みんなの議会

七飯町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月9日

新型コロナウイルス等に対する課題と対策について

聞いた人
田村敏郎 議員
答えた人
福祉課長 村山德收、学校教育課長 北村公志、民生部長 杉原太、教育長 與田敏樹、町長 中宮安一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 田村敏郎

まず最初に、このたびは町民の皆様に新型コロナウイルスの感染につきまして御迷惑と御心配をおかけして申し訳ありませんでした。幸いに私1人の感染で済んだことで、本当によかったなということで安堵している次第でございます。それでは、早速一般質問に入らせていただきます。新型コロナウイルス等に対する課題と対策について。新型コロナウイルスの出現により、国、道は三密による感染防止のため、相次いで緊急事態宣言を出し、人々の外出自粛、事業所の休業要請や小中学校等の休校が長期間続いた。地域社会においては、新たな生活様式により、人との結びつきが分断され、生活が疲弊し、未曽有の事態に陥っている。さらに、秋、冬には新型コロナウイルス、インフルエンザ、ノロウィルスなど、第二波、第三波の感染再拡大が懸念されている。町は、このたびの事態から何を教訓とし、今後の対策に生かそうとしているのか、伺いたい。1、高齢者福祉に関する課題とその対策について。2、子供たちの教育に関する課題とその対策について。

町の答え 福祉課長 村山德收(福祉課長は2023年3月まで)

1点目の高齢者福祉に関する課題とその対策についてお答えいたします。まず、政府の新型コロナウイルス感染症対策基本的対処方針において、高齢者等の支援が必要な方々の居住や支援に関する全ての生活支援関係事業所においては、事業の継続を要請するとされ、町内医療機関、介護福祉事業所等においては、感染症予防対策を徹底し、支援が必要な町民の安定的な生活を確保し、1人の感染者も出さず事業を継続されております。これもひとえに、昼夜問わず最前線の現場で活躍する医療・介護従業者を初め多くの関係者の皆様と、感染拡大防止に多大なる御配慮と御協力をいただいている町民の皆様の御尽力の結果であると、感謝申し上げる次第でございます。その中で、高齢者福祉に関する課題といたしましては、特に感染予防行動により、自主的に介護保険サービスの通所系、訪問系サービスの利用を控えるケースや、介護予防、日常生活支援総合事業などの高齢者の方が多く集まる活動自体も自粛するなど、運動、人と会っての会話、外出などの機会が減少し、筋力低下によるフレイル──虚弱化でございます──や、免疫低下が懸念されております。今後の対策といたしましては、フレイルの予防において重要なポイントである運動、人と会っての会話、外出を一工夫で楽しめることができる情報、例えば1人自宅で、または少人数で、広い室内空間で実践できる運動や脳トレや口腔ケアで、筋力、免疫力を高める情報など、今までの行動を- 24 -アレンジするだけで簡単に実践でき、かつ、新しい生活様式や新北海道スタイルの実践もできる情報を七飯町の公式ホームページに登載しておりますので、その情報を冊子にまとめ、地域包括支援センター訪問時または民生委員、老人クラブを初め、各介護予防を実施している団体などに配布するなど、周知、啓発に努め、感染再拡大時における高齢者の健康維持に備えてまいりたいと考えております。以上でございます。

町の答え 学校教育課長 北村公志(学校教育課長は2020年12月まで)

それでは、2点目の、子供たちの教育に関する課題とその対策について答弁申し上げます。今回のコロナウイルスに係る緊急事態宣言において、町内の小学校、中学校、義務教育学校では、長期の休校を余儀なくされ、授業時数、いわゆる学習機会の確保が大きな課題となっております。また、児童生徒は、今後の修学旅行や部活動、入試など、将来的な部分が見えない不安を抱えております。学習機会の確保につきましては、今後、夏期休業、冬期休業の短縮や、土曜授業の実施などで必要な授業時数の確保を目指すところでございます。また、本定例会で御提案いたします補正予算案にいて、国のGIGAスクール構想に基づき、全児童生徒に1人1台のパソコンを整備し、今回のような休校中においても家庭でオンライン学習ができる環境整備を推進してまいります。また、心のケアにつきましては、休校中の現場の先生方が家庭訪問を行うなど、取り組んでおり、今後も学級担任や養護教諭、スクールカウンセラーなど、教職員全体で支援を行い、心の問題に取り組んでまいります。6月1日からは各校において授業が再開したところでございますが、今後、学校において感染者が発生しないよう、こちらも今回の補正予算案で提案させていただきますが、教室の換気対策や水道の蛇口改修など、環境整備を図り、政府の専門家会議から示されております新しい生活様式及び文部科学省から示されております衛生管理マニュアル、学校の新しい生活様式に基づいた十分な対策をとった上で事業を進めてまいりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。以上でございます。

議員の質問 5番 田村敏郎

それでは、まず1番目の高齢者福祉に関する課題とその対策ということで、幾つかお聞きしたいと思います。まず、確かに説明ありました。高齢者の様々な生活の変化、ここ二、三か月の間、相当変わってきて、自宅での自粛ということで、先ほど説明あったとおり、相当、サルコペニアといいますか、筋力の低下、あるいは認知、こういったようなものが進むというようなことが懸念されている今現状でございますし、こういう中で、特に高齢者というのは、いろいろな情報からいくと、重症化しやすい、体力や免疫が落ちているということで、体そのものが機能低下してくるという、そういう中で、対策としては、運動、対話ということで、広い場所でアレンジしてという、そういう話があったのですけれども、まず具体的に、そういう運動だとか対話、こういったような場所、広い場所といいますけれども、具体的に町としてどういったようなものを想定して、そして冊子にまとめてお知らせするのか、そこら辺をまずお聞きしたいと思います。それから、第二波、第三波が来た場合、感染しないのが一番なのですけれども、やはり介護の従事者、あるいは福祉の従事者、医療関係者、補正予算ではいろいろ慰労金等々配慮しているようですけれども、まず従事者にしてみれば、移されるというよりも、移したらどうしようという、そういう不安がある。そういう中で、万が一、そういう施設で移った場合、新型コロナウイルスが万が一発症した場合、移らないのが大前提ですけれども、これに越したことはないですけれども、第二波、第三波が予測されている中で、万が一移った場合、やはり町としてどういったような形の支援策をとっていくのか、ここら辺を、ちょっと考えているのであれば、一歩踏み込んだ形の中で、ちょっとお知らせをお願いしたいと思います。- 25 -

議員の質問 5番 田村敏郎

2点目は、福祉と教育のやりとりなものですから、まとめてやったほうがいいのであれば……。

議員の質問 5番 田村敏郎

非常に私自身、こんがらがりますので、できれば区分をしてやりたいなと思いますけれども、あわせてということであれば……。

議員の質問 5番 田村敏郎

そうしたら、教育の関係、まず福祉についてはそういうことです。教育については、七飯町の場合は、先ほど説明ありましたけれども、児童生徒の学習時間の確保や健康維持のためというようなことで、いろいろ対策をとって、夏休み、冬休み短縮、土曜日の授業の取り入れ、あるいはプール学習の中止、発表会を作品展示に変える、あるいは宿泊研修を日帰りにしたい、修学旅行は2学期以降にするというような流れの中で、恐らく学習時間の2か月間の取り戻しというのですか、そういうものを考えての対応だと思うのですけれども、文科省については、学習遅れ、これを数年間で解消してもいいですよというようなことで、学習内容を最長で再来年度まで繰り越すことを特例で認めますよというようなことを発表しておりますけれども、具体的にそういうものについての検討に入っているのかどうか。それから、特にこれは保護者も心配していると思いますけれども、小学校6年生や中学校3年などの最終学年、こういったようなものについて、どういうような対応策をしていくのか。これらについて、話を聞きますと、今年度から学習指導要領はグループ学習を中心に展開しますよというような文科省の考え方だと思うのですけれども、ここ2か月でなかなかそういうものが展開できなかったという、こういう中で、6月から本格的に学校を再開しながらの、こういうグループ学習中心の学習指導というものに入ると思いますけれども、一方では、先ほど説明あったように、GIGAスクール授業というのですか、構想、国が3分の2だとか2分の1の補助、こういったようなものを考えながらやって、全国で展開してもらいたいということで、7月に契約というのですかね、そして12月に設置完了というような恐らく流れの中で、今準備しているのではないかと思うのですけれども、これが、なかなか実態が、私たちというか、私にとっては見えてきていない。今、説明の中では、1人1台パソコン、そしてオンライン学習をする。これは分かりますけれども、具体的にいつやるのか。例えば夏休み、冬休み、12月ですから冬休みぐらいになると思うのですけれども、春休み、あるいは土、日、そこら辺の具体的にGIGAのそういう授業を利用したオンラインの学習をいつから、どういう形でやっていくのか。そして、それに対してそれぞれの学校の先生がどういったような考え方で、あるいはどういうようなプロジェクトを組んで内容を詰めていくのか、そういうものがもし分かればお話をいただきたいというふうに思います。それから、育英基金の関係であります。育英基金というのは、御承知のとおり、条例の中で定まっているわけですけれども、新聞報道等によりますと、学生が授業料を払えなくて中途退学がある。これについては、勉学にいそしむ学生にとって非常に不幸なことだということで、実際、七飯町の育英基金を借りている学生、この人方の実態、生活実態といいますか、そういったようなものを把握しているのかどうか。そして、例えば、これは貸し付けが4月だとか何とかと条例にはうたっていないですね。ですから、申し出があればいつでも貸し付けが可能なのかどうか。それから、貸し付けの増額、2万5,000円以内とか、1万円以内、高校、専門学校等、大学等でそれぞれ決まっていますけれども、これらの増額、あるいは変換に向かっての据え置き期間の延長というのは、卒業してからたしか1年だったと思うのですけれども、それから償還が始まるということで、それを延ばすことができないのかどうか。それから、本当に困っている人には、償還猶予、あるいは償還の減免、こういったようなものは実際に教育委員会で議論されたのかどうか、これに- 26 -ついてもちょっとお話をしていただきたいと思います。それから、これは最後になった中での考え方を聞きたいと思いますので、2回目の質問についてはこれでお願いしたいと思います。

町の答え 福祉課長 村山德收(福祉課長は2023年3月まで)

ただいま再質問ございました内容でございますが、まず具体的にどのような場所で運動、脳トレ等やるのだというところでございますが、まずは今、七飯町内のほうで介護予防活動等している団体が51を数えてございます。そういった中で、運動サークル等も1か所で40名を超える人数のところも今いらっしゃいます。例えばやっている場所といたしましては、大中山コモンであったり、本町振興会館であったり、そこの地区の近くの公共施設を利用してやっているところでございますが、今後、大きな人数、40名を超えるような人数のところは、今お話をしている最中なのですが、少人数で回数を分けてこなすというやり方でソーシャルディスタンスを保つという方法等と、そこのサークルとか団体によって、やっている内容、運動とか、いろいろなものが違いますので、そこの状況にあわせて、各団体と相談して、ベストな方法でやるという形で今実践しております。それで、先ほど言った情報誌の配布でございますが、こちらのホームページに載せているものがA4片面で48枚になるものでございますので、実際、単位老人クラブに配る際、老人クラブの役員さんに、48ページの中から自分たちにあう内容をピックアップしていただき、それを冊子にまとめてそこの団体に配ったりということで、柔軟に対応しているところでございます。内容といたしましては、まず基本的な、まずコロナウイルスとは何だという、コロナウイルスの存在というのが2月の上旬には未知なるウイルスで、皆さん、やっぱり情報がないと得体の知れないもの、報道ではすぐ死んでしまうものかもしれない、恐ろしいものだという情報であったものですから、正しいコロナウイルスの情報というのをまず基本的に載せております。その中で、先ほど言ったフレイルにも御注意ということで、健康、プレフレイル、だんだん虚弱になって、フレイル、虚弱になって、次は要介護になりますよと。どうしてこうなるのですかというプロセスも書いております。あとは、基本的な健康長寿の3本柱、栄養、運動、つながりという、先ほど説明したような内容を書いております。あと、家の中でできるようなもの、上体起こしとか、椅子を使った運動とか、高齢者が2週間寝たきりになりますと、筋力は7か月分低下するよという基本的な情報とか、そういうのをまず基礎知識、そして、これから皆さんの配布される高齢者の方々の、元気高齢者もいれば、もう既に虚弱な方もいらっしゃるので、その中であわせてもらって、自分のできるものをピックアップしてもらってやってもらうという形の配布方法をとらせていただいております。それで、まず今回、コロナのこういう危機で、皆さん、自粛生活をしてこういう状況になっていますけれども、改めて町民の皆さん、高齢者に限らず、町民の皆さんが、こういう自粛生活をすると、若い方でも筋力も落ちるだろうし、運動不活になると健康、心身ともに虚弱になると、これは高齢者に限らずそうなりますよという、ある種、町民の皆様に対する周知のチャンスでもあると、ピンチをチャンスに変えていかないとならないなと福祉課でも思っていますので、こういった形でいろいろな各団体に配れるところは配布して、皆さんに広く、高齢者に限らず周知してまいりたいなと考えております。次に、施設のコロナが発生した場合の対応でございますが、先ほど議員のおっしゃられたとおり、特に施設系の方については、施設から外に出るなという形で国のほうから指示が出ていますので、コロナが感染する場合には、職員の方が外部から持ち込むというパターンが考えられるということでございます。そういった意味で、職員の皆様、従業者の皆さんは非常に神経を使って、お仕事、家に帰ってから、非常に気を使いながら、24時間ずっとびっちり頑張ってきたというところでございます。本当に先ほど冒頭、感謝を申し上げたとおり、このような気持ちでいるというとこ- 27 -ろでございます。それで、施設のほうとか入所者、職員が感染した場合、どのような対応をするのだというところでございますが、こちらは2月から順次、国のほうから、施設系とか通所系、訪問系で、職員、利用者、入所者がコロナになった場合の対応というマニュアルが通知されております。こちらについても、各施設等、各事業所等に通知は転送しているところでございますが、まずは職員が感染した場合、例としまして、入所系のほう、よく集団感染とか、気になるニュースとかたくさんあるので、入所系でございますが、職員の方が感染した場合は、原則入院となりますので、そういった形で、まずは次に濃厚接触者とか感染が疑われる者というのを、まず保健所が主導で、感染者、濃厚接触者、疑われる者という形で分けるという形になります。その中で、いろいろと職員だけでなく、施設の入所者も濃厚接触者とかになりますので、そういったところ、職員については、基本、濃厚接触者とか自宅待機ですよと。入所者については、感染が疑われる者の部屋、施設の空間、部屋とユニットとかで仕切れるのであれば、そこの疑われる者、濃厚接触者というものをある程度分けて、集めて入所させる。感染者は原則入院なので、すぐ入所者も利用者もみんな病院が原則であるという流れでございます。その中で、保健所の指示に従いまして、町も現場の職員、施設の方々と協力しながら、入所系はあれですけれども、通所系の人とかのパターンもあるので、そういう方も電話等で、自宅で待機されている高齢者の方、そういう方に電話等で、保健所からも直接毎朝、体温何度ですかとか、多分電話が来ると思うのですけれども、そのほかに何か心配事ありませんかとか、保健所の対応プラスアルファで町のほうも対応しながらやっていくと。あとは施設のほうも、職員が自宅待機になったら施設の基準が満たされなくて、運営とか困ることはあるとは思うのですけれども、今、国のほうも、都道府県の老人福祉施設協議会等を通して協定を結んで、同じ施設系の職員、いろいろな法人があると思うのですけれども、そこに加盟している人の派遣とか、そういう制度も組み立てているという現状で今聞いておりますので、そういうところも町のほうとしても情報がありましたら、施設等とかと一緒に、そこの協議会等に働きかけて、欠けている介護士の部分を派遣してもらったりとか、そういうところも一生懸命情報と一緒に動いていきたいと思っております。再質問はこんな感じで、以上でございます。

町の答え 学校教育課長 北村公志(学校教育課長は2020年12月まで)

それでは、答弁してまいります。休校になりました2か月間の授業時数の取り戻しについてでございますが、現在のところ、文部科学省より、議員のおっしゃるとおり、複数年度での解消等、通知は来ておりますが、現在のところ、分散登校も、渡島管内につきましてはある程度実施できました。それから、夏休み、冬期休業の短縮、土曜授業の実施、また、運動会、遠足などの行事の中止のために、練習を行っていた時間等を授業に振りかえることによって、小学校6年生、中学校3年生につきましても、今年度につきましては標準時数をクリアできる見込みが立っておりますので、現在のところは複数年度での解消は目指しておりません。ただ、今後、第二波、第三波が来て休校となってくれば、また検討ということになるかと思います。続きまして、GIGAスクール構想の進捗状況でございますが、今回のGIGAスクール構想の加速、変更につきましては、国のほうで4月8日付で全国に一斉に通知を出しております。よって、七飯町はもちろんそうですけれども、全国全道の小学校、中学校で、恐らく一気に導入が進むものと予想しております。中国を発端にした今回のコロナウイルスですので、中国製の部品がストップしているとかという状況は聞いておりますが、何とか早期に、目指すところは冬休みまでに何とか導入をして、導入になったからといってすぐ運用できるものとは考えておりません。今回、先生方で、学校ICT教育推進委員会というものを設置します。各学校から必ず先生を二、三名ずつ出ていただいて、学校についてムラつきがないよう授業の準備を進めてまいる所存でございま- 28 -す。これが早いうち、できれば冬休みまでに実施できればなと考えております。それから、育英基金の減免でございますが、4月現在で、現在64人、1,400万円ほどの貸付けを行っております。議員のおっしゃるとおり、育英基金条例には償還の猶予、また、減免規定がございます。今回のコロナウイルスにかかって、減免申請とか徴収猶予というものは実際来ておりませんが、来た場合は柔軟に対応させていただきたいと考えております。なお、令和2年度から私立高校、大学等、高等教育の無償化が始まっておりますので、これによっても育英基金の利用者が減っているのも事実でございます。以上でございます。

議員の質問 5番 田村敏郎

まず、福祉関係のことですけれども、まず、町民に対するそういう運動、対話、こういったようなものを51団体の中からいろいろやりくりしながら対応していくというのは、これはこれで私はよろしいのでないかと思うのです。ただ、やっぱり問題は施設関係ですよね。先ほど入所施設もあれば通所もある、様々な施設の中で、例えば通所の場合、感染があった場合は、通所してきた人がコロナを持ってきた場合は、感染があったということで、それであれば自宅待機になりますよね、2週間、あるいは病院に行くのか、あるいは同居している家族が濃厚接触者ということで自宅にいるという話になりますよね。そうなれば、なかなか自宅に孫がいたり何なりという話になると、そこから広がっていくという、非常に危ない問題が出てくる。これはある程度集団、クラスターみたいな形で施設の中で出た場合、そういう通所、あるいは入所でも結構なのですけれども、そういった場合は隔離をするという、そういう対応まで想定しているのかどうか。そして、もしそういう事態になった場合は、七飯町の場合、規模が大きくないものですから、私が心配するのは、やはり施設の崩壊が始まるのではないかと思うのですよ。入っている人、あるいは通っている人が来なくなる、あるいはそこの従事者がいなくなる、自宅待機になる。そうなった場合、全く通ってくる人もいるかもしませんけれども、対応ができないという、こういう大変な問題が出てくる。道あたりも、今日の新聞を見ますと、施設間で人材派遣のそういう交流をやりましょうという記事が出ていましたけれども、実際のところ、施設から逆に人を交流で出すと、こっちも手薄になるという、非常に危なっかしい状況が続いていく。そうなってしまうと、手の施しようが、私は実際、なくなるのではないかと思うのですよね。そうなった場合には、やはり私は、抗体検査を、職員というか、従業者にやらせるべきでないか。その費用、これは全額とは言いません、2分の1でも3分の1でも、やっぱりそういう最悪の場面を想定しながら、ならないのが一番ですけれども、なった場合を想定して、抗体検査をして、町も積極的にそれの支援に参加しながら、やっぱり抗体を持っている職員が本当にいるのか、誰もいないのかによって対策が全く変わってくるわけですよ、その施設、施設で。そういうことを考えると、やはり事業所だけの責任でやるのではなくて、やはり町内の町民が入るわけですから、当然、町としても抗体検査、PCRとかそういうあれではないですけれども、抗体検査をして、その職員が抗体を持っているのか持っていないのか、持っているとすれば、万が一の場合、そういう人が、絶対移らないという保証はないのですけれども、そういう人がある程度対応しながら急場をしのげる、対応策を練るというような、そういう幅を持った対応ができるはずなのですよね。したがって、私は、それは町もある程度支援をしていく、そういう姿勢が必要ではないかと思うのですよね。それに対しての考えをまずお聞きしたいと思います。それから、教育に関しては、先ほど七飯町の対応の仕方、いろいろ夏休みの問題、冬休みの問題だとか、研修だとか、いろいろありましたけれども、この2か月間で本当に小6、中3、それに限らないとは思いますけれども、標準時間、これが満たされるのか。満たされるという説明があったから、そうなのでしょうけれども、実際、それで- 29 -満たされるからいいのでしょうけれども、何かちょっと冷たいなというか、もう少し幅を持った時間数の確保というのが私は必要でないのかなと。そこら辺は説明あると思うのですけれども、そこら辺、本当に標準時間、あれしているといいのだという、そうではなくて、もっと幅の温かい教育対応というのかな、2か月も孤立していたわけですから、友達とずっと会えなくて寂しいとか、学校へ行っても何となくおもしろくない、給食を食べても何か離れていて味気ないとかというのは記事に出ていましたけれども、そういう意味で、もう少し温かみのある教育というか、そういうものがあるのかどうか、それをちょっとお聞きしたい。それから、GIGAスクール授業の、これ、導入してからどうするのだという、それが見えてこないのですよね、実際のところ。ただ国の補助事業でついた、それから、ではという話ではなくて、今、この時期に、第二波、第三波が来るかもしれない、そうなったら、また学校が休みになる。そうなったときには、また遅れていくわけですよね。だから、これからないよというなら分かるのですよ。だけれども、そこら辺、何とも言えないですから、導入する前から、想定だとか、いろいろなそういうものを、あるいはDVDでも何でもいいですけれども、教材の配付をして、借りたい人は借りてとか、何かそういう次から次に対するスピード感がある対応というか学習指導、こういったようなものを取り組むことができないのか。何か今の説明ですと、導入してからいろいろ、そうなると年を越してという話になってしまうと、その間に第二波、第三波が来たら全くお手上げなのですね。高いお金でせっかく子供たちに1人パソコンを与えても、オンライン授業をやりましょうと言っていても、なかなかその効果というか、そういうものが、いずれ出るからいいのだではなくて、やはり今、この未曽有の事態だからこそ、速やかに学習、そういったようなものをきちっと子供たちに与えるというか、そういう学習の機会を保証していくというか、そういうものが必要ではないのかなと。先生の準備委員会をやりましたけれども、これもやはりもっと早め早めで対応、具体的にどういう対応を話し合いをしようとしているのか、それをちょっと参考までにお話をいただきたいと思います。それから、育英基金については、64人の1,400万円だということで、特にそれについて償還も始まっているし、特に増額してもらいたいとか、そういうものは来ていないというのですけれども、もう少し本当に大丈夫なのだろうかという、そこら辺の探る道筋がないのか、術がないのか、そこら辺ももう1回ちょっと説明をいただきたいと思います。

町の答え 福祉課長 村山德收(福祉課長は2023年3月まで)

再質問の抗体検査の支援ということでございますが、今、議員のほうから、抗体検査ということで、私のほうもそこの部分の観点がちょっと正直、欠如していたものですから、ちょっと今、すごく考えさせられる問題だなと思っております。現状、介護職員の皆さん、一生懸命頑張っていらっしゃるということもあり、また、今、人手不足という観点もありますので、そういったところで、PCR検査ではなく抗体検査はどうだという質問だったものですから、効果的な方法を私どもも検討しながら、今、第二波、第三波に備えて、ちょっと積極的にいろいろ研究させていただき、対応させていただきたいなと考えております。以上でございます。

町の答え 民生部長 杉原太

議員が心配しているとおり、第二波、第三波が起こった場合につきましては、札幌市内の福祉施設でも対応したように、そこの地域の統括する保健所と地元が協力して、現地対策本部などを設けて、その職員の抗体検査だとか、そういうものを対応していくものと考えております。現在、渡島保健所とも、先週、御相談してきたわけですけれども、今現在、札幌市内で道庁がホテルだとか予備に確保しているとおり、函館市内にもそういうものを準備できないかということで、今、動き出したというふうに聞いております。- 30 -そういう部分を含めて、もし万が一、第二波、第三波の場合につきましては、渡島保健所と、現地、七飯町として、合同でといいますか、一緒に対策本部などをつくりながら、抗体検査も進めていけるように話し合っていきたいというふうに思っておりますので、御理解いただきたいというふうに思います。以上です。

町の答え 学校教育課長 北村公志(学校教育課長は2020年12月まで)

まず、幅を持った時数、標準指数のクリアについてでございますが、現在、試算によりまして、行事の削減や分散登校の実施、また、中学生、中体連の中止、見学旅行の振りかえや学校行事の縮小、学活の時間を授業への振りかえ等で、標準時数ぎりぎりに想定はしておりません。標準時数よりも、学校、学年によりますけれども、多少余裕を持って、標準時数をクリアした上でもさらに追加で10時間から20時間の余剰時間を確保できるものと考えております。学校におきましても、先ほどの修学旅行等、学校祭、何とか授業が全てではございません。学校行事、やれることは何とかやれる方向に、いろいろな方向を探りながら検討しているところでございます。議員のおっしゃるとおり、新聞にも載っておりましたが、きつきつで授業、授業、長い休校期間を経て、児童生徒のストレスになっていると思いますので、何とかこなせる行事はやりながら、やれる方法を探って、やれる範囲の中で実施していければなと考えております。続きまして、GIGAスクール構想の導入の道筋でございます。最終的には、一部の高校、それから、この辺でいうと附属中学校が実施しておりましたオンラインの対面式の、皆さんもやったかと思いますけれども、オンライン会議、対面で、先生がビデオカメラに向かって話をして授業を行って、子供たちがそれを聞いて答えるという対面式の授業を最終的にできるように持っていきたいと考えております。先ほど答弁申し上げましたとおり、何とか冬休みまでにやれる体制をとって進めていきたいと考えております。実際に4月に附属中学校より講師の先生をお招きして、学校の先生方の前でオンライン授業のデモンストレーションをやっていただいて、どういう形になるのかというものを学校現場のほうでは押さえております。今回の長期休校中におきましても、各中学校におきましては、千歳科学技術大学で提供しておりますeラーニングというインターネット上の学習サイトを活用して勉強させていただいたところでございます。それに輪をかけてオンライン式の授業ができるところまで持っていきたいと考えております。続きまして、奨学金、育英基金の返済についてですが、どうしてもこの辺にいる子ばかりでございませんので、その辺はホームページ等で減免制度の告知等を上げていければと考えております。以上でございます。

議員の質問 5番 田村敏郎

まず、福祉の関係ですけれども、渡島保健所のほうといろいろ協議しながらと、それはそのとおりだと思うのですけれども、やはり今回、それぞれの市町村が、やっぱり積極的に一歩踏み込んで、新型コロナに立ち向かうということを考えれば、特に七飯町の場合は、高齢者が非常に多いということを考えると、基礎疾患があれば重篤化になる、そういうことを考えると、やはりしっかりとガードを固めるためにも、私はやっぱり抗体検査、これをして、従事者がどのぐらい抗体を持っていて、どのぐらい対応できるのか、こういったようなものをやはり積極的に取り組んでいくことが、町の責任とは言いませんけれども、町のあるべき姿ではないのかと。これは最終的には命にかかわる大きな問題でありますので、そこら辺、十分に考えながら答えを出して、確かに渡島保健所と協議するのも大事でございますけれども、こういう問題につきましては、やはり町単独で、町の内部の資料としてしっかり持ちながら対応していくということだと私は思うのですよね。そういう意味では、やはり積極的にこういう抗体検査をし、そして情報を得て、しっかりと対応していくという体制づくりが必要でないかと思うのですけれども、そこら辺、ひとつもう一度考え方をお願いしたいと思います。それから、GIGAスクールの授業でございま- 31 -すけれども、どういう科目を、4月に来ていろいろ話を聞いたり何なりしているようでございますけれども、具体的にどういう科目をどのぐらいの時間でという、学級の中を想定してやるのか、どういう形でどういうふうにやるのか、全然想像がつかないものですから、特に3教科とか5教科だとか、いやいや全部やるよとか、こういうイメージもないものですから、もう少しかみ砕いた説明をお願いしたいと思います。

町の答え 民生部長 杉原太

抗体検査の部分につきましては、先ほど私のほうで答弁したのが、第二波、第三波で感染症が発生して、クラスターなどが出た場合の緊急的な対応ということで、議員がおっしゃっている部分は、疑いがある、症状が出ていない人もいるので、そういう施設に関しては、もしできるのであれば、そういう抗体検査を行えるのであれば行ったほうがいいのではないかということに関して、その部分については十分私どもも検討させていただきたいというふうにして、今後どう対応するか、前向きに考えていきたいというふうに思いますので、御理解いただきたいというふうに思います。

町の答え 学校教育課長 北村公志(学校教育課長は2020年12月まで)

GIGAスクール構想による遠隔授業についてでございますが、休校措置に伴う遠隔授業であれば、体育とかは無理かもしれませんけれども、基本的に小学校5教科、中学校9教科、全ての授業に関してやれるものはやっていきたいと考えております。文部科学省で示されております標準授業時間につきましても、各教科ごとに分かれておりますので、それをクリアできるように、全部できる科目は全てやっていきたいと考えております。ただ、通常の学級のように、1学級について1人先生が必要ではなくなりますので、各学年で1人、オンラインで授業をやるのか、学校ということにはなりませんで、各学年で誰か代表の先生がオンライン授業を配信して、それを各生徒が自宅で受けるという形になる想定でございます。以上でございます。

町の答え 教育長 與田敏樹(教育長は2024年9月まで)

何点か御答弁をさせていただきたいと思います。まず最初の再質問で、作品展示ということでおっしゃいましたけれども、正確には作品展示等ということで、「等」が入っております。ここにこだわるのは、基本的には今までのような学習発表会だとか学芸会だとか学校祭は、これは難しいです、できませんよと、密状態になりますので。ただ、子供たちが発表する場面については、これは学習上、非常に効果があることなので、何かやっぱり学校としてはやりたいし、やってほしいということで、これをホームページにアップした段階では、それ以上のことを言える状況ではなかったので、作品展示、余韻を持たせて「等」ということを表現をさせていただきました。ただ、ここは、今の段階ですと、合唱につきましても、一方向を向いて距離感を保てばやってもいいですよということにも変わってきていますので、少し発表の内容については、作品展示から、もう少し子供たちのふだんの取り組みが見せられるような状況になっていくのかなと。ただ、学校規模によっては、それが保護者が入れるのか、子供たちだけになるのかというのは、それはいろいろあると思いますけれども、いずれにしても、「等」がついているということで訂正をしたいというふうに思います。それから、宿泊研修についても、これは日帰りだけではなくて、延期、もしくは日帰りということ。延期で宿泊ができるかどうかというのは、まだ今の状況でも非常に難しい状態ですけれども、ただ、これも子供たちの指導上、非常に効果のあることなので、何とかそこは模索をしていきたいということで、日帰りに全て決めたという考え方はまだとっておりません。それから、GIGAなのですけれども、これ、田村議員のおっしゃっているイメージが湧かないというのは、私自身も含めて、まだ多くの方々がイメージがわかないのだと思います。これはこれから取り組みをしながらイメージをつくっていく、そのために先生方に委員会をつくっていただ- 32 -いて、具体的な議論をしていただいている。それの、道南で言えば先駆的な役割をしているのが附属なものですから、附属の先生に来ていただいて、いろいろな紹介をさせていただいているということなので、それは全てにおいて附属のやり方がうちでできるかどうかというのは、これは違うと思います。やっぱり学校の規模だとかいろいろなことがありますので、それらを勉強しながら、タブレットがそろった段階ではスタートラインにつけて、さあやれるぞという状況には持っていきたいと。ただ、これは休校になったときだけではなくて、日常的にも1人に1台タブレットが当たりますから、日常的にも使うという形になります。だから日常的に使いこなせないで、ことが起こったときに、家庭で使えるかといえば、そういうふうになりませんので、やはり日常的にしっかりと子供たちにタブレットになじんでいただく。今は1人に1台、全く当たっていませんので、それを1人に1台与えることによって大きな進歩を遂げるのだろうと思います。その進歩の延長線上に、家庭におけるオンライン学習というのがあると思いますので、その辺は、これは大きなお金をかけるわけですから、しっかりと子供たちに学力がつくような状況の使い方をしていきたい。そういう意味では、議員の皆さん方が、いろいろなやり方が分からないとかイメージが湧かないというようなことがあると思います。その辺については、これからも機会があるたびに御説明をして、理解を得ながらやっていきたいというふうに思っておりますので、ぜひよろしくお願いをしたいなと思います。以上でございます。

議員の質問 5番 田村敏郎

先ほどの答弁の中で、抗体検査の関係ですけれども、これは全員というのはどういう意味で言われたか分からないですけれども、私が言いたかったのは、その施設、施設の従事者の全員という意味ですから。というのは何かというと、やはり総体的に考えると、そういうことをすることによって、その施設の崩壊を招かない対応ができるのではないか。そういう意味で、入っている人だとか通所してくるという、そういう方ではなくて、そこで働く人の抗体検査をしっかりやることがやっぱり必要でないですかということですので、そこら辺、もう一度、認識のほうをお願いしたいと思います。それから、丁寧な御説明がありましたけれども、単純にお答え願いたいのは、今、GIGAの説明の中で、自宅で子供たちが、いつ、いつというのは時です。土、日だとか、晩、6時からとか、それは自由に使えるように子供たちを指導するという話なのか、そこら辺、ちょっと私も理解できないのですけれども、要するに1人1台のパソコンを子供たちに渡した場合に、自宅で子供たちがいつやるのか。これは子供たちの自由意思でできるのか、あるいは決まった時間にやるのか、そこのところだけちょっと教えてください。

町の答え 民生部長 杉原太

抗体検査につきましては、次にそういうことが起きないように、事前に施設の事業に対してできるようにということで、前向きに検討していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

町の答え 学校教育課長 北村公志(学校教育課長は2020年12月まで)

GIGAスクールに伴うパソコン、タブレットの導入についてでございますが、基本的には、最初は学校備品としての取り扱いになりますので、学校の授業中にそれを使っていろいろ授業をやっていただくと。それを自宅に持って帰ることは、基本的に何もない状態では想定してございません。ただ、万が一、コロナに係る休校等が出た場合には、学校備品ですので、それを児童生徒に貸与して、自宅に持って帰っていただくと。通常の学校の授業で慣れ親しんで使えるようになっていただいた上で、休校中の家庭での授業を想定しております。以上でございます。

議員の質問 5番 田村敏郎

最後に町長にちょっとお伺いしたいと思いますけれども、今、ニュースなどで出ておりますけれども、ネットなどにおける誹謗中傷の問題であります。このコロナの問題でも、医療関係者、介護施設、あるいは福祉施設、- 33 -こういった従事者、あるいはスーパー、こういうところで働いている人方は、やはり感染させたらということで、今いろいろと対応策はしていますけれども、やはり人と人との接触の中で、やはりいろいろなそういう話が聞こえてきます。そして、私も誹謗中傷を受けましたし、無言電話だとか、あるいは電話で一方的に言われて切られるとか、そういったような問題がありまして、私自身も非常に心に傷がつきますし、まして家族、そしてこれから恐れられているのは、子供たちに万が一感染した場合の、こういう誹謗中傷等、こういったものをさせない、ましてや町民に対してそういう誹謗中傷の加害者にならない、こういう啓発運動といいますか、広報等でやはり誹謗中傷すべきでないとか、あるいは誹謗中傷は町民にさせないとか、そういう何か強い町としての考え方がお持ちでないかどうかお聞きしたいと思います。

町の答え 町長 中宮安一(町長は2021年12月まで)

コロナの関係は、収束したわけではありません。まだ北海道内にコロナウイルスはたくさんおります。ですから、いつ自分がなるか分からないのです。ですから、この誹謗中傷している方々も、明日は我が身なのですね、実は。ですから、そういったことも含めて、明日は我が身なのだぞということも含めて、決してこの誹謗中傷をしないような、そういうメッセージを私のほうから、ホームページなのか、あるいはいろいろな形で発信をして、七飯町においてはそういう社会にならないような、そういうことをしっかりやっていきたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。以上でございます。

議員の質問 5番 田村敏郎

終わります。

出典:七飯町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月9日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる