みんなの議会

森町議会 平成26年第1回 12月会議 2014年12月9日

桜森小町の枯死による復活について

聞いた人
東秀憲 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 14番 東秀憲

それでは、通告に従いまして、一般質問をいたします。桜森小町の枯死による復活について。青葉ケ丘公園のシンボルであり、世界で1つだけの桜とPRしてきた森町固有種の森小町は、枯死のため先月11月28日に関係者によりまして供養祭がなされ、その直後に業者によって伐採されてきたところであります。地元の桜守、故田中先生によってつくられました森小町は、町内はもちろんのこと道内や本州方面の観光客に大変親しまれ、愛されて、この桜を目当てにして公園を訪れるリピーターは年々増えておりました。今年の桜まつりでは森小町は既に息絶えており、ボランティアガイドの会の一員としては来園したお客さんにガイドができず、がっかりして帰る、そういう姿が大変寂しく映っておりました。町の有力な観光資源であり、今後の観光客集客のためにも、また町の経済対策のためにも森小町の復活なくしては森桜まつりの存在は考えられないと思っております。どのようにお考えですか。町長に伺います。また、去年の9月会議での私の一般質問に対し、町長は桜の樹木医を地元から早く見つけ、ソメイヨシノの百年桜や森小町、ホリイヒザクラ、アオバシダレ、コマミザクラ等の森町固有種の後継木の保存計画に取り組むと、そういう答弁でしたが、その後どのように取り進めてきたのかお知らせください。以上、2点についてお伺いいたします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

東議員のご質問にお答えします。1点目の森小町についてのご質問ですが、森小町は森町にしか存在しない町のシンボル的な桜として町民や観光客の方々に愛されてまいりましたが、今年は樹勢が弱くなり、花が咲かず、その後回復を期待しておりましたが、樹木医の診断により枯死との判断が下りました。森小町の枯死は、私も大変残念な出来事と捉えております。観光協会主催による供養祭には私も参加させていただき、深く感謝の意をささげてまいりました。さて、森小町の復活についてですが、昨年東議員からご指摘もいただき、樹木医からアドバイスをいただき、森町にしか存在しない他の固有種3種類も含めて国の森林総合研究所の林木遺伝子銀行増殖サービスを利用し、接ぎ木による増殖を試みたところでありますが、森小町だけが接ぎ木できず、最悪の結果となりました。町としましても何とか森小町の復活を願い、DNA採取やさまざまな検討を重ねておりましたが、良策に恵まれない状況でした。そんな中でありますが、茨城県結城市にある日本花の会有機農場に町内在住の花の会会員の方が森小町の芽を送り、接ぎ木に成功した成木が順調に育っているとの情報を入手したところであります。現在その詳細を確認中であります。確認がとれ次第青葉ケ丘公園に移植する方向で検討に入りたいと考えております。2点目の保存の取り組みについてですが、青葉ケ丘公園のソメイヨシノは一般的にその寿命が約60年程度と言われている中、樹齢100年を超すものが約64本残っております。また、森町固有の種もホリイヒザクラなど3種類が生存するなど、桜まつり期間中に見物客約12万人を集客する原動力となっているこれらの桜を今後も大切に維持、保存していくことは大変重要であると認識しているところであります。維持管理の方法につきましては、担当課とあらゆる方向性について慎重に検討してまいりました。先ほど申し上げました森林遺伝子銀行増殖サービスを利用して接ぎ木による増殖も試みておりますし、今年は町に在住している樹木医や昨年から維持管理についてアドバイスいただいている苫小牧の樹木医、また毎年剪定作業をしていただいている町内の造園業者の方と弘前市に先進地視察研修を行いました。弘前市役所には剪定、薬剤散布、肥料の与え方、土壌改良などの方法について貴重なアドバイスをいただいたところであります。今後は、これらを参考に樹木医及び造園業者の方々の協力を仰ぎながら、維持管理方法を検討し、保存に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。

議員の再質問 14番 東秀憲

2つほど質問したいと思います。そもそも森小町が枯死した原因、それはどうだったのか。当然調査されたと思いますけれども、その調査分析した結果を教えていただきたいと思います。それで、いろいろと私も調べたのですけれども、この森小町の誕生には故田中先生がかかわっております。約40年くらい前に森墓地の堀井家の墓の隣にその桜を発見して、そしてホリイヒザクラという名前をつけました。そして、ソメイヨシノと交配しながら、森小町というふうな名前が誕生したわけです。この名前の誕生についても森町民から公募いたしまして、森町の看板桜のイメージにふさわしいそういう名前として誕生した、そういう背景がありますので、田中先生も相当苦心した作品だったはずです。そういうふうなことで、ぜひ復活をしてほしいと、そういうようなことを願いたいと思います。それで、先ほど町長のほうからの答弁で茨城県の研究所でつくっているというようなことなのですけれども、その可能性だとか、それから実際に復活させるとした場合にそういった苗木はいつごろ取り寄せるのか、その辺をお聞きしたいと思います。それから、樹木医の関係ですけれども、実際に地元にもいるというようなことだし、さらに森町観光ボランティアガイドの会の中に日本花の会に所属しているそういう地元の桜の研究に熱心な会員もいます。ぜひそういう方々と早急に接触して、有能な人材を確保してほしいと、そのように再質問を2点についてしたいと思います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えいたします。まず、森小町の枯死の原因なのですけれども、伐採をしながら、いろいろと調べながら最後供養したわけなのですけれども、その後の確認というのはいまだにはっきりされておりません。今後いろいろ分析して、この調査をして、土にもし問題があればその後はそれに対する対応をしていきたいなと、そのように思っておりますが、判明次第皆さんでこの情報も共有するべきかなと、そのように思っております。そしてまた、茨城県の結城市にある日本花の会の有機農場、そこにある森小町らしいということで、それにつきましても森小町の芽を送って接ぎ木してある。それも再度しっかりした確認がなされないと、本当に森小町なのかどうかわかりませんが、一応そういうある程度確かな情報なものですから、それと現状の花びらの状況、それも担当課ちょっと写真等はっきりした、本物は見ておりませんけれども、やはり同じ1枚の花にグラデーションがかかって、どうも森小町にそっくりだということで、なるべく早目に確認して、できれば今後その確認がとれ次第、これは希望なのですけれども、できれば来年の桜まつり等にもしくは間に合うような形で移植できればいいなと、そのように私も願っております。また、3点目、樹木医についてですが、町内にも樹木医がおります。今現在町として契約しているわけではございませんけれども、友好な関係の中でいろいろアドバイスや、それから専門の知識を活用させていただいておる。これからもその方々とは長くおつき合いをいただいて、最終的に受けていただけるかどうかというのもそれは相手の考えもございますので、まずはお互いに友好な関係でこれからも公園の桜についていろいろなアドバイスをいただいていく、こういう関係を築いていきたいと、そのように思っております。以上でございます。

議員の再々質問 14番 東秀憲

それでは、再々質問させていただきます。実際に今年は既にもう森小町はなくなっております。町長の今の答弁で茨城県から森小町らしいという苗木も持ってきた場合でも、数年間森小町が不在というふうな形になるだろうと思います。ただ、観光客はもう既に観光パンフレットだとか、あるいはいろんな形で情報を持っていますので、必ず森小町を見に来るお客さんが結構おります。個人的には自家用車で、あるいはまた観光バスで大量におりてきます。そうすると、一斉にその花を目がけて我々ガイドのテントのところに来ます。そういうようなことで、来年から数年間そういった森小町が不在のときにどのようにガイドの対応の仕方したらよいのか、あるいは既に過去からPRしている各団体といいますか、そういったところでもそういうパンフレット持っていたり、あるいはまた森小町がなくなっているというふうなことの情報は届いていませんから、そういった場合の個人的な観光客、あるいは団体の観光客、そういった方面に対してどういう対応をしたらいいか、その辺お聞きしたいと思います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再々質問にお答えをいたします。まだ情報的に外部には発信しておりませんので、議員ご指摘のようにこの森小町を目当てに来春来られる観光客の方もいらっしゃると思います。そういった点で先般地域でいうと新聞に対してもこれは提供してございますし、広報もりについても今月載る予定でございます。そしてまた、町のホームページやいろんなメディアを使いながら、町外にこれを発信していくことは非常に大切なことだと思っております。そういう中で、並行して先ほど申し上げた茨城県のその花が本当に森小町かどうか、私も期待している一人なものですから、それを確定させて、こちらに移植し、後継木として育てていく、そういう計画を立てていくということで取り組んでいきたいと、そのように思います。以上でございます。

出典:森町議会 平成26年第1回 12月会議 2014年12月9日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる