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八雲町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月11日

風力発電について

聞いた人
佐藤智子 議員
答えた人
町長 岩村克詔、商工観光労政課長 井口貴光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 佐藤智子

では、3番目の風力発電について質問させていただきます。民間事業者が、黒岩山中に 15 基の風車設置を計画しております。予定地である黒岩は、オジロワシや町の鳥であるオオワシなど、いずれも天然記念物で国際保護鳥である鳥たちの営巣地並びに通り道だとされています。八雲町は、環境省が平成 28 年より実施した風力発電等に係るゾーニング導入可能性検討モデル事業に手を挙げました。その際の民間事業者への平成 29 年 7 月の経済産業省の意見書には、鳥類に対する影響という項目があり、本事業の実施により、風力発電設備への衝突事故、移動経路の阻害等による鳥類の生息及び渡りへの重大な影響が懸念されると記されています。バードストライクの恐れがある以上、風車の設置は避けるべきではないかと私は考えていますが、町としてはどのようにお考えでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

佐藤議員の3つ目のご質問にお答えいたします。風力発電事業については、風の力を利用してプロペラを回し、発電する再生可能エネルギーの一つであり、風況が良い地域であれば、風が枯渇することなく、安定的な発電が継続的に図られること。また、発電において、二酸化炭素を排出しないエネルギーであり、環境負荷が小さいことなどがメリットとして挙げられます。一方、風力発電設備の稼働により、鳥類の衝突、また移動経路の阻害等による生息域や生態系に与える影響が懸念されております。このようなことから、八雲町は、平成 28 年から2か年で、環境省の風力発電等に係るゾーニング導入可能性モデル事業のモデル地域として採択され、地域住民の意見や専門家の知見を交えた中で、八雲町独自のゾーニングマップを作成いたしました。今回、ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社が、事業実施を検討している地域については、ゾーニングマップにおいて要調整地域となっており、風力発電の立地は、地域住民や関係機関との合意を得ることを求めていることから、事業者に対し、ゾーニングマップの考え方を遵守して検討するよう指導しているところであります。現在、事業者による環境影響調査が進められております。猛禽類の調査については、本年3月から、渡り鳥の調査は、9月から毎月実施していることの報告を受けており、調査結果については、事業者が住民説明会を開催し、報告される予定であります。八雲町は、オオワシ、オジロワシ、クマタカなどが生息・飛来するという地域の特性があります。この事業は、環境影響調査の結果、地域住民などの意見、また、環境保全の観点も踏まえて進めることが重要であり、何よりも地域住民の合意が得られなければ進めることができません。風車の設置は避けるべきとのご質問ですが、現在、事業者が環境影響調査を行っているところであり、今はそのような意見を述べる段階ではないと考えております。このことから、調査結果や住民説明会の状況などを踏まえて、必要に応じて対応していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

その業者からの説明会というのは、日時は指定されてきていますか。

町の答え 商工観光労政課長 井口貴光(商工観光労政課長は2025年9月まで)

議長、商工観光労政課長。

町の答え 商工観光労政課長 井口貴光(商工観光労政課長は2025年9月まで)

環境影響調査の結果の説明会につきましては、調査はこれから進められていって、その調査が終わらなければ、結果として住民の説明会を開催できないということでありますので、その調査が終わった段階で、調査結果をまとめられたその後に住民説明会が開催されるということで、時期については、現段階ではいつということは、事業者から報告を受けていない状況になっております。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

一度、民間事業者から自然環境団体に説明したいということで、シルバープラザで説明会があったんですが、そのときに出された資料によりますと、ハブの高さ、支柱とかの高さですね。それが 85 メートルから 115 メートルだと。それで、その羽根を付けて回った最大の高さは 183 メートルという巨大なものであります。それで八雲町は、15 基、それを建てて山のほうに、それで 16 メガワットというかなり大きな電力を目指しているというお話でありました。その五稜郭タワーが 107 メートルの高さだと言いますが、2倍とまではいいませんが、2倍近くの巨大なものが、15 基、八雲町の山のほうに黒岩のほうに建つというイメージからしても、あまり好ましくないのではないかと私は思うんですが。そうした巨大なものを 15 基、八雲にというのは、まだ一部の町民しか知らない。ほとんどの町民が知らないと思うんですね。環境影響調査が終わって、町民に対して説明するその前までは、そうした情報というのは、町民には知らされないものでしょうか。

町の答え 商工観光労政課長 井口貴光(商工観光労政課長は2025年9月まで)

議長、商工観光労政課長。

町の答え 商工観光労政課長 井口貴光(商工観光労政課長は2025年9月まで)

住民に対する説明でありますが、今年の 10 月の 21日と 22 日の2日間にわたって、今回、この事業者が事業を検討するにあたって、環境影響調査を行いますと。こういう内容で調査を行っていきますという説明会を開催をしております。それで場所についてはですね、10 月の 21 日、黒岩会館で夜でありますが、18 時から1時間程度、説明会を開催をしております。対象は黒岩地域の住民の方ということで、当日、私も出席させていただきましたが、出席者7名ということでございました。それと2回目は、翌日の 10 月 22 日でありましたが、これははぴあ八雲で開催しております。13 時半から 14 時 50 分までの間で開催をしたということで、出席者2名でございました。それで黒岩会館については、地域の方々を対象ということで想定をしていたようでありますが、はぴあの会場については、八雲町全域の方を対象ということで、周知については、事業者も周知をしておりますが、町の広報誌でもこういった説明会をやりますということで周知させていただいておりました。その中で、各事業者が、事業の概要であったり、あるいは調査の内容であったりを含めて、説明をしてたところでございます。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

はぴあでの説明会は、大変関心が薄かったんだなって、そういうのを如実に感じますが、知らなかった、分からなかった、見てなかったという方も結構いたのかなっていうふうには思います。それで、今、広報見てみますと、今年の6月号に再生可能エネルギーについてということで、風力発電はこういうものだという説明がされていますね。それで次回は、それで成功している事例を紹介しますよということで、8月号に三重県のものとか、茨城県のものとか紹介されております。これも巨大なものですけれども。でもどちらのほうにもですね、メリットがある一方、騒音が発生するだとか、発電量は天候に左右される。それから設置される適地が限られている。それから野生生物の衝突事故などの問題があると。それで、地元の合意や野生生物の配慮など、町民、地域住民との合意形成が必要だということで、慎重な議論を重ねる必要があるということでございます。黒岩に限って説明されたようですが、黒岩含めて八雲町全域で、もっと知らせる活動というか、そういうのも必要だと思うし、本当にこれに書いてあるとおり慎重に行う必要があるものだと思うんですね。だから、こうやって載せてるってことは、メリットも感じていて設置されたらいいなっていう思いもあるという解釈でよろしいんですか。

町の答え 商工観光労政課長 井口貴光(商工観光労政課長は2025年9月まで)

議長、商工観光労政課長。

町の答え 商工観光労政課長 井口貴光(商工観光労政課長は2025年9月まで)

まず、今後も住民に説明する機会があるかどうかという部分ですが、事業者のほうからの説明としましてはですね、今回、環境影響調査をやった結果、説明をしていくということで話をされておりまして、頻度につきましても、柔軟に対応していきたいという話をされておりましたので、そこの部分については、黒岩地区に限らず時期を指定してですね、開催されていくことが想定されるのかなと思っております。それからもう一つは、今後の導入の考え方と言ったことでありますが、八雲町については、再生可能エネルギーの導入戦略というものを策定しておりまして、これはカーボンニュートラルに向けて、地域でも取り組んでいこうということで作った戦略でありますが、地球規模で問題となっている温暖化について、これに解決に寄与していくという、町もゼロカーボンシティー八雲という宣言をしているところであります。また、特に風力発電については、騒音だとか低周波の問題、それから景観、ただ今お話がありましたバードストライク。そういった環境面における累積的影響が懸念されると。こういったことから立地に関しては、慎重に取り扱うべきであるという考え方も、ゾーニングで示しているところでありますので、いずれにしましても、猛禽類が飛来する地域の特性ということもありますので、様々な活動されている方々が懸念されているということも踏まえながら、先ほど町長からもご答弁申し上げたとおり、環境影響調査結果であったり、住民説明会の状況も踏まえて、必要に判断を、対応していきたいと、こういったことでございます。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

ちょうど設置が予定されている場所というのは、オオワシの飛来地といいますか、オオワシの集まっているところだということで、八雲町の鳥はオオワシですから、そのオオワシが万が一、脅威にさらされるようなそういうものは、ちょっとやっぱり慎重になったほうがいいというふうに思っております。それでちょっと数、正確ではないですが、この他に八雲町の他に、黒松内、今金にも稜線沿いに予定されていて、46 基だか 43 基ほど予定されているということで、ちょうど猛禽類が通ってくる、そういう飛来する場所、または、そうする場所にあたっているだろうという自然環境団体のそういう調査もあります。是非、カーボンニュートラルで風力ももちろん、再生可能エネルギーだから含まれるんですが、八雲町は巨大なソーラーパークもありますし、これから青年舎のバイオマス発電も始まると思いますので、十分そっちのほうを活かして、風力のほうは、事業者が進めていくことですが、町としても、もっともっと慎重に、なるべく設置をしない方向で考えていただきたいと思いますが、いかがですか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

先ほどから答弁しているように、八雲町は再生可能エネルギーを推進するということでありますし、ゼロカーボンシティー、カーボンニュートラルに向けていくということであります。これは、やはり化石燃料、原発等々の発電はもっとリスクは大きいだろうということであります。ただ説明したとおり、事業者が説明して、環境に大きく影響があるとか、バードストライクにかかるとかっていう説明があれば、町としてもそれはいかがなものかということでありますけれども、今のところ、そういう判断には至らないということで、説明を聞きながらいきたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

議員の質問 2番 佐藤智子

議長、佐藤。

議員の質問 2番 佐藤智子

では、その説明会がくるころには、みんなで参加して明確な判断をしていけたらいいかと思いますので、頭に置いといてもらいたいと思います。

出典:八雲町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月11日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる