みんなの議会

松前町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月11日

災害に対応すべき新庁舎建設の考えは?(このままの庁舎では危ない!)

聞いた人
近江武 議員
答えた人
町長 石山英雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 近江武

次に、災害に対応すべき新庁舎の考えは。副題として、このままの庁舎では危ない!について、町長にお尋ねしたいと思います。今のね、松前町の財政運用を考えた場合、これからお城もつくらなきゃならない、あるいは病院も直さなければならない、そして、松前中学校の起債の償還もしなければならない。そういう財政面を考えた場合に、新しい庁舎の建築についての質問はね、タブーでないかというふうに私自身も思っているんですよ。しかしながら、あえてお尋ねしたいと思います。8年前の3月11日、私が町会議員に出ますよということで各方面にあいさつ回りなりしておりましたところ、テレビで見た東日本大震災での宮城県の南三陸町の庁舎の惨状がね、今でも脳裏から離れないんです。町民8千人が津波で犠牲になりました。防災無線で、瀬戸際まで住民に避難を呼びかけていた若い職員の尊い命が犠牲となりました。あの瓦礫の山と化した庁舎を見ましてですね、大変なショックを受けたことを覚えております。また、近年、異常気象により各地で災害や、大雨で河川の氾濫、河川の決壊、大変な東北地方に被害をもたらしております。宮城県丸森町では、庁舎が浸水して、孤立した姿がテレビで映し出されています。松前町役場の庁舎は、ハザードマップ、耐震基準においても問題視されているんです。特に津波の場合、また洪水、雨降って崖崩れ、川の氾濫、身動きがとれない状況です。それを考えた場合ね。町民の命や安全、安心を守るための司令塔がね、地震、津波や土砂崩れ、河川の氾濫などが及ぶ位置に存在する今の松前町役場の庁舎を、どのように考えているのか、お尋ねしたいと思います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

今般の台風19号の大雨で、姉妹都市の締結をしております福島県の伊達市、大きな被害になっているところは、議員皆さんもご承知のことだというふうに思っております。本当に見舞金を伊達市の方に持参して、被災の現場を見てきましたけども、本当に想定を超えるような被害でありました。伊達の市長さんにおかれましては、伊達市の時間が進まないというふうに、涙目にしながら今現在、復興にあたっての指揮先頭に立っている市長が、そのようなことをおっしゃっておりました。本当に、幸いにも松前、大きな災害なかった一年でありました。安堵はしておりますけども、本当にあの現状を見ますと、一日も早い復旧、復興を心から念じたいなというふうに思っているところであります。今、議員から役場庁舎の関係、ご指摘のとおりでありまして、平成30年の第1回の定例会におきましても、沼山議員からも同じような質問いただいているところであります。本当にこのままの庁舎では危ない現状は、十分理解しているつもりであります。何かいい考えがあればですね、いろいろ国の方も減災、防災で起債の関係、有利な起債もありますよというふうな情報、職員みんな論じているわけでありますが、今の現状の財政状況を考えた場合に、まだ優先する箇所があるというふうなことの認識をしておりますので、現状は十分理解しますが、そういうふうな財政的な町の状況であるということも、議員にはご理解いただければなというふうに思っております。

議員の質問 6番 近江武

やはり、財政の問題が大きく躊躇しているという考え方でございます。町長、防災上でね、新庁舎の建設については、北海道では浜中町、小清水町、ニセコ町、新得町、芽室町、美幌町、岩見沢市、神恵内村、かなりあるんです。全国においてもかなり市町村が、新庁舎に向けた考え方をしてるんですね。新庁舎建設基本構想、あるいは計画、住民の意見を聞くパブリックコメント、これを各自治体がもう既に始めてるんですよ。松前町においてもですね、やっぱり必要があると思いますがね、いかがでしょうか。もしも、さっき述べたように財政運営の懸念でもって、躊躇されているのでしたら、総務省が市町村役場機能緊急保全事業を活用した庁舎の建て替えについての基本的な考え方を示しております。また、自治体施設インフラ老朽化対策、防災対策のための地方債活用の手引き、あるいは庁舎機能想定規模延べ床面積等により、起債対象事業算定基準などを示しているんですよ。これらの補助事業を、補助を対象としたならばね、今、言われるように町民に重荷にならないような財政運営が可能になると思いますし、これから先ほど申し上げましたパブリックコメント、各町民からね、庁舎の場所、庁舎の建て替えに対するいろんな意見を集めてですね、もっともっと経済負担のならないような考え方も、皆さん町民の方がお持ちしてる思うんですよ。その辺についても、私は基本的にやっておくべきだというふうに思いますが、町長いかがですか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

庁舎の建設につきましては、総合計画にも位置付けをされているところであります。その時期が、建設の時期が来るとするのであれば、議員おっしゃるようにパブリックコメントなども町民の皆さんから、いろんな意見を聞くことになるんだなというふうに思っておりますし、職員共々、議員ご指摘の総務省からの財政支援のお話、起債の関係も職員も十分承知しているところであります。本当に必要性は十分認識しているものの、まだまだ優先課題があるんだというふうなことであります。生活基盤と生命、財産を守る、安全な、安心なまちづくりのためには、本当に災害に強いまちづくりを目指すためには、議員おっしゃるように、きちんとした庁舎が必要だなというふうな認識はしているところでありますが、中期的な財政状況の推移を見ながら進めてまいりたいというふうに思っております。ここの部分につきましても、職員もきちんと勉強している状況はぜひご理解いただきたいというふうに思います。

議員の質問 6番 近江武

認識はしているけどもというお話です。役場庁舎の職員は、100名ほどおります。あるいは、来庁者の数を考えれば、まだまだ多くなるんですよ。この危険伴う庁舎の中で仕事をしてるんです。財政が伴うまでですね、待てるような状況でないと私は思うんですよ。基本構想なり、計画なり、あるいはパブリックコメントなりをね、やっぱり先行してものの考え方をしていかないと、私はいけないと思うんですよ、町長。皆さんの命がかかってるんです。それだけ、危険な庁舎なんですよ。いつ、いかなる時にどんな災害に見舞われるかわかりません。ですから、その辺を十分にもっとスピーディーに、基本構想なり、だけでもやっぱり考えておく必要性があるんじゃないでしょうか、と私思います。私の役場の庁舎に対する考え方はですね、職員や来庁者の命を守るためではなく、被災直後からの素早く復旧対応にあたり、町民の普段の生活を一刻も早く取り戻すためには、支援復旧活動するための人と物を備え、被害者や支援の情報を整理、集約する場所となるのが庁舎の大切な役割だと考えます。町民の安心安全を守り、町民が利用しやすいまちづくりの拠点、それが庁舎の重要な役割だろうと考えますので、町長の考え方、いかがですか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

本当に議員おっしゃるように、庁舎の役割は、正しくそのとおりだなというふうに思っているところであります。必要性は十分認識していることもご理解いただければと思います。繰り返しになりますけども、必要性は本当に認識しているところであります。財政状況の推移を見ながら、準備できるものはしていきたい、対策とれるものは対応していきたいというふうに思ってますので、ご理解いただきたいというふうに思います。

議員の質問 6番 近江武

町長の考え方、よくわかりました。しかしながら、やっぱり前向きにね、捉えてほしいなということを希望しまして、私の一般質問終わります。ありがとうございました。

出典:松前町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月11日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる