松前町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月6日
剥離崩落した白神覆道と松前半島道路の現状と今後は?
- 聞いた人
- 斉藤勝 議員
- 答えた人
- 町長 石山英雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 10番 斉藤勝
私の通告した表題は、書いてあるとおりでありますのでご理解をお願いしたいと思います。まず第1に、白神の覆道のコンクリートの天井が剥離、落下したということであります。これによって通行止めになって、町民は大変迷惑したということでありまして、この管理というのは国でありますので、函館開発建設部には厳しく申し入れをしたと思いますけれども、あすこの地域は少し波が高くなると通行止め、崖から岩や石が落ちれば通行止め。この40年ぐらいの間で、30数回も通行止めになってることはご承知のとおりですけども、覆道のコンクリートが落下したというのは初めてです。波が高い、崖から岩や石が落ちるというのは自然災害と、こう言われます。しかし、コンクリートが落下するなんていうのは、正に人災です。人がつくったものが落下するわけですから。特にあの覆道は、夏の間はあの部分から水滴が落ちていました。冬になればツララになっておりました。私は何度も確認しておりますので、町長もそこは理解しているものと思います。通行止め、何よりも町民に迷惑とか負担になるわけです。仮に隣にいる沼山さんが救急車が必要だと。こうなれば、150キロ近い遠回りをしなければ木古内まで行かないと、こういう事態になるわけです。この事態を捉えて、救急車の搬送は一番大事だと思うもんですから、この点について、どんな開発建設部と意見を交換してるのか、お答え下さい。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
先般発生致しました、白神の国道、白神覆道の天井の落剥というふうなことご指摘を受けました。発生後に開発建設部とどのような話をされたのかというふうな質問だというふうに思います。7月の17日に発生したものでありまして、約1日全面通行止めになったというふうなことでありまして、応急措置として、剥離防止シートを貼ったようであります。その後、8月の2日から復旧工事が始まりまして、私自身も現場を確認してきたところでございます。その後、8月の6日、函館建設部の次長の来町を受けまして、事故の内容や工事予定の説明、お詫びを兼ねて受けたところであります。また、この剥落による人身や車両に係る事故はなかったとの報告を受けたものであります。その席で私は、議員おっしゃるように設計上の問題というふうに捉えるんであれば、これは人災ですよねというふうな話もさせていただきました。今回の剥離箇所以外の道路も覆道もトンネルもありますので、今回以外の部分からの再発を防ぐためにも、安全点検をきちんとやっていただきたいというふうな旨のお願いをしているところであります。それから、いずれに致しましても、早い、片側通行でも構いませんから、早い復旧をお願いしますというふうなお願いをさせていただいたところであります。
議員の質問 10番 斉藤勝
今、町長から答弁ありましたけれども、この片側通行も結構通行する人は不便であります。更にこのトンネルのコンクリートが落ちたという時に車が通ってなくて良かった、人が通ってなくて良かったと思います。ぞっとしますよね、もし車が通っていたらということになる。それで、このコンクリートの崩落は、直ちに通行止めになったんですが、その第1号が、町長の前任の町長である前田一男さんが第1号で通行止めにあったそうです。片側通行はいつ頃解消されるのか、具体的に建設部とも話してると思いますので、いつ頃までに、例えば冬になればまた大変だなと思いますのでね、できたら雪が降る前にですね、片側通行解除できるように要請すべきだと思いますし、この内容について、答弁をお願いします。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
復旧の目処を含めました工事の内容を申し上げさせていただきたいというふうに思います。白神覆道の延長は68メートルございます。このうち剥落した箇所を優先的に現在も16メーターの区間が剥落してるんでありますが、現在その復旧工事を片側通行の状況の中で16メートルの区間を随時整備をしているところであります。吹付工法による復旧工事を8月の2日から今のところ、私どもに開発から説明いただいている部分につきましては、最短で10月の18日までの73日間で16メートルの部分の区間の復旧はさせたいというふうなことであります。しかしながら、剥落してない箇所もあります。それが残りが52メーターになるわけでありますけども、そこの部分も、きちんと対応をしたいというふうな話をいただいております。町民の皆さんには長い時間、不便かけるような状況が想定されて、大変申し訳ないんでありますが、残りの52メートルの部分については、令和3年度末までの工期というふうにおっしゃっておりました。工期は令和3年の3月末ですよと。しかしながら、早急に復旧できるようにお願いしたいというふうなことを、重ねて開発の方にはお願いをしているところであります。
議員の質問 10番 斉藤勝
10月の20日前後には片側通行解消するという回答得てるということでございますので、了解をします。私、この7月18日の新聞報道で、白神のトンネルと言わないで覆道っていう報道されてあったもんですから、この違いを調べてみたら、灯りがとれるところは覆道で、中ずっと電気通ってるところがトンネルだと、こういう定義があるんだそうです。この件に関しては、私はいち早くですね、工期は今年度いっぱいだけども、何月何日頃には片側通行が解消できますよということを、町民に町の広報やら何やらで、やっぱり知らせるべきでないかと。我々議員だけが知ってればいいというものではありませんので、この点の配慮が必要でないかと思いますので、この点をご答弁願います。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
正しくご指摘のとおりであります。そのように町民の皆さんには、早め早めの情報を提供してまいりたいというふうに思いますので、ご理解を賜りたいと思います。
議員の質問 10番 斉藤勝
1番目の問題は、それで了とします。2番目の問題については、確認ですけれども、この国鉄松前線が廃止されて、程なく国の偉い人の方から高速道路直ちにやりますというような答えをもらったっていうような、私はことを聞いておりますので、この高規格道路について、かつてこの計画はなくなると。現道の228号線を拡幅して工事をやりますということは、副町長から私は聞いておりますので、私ら全部聞いてますので、これも本当にそういう経緯があったのかどうかということも、副町長から答弁もらいたいと思います。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
2問目に入りたいというふうに思います。地域高規格道路に認定されていた松前半島道路が、国の方針により、国道228号線を拡幅整備し、半島道路は計画が廃止する案が示された、これが事実かというふうなお尋ねでございます。半島道路の構想につきましては、正しく斉藤議員おっしゃるように、国鉄松前線が廃止する代替案として示されたものであります。当時はきちんと関連、関係する4町で建設促進の期成会を立ち上げて、国への陳情をしてきたところでありますが、いつの段階か確認できないんですが、ちょっと4町の足並みが揃わなくなった時期があったというふうなことを聞いております。そういうことがありまして、少し、少しって大分長い間に頓挫してたような、中止してたような状況が続いていたようであります。お尋ねの半島道路が国の方針によりまして、計画から廃止する案が示されたのかというふうなことであります。これをちょっと説明させていただきたいというふうに思います。国が方針の変更をしまして、松前半島道路を計画から除外し、国道の拡幅整備に切り替えたということでの、今お尋ねだったというふうに思いますが、整備に切り替えたというふうなことではなくて、以前の広域道路整備基本計画にある広域道路の定義が、高規格幹線道路の他は、交流促進型と地域形成型の二つで、そのうち交流促進型の中から地域高規格道路を指定するとされていたけども、新広域道路交通計画における広域道路の定義は、高規格幹線道路の他は、特定広域道路と一般広域道路に分類を変えたことで、要件も変化して、松前半島道路を要件に照らし合わせると、一般広域道路に分類されてしまいまして、一般広域道路では、自動車専用道路ができなくなるというふうな、そういうこと、事実上松前半島道路の車専用道路、いわゆる高速、高規格、高速化、高規格化が図れないという事態がありました。本当に言葉で繋げると大変煩雑な表現になるんでありますけども、議員お尋ねのように松前半島道路の高速化、いわゆる高規格化が図れないという実態が、実は昨年度にあったところであります。
議員の質問 10番 斉藤勝
我々が控え室でこの構想がなくなりましたということは、副町長からの説明で知らされたわけでありまして、30数年にわたる松前半島道路の早期整備を陳情したり、要望したり繰り返してきた我々としてはですよ、納得できないという思いでありまして、様々な手法を使って、あるいは国を動かすためのいろんなことを考えながら、町内の有志で何としても半島道路を整備してほしいということを要望してまいりました。この結果、地域高規格道路の松前半島は整備しますという方向に変わってきたのも事実だというふうに受け止めておりますけれども、町内の有志が中心になって整備していこうという組織もできたやに聞いておりますし、このコロナの収束後でよろしいですから、やっぱり国や函館開発建設部、北海道も含めてですけども、役所と町民が一緒になって、大きい住民運動に発展さして、要望活動を続けて行くことが最も大事だと思いますので、この点の町長の見解をお願いします。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
先ほどの答弁でも申し上げましたけども、昨年開発から示された案によりますと、事実上高速道路、高規格道路は難しいということになって、西南4町、木古内、知内、福島、松前、半島道路に関わる西南4町として、どうするかまで開発から判断を求められたのが昨年であります。令和2年の、昨年の8月19日に西南4町の町長らとも協議して、本当にこう苦渋の決断として、限りなく地域高規格道路に近い道路整備を要望するとまで話を進めたところでありますが、私自身は現道を、現国道を、実を取るって言いますか、半島道路と現道の天秤にかけたらどっちとるんですかという判断をされたところであります。本当に苦渋の判断と致しまして、4町は防災事業での現道の改良というふうな形で、一応話の方向が確認されました。しかも、将来バイパスとかいろんな方法で木古内、知内の部分もカバーできるよねというふうな、細かい話まで検討させていただきました。苦渋の決断というふうなことで、現道防災事業を選択したところであります。その後に、今議員おっしゃるように、8月の25日、議会の全体協議会におきまして、皆様に苦慮の状況を説明させていただいたところは、議員ご指摘のとおりでございます。
議員の質問 10番 斉藤勝
経緯としてはよくわかりましたけれども、これで松前半島道路、地域高規格道路ってかつては言いましたけれども、現状は地域高規格と、地域という字が抜けて高規格道路になっているんだということも伺っておりますので、この点も事実かどうか、お知らせ願いたい。この道路の建設には、四つの段階は段階があるんだと。最初は候補路線、計画路線、それから調査路線、調査区間って言うんですか、それから整備区間。現実は、今もう整備区間に入ったんだろう、調査区間に入ってると。もう整備区間に入る寸前だというふうにも承知をしておりますけれども、この整備区間に入らなければ着手できないんです、工事にね。国の方の考え方がそのようでありますので、この整備区間に向ける、やっぱりさっきも言いましたように、住民との一体の行動が必要だというふうに思います。今、この道路の建設促進の民間の団体もできておりますので、この人達と力を合わせて、やっぱり徹底した陳情していくということが必要だと思います。更に、コロナの感染が終わった段階では、国へも道へも建設部にも働きかけると。時には、この組織の代表の人方に、旅費負担してまで運動を展開していくべき、いうふうに私は思っております。地域という名前が消えたのは事実かどうか。あるいは、住民運動するのに旅費でも何でも、バックアップしてでも続けていく、徹底してやっていくっていう決意がお有りなのかどうか、ご答弁をお願い致します。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
この事故が発生して以来、たまたま参議院の横山信一復興副大臣が松前の現地を視察に来ていただきました。その際に、現状を見ていただきまして、そして私どもの考えを復興大臣にお伝えしたところであります。復興副大臣も実情は十分ご理解されていたようでありまして、私どもの力になってもらえるというふうに、私は町長として認識をしているところであります。それで、いずれに致しましても、この新しい、新広域道路計画につきましては、本当に昨年は1年振り回されたような状態だったんでありますが、9月以降にぱったり話がなくなりまして、それから、北海道における計画の策定も進捗が見られなくて、町と致しましても大変気にしていたんですが、11月の9日、昨年の11月9日に函館開建の次長が来町致しまして、令和3年度予算と新広域道路交通計画について、その内容の説明がありました。その内容では、新しい計画で予定された広域道路の定義ががらっと変わりました。元に戻りましたとの報告を受けたところであります。新しい計画上、松前半島道路は、高規格道路の分類の調査中路線扱いで計画に搭載される予定であると言われたところであります。それを受けまして、令和3年の4月、策定された新しい計画における新たな広域道路ネットワークの図面には、高規格道路と一般広域道路を明示しているが、松前半島道路は、高規格道路の調査中として掲載をされているところであります。なぜそのように急に考え方が変わったのか、その理由を尋ねましたけども、私どもが納得できるような説明はいただけませんでした。推測するにあたりまして、全国で災害が発生、多発して、国道の寸断等々、長引く通行止めなどが発生しております。元々あった基本戦略の、国の基本戦略であります、防災減災国土強靭化に向けた道路対策が重視されたものと思っているところであります。議員からもありました、何回も白神の国道は通行止めがあります。開発の内部では、開発の道路ですから、国の道路ですから、当然開発は防災道路における調査も進んでいるようでありますし、一方では半島道路に係る調査も進んでるというふうな状況を聞いているところであります。
議員の質問 10番 斉藤勝
地域という文字は、もうなくなったという受け止め方をしていいんですか、地域高規格道路松前半島道路であったんですよね、元々。この地域が抜けて高速道路で整備しますという受け止め方をしていいのか、その辺はまず、そのとおりでございますという答弁いただければと思います。更に、波が高い、石が落ちたというだけではなくてですね、もう地震があって津波がくれば、松前から木古内までの低地にある地域はほとんど津波に襲われてしまうと思うんですよ。ですから、民間サイドでも、他の3町に働きかけて何とかつくって行きたいっていう方向になってるようですので、行政としても、やっぱり4人の首長が歩調を合わせて、陳情なり要望なりを行動して行くべきだと思います。この2点、答弁してください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
先ほど、答弁漏れ致しました。まずもって、高規格道路と新たな計画における広域道路ネットワークの図、図面によりますと、高規格道路と一般広域道路というふうに明示されておりますので、地域は削除されているというふうに認識しております。先ほど、私どもとすれば、この道路ネットワークの強靭化によりまして、ダブルネットワーク化を図るためにも、半島道路の高規格、大変重要であります。また一方で、町民の安心と安全を早期に確保するための防災道路、先ほど申しましたけども、これは国の管理する開発での防災道路も重要であります。どっちに致しましても早期着工と安全、交通の確保を念頭に、函館開建と共に十分に協議しながら検討していきたいなと思っております。それから、当町で新しく組織されました、経済団体で組織されました部分についての経緯経過につきましては、先般の渡島広域西部の定例議会の際に、参与、それと幹事の、4町の参与、幹事の皆さんに松前町の経済団体が設立した経緯は、こういう経緯、こういう内容でございますというふうなことで、私どもと一緒に行動できるような、私どもの応援をしていただけるような組織が立ち上がりましたというふうな報告を、各町の参与、幹事の皆さん、町長、副町長でありますが、それを報告をさせていただいたところであります。いずれにしても、そういう期成会が立ち上がりました。これからも年数、時間かかると思いますけども、国、道に対しまして、一緒に要望していけるような体制づくりを強化していきたいというふうに思います。
議員の質問 10番 斉藤勝
今まで前向きな答弁もらいました。ただ、やっぱり経緯って言いますかね、ここまでの経緯っていうものは、やっぱり町民に広く知らせる必要が私はあると思うんです。行政と議会だけが知ってればいいというものではなくてですね、やっぱりこういう事故がありました、こういうふうに片側道路はこうなります、半島道路はこうなりましたというぐらいのですね、説明は何としても必要だというふうに思いますのでね、今一度答弁をお願いしたいと思います。更に、一言申し上げれば、議長には20分で終われと言われてますので、30分過ぎましたので、これで質問終わりますけども、ご答弁ください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
本当にご指摘されたとおりであります。救急、更にはライフラインのゴミの収集運搬のこともあります。町民の皆さんには不便は、復旧するまで不便はかけますけども、適宜の情報提供については、丁寧にさせていただきたいなというふうに思います。以上でございます。