松前町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月11日
石山町長3選への出馬を問う(産業の底上げが必至である)
- 聞いた人
- 近江武 議員
- 答えた人
- 町長 石山英雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 近江武
おはようございます。3期目も、決意は何ら変わりなし、一意専心ふるさとのために、3期目も、決意は何ら変わりなし、一意専心ふるさとのために。今年6月議員の選挙がありまして無投票ではありましたけども、当選させていただきました。当選の際、皆さんの万歳の声の中で、私は町民のために、松前町のために公僕としてなお一層精進をしなければならないとの心境をしたためて詠んだ歌であります。今、町内の皆さんから、石山町長は町長選に出るのか、出ないのかとの声が多数聞こえてまいっております。町民の皆さんの関心事は、もう来年の町長選に及んでいるなという関心の高まりを感じております。その意味においては、ちょうどタイムリーな一般質かと思いますので、町長の存念をお尋ねしたいと思います。4年前、病院問題の渦中、激しい選挙戦で町民の信任を得られて、就任されて間もなく、その2期目の抱負を尋ねられました。町長は、土台をつくり上げなければならないというような抱負を述べてございます。2期8年の成果をどのように捉えているのか、そして、3期に向けての表明はどうなのか。まず、お聞かせいただきたいと思います。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
近江議員から一般質問をいただきました。町長に就任致しまして、1期と3年8ヶ月、残り4ヶ月というふうな状況になってきているところであります。この2期8年の中で、町民の皆さん、更には議会の皆さんのご理解をいただきながら、町政の運営をさせていただいたところであります。特に選挙の公約でも申しておりますように、産業基盤の底上げを訴えて町政の運営をしてきたところであります。例えば、漁船漁業の支援事業、更には商工事業者や経営改善等の支援事業、スルメイカ加工雇用確保、更には地域材で育てる住宅支援、優良繁殖牛の購入、更には肉牛改良センターの建設、現在も進んでいるところであります。加えて、松前町の空き家除却の支援を行ってきたところであります。いろいろな分野、産業の裾野、本当にこう広いわけでありまして、結果として力不足の点もあった、不十分な点もあったと思いますし、更には、今後検討、検証しなければならない状況もあるというふうに認識しているところであります。水産業における環境、マグロの漁獲規制、更にはイカ漁の不振、それから、全ての産業に共通しておりますが、後継者の育成等々、大きな課題を抱えております。商工業、更には観光業、林業、畜産業、水産加工業、建築業、土木業、町の経済を支える産業の裾野は大変広いというふうに痛感しているところであります。予算編成にあたっては、バランスの良い、バランスのとれた予算配分には十分配慮してまいったつもりであります。経済の、町内の経済は確実に動いてるというふうにも思っておりますし、今後も経済を押し上げる対策を講じなければならないというふうに思っております。令和元年の第3回定例会終了から、いろいろ考えてまいりました。町民の、先ほど行政報告でも申し上げましたが、町民の皆さんの信頼を失墜する案件が続いておりまして、責任を感じているところであります。誠意を持って信頼の回復に努めたいというふうに思っているところであります。松前町の課題、懸案事項の早期の解決、達成に道筋を付けるために、3期目に挑戦をしたいというふうに考えております。継続が松前町の力になるようにとの思いで、挑戦したいというふうに思っております。
議員の質問 6番 近江武
ただ今の町長の3期目に挑戦するんだと、その意欲が静かな中にも捉えることができました。町長がさっき申しましたように、松前町を取り巻く環境は大変厳しいものがあります。基幹産業、漁業、水産加工の後退、高齢化、人口減少等々が山積みしております。私は、平成28年4月3日にね、町長が当選した後に、報道陣に対して人口減少への対策が大事であると、歯止めをかけるには、産業の底上げが重要ですと。2期目で土台をつくりますというような抱負を述べておりまして、大変頼もしく感じていた次第です。先ほど町長が申しましたように、土台づくりのためにいろんな努力をして政策をしておりました。畜産業の後継を育てたいと、大枚な資金を投入して牛に、肉牛の改良センターの建設に着手しました。また、商工業において、経営改善などを支援し、観光においても外国人観光客に対応見据えたWi-Fiの設置や、道の駅の展望テラスの増設、子どもの誕生お祝い金、コミュニティ助成金、松前中学校の建設、人工芝の造成、また、病院においても医師の確保など、大変だったろうなというふうに思っています。漁業においても、町長は水産センターの建設、漁船漁業支援対策、スルメ加工雇用確保緊急対策、コンブ、ナマコ生産拡大を目指した増殖振興や、港を利用したホッケの蓄養など、いろんな漁業振興に力を入れてきました。しかしながら、松前町の基幹産業である水産業を取り巻く環境が極めて厳しい現況にあります。以前私は、宗谷管内の猿払村の話をしました。村の当時の村長が、村の大半を投入してホッケの、ホタテの稚貝放流を行って、その成果を今見て、猿払村は日本一のホタテの生産地となって、漁業後継者、大変な賑わいを見せております。それを目前にして、やはり人口に歯止めをかけるには、地域の産業の活性化が欠かせないと、その決意は、私の思いは変わりません。水産業、特に漁業の底上げ、また、松前町の漁業の根幹をなす漁業協同組合の経営がぐらついてきております。町長は、どのように捉えて、どのように進めてまいるのか、お伺いしたいと思います。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
近江議員の質問にもありました、大変、水産業厳しい現状であります。先ほども申し述べましたけども、想定のしなかったようなマグロの漁獲規制によりまして、組合の経営も大変厳しい状況になってきてるところであります。しかしながら、町内の経済を見た場合に、水産業の振興が、いろんな部分に影響が出てきているのも事実でありますので、何としても足腰の強い水産業を構築が喫緊の課題だというふうに思っているところでありますので、引き続き、漁業者の意見を聞きながら、基幹産業であります強い水産業の確立ができればなというふうに思っているところであります。更には、漁業協同組合の話、経営のお話がございました。5単協が合併した際には、13億5千万の繰越欠損金を抱えた中で、組合も、組合員も、自ら大変な苦労をしてきたところであります。出資金の減資等々、本当に苦労されて今まできたところであります。更には、系統、経対協の今回組織の皆さんからも支援の要請をいただいたところでありまして、やっぱりこれからの松前町のさくら漁業協同組合は、今まで同様に系統各連と連携を密にして、水産を振興していく立場であるというふうに思っておりますし、町長としてはしっかりと組合と話し合いをしながら、足腰の強い漁業協同組合があって、はじめて水産振興の強化が図られるというふうな思いで、これからも漁業協同組合と話し合いをしてまいりますし、水産業の振興に努力をしてまいりたいというふうに思っているところであります。
議員の質問 6番 近江武
今の町長のお話を聞いております。そうしてですね、やはり水産業の復興に力を入れなければね、松前町の漁業消えるんですよ。そして、漁業協同組合がぐらついてですね、経営ができなくなった場合ね、海があっても漁師の方は漁に出られないことになるんです。それはなぜかというと、漁業協同組合に漁業協同権、漁業権、あるいはマグロ承認漁業権、いろんな漁業権がね、組合に与えられていることになります。仮に、何らかの形でもってなくなった場合ね、海があってもただ自由漁業、一本釣り漁業だけなんです。海、宝、山、宝なんです。ですから、そういうなことがないようにね、やっぱり心を込めてね、漁業協同組合の再建なり、漁業者のためにね、私は大きな政策を転換するべきだと思っております。今まで、平成19年に再建計画を立てました。その時に、まず職員6人の首を切りました。そして、組合に対して出資金の圧縮をしました。圧縮というのは、出資金が400万ありましたら、半分は組合再建のためにあたりますよと。今、松前さくら組合は、日本一高い手数料と付加金、組合に負わせています。また、職員も過去何十年も給料も上げないで、そういうような労働条件の中で歩んでいるんです。私自身はね、あの19年の繰り返しはしたくないなと思ってます。出資金というのはですね、組合員が老後、漁に出れなくなって、組合を辞めた場合に一般サラリーマンが退職金が出るように、退職金の意味合いでもって出資金をコツコツコツコツと積み立てさせたという意味合いもあります。何よりも松前町に漁業を消滅させてほしくない、町長の政策を自信のある思い切った政策を期待しておりますので、その辺の考え方をもう一度聞かせていただきたいと思います。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
近江議員とは、同じような気持ちで、思いでいるところであります。本当に水産業の振興のためには、力強い、足腰の強い協同組合が必要だというふうに思っておりますし、先ほど申しましたように、現在の状況になっておりますが、この間、系統各連から大変なご支援、ご理解をいただいているところでもありますし、漁業協同組合と致しまして、これからも強い組合になるために、この系統各連との連携、信頼性の確立、いい関係づくりは、漁協として不可欠だというふうに思っておりますので、そういう思いで水産業の振興に新たな可能性があるのであれば、チャレンジしていきたいなというふうな思いをしているところでありますので、ご理解いただきたいなというふうに思っております。
議員の質問 6番 近江武
町長の思いも、私の思いも同じだと思うんですね。3期目も挑戦するということを聞いて安心しておりますけども、やはり、更なる町長のご検討を祈りまして、一つ目の質問を終わらせていただきます。