みんなの議会

松前町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月11日

新型コロナウイルス今後の感染防止対策

聞いた人
沼山雄平 議員
答えた人
町長 石山英雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 沼山雄平

それでは、通告に従いまして、新型コロナウイルス、今後の感染防止対策についてを質問させていただきます。昨年12月、中国武漢から感染が広がったとされる新型コロナウイルスは、驚くほど短期間で世界各地に感染が広がり、日本国内においても2月頃から全国へと感染が拡大することになりました。政府は、4月7日、7都道府県を対象に緊急事態宣言が発令され、同月16日には対象全国に拡大されております。5月25日には全国的に収束傾向にあることから、緊急事態を全面解除されたところであります。緊迫した医療現場で働く医療従事者の方々には、心から感謝申し上げたいと思います。緊急事態が全面解除されてからは、経済活動の段階的再開と、新しい生活様式新北海道スタイルでの感染防止と両立てで社会は少しずつ動き出したところであります。現状では、感染者数は抑えられているとはいえ、いつまた感染拡大が起こるかわからない状況にあると思われます。最新の医療研究の中にあっても、新型コロナウイルスの治療薬も決めてを欠いており、ワクチンも開発段階にあることから、今後は感染の第2波、第3波にどう備えるかが重要な課題と言われております。有効な治療薬、ワクチンの開発が待たれる今、検査体制の拡充が急がれることは明らかであります。さて、北海道では4月から5月にかけて、第2波と言われる感染が札幌市、石狩市などで多数発生しています。感染拡大の主な特徴として、医療機関や高齢者施設での感染が確認されております。加藤厚生労働大臣によると、5月10日時点で全国の新型コロナウイルスのクラスターについて、250件あるのではないかと述べられています。クラスターの生じている主な場所として、医療機関が85件、福祉施設が57件、飲食店23件挙げられております。更にその後も北海道、東京、北九州で医療機関のクラスター、院内感染が発生しております。このように、クラスター発生は医療機関が多く占めているわけでございます。したがって、ここが最重点機関であり、主戦場と捉えるのが自然のことではないかと思います。町長におかれましては、松前病院も公的医療機関として、こうした現実を重く受け止めるべきであると思われます。そこで伺いたいと思います。松前病院においても、未知のウイルスとの闘いであることから、その対応環境を整えるには、大変なご苦労があったと思われます。どんな対策の中でPCR検査、発熱接触者外来等に対応していたのか、PCR検査数も含めてお答えをいただきたいと思います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

沼山議員から、新型コロナウイルス今後の感染防止対策という表題の一般質問をいただきました。冒頭新型コロナウイルス感染症に日々ご奮闘いただいております山本病院事業管理者、八木田病院長始め、病院スタッフのご苦労に対しまして、心から感謝を申し上げているところであります。今後もきめの細かい利用の提供をいただき、町民の命と健康を守っていただきますように、更なるご尽力もお願いしているところあります。今、一般質問いただきました、八木田病院長の思いも加えながら答弁をさせていただきたいというふうに思っております。北海道で流行しつつありました、令和2年2月中旬以降、院内におきまして定期的に週1回、対策会議を開催して議論を重ねてまいりました。特に院内感染対策、病院でのクラスター発生対策に重きをおいて対応をしてきたところであります。具体的には、職員の自主的健康観察、マスク装着、手指衛生、これは手、指の衛生であります。体調不良時の忌憚ない報告、流行地への外出自粛を周知徹底し、また、病院入口に警告板設置、玄関と受付、再来機横に手指消毒用アルコールを設置し、入院患者様への原則面会禁止を行ってきたところであります。外来対応におきましては、厚生省が指示しておりました帰国者接触者相談センターへの相談基準に準じて、渡島保健所から最寄りの医療機関への受診を進められた患者様には、事前に病院へ電話していただいたうえで時間を調整して来院していただき、マスク着用、アルコール手指消毒を実施していただいた後に、発熱接触者外来として、同日使用していない耳鼻科診察室、もしくは眼科診察室で待機をしていただき、防護服を着用した医師、看護師が対応し、新型コロナウイルス感染症が疑われる場合は、渡島保健所に電話相談のうえで了解が得られた際に、検体の採取し、PCR検査を実施依頼をしている状況であります。6月8日現在で、新型コロナウイルス感染症疑いとして実施致しましたPCR検査は、16例ございますが、幸いいずれも陰性の結果でありました。なお、16例のうち、疑い症例として松前病院に入院を要した患者様は8例ありました。PCR検査のための検体採取から陰性結果判明までの48時間から72時間は、新型コロナウイルス感染症疑いの患者様として個室隔離、個人防護服着用での感染対策を徹底したうえで対応をしてまいったところでございます。

議員の質問 3番 沼山雄平

今、町長から答弁をいただいたわけでありますが、新型コロナウイルス発生以来、病院では緊迫の中で、非常に細やかな対策を講じてくださったと思っております。改めて、医療従事者の方々、またその従事者を支えるご家族の方々に対し、心から御礼申し上げたいと思います。どうか、これからも医療従事者の方々には力を貸していただきたいと思います。松前町は、これまで感染者が出なかったわけでありますが、全国的にも減少傾向にある今こそ、感染の次のために備えた体制を整えることが重要だと考えます。4月8日から始まった松前町新型コロナウイルス感染症対策本部会議は、5月26日まで6回開催されておりますが、全国のクラスター感染が、医療機関が最も多いということ報じられた以降も、5回目、6回目とも松前町の取り組みについて、医療機関や高齢者施設の対策等についての議題が見当たらなかったわけであります。他で協議があるかもしれませんが、目に見えるものがなかったわけです。続けて伺います。全国のクラスターが、医療機関で最も多く発生している、また院内感染も発生してるということ踏まえると、医療現場との緊密な連携こそ不可欠と思われます。医療環境のバックアップや、医療従事者の安全確保にも不安要素を見逃さず、一つ一つつぶしていく、町ができることは躊躇なく進める、そのことが体制の強化へと繋がると思われますが、町長はどのように考えておりますか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

緊急事態宣言など、状況が変わる都度に対策本部会議を重ねまして、6回を数えてきたところであります。国、北海道からの情報収集、町立松前病院と連携しながら、経験したことのないような大きな緊張感を持った中で、松前町としてとるべき対応をいろいろ想定しながら進めてきたところであります。しかしながら、議員からご指摘されるような介護施設との連携の不足、情報の収集には努めておりますけど、ちょっと連携不足もあったのかあというふうな反省もあるところであります。今後も病院と緊密な連携をとるとともに、病院で今何が必要なのか、医療現場の意見にしっかりと対応して、今後の医療体制強化を図るために全面的にサポート、バックアップをしてまいりたと考えているところであります。また万が一、PCR検査陽性の場合があっても、個人情報にはしっかりと配慮しつつ、すぐに情報共有できる体制となっておりますことを報告させていただきたいというふうに思っております。現行のPCR検査と抗原検査では、結果判明まで48時間から72時間を要し、検査結果判明までに入院対応を要する患者様への介護においても多くの場合で接触が必要となりますので、感染予防としてサージカルマスク、N95マスク、サージカルガウン、フェイスシールド等の個人防護服着用が不足しないよう準備をしておく必要があります。ただ、病院ではN95マスク、フェイスシールド、サージカルガウンにつきまして、在庫が限られておりますので、今後予測される第3波や冬期間への対応として準備を要する状況であることから、確保に努めてまいります。議員ご指摘のように、医療現場との緊密な連携は不可欠であり、体制の強化に繋がっていくものと認識をしているところであります。

議員の質問 3番 沼山雄平

ひとたびですね、クラスターによる感染が発生すると、その影響は相当大きいと思われます。マンパワーの不足による現場ひっ迫、医療サービスの著しい低下、また医療崩壊にも繋がりかねないわけです。松前病院においては様々な対策を進めていると思いますが、今一度全国のクラスター発生は、医療機関が最も多いことを鑑み、一層の体制強化をお願いしたいと思います。命を脅かし、経済を破壊する、これを国難と呼ばれています。新型コロナウイルスとの攻防戦を繰り広げているわけでございます。陣頭指揮にあたる町長には、死角をつくらないことが対策の一番目と強く申し上げたいわけでございます。町長は、この点どう考えますか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

病院及び関係機関との緊密な連携のもとに体制強化を図りながら、新型コロナウイルス感染拡大を食い止めることに、全力で取り組んでまいりたいというふうに考えております。病院におけるクラスター発生を少しでも抑制するためには、新型コロナウイルス感染症が疑われる患者様に対して、実施される検査結果がいち早く判明することが必要であると考えております。即ち、疑い症例に対して実施されます現行のPCR検査や抗原検査が、担当医の判断によって、院内で迅速検査を実施できる体制が望ましいと考えているところであります。それにより、疑い症例を入院対応からする必要がなくなり、結果として院内クラスター発生の確率が非常に低くなるというふうに考えております。第3波も予想される、予断を許す状況にはなく、引き続きの対策が必要と思っております。医療従事者の安全確保もさることながら、院内感染やクラスター発生を抑制することこそが重要だというふうに思っております。現状の医療現場で最大限の医療提供ができるようにしたいというふうに思っておりますし、必要な機材は備えて、町民が安心して受診できる環境づくりに努力をしてまいりたいというふうに思います。

議員の質問 3番 沼山雄平

今、町長の答弁では最大限の対策をしてまいりたいということでございました。この新型コロナウイルスによる死亡率ですが、全国平均5%台、北海道では8%台と非常に高く推移しています。季節型のインフルエンザとは比較にならないほど死亡率が高いことがわかります。全国の年代別でみますと、30代から50代は0.1%から0.4%であるのに対し、60代が1.7%、70代が5.2%、80代は一気に上昇して11.1%と、70代からは急激に高くなっています。このように高齢者は重傷化しやする、死亡率も高くなっています。こうしたコロナ禍の中にあって、高齢者には厳しく重くのしかかっていることと思います。高齢者やひとり暮らしの方への心配り、手助けもこれまで以上の配慮が必要と思われます。高齢化率の高い、ひとり暮らしの多い松前町にあっては、高齢者向けの対策としてどのように強化を図ろうとされているのか、その方向を示していただきたいと思います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

新型コロナウイルス感染症は、罹患して約8割の方は軽症で経過し、治癒する例も多いことが報告されています。一方で重症度は季節性インフルエンザと比べて死亡リスクが高く、特に高齢者や基礎疾患のある方で重症化するリスクが高いことが報告されいるところであります。当町の高齢化率は6月1日現在、50.1%であります。今朝の北海道新聞朝刊に、記事に載っておりました。感染した場合の重症化リスクが高いものと認識しているところであります。高齢者の方にお願いするのは、お一人お一人の手洗い、咳エチケットの実施、3密、密閉空間、密集場所、密接場面を避けてくださいとのいうことであります。とはいえ、日々の健康維持するためには、運動が必要であります。動かない状況、状態が続くことによりまして、心身の機能が低下して動けなくなることが懸念されます。この間、ガンバルーン体操の参加者には、電話で健康確認や自宅でも簡単にできる体操などをペーパーにして配布したところであり、住民主体のサロンへの参加者にも社会福祉協議会の生活支援コーディネーターにおいて、同様の対応をしております。いずれに致しましても、町としてできることを模索しながら、その対応にあたってまいりたいというふうに考えているところであります。

議員の質問 3番 沼山雄平

できることをですね、対応していきたいということでありましたが、特にひとり暮らしの方には、積極的に高齢者緊急通報システムの設置の促進を考えてもよいのではないかと思います。もう既に45軒ほどのこのシステム設置されているようですが、これは、本人も心強いし、ひとり暮らしを案ずる離れて暮らす家族の不安も軽減できるのではないかと考えますが、町長の考え方を伺いたいと思います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

正に議員ご指摘のとおりというふうに思っております。当町のひとり暮らしの65歳以上の数は、民生委員さんの調査で4月1日現在で776名であります。高齢者の見守りの対策と致しまして、高齢者等見守りネットワークによるさり気ない見守りや、高齢者緊急通報システムの設置による緊急時への対応を図っているところであります。高齢者緊急通報システムは、4月1日現在、議員ご指摘のように45世帯に設置しているところであります。希望のある世帯には滞りなく設置しておりますが、今後におきましてもPRをしながら、積極的に対応をしてまいりたいというふうに考えているところであります。

議員の質問 3番 沼山雄平

これは非常にいいシステムなんですが、まだまだ知らない方はたくさんいると思いますので、ぜひ町内会長さん、あるいは民生委員さんのともよく連携をとっていただいて、ぜひ積極的に進めていただきたいなというふうに思います。次に、今日特に強く申し上げたいところでございます。それは、今後の感染の波に備える対策でありますが、秋から冬にかけて季節性インフルエンザが流行してくることが予測されます。専門家などは新型コロナウイルスとの見分けが難しく、重複流行を非常に懸念しているということであります。減少傾向にある今こそ実施できる検査体制を整えることが、最も大事だとも言われています。また、無症状の患者が感染を拡大していることもわかってきたことからも、検査体制の拡充が図られていることは、町長もよくご存じのことと思います。医師が検査を必要と診断したにも関わらず、保健所が認めないと実施できなかったPCR検査も、医師の判断で実施できるようになっています。院内感染を防ぐため、厚生労働省は症状がない患者へのPCR検査にも保険適用を決めております。また、5月13日には抗原検査を承認しています。この抗原検査は、検査キットで15分から30分で検出可能と言われています。更に、6月2日には発症から9日以内であれば唾液による検査も可能になりました。この唾液による検査、加藤厚労相は、このように話されております。患者や医療従事者らの感染防御の負担も大幅に軽減される、と紹介しています。これはどういうことかと言いますと、これまでのPC検査は、鼻から綿棒入れてずっと喉の奥まで入れて、その段階で患者さんのくしゃみ、あるいは咳を浴びることによって飛沫を浴びる、感染のリスクが大きいと指摘が多かったわけですが、こうして加藤厚労大臣もそれが大幅に軽減されるということで紹介しています。こうして、検査ツールがどんどん出てきて承認されております。さて、とは言っても実施するのは、それぞれの医療機関であり、最前線の医師、医療従事者です。松前病院においては、こうした検査環境を整えることが可能なのか。毎年流行する季節性インフルエンザは国内で1千万人以上が感染し、致死率0.1%と言われています。季節性インフルエンザ流行期に新型コロナが混在してくることも懸念されていますが、こうした状況にも対応できることが求められるわけです。次の感染の波における発熱外来、接触者及び無症状の感染患者の検査体制や医療体制など、感染防止対策をどのように進めようとしてるのか、町長の考えを伺いたいと思います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

ウイルスの感染症の診断、検査につきましては、議員ご指摘のとおり、現状では確定診断のためにPCR検査、または抗原検査が必要となります。PCR検査は3月6日より、抗原検査は5月13日より保険適用となり、発症9日以内の有症状者に対する唾液を検体とするPCR検査が6月2日より可能となりましたが、現行ではいずれも行政検査の位置付けであり、現在松前病院で実施可能なPCR検査の詳細と致しましては、渡島保健所の了解を得たうえで、病院にて採取した検体を、渡島保健所経由で道立衛生研究所で持ち込んで検査していただいている状況であります。また、抗原検査は、帰国者、接触者外来、これは新型コロナ外来であります、及び感染症指定医療機関でのみ検査可能な状況であり、松前病院では、検査キットを購入することができないために実施できていない、できない状況にあります。今後は、松前病院においても検査可能な環境が整った際には、いち早く診断対応ができるように、検査体制を構築してまいりたいというふうに考えております。季節性インフルエンザ流行期の新型コロナを見分ける検査体制、発熱、接触者外来、無症状感染患者の対策につきましては、両者を臨床症状のみで区分することは不可能でありますので、発熱や倦怠感などの疾患が疑われる患者様の疾患を確定するためには、検査が必要となります。そのため、診察と検査を実施する際には、一般外来の患者様と導線が重ならないよう、発熱、接触者外来として別室での対応となります。なお、季節性インフルエンザに関しましては、松前病院には既にインフルエンザ迅速検査キットが常備されておりますので、同疾患が疑われる場合には、松前病院でも検査、診断確定が可能な体制となっておりますが、臨床症状のみでの両者の識別ができないことから、インフルエンザ検査と新型コロナウイルス感染症検査の両方を実施することになるというふうに考えております。町民のために、安心できる医療サービスの提供のためには、継続して院内感染対策を徹底図るとともに、少しでも早く、松前病院において検査可能な体制を構築することができるように取り組んでまいりたいというふうに思います。

議員の質問 3番 沼山雄平

ただ今答弁を聞いておりますと、おそらくドクターの見解でありましょうというふうに受け止めております。新型コロナと季節性インフルエンザの見分け方は非常に難しい、そして、両方の検査を考えているということでございました。また、診察、または検査には一般外来と患者様の導線が重ならないようにということでございますが、これは相当難しいのではないかと思います。現行の体制で見えない敵との戦いであることから、どこかで限界を感じます。限界がありますよと感ずるわけです。限界を前にした時、病院、そして町行政、お互いの役割の中で何ができるか、町行政は何を提供できるかということではないかと思います。必要とあれば予算も投入し、医療環境の強化を図るべきと考えます。例えば、対策の進んでいるところは、次のように考えているところもあるようです。プレハブ仮設等の検査ブースの設置とか、それから人材不足にあっては看護師の復職を募る。ただ復職を募ってもなかなか来ないので、住宅サポート付期間限定のそういった対策をするなど、また、松前町にあっては、教員住宅の空いてる場所だとか、それから建石にある自衛隊の官舎、使わないところ、これを期間限定として、住宅サポート付としてサポートするということも考えられるのではないかと思います。そういった意味では、これからは医療従事者にとっても、患者様にとっても感染リスクの軽減に繋がる、そういった対策とることによって軽減に繋がると思われます。町民の中には、この新型コロナ発生以来、病院に行くのが億劫だとか、危ないのではないかとか、ためらう方もいると言われています。これは、町長もおそらく耳に入られると思います。こうしたことを考えると、持病のある方や他の病気の重症化を招かないか危惧されるわけです。日頃から通院されている患者さんのためにも、また町民のためにも、安心できる医療サービスの提供に努めなければならないと考えます。松前病院の基本方針には、患者様がより快適に医療受けられる病院、患者様がより良いサービスを受けられるようにと示されているとおりです。季節性インフルエンザ流行期の新型コロナとの混在流行、本当に心配しています。最悪のシナリオだって想定しておかなければなりません。国においても、検査体制から病院経営など、幅広い議論が続いているようです。その動向を見極めつつ、最善の対応をお願いしたいと思います。政府の専門家会議でも感染の次の波に備えて、検査体制や診療体制、それぞれの地域で、それぞれの都市でないんです、地域と言ってるんですね、ここではね、それぞれの地域で強化するよう求めています。備えができるかどうかが勝負のような気がします、ぜひ先手を打って進めていただきたいと思います。町長、答弁を求めます。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

国の動向をきちんと見極めながら、病院の目指すところの、町民に愛される、信頼される病院づくりに、山本事業管理者、更には八木田病院長を先頭に致しまして、連携をとりながら体制づくりをしていきたいなというふうに思っております。町民の皆さんが安心して受診できるような、そんな医療環境を提供できればなというふうに思っているところであります。

議員の質問 3番 沼山雄平

当然のことでありますが、コロナとの闘いは、医療機関ばかりに頼るわけではありません。町民一人一人も感染予防を進めるわけですから、両者の対策強化があって、初めて乗り越えて行かれると思います。本年1月末、ダイヤモンド・プリンセス号の乗客の新型コロナウイルス感染が報じられてから、毎日コロナ関連のニュースを聞かない日がないほどの報道が溢れていました。町内にもマスク姿が一気に目立つようになりました。手洗い、うがい、手指消毒、外出を控えるなど、個人個人の予防対策が始まったわけです。先日、病院事務局長から松前病院における今年のインフルエンザ感染状況と、過去2年分の感染状況の集計を示していただきました。それによると、2018年2月の感染は247件、そして同月2019年の2月が112件、本年2020年2月は11件と大幅に減少しています。3月で見ますと2018年が69件、2019年が5件、本年2020年3月は0件となっております。4月で見ますと、2018年は8件、2019年は11件、本年は0件となっております。今年は3月4月とも0件です、5月も0件です。この3年間の2月から4月までの3ヶ月の累計で見ますと、2018年は324件、2019年は128件、2020年の本年は2月の11件だけとなっております。その年その年の流行の形もあるとは思いますが、インフルエンザの感染者数は大幅な減少にあることが確認できます。この数字は、町民が感染予防に取り組んだ、言うなれば闘った結果ではないかと感動さえ覚えるわけです。町民一人一人の予防対策が効果として表れているのではないかと思います。このような結果をこの先の感染予防対策への力に変えていただきたい。町長は、このような結果表れていること、どのように受け止めていますか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

今期、令和元年から令和2年シーズンの全国でインフルエンザにかかった患者は、推計約730万人で、昨シーズンの約6割程度であり、過去12年款で最も少なったとの調査結果が、国立感染症研究所報告をされているところであります。新型コロナウイルス感染症が広がり、手洗い、マスクの着用など徹底され、そのことがインフルエンザの患者にも影響したとの専門家の声もあるところであります。松前町におきましても、町立病院の統計によりますと、今議員おっしゃっておりましたけども、今シーズン病院で確認された患者さんの数は、例年と比較すると大幅に減少している状況であります。ひとえに町民一人一人の皆さんが感染予防対策の効果の表れであると、八木田病院長も申しておりました。私も同じく感じているところであります。しかしながら、一方では、病院の医業収益も伸びなかった要素もあるわけでありますが、何よりも感染者を出さないことが重要だというふうに考えているところであります。今後におきましても、手洗い、咳エチケットの実施、3密を避けるなどを推奨しながら、感染症対策に万全に取り組んでまりたいというふうに考えているところであります。

議員の質問 3番 沼山雄平

ぜひですね、何かの機会にこうした予防結果が表れていると、この先も頑張ろうということをですね、紹介されても良いのではないかと思います。最後になります。この度のコロナとの闘い、長丁場になると予想されています。先ほども申し上げましたが、国難と言われています。町長におかれましては、町民を断固新型コロナから守って見せるという強い信念と覚悟で、コロナ禍を乗り越える闘いに雄渾の指揮をとっていただきたいと申し上げ、最後答弁をいただきたいと思います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

町長として、町民の皆さんには、感染予防対策と致しました新しい生活様式、新北海道スタイルの取り組みをしっかりとお願いして、松前町から感染者を発生させないように、コロナに負けないように、松前病院と連携して万全を尽くしていきたいというふうに思っております。安心して受診できる環境づくりを町民の皆さんに提供して、議員から言われました、遅れをとることのないように、このコロナ禍に正面向かい合っていきたいというふうに思っております。

議員の質問 3番 沼山雄平

以上で終わります。どうもありがとうございました。

出典:松前町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月11日 議事録 PDF(84ページ) 間違いを知らせる