松前町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月22日
町立松前病院「5年間の漂流」このままで地域医療は守れるのか
- 聞いた人
- 福原英夫 議員
- 答えた人
- 町長 石山英雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 福原英夫
沼山議員の流れるような質問、私が一期目で当選したときに、一般質問をしたときにはイエローカードが出ました。今日は、二重丸、三重丸の旗が挙がるんでないかなと、それぐらい素晴らしい一般質問でございました。それと、先程所信表明のときに、町長に当選のお祝いを、言葉を述べるのをちょっと逸してしまいました。本当におめでとうございました。まず、私は、今一番おっきい課題、町立松前病院のこと。本当は、町長にはこのことで一般質問するんではなく、別な角度で、やはり松前の産業であり、人材育成であり、いろいろな分野で質問したかったわけでございますけれども、長く、ここの表題に書いてますけども、5年間の漂流、このままで地域医療は守れるのかというふうな表題で今回一般質問をするわけでございます。それで、内容については、作文してありますので、順序はちょっと入れ替えがありますけれども、町長に答弁していただきたいなと思います。まず、最初に、町長がこの頃よく松前町に相応しい病院についてと、きっともってこの考え方と構想があるんではないかなと思いますけれど、まず、そのことをお聞かせください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
先程の所信表明の中でもお話させていただきました。梶谷議員の質問だというふうに思います。松前に相応しい、きちんとこう20年後、30年後の町の構想を描く中でですね、そういう松前に相応しい病院を作っていきたいというふうに思っているところであります。皆様方の、町民の皆様方のお声、意見を聞きながらきちんとそういう目標に向かって、町民一丸となって進んでいくべきだろうというふうに思っておりまして、そのことが松前に相応しい病院づくりになるというふうに思っているところであります。
議員の質問 3番 福原英夫
確認ですけれども、そうしますと、具体的な構想は町民と、またスタッフと、ラインと、病院と協議をしながらその構想を具体化するというおさえでよろしいですね。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
医療の現場の意見を聞きながら進めることが、大変大事なことだろうというふうに思っているところであります。
議員の質問 3番 福原英夫
それじゃあ、ちょっと方向を変えます。2013年12月、第3回、第4回定例議会のときに町長の意向で補正予算が組まれました。この補正予算は、14年の2月に九州、川崎町へ独立行政法人として全国で、町村では初めてやられたかなあと思いますけど、そこへの視察。それと2015年、北海道より2名の職員の派遣依頼をし、着任した。これも、今確認します。2015年11月、議会として伊藤議長を中心に、また委員長としては副議長の西村さんがその任にあたり、地域医療の今後のあり方に関する調査特別委員会を立ち上げた。この4項目、いかがでしょうか、確認させてください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
確認というご指摘でございます。そのとおりだったというふうに思っているところであります。
議員の質問 3番 福原英夫
そのとおりであったということは、取り組んだというふうに考えていいですね。それで、2013年12月9日、新聞報道にあるんですけれども、病院側は、方向が定まっているが、町長の決断、行動が伴っていないことが今日の混乱を招いているというふうに私も思っておりましたし、新聞も何かそのようなこと書いてました。それと、過疎、高齢化、遠隔地のハンデを克服し、地域医療を守るためには、地域の実態に合わせた医療が提供できる医師の確保が大変大事なことです。今回のことで、町民になぜ5年間も病院の課題を解決できなかったのかと先日問われました。町長と議員の責任は重いよというふうに言われました。そのとき、私は、そのときの答えは、勉強不足でしたと答えました。しかし、それだけではすまないと思います。やはり、謝罪と約束の履行の方向を確認し、実行することが必要です。また、木村院長は、松前に着任したときに、町長及び議員は少しでも長くいてくださいと依頼したそうです。院長からは10年以上、それ以上1年でも長くいたいと答えたそうです。まあ、ここは質問でございませんので聞いてください。着任した当時は慢性的な赤字続き、不良債権が発生した最大6億円の一時借り入れをしながら運営していた。きっと地域医療の崩壊を危惧していたと思います。その課題解決のために、医師として人生を賭けて病院の改革と医療の質の向上と経営の健全化のために果敢にチャレンジしてきたのです。まだやるべきことは山積していると思いますが、素晴らしい病院になりました。その実績を評価することなく、課題解決のための話し合いをしないまま、無駄な時間を過ごしてしまったのではないでしょうか。なにゆえ院長の考え方と行動を理解することができなかったんでしょうか。今でも疑問に思います。2013年には、院長はきっと大きな気持ちで受け止め、再出発したと思います。木村院長先生を全面的に支援する約束をしたと私はとっておりますけれども、しかし、その後の今日まで、町長はお詫び、反省、約束をしたにも関わらず同じことを繰り返しました。私は、取り返しのつかない対応をしてきたのではないか、ここが私の聞きたいところです。取り返しのつかない対応をしてきたのではないか。そして、この3年間、どのような対応と考え方で進めてきたのか、この2行でございます、聞きたいのは、答えてください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
縷々ご指摘いただきました。ちょっと一般質問の内容とずれている部分がありまして、答弁できるかどうか、全部答弁できるかどうかわかりませんが、まずお答えする前に、一言述べさせていただきたいというふうに思います。病院のことが大きな争点の今回の町長選挙でありました。大変厳しい選挙戦でありました。私は、3月定例会におきまして、町民の審判を受ける旨の表明を致しました。経営形態の見直しや病院改築の考え方を、私の考え方を選挙戦で訴えてきたところであります。独立行政法人化に向けて、病院の職員の理解がなければできないというふうに思っているところであります。また、非公務員型を目指すことになるので、職員の身分が変わることもありますので、まず職員の意向調査をして、合意形成を目指すんだということを訴えてきたところであります。更には、議会、町民の皆さんに丁寧に説明することもこの選挙戦で訴えてきました。改築につきましても、町民の意見を聞いて、20年、30年後を見据えた、松前に相応しい病院づくりを公約として訴えてきました。結果として、町政の継続という審判をいただきました。今回の意向調査につきましては、決して独法化を否定するものではなくて、29年4月1日スタートに向け、前進するための環境づくりだと説明をしましたけども、残念ながら受け入れてもらえなかったものであります。私は、病院の設置者であり、町民の審判を受けた一人の政治家として、この思いを伝えましたけども、理解が得られなかったというふうなことを、まず述べさせていただきたいというふうに思います。今まで、病院の方向性、独法化、或いは改築につきましては、院長と協議を重ね、その方向で進んできているんではないでしょうか。福原議員、そう思いませんか。議会議員として、議会議員として、特別委員会も設けて進めてきているんじゃないでしょうか。私は、誠心誠意、その努力をさせていただいているというふうに認識しているところであります。
議員の質問 3番 福原英夫
まあ、はっきり言って、町長の気持ちは痛い程わかるんです。そういうふうに自分で進めてきたと自負してることもわかります。ただ、自分は聞きたかったのは、前段というのは自分のことの文章の中での説明を加えながら、経過経緯をお聞きしただけです。最後に聞きたかったのは2行と言いましたね、私は、2行なんですよ、この今の。それは、町長、お詫び、反省し、約束したのを、したにも関わらずまた同じことを繰り返しましたね。それで、前段でなんでこの町長っていう、13年の12月の第4回定例で補正上げて取り組む姿勢を見せたのかと、そのことを前段で言いましたね。だから、まず確認だけさせてくださいと。そして、最後に今、町長の今、思いを言ったことを最後に聞きますから。まず、それじゃあ、続けます。ここにも書いてありますけども、松前方式が崩壊、これは木村院長が立てたプランですよね、松前方式って言うのは。それで、町長は、松前、木村院長が進めてきた松前方式というのはご存じですか、ちょっとお答えください、どういうふうな内容か。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
詳しくは承知しておりませんが、院長先頭になりまして、研修医の教育等々、いろいろ努力して結果も出ていることは十二分に承知しているところであります。
議員の質問 3番 福原英夫
はっきり言いまして、私もわからなかったんです。なぜわかったかと言うと、議会の特別、調査特別委員会での資料を見て。それと確認として病院の事務担当と話をして、ようやくわかってきたんです。やはり、まあ、それがこれですよね、これです。これが病院の今取り組んでいる、今まで取り組んできたのを説明した文章です。それで、ちょっと木村院長の方式って言うのは、あまりにも膨大でした。ちょっとだけ、まあ、僕、時間いっぱいありますから。まず、全科診療の導入、24時間対応救急病院、医師ができないとできないそうです。人工透析、老人施設への訪問診療、7箇所あるそうですね、200人以上。江良診療所の運営、それと在宅の訪問診療、応援医師体制の確立、また外部委託していた特定健診の受託、各種検診の事務活動と拡充と充実。それと、次に初期研修の地域研修受け入れ、今年度は80名に達するそうです。そして、今まで来ていた医大、札幌医大以外に慶応大学からも来たいですよという声が掛かってるそうです。もう全国ネットワークになっていてびっくりしました。実態を知って、初めてああ、そうだったのかなあというふうに思いました。インターネットを活用した地域の総合学習とプライマリーケアレクチャーシリーズと、インターネット、インターネットカバランス、これは、各地を結んでへき地医療を担う医師を始めとする現場で働く医師の医療の資質の向上の貢献、週2回、30分、110箇所から全国、毎回300人前後。なぜ、学生を受け入れるか、地域医療を、学生に地域医療知ること、地域の良さを知ること、将来地域に従事する医師が出ることを願っている取り組み。町のコミュニティの拠点を担う医師の資質の向上と安定的に医師の確保に繋がる、その願いで今までこういうことをしてきました。隣接地を含めた地域医療構想、包括ケアシステムですね。このことだけでも僕はびっくりしました、これだったら、今7人体制ですよね、前は10人いました、本当にできるのかなと。それで、黒字化。一番皆さん方がいろいろ、ある議員も言ってましたけども、公立病院の運営は国等の交付税や医業収益によって賄われます。しかし、松前病院は何十年も赤字を続けてきた、その上に一般会計よりその都度繰り入れてきた。平成21年度で不良債権解消、特に平成13年度から6年間赤字補てんなし。その間、過去最大6億円の銀行借り入れを返済、発生した不良債務解消、立替分の病院特例債を平成27年度で完済した。平成20年度から8年間黒字決算、一般会計から赤字補てんが21年度からなし、一時借り入れがあったものは28年度に現金6億円を繰り越し、12億円完済された。もう一つ、やはり人に、人に医師は来るんですよ、惚れて。僕らもそうです、石山町長好きだと、若佐副町長好きだと、そういうふうなことで支えたり、支援したり、何かあったら応援するんですよ。やはり、木村院長のすごさって言うのは、全国のプライマリーケア、全科診療方式導入は官民問わず、全ての学生を理解している。全道、全国で活躍している医師からの信頼は揺るぎない、事実です。このことは、プライマリーケア北海道支部長、日本プライマリーケア連合会の副理事長、札幌医大臨床教授と、まだ公称ございます。松前町ではいろいろ問題、課題は投げ掛けましたけども、これだけの人材だっていうのは行って初めてわかったということを了承してください。それと、更に院長は透析の導入。これは、うちの議員がお願いして導入したそうでございますけども、自ら透析の患者に対応する資格を取得するために、出掛けて行って資格を取ったそうです。町民の生活とニーズに即した医療に取り組み、実施してきたことからもわかると思います、院長に対する評価というのは。私のいとこの京都にいる医者、福島県の医学長になってますけど、「おじさん、お医者さんなんて、あなたが言うように簡単に来るもんでないですよ」、そして、「優秀な人材、そして、その同じ志を持ったお医者さんなんて、あなた簡単に来るわけでないよ」と、こうこの間言われました。私もそうだと思います。それで、このプランの計画と、まあ、木村方式ですよね、木村方式の実行の成果に繋がるには地道な積み重ねがなければなりません。このことは、私も誰でもができると思いません。歴代の院長ができなかったこと、真実に、できなかったことを解決したことを如実に表しているんですよ。なにゆえこれだけの実績を上げてきた木村院長を信頼し、病院経営をお願いする判断ができないで今日に至ったのか、まずこの1項目だけです、答えてください。いいですか、なにゆえ、これだけの実績を上げてきた木村院長を信頼し、病院経営をお願いする判断ができないできたのか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
ご指摘いただきました。私は、基本的に、木村院長には本当に経営にも頑張っていただいておりますし、今まで福原議員が言ったことにつきましては、敬服をしているところでありまして、決して否定したつもりは一回もございません。病院の経営に対しましても、一言も言ったこともございませんし、人事につきましても、ほとんど院長の要望どおりに人事配置をさせていただいていると思っております。従いまして、院長を否定していることは一個もございませんので、まずご理解いただきたいと思います。いろいろこう一般質問を通告いただきまして、自分なりに答弁要旨を考えてきたんでありますけども、ちょっと質問と答弁が噛み合わない部分ありますので、できましたら、通告に従って質問していただければなと思うんですが、その辺いかがでしょう。
議員の質問 3番 福原英夫
まず、最初に訂正とお詫び。自分の言葉の中に不適切な言葉、含まれていたように自分も思いました。それと、町長を批判しているわけではございません。町長も町立病院をどのように残すかという視点に立って、今まで病院長と協議してきたということも十分わかります。しかし、その過程で行き違いがあったんでないかと、その行き違いを修正していただいて、松前の町立病院が独立行政法人が方向がいいというふうなことで取り組んでる、きた今までの姿勢をもう一度どこが詰まってしまったのか考えていただければなと思いました。それで、質問です。ここにも書いてありますけども、全国の自治体のモデルとして期待され、脚光浴びてきたと聞くが、これが、先日城西大学の教授が松前に来てたんです、2泊3日で。そして、そのときに教授は、松前の今取り組んでる病院ってのは素晴らしいねと、そうしていたんですけれども、ちょっといろいろ資料調べたら、もう少し理解と支援があればいいなあと。そして、11月に今その本を出したいよと。それで、自分はここに注目したのは、全国医療関係の雑誌として載るもんですから、松前が脚光が浴びるって言うより町長の決断、実行したことに脚光浴びるんでないかなというふうに思ったものですから、私はそのようなことを頭に置いたもんですから、石山町長、この全国にアピールするせっかくのチャンス、活かしていただく考えはないでしょうか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
プライマリーケア含めまして、全国に発信している木村院長の存在は十分承知しておりますし、今までバックアップはさせていただいたというふうに思っております。
議員の質問 3番 福原英夫
理解しているというところから、自分としてはだよ、もう一歩ね、突っ込んで支えてあげれば良かったのになあと、この場においてね。この間もまた辞職願い出したもんですからね、なかなかそれは解決できないかなあと思ってる気持ちがあるもんですからね、どうにかして、上手く話し合いがまとまればいいなあと思ってたもんですから。それで、ここにも書いてありますけれども、2013年に辞職願いを撤回した折に独立行政法人の検討を進めることを約束した。先程前段で述べたのはこのことなんです。町長は取り組んできたことは確かですね。それで話し合いはどうですか、どれぐらい深まって、課題を解決できるだけの話をしてきたのかなと。そこは一番私は注目してるんですよ。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
通告にある質問いただきまして、ありがとうございます。まず、独法化、地方独立行政法人に関わる経営形態に向けまして、今までどういうふうな話し合いをされたのかというふうなことだろうというふうに思います。独立行政法人化に係る経営形態の調査の実施、これは議員ご指摘のように補正予算をもって福岡県の川崎町の町立病院の視察をさせていただきました。また、総務省への経営形態調査の実施などの他に昨年6月には、病院からの強い要請がありまして、北海道の職員2名の派遣を受け入れまして、行政改革室を新たに設置し、設置移行行政改革室と病院事務局で計16回の打ち合わせを実施しました。その他に、副町長と病院との打ち合わせが7回、これ院長と6回、副管理者と1回、私と木村院長とは先日の辞意を表明された面談を合わせて3回の打ち合わせを実施させていただき、協議をしてきたところであります。
議員の質問 3番 福原英夫
町長、この間、新聞をちょっと調べていたんですよ。どういう経過経緯かなと思ってね。そしたら、例の12月の20日、函館新聞に、地域医療の崩壊を回避ということで函館新聞に載ってました。このときに一連のやりとりを見舞った前田一男衆議員は、信頼関係の部分を置き、全部適用で曖昧な部分を独立行政法人化した方が良いとしたうえで、同院長に対して、他の医師の慰留を要望、同町は同日午後、防災無線で町民に詫びたと。町長も、このときにはやはりいろんな意味で前向きに捉えて、そして検討するというふうなことで私もおさえてるんですよ。ですから、何でそのときにこのことが話されたのに、こういう事態に陥ったのかなと。それは、話し合いが上手く進まなかった、話し合いの回数が少なかったと。それと、それは後でやります、そういう問題、課題があったんでないかなと。それ、ちょっとどうですか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
私は、議会でも特別委員会でも言っております。この独立行政法人化につきましては否定したこともありませんし、松前ならではの独法化のスタイルがあるはずだと、みんなで勉強してその方向に向かいましょうという話は、議会の中でも特別委員会の中でも話をさせていただいております。決して、協力的じゃないと言われましたけども、そのつもりはないです。この実現のために今日まで進めてきたと思っております。私は、病院の設置者なんであります。そのことを十分ご理解いただきたいというふうに思います。
議員の質問 3番 福原英夫
今、町長が病院の私は設置者だということを言いました。私もそのとおりだと思います。木村院長は事業の全適の管理者です。町長は、提案したり決定する権限があります、これ、はっきりしてるんですよ。ここを間違って捉えれば、ただ、その進め方ね、進め方でどこかが狂ったんでないかな。それで、町長にはここにも書いてますけども、なぜ町長は病院職員の協力と理解にこだわったのかということなんですよ、僕は。始終そのことを言いました。それと、6月16日に木村院長との、まあ、最後の話し合いですよね、そのときに町長はアンケート用紙を、アンケートにこだわったというふうなことでした。持参したようですが、やはり、職員の理解と協力はアンケート以外で調査する手法はなかったという考え方だったのか。それで、ちょっとそこのところ。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
議員ご承知のとおり、議案の提案は町長がするわけであります。その町長がですね、議会に議案を提案するにあたって、この先程申しましたけども、病院の地方独立行政法人化に伴う大きな変化に、変化があるわけでありますので、職員の皆さんが非公務員化や独自の人事、給与、制度の導入が挙げられているところであります。これは、特別委員会の中でも議論なっているところであります。このことは、現在病院で働いている職員にとって、大きな変化になるわけでありますので、独立行政法人移行後も引き続き松前病院を運営していくためには、多くの職員の協力は不可欠、理解は不可欠であるわけであります。私が、本当に簡単なアンケートなんでありますけども、職員の意向を確認した上で、それを確認して議会に提案をしたいというふうなお話をさせていただいたところであります。本当に、選挙戦の中でもですね、話を訴えてきたんでありますが、町民の皆さん、議会の皆さん、職員の皆さんに丁寧な説明をしながら、大きな分岐点だと思うんですよ、松前の病院がどうなるのか。その辺を十分町民の皆さんに説明しながら進めていくべきだろうというふうなことで、まず、職員の理解がなければ進まない部分ありますので、私はその職員の意向を大事に考えたところでありますので、ご理解いただきたい。決して否定するつもりはないんであります。院長のやっていることもですね、職員の皆様方は評価していると思いますので、議会に提案するための一つの判断材料というふうな考えでお示しをしたわけであります。ご理解いただきたいというふうに思います。
議員の質問 3番 福原英夫
町長のそこの部分、わかるんです、わかるんですよ。アンケートという手法を取ることによってそして、職員の理解を数字で確認する。これ、よく自分達もとるんですよ。それで、ちょっとこういうふうに視点を変えてみたらどうかなと思ったの。それはね、院長と事務局が積み重ねてきた信頼を、やはり信用できなかったのかなあという、病院のスタッフはそこで失望してると。また、まあ、そんなにあちこちあれしないで。また、現在までの病院事務局が行ってきた説明会や、職員の自主的なアンケート、組合もそうですよね、63人か4人よりいない組合ですよね。毎日の経営企画会議、また6月13日に行われた、まあ、デスク言って聞いたんです、100人以上の職員が、100人ぐらいの職員が集会に参加したそうです。涙ながらに院長に慰留をお願いしたそうです。事務局としては、町長以下にも、どうぞ、こういう場面を作ります、ありますので出てくれませんかと言ったそうですが、仕事の都合で出れなかったのは事務局としては残念だったと。いかがでしょうか、手法としては、そういう積み重ねは日常、普段でしている方の信頼するか、アンケートで信頼するか、私、両天秤にかけてたんですよ。どちらも良しなんですよ、はっきり言うと、どっちも良しなんです。しかし、これも私が言う、町長の判断です。町長がどちらの判断を優先するかだったんですよ。病院側は今までの日常普段の業務、それと去年も今年も100人ぐらい集まってる、その他に何回もやってる。こういうもので病院長は判断して、最後は16日だったと。これをどう捉えるかなんですよ。だから、アンケートは何も間違いだと思いませんよ。しかし、やるんであれば、もっと早くなんでやんなかったと、そこだけなんです、このアンケートについては。それは、先程町長が言ったけれども、町長が提案する、議決は議員だけど、町長が提案権があるわけさ。その判断材料として、町長は説明として不十分だと、ね、この病院側の積み重ね方式がね、不十分だというふうに考えるんであればそうですかというふうになります。しかし、検討に値するよと、これからのね、検討に値するよと。そうして病院事務局とちょっと話して、本当どうだったのかと、そういう調整をなさったらいいんでないかなという気持ちがあるもんですから、このアンケートをするのか、積み重ね方式とするのか、これちょっと答弁願います。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
福原議員から、アンケートともう一つの手法の話されました。私は提案者と致しまして、アンケートを選びました。なぜ早い時期にやらないのかというご指摘でありますけども、いろいろ、いろんな話を聞いている中で、公平に、公正にやる方法ないだろうかと、しかも、短期間にやれる方法と。ですから、6月の今期定例会、この定例会の条件が整うんであれば、最終日には追加議案も出しましょうと。それがもし間に合わないんであれば、7月の上旬に臨時議会を議会にお願いして、病院の定款について提案していきたいというふうなことは、説明をさせていただきました。決して4月、来年の4月1日の独法化のスタートに否定するものでもありませんし、ギリギリ間に合うタイムスケジュールを作成して、職員と今まで進んできたところであります。手法としてアンケート、本当に簡単な丸書くような簡単なアンケートなんですが、それで私は議会に提案する一つの判断材料になるというふうに判断しましたので、お願いしたんでありますけども、残念ながら引き受け、理解していただけないというふうなことであります。今でも議案の提案は、私、町長にあるわけでありますので、私は、その部分につきましてはぜひ理解をいただきたいんでありますけども、理解していただけないというふうな状況であります。
議員の質問 3番 福原英夫
町長が、そこまでアンケートにこだわって、突っぱねてるんであれば、結果はわかりますけどもね。質問の内容を変えます。それと、ここにも書いてるんですけども、通告どおりにしないさいって言うから、通告どおりいきます。町民や職員の不安と不信、経済、悪評への影響をどのように受け止めているのか。どうでしょう、どのように受け止めてるんでしょうか。もし、病院の院長が松前を去る、そして、何人かの医師が去っていく、そういう日がですね。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
福原議員、私ども一生懸命慰留に努めている中でですね、大変にデリケートな問題でありますので、院長がいなくなった場合、或いは先生がいなくなった場合、他の先生がいなくなった場合というのは、今の段階で議論する必要はないだろうなというふうに思っております。また、町民の命と健康を守るのが町長の責任でありますので、どんな状況になりましてもですね、引き続き松前病院を守るために努力はさせていただきたいというふうに思っておりますので、ご理解といただきたいというふうに思います。
議員の質問 3番 福原英夫
町長ね、なぜ先程所信表明のところで質問したかって言うと、この3ページの下段ね、そういう微妙なときだったもんだから、きちっと文書化してあげたら良かったんでないかなという気がしたもんですから、質問したんですよ。それで、4月26日に副町長が院長に来年3月の第1回の定例で提案したいと。やはりこれから進めていくうえにおいては、定款を通す、その他条例を準備するので副町長はお話しに行ったと思うんですよ。院長とすれば、その気持ちはどうだったのかなあと思いますけども。まあ、そこのところ、十分に町の方としては、この、今の、今ですよ、これから違う分野でいきますけども、今の段階で病院のことが重要課題だと、十分に協議していたのかと。十分に町長以下、担当課と、それと病院と十分にこのことですり合わせして進む方向はこうだよと、やっていたのかということを答弁してください。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
私、3月の定例議会において、この定款の提案にあたっては、きちんと町民の審判を受けた中で、責任のある対応をとりたいというふうなことを訴えてきたつもりであります。その結果、この6月の定例会に定款をかけるというのは、本当に努力をして、職員共々打ち合わせしながら進めてきたところであります。しかしながら、最終的に町長の判断として、アンケート、職員の意向調査は、この先の大変大きなウエイトになる労働組合もありますし、そのことを考えると議会に提案できるギリギリまで意向調査して、それをもって正々堂々と議会に提案していきたいというふうな旨を説明した、示したんですけども、理解していただけないというふうなことなんであります。
議員の質問 3番 福原英夫
やはり、どうしても町長は部分的にこだわっていたと、それと、こういうことは、ついては十分にスタッフとラインと協議していたよと捉えていいんですか。本当にいいんですか。わかりました、町長のシグナル、キャッチをしました。それで、先程言ったんですけども、町民や職員の不安と不信、経済、町への悪評の影響をどのように受け止めるかと聞いたら、今、進めてるんでね、現在進行形だから、それを言うのはちょっとはばかると。まあ、それはいいんでないですか、それは当然ね、町長としては当然です。自分としては、病院機能の縮小、医師の流出、ボディブローのように効いてくるなあと。なぜかというと、前にも、木村院長方式というのはすごいものだったよという評価。そして、町長のこだわっているアンケート、それと、経済へ。なぜそういうことか、町民への影響、第1、透析患者、次に200名以上、7箇所の老人介護施設の訪問診療、24時間体制の救急医療、訪問医療、江良診療所の医療行為、応援医師の打ち切り。また、体力に自信がない、移動手段がない、経済的な負担が厳しいよと懸念している町民。これが、その他がありますけども、町民への影響でないかと自分は思ってました。それと、職員への影響。万が一、万が一ですよ、これは全部クイッションですから。職員の雇用不安、そして、この若い人達は人口の流失になる。特に臨時職員59人、委託職員23人、まあ、何人か欠けるかなあというふうに思いますけれども。それと、経済への影響。これは、自分なりの分析ですから、聞き流してください。計り知れない。再度赤字病院への恐れ、所得税等の税収の減少、町内の消費減。そして、働く場の確保が本当にできるのか。それと、町への悪評。町の課題や新しいことに挑戦する人材を受け入れない風土、町民の気質。私は、松前の町民は人柄がいいし、世話好きだし、多くの長所を有していると思ってます。その他、滞在型の交流人口を既に病院ではやってます。なぜかというと、研修医、実習医が80人。昨日でしょうか、釧路が147人の長期の滞在型の交流人口が多くなってきたと。それと、このことは道の意向に沿った独立行政法人への移行もあると思う。道からの2名の職員派遣。道も2017年度の病院管理制度を導入。今後あらゆる面での道の支援が停滞するのではないかと、私は恐れております。総務省も支援しているようです。このような懸念は、当たらないでほしいと思ってるんです、今の時点で。こういうような影響は当たらないでほしいと念じております。いかがでしょうか、今のいったようなことは予測、私は分析の中で予測したんですけど、今聞いて、町長どうですか。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
先程も答弁致しました。現在、私が辞表を預かっている状況であります。想定した質問に答えるのは、ちょっとと思っておりますので、理解していただきたいというふうに思います。デリケートな問題だというふうに思ってますので、ご理解いただきたいというふうに思います。
議員の質問 3番 福原英夫
それもわかります、はっきり言って。いい方向に向かってほしいなと思います。それで、私、ここの中で言ったのは普通の車を持ってる人、ある程度の所得を持ってこうしてる人達はいいんだけれども、年齢がいって、本当に町立病院に行くのも厳しい人達が多いんですよ。それと今度透析、どこに移るのかなあと思ってね。もし、そういうことがね、私は懸念してますので、町長は解決の糸口を見出していただきたいというふうに思ってます。そして、最後です。今、町民が安心して医療を受ける環境を脅かす事態に陥った。責任を誰がとるのかというふうなことを言ってますけれども、私は書いてますけども、現在進行形だと、調整してるというふうなことではわかりますけれども、やはり、自分としては取り返しのつかない財産を失うのではないかと思ってます。病院っていうステーションを通してコミニティづくりができるんです。あすこに、今いろんな人達が行ってます。そして、絵を飾ったり、それと自分達の憶えた歌であり、民謡であり、踊りを披露したり、コミニティの拠点化になってきてるんですよ。そして、今度新しく作ろうとする病院構想も、そういうものに合致したものとなってくると思うんですよ。やはり、簡単に病院っていうものを作れるわけでないですから。そんな意味では、やはりこの失うものは大きいなということは。それと副産物としていろんなことが発生しております。少子もそうです。そして、まちづくりに確実に担える高い資質を有してる院長に委ねることの糸口を、突破口を町長はつかんで、そして、副管理者であり、町長、管理者であり、事務局の白川さんなり、内藤さんなりと調整しながら、やはり道を開いてほしいと。今回、なぜ私がここまでしつこいかと言うと、医療っていうことは軽々に語られないものですから。そして医療を失うっていうことは、松前町の地盤沈下に拍車をかけるというふうに自分は思ってる人なもんだから。余所の人よりその強い思いがあるもんだから、町長にはそういうことをしてもらいたくないし、町長のトップダウンの決断で物事が済むんであれば、有志一同はこの間新聞に載ったように、応援できる態勢は作ってますから、そんなことで決断のできる環境が整ったかどうか、言葉を一つ、一つ答弁願います。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
本当に、長きにわたって町民の命と健康を守るために献身的にご努力をいただいている木村院長には、松前町民の命と健康を守っていただくためにも、引き続き病院で医療に携わっていただきたく、慰留に努めているところであります。町長は、私は病院の設置者でありまして、町民の命や健康を守る、町民の健康保持に必要な医療を提供をする責任があると考えております。病院を守るために、引き続き全力で取り組んでまいりたいというふうに思っております。
議員の質問 3番 福原英夫
最後ですけども、先日ラジオ聴いてました。そしたら、戦争を美化した時代、第2次対戦、日清戦争、その時代はそういう空気に支配されたそうですよ。いいと、私達は死んでもいいんだと。しかし、この間、広島にオバマさんが来たときに、謝罪はいらないよという空気でした、長崎もそうでした。一部の人は謝罪しなさいよと言ってましたけど、空気なんです。空気に世の中は左右されます。そして、先日NHKの朝のラジオ番組「社会の見方」、私好きなもんですから聴いておりまして、このときに先日三菱自動車の燃費改善の問題出てました。このときに間違った判断及び道を進もうとしたとき、それを早く指摘し、訂正、修正すること。なかなかこれもできないことですけどもね、しかし、このような決断をするタイミングがもうギリギリきたかなと。それで、最後に言いたいのは、町長、先程も言いましたけど、スタッフとね、副町長、総務課長、議会事務局長、議会事務局、議長とも話し合いながら、最後はどうするかという話し合いの場をやはりもっていただきたいなというふうに思っておりますので、最後に力強い答弁をお願いして、私は終わります。
町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)
繰り返しになります。今、本当にこうデリケートな時間でありますので、踏み込んだ答弁できないのがありますこと、ぜひ理解していただきたいというふうに思います。病院を守るのは町長の責任でありますので、責務でありますので、全力で取り組ませていただきたいというふうに思います。