松前町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月22日
松前病院長辞表提出町民の命と健康に町長はどう責任を持つのか
- 聞いた人
- 工藤松子 議員
- 答えた人
- 町長 石山英雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 工藤松子
こんにちわ。大分もう、皆さん、長い間お疲れ様でした。まず、石山町長、3月議会の質問のときに、町長、あなたはまたそこへ座っている可能性があるんで話しますってんで、一般質問を行いました。町長、本当に大変なことなりましたね。院長が、町立松前病院の管理者である木村院長が辞表出しました。町民は、特に私の後ろにいる人方は、非常に悩んでおります、どうしたら自分の一生を安心な気持ちで全うできるか。町長、あなたは松前町のこの地域の全町民、暮らしている高齢者や病人に対し、健康と命を保障することができますか。今回は、そのことについて質問していきたいと思ってます。石山町長は、前田前町長からのバトンを引き継いでから4年3ヶ月、松前病院に対し、どのようなイニシアチブをとってきたのですか。お答えください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
平成24年の4月に町長就任以来、多くの課題が山積する中での町政運営でありまして、愛する松前町のために活力のある、心豊かなまちづくり、そして、住んでいて良かったと実感できるまちづくりを目指しまして、職員共々全力を挙げて取り組んできたところであります。しかしながら、そのまちづくり、決して私一人でできるものではなくて、町議会の皆様、そして、何よりも町民の皆様の理解と支援がある中で、これが必要不可欠なものであります。これらの皆様方のご理解とご支援をいただきながら、町政の運営をしてきたところであります。町民の医療を全面的に担っている町立松前病院、本当に大事な病院であります。町民の健康が、町民が健康で安心して生活するために欠かすことのできないものと強く認識しております。他の政策と同様に、議会の皆さん、町民の皆さんと真摯に向き合いながら、力を合わせて一歩一歩前進してきたつもりでもあります。力不足の点もあったかもしれません、それはご理解いただきたいというふうに思います。この度の町長選挙におきまして、1期4年の審判を町民の方からいただきました。結果と致しまして、この4年間、病院を含む松前町の運営を任されたものだというふうに思っておりまして、町民はそういうふうに理解しているというふうに思っているところであります。
議員の質問 5番 工藤松子
本当に石山町長は心優しく、よく人の、周りの意見を聞いて、本当に心根の優しい方だ、それは兼ねてから私は十分にわかってるつもりです。それでです。1期目の石山町政は、失礼ですが、皆さんに押し上げていただいて、町長職にいさえすれば職員が支えてくれる、町民が支えてくれる、昔から役場の中で行われてきたことをずっとその流れでやっていけばみんな上手くいく、みんなが一番いいと言う方向に行きさえすればと考えておられたんじゃないですか。町長の考える「みんな」とは、いったいどんな人方だったんでしょう。昔からの松前町の役場内、その流れに沿った旧態依然としたレールにはまってきたんではないんでしょうか。ですから、次々と病院の改革を打ち出す木村院長が、町長にはどんなふうに映ったんでしょう。いかがですか、町長。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
福原議員のご質問にお答えしました。決して、木村院長を否定するわけでもありませんし、大変な功績を残している方だというふうに思っているところであります。本当に協力的に、いろいろご指摘受けてますけども、同じ方向に向かった病院の改革を進めてきているところであります。ただ、ちょっとこう私の手続き手順がちょっと合わなかった部分があるんだかもしれません。しかしながら、私は議会を相手にする、工藤議員を相手にする議案の提案者なんですよ。ですから、そこはですね、私の意も十分汲んでほしいなというふうに思ってます。町民の皆さんの意見の代弁者である議員の皆さんと、一緒に病院の将来について、真摯に向かい合っていきたいと思ってますので、よろしくご理解いただきたいというふうに思います。
議員の質問 5番 工藤松子
松前町立病院のような小さな自治体病院が生き残るためには、何をなすべきか。院長、副院長、事務局長は、前田町長時代からプライマリーケア、地域医療の研究の方向に進んできていました。松前病院の玄関に松前地域医療教育センターの看板があるのはご存じでしょう。若い医師は病院に魅力があれば、地方の病院にでも勤務するのです。果たして、これからの町立松前病院、院長がいなくなってしまったら、他の医師は勤務したいと思うでしょうか。今の松前病院を、この機能を失わずあり続けられるのでしょうか。町長は、いかがお考えですか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
ちょっと、工藤議員が心配される部分が多々あるんだろうと思います。この時期でありますので、本当にデリケートな話になると思いますので、避けたいというふうに思います。ただ、松前町にマイナスにならないようなことも十分配慮しながら考えていきたいというふうに思ってます。今、この時期でありますので、この程度の答弁でご理解いただければというふうに思います。
議員の質問 5番 工藤松子
3年前からのいろいろな流れを見ておりますと、町長は、本当にこれだけいろんなことが起きてるんだから、ちょっと待ってくれ。院長の希望どおり進められなかった、それはこうだから、ああだから、そうおっしゃってるように私には見えるんです。気持ちが一緒であっても、例え同じことを考えていても、町長は自治体の長です、強い権限があるのが日本の自治体の特徴です。本当に、それを十分活用して、議員さん達がだとか、誰々がとか、もうそういう言葉は本当は聞きたくないんです。よく町長の気持ちとか、人柄とかはわかってるので、十分そういうお答えはわかるんですが、なぜ一歩進められなかったんですか。私は言いたいです。答弁いりません。次、町長は、木村院長が辞表を出したのは、どんな理由があったからだとお考えですか。根本原因、わかるように、明快にお答えください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
どんな理由で辞表を出したのかっていうふうなことだと思います。ご存じのように、木村院長は将来の松前病院のために地方独立行政法人化と改築を成し遂げることが強い使命感だというふうに常々おっしゃっております。本当に身を削りながら取り組まれてきたところだというふうに思っております。今回、定款の提案にあたり、先程も申しましたけども、設置者である私から職員の意向を確認させていただきたいとお願いしたところ、疲れました、次のステップに進みたいと発言されて、退職願いを提出されたところであります。私としては、先程も申しましたように、本当に職員の身分が変わるような大事なことでありますので、職員の意向をきちんと確認して、独立行政法人化へ移行後も引き続き職員の協力、理解の下で松前病院の運営が可能と判断できれば、議会に提案しますよというふうなこともお伝えしたんでありますけども、ご理解いただけず、残念に思っているところであります。4月1日の、1日のスタートに向けての環境整備なんだと、環境づくりなんですというふうな話もさせていただいたんですけども、次の、疲れました、次のステップに進みたい、強い意志を表明しているところであります。以上です。
議員の質問 5番 工藤松子
そこなんですよ、町長。手続き上、書類上、そういう部分がちょっと鼻についてたんでないかしら。実は、信頼関係っちゅうのはハートなんですよ。一度約束され、そして、可能性のあるようなお互いに話をされたら、それを実行に移す。それから、1回行ったからとかね、月に1回、月2回、月3回なんて数えてるんじゃなくて、ハートでこの25年12月の約束もハートでぶつかって。そりゃあ、町長は胃をとられてるし、飲もうっちゅう誘いかけはできないかもしれませんよ。だけど、何となくいろんな、日常的な話でも持っていって、ハートでぶつかることを続けておられたら、こんな結果にはならなかったんでないかと思います。決まり切ったこと、それから、こっちで決まったから持ってって通告するみたいな、そんな接点を持つんじゃなくて、本当に人間としての気持ちを町長のハートを持っていったら、院長もハートで応えてくれたはずです。私はそう思うんです。コミュニケーション不足だと思います。だから、町長が当選されたときに、そんなに何ヶ月も置いてからじゃなくて、何日か、何週間後に病院頼むなってもし言ってたら、また違ってたと思うんですよ。私は、そういうものがちょっと不足だったんでないかと思うんです。独立行政法人の手続きっていうのは、書類で押していったら1年半あれば可能なんです。それが2年半経っても遅々としている。そういう気持ちが向こうにはあったんじゃないでしょうか。あれがあったから、これがあったから、本当に町長忙しいのはわかります。だけど、本当に心でぶつかっていったら、何とかなったんじゃないかと、私は思ってるんです。本当に、約束は私に対しても、一般質問すればいい答えが返ってきてました。わーっと喜んだもんです、ですが、教えて。ところが、約束はいい言葉で返してくれる、ああ、約束できた。ところが、実行はなかなか伴っていませんでした。優しいからですよ。だから、院長と話し合いしたとき、最近の話じゃなくて。話し合いしたときに、ああ、賛成してくれたなって院長は思ったと思います。進めてくれるなって感じてたと思います。ところが、待てど暮らせど進まない、院長はそう思ったんじゃないんでしょうか。町の首長が本当に信頼してくれない町に、ずっと残って頑張ってもらえると思いますか。口ではね、思ってるから言えます。ところが、言葉っちゅうのは実際に行動で示してもらわないと通じません。私も、こんないいこと言ってるんですけども、本当に自分のバックを思うから、こうやって頑張らなきゃないんですよ。本当に院長に町長の気持ち、熱意、真心が伝わるかどうか、私も保障できません。だけど、やるべきことは言葉だけでなくて、どうぞ実行に移してください。断られたから終わり、もう帰れって言われたから帰ってくる、それでは伝わりません。9月議会に、昨年の第3回定例会で、私の一般質問に対し、町長は、松前町の医療の存亡、病院の存続の危機を乗り越えるためには、木村院長に運営を任せることが最も重要であると判断したと、そう答えてくれました。権限を含め、仕事のしやすい良い環境を作りたい、これは自治体病院に対して、自治体のとるべき行動そのものです。25年12月19日に病院で院長、それから全町長である前田代議士、それから町長、それから私達見守る会としてその場に参加させていただきました。覚書の履行、管理者権限の尊重、運営に対する全面的協力、それを約束されました。覚書の最後のところは、住民の福祉の向上のため、誠意を持って協議を行う。これは、院長も町長も両方の話し合いを持とうと、道庁が入ってそういう約束をしました。ところが、その後、町長は具体的にどういう誠意が示されたんでしょうね。いろんなことがありました、次々と。時間的にも大変だったと思います、身体の方も大変だったと思います。でも、心の傷っていうのは、与えた方が気がつかなくても、受けた方はなかなか治りません。3月議会に期待をして、選挙の前だからっちゅうことで、それからまた、6月議会に期待をして、6月議会に期待をして、あの7日、14日があったんじゃないでしょうか。7日、14日の場面だけでそうなったとは思わないんです。ずっと前からのいろんないきさつ上、行きがかり上、ずっとずるずるになってしまったこの時間が、こういう大変な問題になったんじゃないかと思うんです。へき地医療の核としての自治体病院、本当に松前の地理的なことから考えると、松前が中心になって西南渡島、南檜山支えなければならない位置なんです。昔の松前の殿様のいたところです。プライマリーケアの一人者、第一人者を抱えていながら、本当にそのやろうとすることに気がついて、町長が協力してくれなかった、木村院長は、そうとってるんだと思います。今まで10年間、医者探しの苦労もしなかった。当然のようにお医者さんが増えていった。そして、松前病院の果たす役割も拡大されていった。人は、みんな今ある姿がいつまでも続くと思うんです。ところが、まあ、これに対して町長は答えられないと思いますが、みんなそのことが心配なんです。木村院長の退職は他の先生方、退職にも繋がるんじゃないか、町民はそれを心配しています。医師不足が、院長がいなくなったその瞬間から次々と発生するでしょう。残された先生方で、今までの活動を行うっていうのは、非常に重労働、過労、ストレス、大変なものがあると思います。どんな方法で医師不足、医師確保可能だと町長は考えておられますか。答弁願います。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
医師確保につきましては、道立病院から町立に移管して、その段階から大変であることは十分認識しておりますし、職員もそれは了解、理解しているものだというふうに思います。しかしながら、今、現状、慰留をさせていただいている中でですね、そのことについても、ちょっとデリケートな部分ありますので、この段階での答弁は控えさせていただきますけども、医師対策、医師確保については、大変な苦労することは十分認識しているところであります。
議員の質問 5番 工藤松子
次に、町長が町長選でおっしゃってた、松前病院は任せてください、あの言葉は何を意味していたでしょうか。多分、木村院長はずっといてくれる、そう信じておっしゃった言葉ではないかと思います。しかし、こういう事態になりました。新聞記者に語った、松前に合った独立法人化された松前病院とは、町長はどんなことをイメージしておられたのか、具体的に施策をお話ください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
松前に相応しい病院の話をしていただきました。先程も申しました、本当にこう20年、30年後を見据えた病院づくりが今必要だろうというふうに思っているところであります。従いまして、町民の皆さんの意見を聞きながら、そして、将来の財政負担も考えながらですね、バランスのいい政策として病院は作り上げていくべきだというふうに思ってますし、それを議会の皆さんの意見を聞きながら、その方向に進めるのは私の責任だというふうに思っております。みんな、町民手作りの病院が必要になるだろうというふうに思ってますので、いろんな皆さんのご意見が参考になるだろうというふうに思っているところであります。
議員の質問 5番 工藤松子
それは、福原議員にもそういうお答えがありましたので。町長、一昨年でしたか、松前町主催の医療関係の後援会の夕べってのがセンターでありましたね。その挨拶の中で、本当に町長は松前病院のことをよくわかってて、そして、やってるんだなっちゅう、そういう気持ちで拝聴致しました。吉岡の小笠原先生も松前病院に期待を寄せているっちゅうお話を、ご挨拶をなさいました。地域にとって、本当に松前病院はすごい役割を果たしている。そして、そこを核として松前町のみならず、この西部の道南一帯を何とか盛り上げていこうっていう野心は木村院長にあったと思います。現在の松前病院の機能維持しつつ、更に今後必要となる地域包括医療、そういうものも含め、町民の将来の医療、介護に向け、中心となってくれる病院であり続ける、そういう松前病院にするため、町長の考えは単なる一病院としてではなく、失礼ですが、この部分、議会時報の伊関友伸先生の「へき地医療の核としての自治体病院のあり方」っちゅう部分を、これは、私の9月の一般質問のとき使った資料だったんで、町長にお読みになりましたかったら、見てないっていうことで、本当に、これからこういうへき地にある小さい病院が、どういう形に進んでいかなければいけないかってことが書いてあります。まだまだ足りない部分、たった4ページしかないので、もっと深く先生からのお話も聞いて、木村院長からのお話も聞いて、これから松前町の進むべき姿、それを研究していただきたいと思います。ご答弁はいりません。町長、あなたも60の年を聞きました。娘はいつもゆきの父さん、いじめんな、そう言ってます。だけど、本当に私のバックにいる人方のことを考え、いじめるわけじゃなくて、町長に頑張ってほしいんです。松前町民の命と健康をどのようにして守るのか、自治体病院を守り、もって、町民の命を守るのが町の首長の責任と考えるのが町長の気持ちだと思います。この事態、木村院長の辞職と病院の今後について、地域説明会を細かく行っていただきたいと思うんです。7月中に開催することをぜひお約束ください。いかがですか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
十二分に検討させていただきたいというふうに思っております。先程から申し上げておりますように、今回の町長選挙、まさしく病院が争点の選挙だったというふうに思ってます。大変厳しい選挙戦でありました。いろいろご指摘受けておりますけども、私ども、病院をなくすると、そんな思いは一切ございません。町民みんな、この病院を大事にしているものだというふうに思っておりますので、病院の存続のためにこれからも町長として、工藤議員おっしゃるように、町民の健康と命を守るのは町長の責任でありますので、きちんと真摯に取り組ませていただきたいというふうに思っております。
議員の質問 5番 工藤松子
町長を応援した人方も、みんな松前病院は町長が守ってくれるものと思って信じているんです。ぜひ、1箇所、2箇所ではなくて、各地域に入ってやってください。1箇所でも、まず7月中にお願いします。答弁求めます。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
先程も申しました、検討させていただきたいというふうに思います。しかしながら、厳しい選挙戦戦ってきたこともですね、どんな町でどんな選挙だったと思います、工藤議員、ちゃんと確認していただきたいというふうに思います。私にも後援者がおりますので、きちんと相談させていただきたいというふうに思います。