えいたします。水道未普及地域に対する補助金、いろんな点で3年ごとの見直しができたらいいのではないかなという三浦議員のご意見ももっとも、わかります。また、4年が経過いたしました。当初いろいろと検討されてこの補助事業始まったと私も伺ってございます。本当に安全な水が確保できない、そういったところに切実な声があったのだろうなと、そのように思います。そしてまた、そういうところでいろいろと掘る費用、そんなに安い金額で井戸が掘れるわけではないものですから、それで5割補助という若干高目の補助率かもしれませんが、設定がされたのかなと、そのように考えております。現在のところ、浅く広くと変更してはどうかという議員のご提案でございますけれども、これは井戸を普及させるための補助金ではございませんので、やっぱり困っているところに安全で安心な水を確保するための補助という基本的なところを踏まえながら、現在このまま進めていきたいなと、そのように考えておるところでございます。また、新しくうちを建てる場合の問い合わせというのが砂原支所に1件、本庁のほうに1件、合計2件問い合わせが来ていたようでございます。それにつきましても新築に対しては該当をしないということで、ちょっと対応はできなかったということでございます。そしてまた、水道の事業に対するビジョンでございますけれども、これは森町市街下の上水道事業につきましても非常に年数がたってございます。いよいよ老朽化したところを更新していかなければならない、そういうところもございますし、また水道未普及地域のそこの地域の今後の将来的にわたって水道を引っ張る、そういったことの考えも含めた総合的な町全体のビジョンでございます。また、先ほど申し上げておりました補助金を受けた方がもし将来的に水道事業が始まったときには率先してそこを水道接続をしていただけるような条文ですが、これも補助金の交換条件として記載はできないのかなと、そのように思っております。いずれにしましても、森町全体として水道に関してはやっぱり安全で安心な水を提供できるような、そういった将来的なことを考えながら、今現在の補助制度を維持してまいりたいと、そのように思います。以上でございます。

議員の再質問 13番 三浦浩三

現状のままをまず維持したいというのは、これは重々わかります。その中で新築移転という話、これは例えばインフラの整備する場合でもいろんな上下水道でもそうだと思う。下水道のほうもそうだと思う。費用対効果というのは当然あるもので、その中でやはり費用対効果ばかり言っていても定住化ということで考えると、将来的にもう全然該当のしないようなところに自分は住みたいのだという人も出てこようかと思います。また、外部から来る人、そういう人方にも一つの企業の誘致のような発想で、やっぱり恩典というものもある部分では考える必要あるのかなと。それと、地域の企業の育成ということで、今うちを建てるよというと8割、9割がハウスメーカーでないかなと思います。そういうときに地元の企業を無視したようなところは、これは私もいただけないのではないかなと思います。でも、地元の企業がそこに挟まってきちっと工事でもできるような体制というものがもしとれるのであれば、その辺のこと、今の未普及という問題のある水をきちっとしたものにするのは、これは大前提です。でも、新たなものとしてぜひそういう場合にも該当するようなもの、例えば今何も100万の高額必要ないと思います。そういうところであっても30万なり50万なりというものでも該当できるような新たな制度というものもこれ考えてもらいたいなと思うし、それと本格的な水道ビジョンというものを進める上で、関係省庁だけでは物事進まないと思います。どうぞ外郭団体、いろんな外郭団体の持っている、非常にに大きな深い知恵というものも持っているところがたくさんありますので、そういうところに向けての働きかけというものも再度検討してもらいたいと思います。再度の答弁お願いします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再々質問にお答えいたします。ちょっと水道未普及地域の飲用水確保とは若干性格の異なったご提案でございますけれども、やっぱり森町に住みたい、住んでみたいというふうに私どももいろいろと宣伝をして町外にPRを重ねておるところでございますから、そういった中で恐らく森町の水道の未普及地域に定住されたいと、そういう方々も中には増えてくる可能性もございます。そういった方々につきましては、飲用水の確保事業とはまた別な角度で手厚い何かを考えていければそれでいいのかなと、そのように考えます。また、いずれにしましてももちろん定住化に対しても地元の企業に対する恩恵があれば、やっぱりそれなりに町としては取り組んでいったり、いろんな補助、手当てを考えていくべきだなと、そのように思います。また、いろんな点、外郭団体でございますけれども、水道の未普及地域を抱えているところというのは余り多くないと思うのです。森地域が一番未普及地域が多いのかなと思います。知恵を拝借することはいろんな点であろうかなと思いますけれども、何か後押しをしていただくためには要請をしながら、いろいろと取り組んでいきたいと、そのように思っております。今後も町全体ができれば水道がきちんと行き届くような、企業に対しても恩恵があるような、そういったものを思い描きながら取り組んでいきたいと、そのように思います。以上でございます。

出典:森町議会 平成27年第1回 3月会議 2015年3月4日 議事録 PDF(112ページ) 間違いを知らせる