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八雲町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月11日

介護保険制度、八雲町の場合は

聞いた人
佐藤智子 議員
答えた人
町長 岩村克詔、保健福祉課長 戸田淳

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

4番目です。介護保険制度、八雲町の場合は。厚生労働省は物価高騰で大変なときに、しかもポストコロナで体力が弱り介護需要が高まっているこのときに、介護保険利用料の2割負担を、年金収入等で 220 万円以上の単身者を対象に増やそうとしているということでございます。現在の介護保険利用料は、年金収入 280 万円以上が2割負担、340 万円以上が3割負担となっています。全日本民医連が、2割に負担が増えたらどうするかを利用者に聞いた調査では、施設を退所すると答えた人が 13 パーセント、在宅サービスを控えたり中止すると答えた人が 34パーセントもいたということでございます。サービス利用を続けられない人も出てくる恐れがあります。利用料2割負担のほかに、介護保険料値上げや老人保健施設の多床室有料化も検討されております。2024 年の介護保険事業計画改定に向けて、高齢者とその家族が利用しやすい介護保険制度を維持できるように、国に要請するとともに、八雲町としても負担を抑える考えがあるかどうかお伺いいたします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

佐藤議員の4つ目のご質問にお答えいたします。介護保険制度は、急激な高齢化や核家族化などを背景に、高齢者の介護を社会全体で支え合う仕組みとして創設され、利用者は介護サービス費用の一部を負担し、残りの費用の半分は介護保険料で、もう半分は国・道・町の税金などで負担をし、3年毎に見直しを行い運営されています。利用者の負担割合は、制度創設当初は1割でしたが、公平性を確保しつつ制度の持続可能性を高める観点から、平成 27 年8月からは、被保険者の上位 20 パーセントの一定以上所得者が2割に、また、平成 20 年8月から、は特に所得の高い現役並み所得者が3割になるなど、見直しが行われてきました。来年度の制度改正については、現在、社会保障審議会において、介護保険料や利用者負担などの給付と負担や、老人保健施設をはじめ各介護サービスの介護報酬の改定などについて、年末までに結論を得るため、議論が続いているところです。来年度の改正内容については、まだ決定されておりませんが、仮に、2割負担の対象範囲を拡大する法令改正が行われた場合、町が独自に該当者のみの負担を抑えると、逆に、他の2割負担の方とは不公平になることや、制度以外の財源が必要となるため、他の町民との公平性も失われることから、町として独自に負担を抑える考えはありませんが、国への要請については、介護保険制度が全国に共通する内容であるため、毎年、全国町村会から要望を行っており、今後も、町村会を通して行うべきものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

国が決定したら、それと同じ内容になるということで、残念な思いであります。介護保険始まって 23 年になりますが、3年改定ごとに保険料が上がったり利用料が上がったり、また受けられていたサービスが受けられなくなったりという、そういうあまり良くない方向に進んでおります。それで、令和4年度の決算を見ますと、八雲の介護保険予算の6千万円の基金がありますが、その基金の使い道は、どのように考えているんでしょうか。

町の答え 保健福祉課長 戸田淳(保健福祉課長は2024年3月まで)

議長、保健福祉課長。

町の答え 保健福祉課長 戸田淳(保健福祉課長は2024年3月まで)

ただいま佐藤議員から介護保険の基金の使い道というご質問かと思いますが、まず3年毎に保険料を見直しをする際に、3年間の保険給付の推計を出して、どれくらいの費用が掛かるか、今現在もその作業をしておりますが、推計しまして、それで保険料等を仮にどの程度の保険料になるかをまず出しますが、その時点で、基金が町のほうで一定程度ございましたら、それも取り崩せる部分があるとすれば、保険料の上昇を抑えたりだとかということに使用しており、今、第8期ですが、今回7期が 5,700円の保険料でしたが、8期の推計の中で、一定程度基金を投入して介護保険料を抑えるということに活用が可能だということで、第8期においては 5,500 円に保険料を減額したということもしております。あとは、毎年の決算に応じて、費用が不足する場合もございますので、そういった場合には基金のほうから取り崩しをして、介護保険の運営を行っているところです。以上です。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

基金は保険料調整が主な目的に使われてきたと思いますし、色んな施策で足りない部分を補填するためにも持っているものと思いますが、国の制度が良くなっていかないと自治体ではどうしようもないものがございますが、何とか利用料を抑えるということを、八雲町でも試みとしてすることはできないんでしょうか。無茶を言っていますかね。

町の答え 保健福祉課長 戸田淳(保健福祉課長は2024年3月まで)

議長、保健福祉課長。

町の答え 保健福祉課長 戸田淳(保健福祉課長は2024年3月まで)

利用者の利用料の負担を抑えることができないかということですが、町長の答弁にもございましたが、介護保険の制度が、利用者の負担と、あとは保険料と、あとは税金で賄っているという、一応、何パーセントとか全部決まった中で運営されておりますので、町が独自にどこかの部分を抑えるとなると、そこは本来、別な財源が必要となりますので、本来負担しなくてもいい世代からの税金を使用することになったりだということもございますし、あと利用者負担もそうなんですが、様々な低所得者に対する制度や、現行の制度においても保険料の軽減ももちろんですが、高額になった場合の給付や介護保険サービス以外でも施設に入っていて、居住費と食費が高額になった場合の補足給付の制度や、その他にもいくつか既存の制度の中で、過度な負担にならないというところに配慮した制度設計もされておりますので、町としては、国の定めたルールの中で運営していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

国の推移を見ていかなければならないと思いますが、介護難民が出たりしないように、より一層努力していただきたいと思います。

出典:八雲町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月11日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる