みんなの議会

森町議会 平成29年第1回 12月会議 2017年12月5日

働きやすい職場環境づくりについて

聞いた人
檀上美緒子 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 檀上美緒子

それでは、1問目、働きやすい職場環境づくりについて質問いたします。日本の労働者の職場環境の悪さは世界的にも過労死が通用するほどの状況であり、電通の新人職員の過労死が認定されたこともあって、改めて社会的、政治的に労働者の職場環境として長時間労働と非正規雇用の問題が大きく取り上げられています。特に来年4月からは、それまで有期雇用として更新を繰り返してきた労働者で5年を超えている場合、労働者の申し込みにより無期雇用に転換できることになります。まだまだ不十分さはあるものの、少なくとも首切りの心配なく無期雇用に転換されることは前進だと思っています。今までの有期雇用は、本来常用として必要なのにもかかわらず、安く、そして流動的に便利な雇用として雇用主の立場からの雇用形態であり、労働者にとっては計画性が立たない不安がいつもつきまとってきたことからは解放されます。長時間労働に当たっては、休日や休憩時間の確保とともに、労働の内容においても過密や質的な高度化といった面からも見る必要があると思います。森町においても、常用の職員として必要な定数内であっても、学校や保育所を初め、臨時職員として雇用している状況が見られます。また、4週8休は最低確保されているとは思いますが、祝日等の休暇や休息時間、年休等の休暇の取得状況ではいかがでしょうか。私は、自治体こそ職場環境の模範として働きやすい職場環境に率先して取り組むべきと思っております。こうした観点から、以下町長の所見を伺います。1、長年臨時職員をされている方の職員への採用について。2、職員や有期雇用含めた年休等の休暇取得向上についてお伺いいたします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

檀上議員の質問にお答えします。1点目ですが、長時間勤務している臨時職員の職員採用につきましては、資格を必要とする保育所や介護施設等において一部採用を行っております。その際には、採用前の勤務年数や勤務状況等を総合的に考慮し、採用を決定しております。2点目ですが、有給休暇の取得状況につきましては、正規職員の取得率が平均で20%弱となっております。一方、臨時職員については以前調査した結果で38%の取得率となっております。また、職員と臨時職員等の休日につきましては、職員も臨時職員も同じ取り扱いとなっております。ただし、24時間365日勤務を要する部署については、休日を休みといず、4週8休の勤務をしている職種もありますが、年休等の休暇は取得できている状況にあります。非正規の格差是正や長時間労働の改善は、今や国全体にかかわる重要な課題であり、これまでも当町では労働環境の改善に取り組んできました。今後におきましても積極的に取り組んでいくべきと考えております。以上です。

議員の再質問 6番 檀上美緒子

今正規採用への道として有資格者の部分については一部取り入れているということなのですが、今後ともそれは引き続きぜひとも、いつまでも臨時でということにはならないような工夫が必要かと思いますので、ぜひ引き続き取り組みをお願いしたいと思いますが、それとあわせて、採用にかかわってもはっきりとわかるような公示なり公募なりという形も同時に取り組むべきではないかというふうにして考えているところです。それと、今採用の道の部分でお話があったのですけれども、それと同時にもう一つ、最初のところでも述べましたけれども、職員定数内であるにもかかわらず、臨時で行っていたり、または今回私も自分自身の調査不足というか、現状認識の甘さを恥じたのですけれども、学校現場における用務員さんについては臨時ではなくて委託業務になっているところも出てきているというような状況がわかったのです、今回この問題を取り上げるに当たって。ただ、今お話ししたように、本来であれば、学校の用務員さんもそうですけれども、とりわけ私も学校現場に長くいましたからあれなのですが、直接的に教育活動にはかかわらないけれども、さまざまな分野で教育活動としてかかわる役割を果たしてもらっている部分も用務員さんの場合は多くあるわけです。そういったことで、本来であれば学校職員として保障される定数からいけば小学校の部分でいくと9名、ところが正職員として入っているのが2名、臨時が8名という今年度のあれですけれども、そしてパート職員が9名ということなのです。ですから、条例定数からいくとわずか22.2%しか本採用になっていないという、こういう状況が正常なのだろうかという思いがあるのです。ですから、臨時の方を正職員にしていくいうことと同時に、正採用の枠を広げていくということも同時に追求する考えがないのかどうかということを再質問の中で1点聞かせていただければと思っています。それと、2点目の権利の行使の状況なのですけれども、実態として職員が20%で臨時の場合は38%ということで、臨時の方のほうが、どちらも低いのですけれども、幾らかとりやすい状況にはあるのかなというふうな思いでいました。今町長もお話しされましたように、休暇の取り扱いについては臨時であれ職員であれ同等に権利として保障されているということで、特に町長も言われたように24時間体制365日の勤務を必要とされているところはそれぞれシフトをしいて、代休という形でとっていられるという状況は私もこのたびの質問にかかわっていろいろ調べさせてもらいましてわかったのですけれども、そこの部分で改めて確認したいのですが、全職場においてそういうような休日の部分についてきちんと確保されているかどうかということについて改めて確認させていただければと思っています。それと、給与の部分にかかわってもそうなのですけれども、今回この後の審議にはなるのでしょうけれども、人勧が出された状況の中で、職員の賃金、月例給の部分、また勤勉手当の部分が改善されるわけですけれども、それに連動する形で臨時やパートの方々の時給なんかも改善されるのかどうか、そのあたりも再質問でお願いいたします。(何事か言う者あり)

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えいたします。まず、職員の採用枠と申しますか、雇用についてでございますけれども、現在臨時職員でいる方につきましても採用する部分について公募ということなのですけれども、これはやっぱり公募ではなく、これについてはその場所、その都度臨機応変な形をとらせてもらう可能性もございます。必要であって、即戦力になる。それから、今までのその方の実績やいろんなものを勘案すれば、公募に頼らずに今までいた方を正採用にするということは可能性として大変高いと思います。ただ、全体をまだ採用枠があるので正採用にしていただきたいという議員の要望でございますけれども、採用に対しては財政状況も我々考えていかなければなりません。お金だけのせいではございませんけれども、全体としてそちらのほうも少し考えながら正採用の職員採用については進めていきたいと、そのように思っております。また、年休についてですけれども、全職場でとれているかということですけれども、これについては、たまにまれにその職場が大変混み合うというか、日程が詰まって、その一月の間では消化できない場合もあります。ただし、1年を通じて暇なとき、それから余裕ができたときにきちんと年休をとれるようにということでは調整を図るように指導しております。ほぼ大体とれているというふうに私ども受け取っておりますので、その点はとれているというふうに考えてございます。以上です。(何事か言う者あり)

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

失礼いたしました。年休だけではなく、休暇についてもきちんと調整しながらとれております。以上です。

議員の再質問 6番 檀上美緒子

2点目にかかわってなのですけれども、今お話あったように全てにわたってとられている状況だということだったのですが、実は24時間対応で今言ったように365日の職場の中ではっきりと、10月、11月のシフト表を見せてもらったのですけれども、その中で臨時職員の休日が明らかに祝日の部分がカウントされていないという状況があるのです。先ほど言いましたように、4週8休は確保されているのですが、今言った例えば11月であれば文化の日と勤労感謝の日が祝日としてありますよね、10月においても体育の日があるのですが、それらについて休日としてカウントされないで、一般のシフト表の中で明らかに勤務として設定されていると。ですから、休日もなければ、休日扱いされていないということから休日勤務手当の支給にもなっていないという職場があるのですけれども、そういう実態というのは押さえていられませんか。(何事か言う者あり)

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再々質問にお答えします。4週8休、そういったシフトを要する勤務先で勤務している方のことをご心配されてのご質問だと思いますけれども、それにつきましては勤められている方もきちんと納得の上での勤務で、報酬というか、賃金についてもご理解されていると。ただ、休みとしてそこがなっていないということは、そういう勤務表として理解されているので、私たちはそこについては問題がないと、そういうふうに理解をしているところです。以上です。

出典:森町議会 平成29年第1回 12月会議 2017年12月5日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる