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森町議会 平成26年第1回 12月会議 2014年12月9日

駒ケ岳の噴火対策について

聞いた人
宮本秀逸 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 宮本秀逸

最後でございます。お休みの方もぜひ頑張って聞いてください。駒ケ岳の噴火対策についてでございます。9月の御嶽山の噴火による災害は、全国的に衝撃的なニュースとなりました。登山者は誰ひとりとして予想だにしない突然の噴火により、多くの犠牲者が出る惨事となり、いまだに不明の方もおられるという状況下にあります。頂上付近の小屋は、今回の事態を想定していないつくりであったため、噴石、火山灰等に耐えられず、結果的に犠牲者を減らせませんでした。近年は、地震、津波、風水害、噴火ともに想定を超えた災害が多発しております。駒ケ岳については、観測システムの充実や溶岩泥流対策工事等も進んでおります。しかし、同時に噴火予兆を捉えにくい警戒すべき山とも言われております。万が一の突然の噴火から登山者の命を守る手段として、頂上から山腹にかけて待避ごう等の設置も必要と考えますが、町長の所見を伺います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

宮本議員から駒ケ岳の噴火対策についてご質問をいただきました。お答えいたします。本年9月27日11時52分ごろ、御嶽山は突然噴火をいたしました。秋の登山シーズンを迎え、土曜日でもあったためか多くの登山者が訪れており、死者57名、行方不明者6名という大きな被害となりました。ご冥福をお祈り申し上げます。また、けがをされた方には早いご回復をお祈り申し上げます。この噴火は、平成8年から12年にかけて駒ケ岳で発生した小噴火と同様水蒸気噴火と推定されており、当町においても決して無関係ではありません。1市3町及び関係機関で構成する駒ケ岳火山防災会議協議会では、御嶽山の噴火を受け、注意喚起を促すチラシを6号目登山口へ設置するとともに、ホームページにも掲載するなど登山者に対して情報発信を強化するなどの対応をとってきたところであります。その内容としましては、以前からの注意事項に加え、改めて活火山のエリアに立ち入ることについてのリスク、入山届の必要性、有事に備えてのヘルメットなどの携行、そして最終的には自己判断、自己責任によることなどについて盛り込んだものでございます。待避ごうにつきましては、一般的に整備を求める声も高まっており、その必要性は高いと認識してございます。設置費用や維持管理に要する経費の問題もございますが、協議会を構成する自治体などとも協議を重ねながら、国、道に対して要望してまいりたいと思います。以上でございます。

議員の質問 3番 宮本秀逸

協議会と協議したいと、こんな話でございました。町長はいかがお考えでございますか。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

私の考えということで再質問にお答えいたします。やはり駒ケ岳を我が町でも観光地としていろいろと活用したい、我が町だけではございません。環駒ケ岳地域の七飯町、鹿部町も同様でございます。そのような考えでございますが、この避難ごうにつきまして、規模によって金額は違いますけれども、やっぱり大変大がかりな費用もかかる。そして、それを町単独としては取り組んでいくのはなかなか困難であると。また、設置する場所が国有地、国定公園の中の国有地に設置するということでまたいろんな問題点、課題点があるわけですが、ここはやっぱり3町連携して必要なものは必要だとして何とかかなえたいなと思って、国、道に対して要望してまいりたいという考えでございます。以上です。

議員の質問 3番 宮本秀逸

多くの一般質問は、何かをやってほしいという要望が根底にあって、質問という形でやるわけですけれども、金がないからできないというのは、これは、町長、理屈にならないということなのです。当時の北海道新聞なのですけれども、当時のやつを集めたら、結構あのころ10日くらい連日で報道なされましたので、皆さんこれ読まれたかと思いますけれども、その中の一つをご紹介しますと、ここに書いてあるのです。そのときお父さん、熱いよ、携帯でありがとうというタイトルなのです。御嶽山の頂上の山小屋で生中継みたいな形でされておりましたので、もう全員が見られたと思いますけれども、あの中に入って、こういう言葉を子供やいろんな方が叫んでいるのです。携帯って便利なもので、もう私はこれでおしまいだから、今までありがとうという言葉なのです。そういう人の生き死にがかかっているのです。あのさまを見たとき日本人のほとんどが涙したと思うのです、私。そういった意味で考えるならば、やはり金ある、なしではなくて、金をどうやって工面するかという方向にいかなければならぬと思うのです。どうしたらその金が工面できるかと。私九州の生まれでして、阿蘇山の麓で育ちましたので、阿蘇山は本当に自分の庭みたいにしょっちゅう行っていましたので、あのころから待避ごうがあったのです。私ら子供のころからありました。それで、北海道、駒ケ岳に来て、46年の年に初めて山に登ったのですけれども、あの山の噴火の跡を見て、ないのが不思議だと思ったのです。ないのが不思議だったのです。それからずっと40年余り生活させてもらって、いまだにでき得ないというのがこれすらやっぱり不思議なのです。私にすれば不思議なのです。何でつくらないのかなと。途中でも1回小さな噴火がありました。昭和4年の噴火というのはあれだけのものがありましたし、先ほど言いましたようにいつ噴火するかわからぬという、そんな状況下の駒ケ岳でもあるという報道もなされておるのです。そういったときに、先ほど駒ケ岳の4分の3を森町が抱えているのだという話が町長からありましたけれども、そこの自治体としてはやはり真剣にこれは取り組んでいくべき問題であっただろうし、あろうと、こんなふうに思うのです。ですから、今町長のお考えはどうですかというふうに聞いたのですけれども、費用も恐らく大きな額になるから3町で協議したいと、こんなお話でございましたけれども、とにかくつくるのだという気持ちでこれは働きかけていただきたいと思うのです。みんながこの数年間経験しているのです、どういう状況の災害が起きるかわからぬということを。そのときにその中でも考えられることというのはやっぱり手を打っていかなければならぬと思うのです。確かに現実問題としての費用の問題がありますから、難しいということはそれは重々私もわかるつもりではおりますけれども、つくるという方向で、俺はやるのだという方向でこれはぜひ取り組んでいただき、こんなふうに思います。もう一回答弁をお願いします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問をいただきました。宮本議員もおっしゃっているように我が駒ケ岳、活火山として水蒸気爆発を起こすそういう山でございますから、いろんな心配を持ちながらこの地域で皆さん暮らしているわけで、ただ今後行政といたしまして当然観光客、登山者についても命を守ることは大事であります。これは、隣町の七飯も鹿部も駒ケ岳を囲って同じ共通の考えでございます。そういう中で、町民の生命、財産を守ることがまず最も今優先しなければいけない、そういうところだと、そのように思っております。そういう観点からというわけでございませんけれども、観光客どんどんこの魅力ある駒ケ岳にも来ていただいているわけですから、こういった方々の生命を守ることも一方では宮本議員ご指摘のように考えていかなければならない課題だと、そのように思っております。環駒ケ岳の中でもこの駒ケ岳の防災、こういった待避ごうに対する意見もみんなで話し合ってございました。渡島総合開発期成会の中でもこの駒ケ岳の観測に関するいろいろな取り組みというのはもうほとんどやり尽くしている状態です。その中で、これも新たに取り組んでいったほうがいいのではないかと、そういうご意見もございます。そういったいろんな皆さんの意見もいただきながら、協力もいただきながら、将来的な課題として考えていきたいなと、そのように思います。以上です。

出典:森町議会 平成26年第1回 12月会議 2014年12月9日 議事録 PDF(55ページ) 間違いを知らせる