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森町議会 平成26年第1回 12月会議 2014年12月9日

森町企業振興条例の制定について

聞いた人
山田誠 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 山田誠

それでは、通告に従いまして、1点質問させていただきます。森町企業振興条例の制定ということでございます。我が森町の施策、制度については、農漁業者にはそれなりのさまざまな面での利子補給、または助成制度があるわけでございますけれども、各企業に対しては目立ったものがないのが現状であります。そこで、森町内の中小企業の振興の促進を図るため、事業活動の継続、増大を目的とした設備投資を初め、雇用者の拡大や労働環境の充実を図る業者に対して応分の助成を行い、経営における投資意欲を促し、森町経済の発展及び雇用の場の確保、拡大を図る政策を実施すべきであると私は考えております。町内の各企業の雇用拡大に対する助成の一例として、新規雇用者1人当たり50万円程度、また外国人技能実習生の受け入れ1人に対して30万円程度、さらには500万円以上の設備投資等々に対しての3分の1程度の助成措置を講ずるのはいかがでしょうかなと、そういうふうに私は思います。というのは、特に森町の基幹産業であります水産加工業者等は、人口の減、高齢化の影響で労働者不足が深刻化しております。外国人に頼らざるを得ない状況にあります。この労働者不足に対応する外国人技能実習生の受け入れ等により、雇用経費が相当かさんでいる状況が現状でございます。さらには、4月の消費税アップ、そして今回の電気料金の値上げ等々で経営は悪化の一途をたどっており、各事業所は苦境に立たされておるのが現状であります。このままでは森町内の業者も廃業をも視野に入れなければならない企業も出てくる可能性がございます。森町の生産額の中で一番高額な水産加工業を元気づけまして、経済界の活性化を図るべきであり、ひいては森町全体の活力あるまちづくりの源となり、雇用の創出、少子化の防止、そして人口減の歯どめが図られるものと期待するものでございますので、森町の最重要課題として早急に企業振興条例を制定し、対応すべきであると考えますが、町長の所見をお伺いします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

山田議員のご質問にお答えします。森町では、中小企業の育成振興並びに経営の合理化を推進し、設備の近代化による体質改善をする中小企業に対して事業運営に必要な資金を融資することにより、経営の安定と健全を図ることを目的とした中小企業特別融資利子補給費補助金を設置しております。融資対象は、常時使用する従業員が100人以下の会社、または個人で、運転資金は貸付額500万円以内、貸付期間5年以内、基本利率3%で、町がそのうち1.25%を利子補給しております。また、設備資金は、貸付額1,000万円以内、貸付期間10年以内、基本利率3.5%で、これも町がそのうち1.25%を利子補給しております。利用実績は、平成23年度は16件、24年度は13件、平成25年度は9件が制度を活用しております。また、企業立地を促進するため、町内に工場、試験研究施設及びソフトウエア施設を新設、または増設するものに対して助成措置を行う企業立地振興補助金を設置しており、補助要件を満たした企業が基準年度から3年間各年度の固定資産税の額に相当する額の2分の1の範囲内の額が補助されます。利用実績は、平成21年から23年までは2件、平成24年から26年までは1件の利用があり、一定の効果が見られます。ご質問のように中小企業の振興の促進につきましては、私も重要な政策課題だと認識しております。山田議員のご提案は一つの方法かもしれませんが、森町としては助成措置よりも先に中小企業の自主的な経営の向上につながる支援が重要であると考えております。今後も森商工会議所や砂原商工会と連携を図りながら、中小企業の皆様へ現在の町の施策のほか国や道の支援事業を周知するなど、中小企業の経営が安定化し、雇用の確保、拡大につながるよう取り組んでまいりたいと考えます。以上です。

議員の再質問 2番 山田誠

今町長のほうから縷々説明ございましたけれども、今の利子補給の部分いろいろございますけれども、特別融資枠、いろいろある。または、利子補給が1.25%あるということなのですけれども、要するに今私の一番の目的としているのは加工業者に対する支援なのです。これは、森地区は商工会議所、砂原地区は商工会ございますけれども、それぞれの事業種によって相当異なっているわけなのでございますけれども、先般も議会と各業者との対話集会行いました。その中でもこれらが一番目玉であるというふうに業者も言っているわけなのです。それで、常勤の職員が50人以下とか50人以上とか100人以上とか、雇用の人数が3人とか6人とか10人とかと変わるわけなのですけれども、今現在外国人が水産加工業者に来なかった場合どういうふうになるかということは大変な話なのです。経営が成り立たない状況になってきているのです、既に。だから、私はそういうふうにならない前に防止対策をとっていただきたいなと。町長知っているかもわかりませんが、2014年度の統計で、統計でみる市区町村のすがたという統計表を出している。総務省で発行しているのですけれども、それ見ると相当数森が多いわけです。例えば外国人が196人、八雲が90人、長万部が50人、こういうふうになっている。森が断トツで高い。そして、製造の出荷額、これ統計ですからまともな金額かどうか把握できませんけれども、多分この倍から3倍はあるだろうと思っていますけれども、森町は398億8,000万出している。これは渡島管内でトップなのです。2位の八雲町との差120億あるのです、森と八雲が。これだけ森町の生産額を業者が頑張っているわけです。金が上がっていると。その分森町の財政的に税金等々で相当寄与しているわけなのです。こういうことをやっぱり理解していただかないと今後大変な話になると思うのです、現実問題として。だから、できるだけ早目にそういうことを町長がみずから勇気の決断をもってやっていただきたいというふうに思うのです。外国人は今どこから来ているかご存じですか。もう中国はほとんど来ないのです、森町には。なぜ来ないかといったら、今ご存じのように為替レートが高い。それから、中国の生活水準が上がってきた。森町は、加工屋さんが行って面接すると。従来はその5倍も10倍も来たと。今は採用したい人数ぎりぎり来るか来ないかしかわからぬと。それで、今はベトナム、タイのほう等々に中国以外のアジア諸国に出向いていって雇用労働者を確保しに行っているのです。それだけ加工業者の方々は苦労しているのです。そういうことをやはり理解してあげないと大変なのです。ただべろっと来るわけでないですから。宿舎の建設も考えなければならない、空き家の部分も借りなければならない、または買収しなければならない。そういうことで海外の労働力を確保していかなければならないということで、経営者は相当知恵を絞って頑張っているのです。こういう現状を町長踏まえてあげないと、これから森町疲弊していきます、完全に。老齢化、今まで働いていた若い母さん、父さん方ももう年いってきている。子供は生まれない。森町にも住まない。そしたら、労働力が全然なくなってくる。どうしますか。これ大変なのです、町長。だから、私はその前にこの一番生産額の上がるものから手をつけて、先ほど言ったように利子補給だとかそういうものはいろいろわかります。だけれども、加工屋さんというのは一番生産額が高いのだ。これをむげにゼロにするということにはならないと思う。もう一回お願いします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えいたします。森町として水産加工関係の生産額非常に大きいのは私も認識しておりますし、今現在従業員の確保に非常に苦慮していると、そういったお話も存じ上げております。そういった部分でございますが、本来であれば地域の従業員が確保できれば一番これがいいことなのですけれども、地域の従業員を募集しても一人も応募が来ない、そういう状況も耳にしてございますので、やっぱり根本的に何か問題点があるのかなと、解決しなければならない部分があるのかなと、そのようにも考えております。ただ、この従業員の確保に対して、そしてそれに対する支援のあり方なのですけれども、従業員を募集するそういう団体、組織もございます。そういった方々一生懸命いろんな取り組み、また中国人の従業員だけではなくて、よそのほうにも目を向けながら努力されておるお話も聞いております。町は、間接的にその団体に対して支援をしておる状況でありますが、これからもそういった部分では支援を強めていく部分は考えておりますが、まず直接的なこういう議員ご提案のような部分というのは、やっぱり公平性、それから将来的な根本的な部分ではなかなかできることではないなと、そのように考えます。総務省のほうにも私どもいろんな点で働きかけをしながら、この従業員の確保の問題につきましては取り組んでいるところでございますが、今後も町として関係団体に支援をして協力してまいりたいと、そのように思っているところでございます。以上です。

議員の再質問 2番 山田誠

内容的にはわからないわけでないですけれども、実際に砂原地区の場合であれば渡島国際交流事業の協同組合がございます。そういうところの事務の方々、または理事の方々とも、先ほどの方でないですけれども、数回協議すべきだろうと、話し合いを持つべきだろうと私は思っているのです。それで、町長はわからないかもわかりませんけれども、担当は知っているだろうと思いますけれども、もう既にこういう制度を渡島管内で採用している町村があるのです、現実的に。非常に発展的な運用をされていると。これは、今年の4月から行っている町があるのです、現実的に。だから、もう布石を打っているわけです。そういうふうになるということわかっているわけだ。先ほど町長が言ったように従業員のその団体組織にいろいろあっせんだとかそういうのやったって来るわけないのです。先ほど言ったように従業員の募集やったって一人も来ないというのです。函館のハローワークにやったって一人も来ない。もうそういう時代に入ってしまった。であればどうするかといったら、もう外国人の実習生の力しかないわけです。これに町長やっぱり避けて通れないところがあるのでないですか。そうしないと、先ほど言いましたけれども、森町の経済社会が崩れていくのが目に見えています。先ほど町長は、水産加工業者の水産額知っていますと言っていましたけれども、それがなくなったらどうなるかということ。大変な時代に入るのです。だから、その前に一応今はそういう段階の部分で対応しています。していかなければならないけれども、今町長言うようにそのほかにいろんな策があればそれはそれで進めていけばいい話であって、とりあえず今5年や10年は絶対変わるわけないですから、その辺をひとつお願いしたいなと、私はそう思っているのです。それで、話をしているのです。でないと雇用の関係も出てこないし、加工業者もそうですし、従業員の方々もお金が入ってこないということになれば町の商店街も潤わないし、全てが潤わなくなってくると。そういうふうになると大変な話なのです。その辺もやっぱり町長がよく考えて、先ほど言ったように布石としてやっていただきたいなと。もう一度見識のある答弁をお願いしたい。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再々質問にお答えいたします。とにかく雇用、働き手がないと、全てを機械化できない、そういう職種でございますから、どうしても従業員の確保が問題になってくると。ただ、内容もかなり前とは違って、職場の環境等も非常に改善されておる、そういったところが逆に町の中には全く伝わっていない。そういう会社側のいろんな努力ももうちょっと必要なのかなと。いまだに水産加工場関係ですと非常に3Kから4Kという、そういうイメージで捉えられている。そういった取り組みも今後は必要なのかなとも思います。この外国人労働者、それから就労者の確保というのは、さかのぼりますと自動車関連産業でも当時違う国から来ていたり、それからそれがいろんな国にその年ごとに移り変わってきております。町として生産額が減っていくというのは非常に重要な部分でございますし、他の町でこの運用をしているというのも私存じ上げております。ただ、地域に応じた実情がございますので、これを運用している地域はかなり切迫した状態なのかなと、そのように思います。そういったことを心配されて提案されている山田議員のお考えもわかりますけれども、今後我が町はもう少し違う面でいろいろ方策を考える必要があるなと、そのように思っております。今後も国際交流にかかわる団体等といろいろ協議をさせていただきながら、どんな支援ができるのか、そういった部分で協力してまいりたいと、そのように思っております。以上でございます。

出典:森町議会 平成26年第1回 12月会議 2014年12月9日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる

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