八雲町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月11日
JR在来線はどうなる
- 聞いた人
- 佐藤智子 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔、政策推進課長 川口拓也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 佐藤智子
議長、佐藤。
議員の質問 2番 佐藤智子
では、大きく5点、質問させていただきます。まず一問目です。JR在来線はどうなる、ということで質問させていただきます。新幹線新駅予定地の整備が進んでいます。新幹線が通るようになったら、在来線はどうなるのでしょうか。現在の駅は、閉鎖になるのでしょうか。JR貨物は、11 月 29 日に、貨物路線維持を考える有識者会議の初会合が開かれ、2025 年度中に結論を出すことになっています。旅客は、目処が立っていません。廃止になってしまうのでしょうか。新幹線札幌延伸を了承するときに、沿線自治体の首長は、JR北海道から要請され、経営分離を認めています。在来線を第3セクターで行うことは、検討されるのでしょうか。各自治体の財政力からすると、当然バス転換は検討されることになりますが、バス業界も運転手不足で減便が相次いでいます。鉄道は地域経済を支え、住民の通学や生活の大切な足であります。バス転換を急ぐことなく、鉄路を守るために近隣町と連携して、国、道、JRに要請行動を起こすべきではないでしょうか。お考えをお伺いいたします。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
佐藤議員の1つ目のご質問にお答えいたします。北海道新幹線の開業に伴い、JR北海道から経営分離される函館・長万部間の在来線については、旅客のほか、北海道と本州を結ぶ農産物等物流の大動脈となっていることから、国や北海道経済にとっても、極めて重要な役割を果たしている路線であると認識しております。そして、この函館・長万部間の在来線の今後の在り方については、沿線7市町で構成する北海道新幹線並行在来線対策協議会渡島ブロック会議において、JR北海道から経営分離後の地域交通の確保について話し合いが続けられており、その枠組の中で、バス転換や第三セクター方式による鉄路維持について検討されているところでございます。この会議では、北海道試算による様々な方策の収支予測が示されているところでありますが、特に第三セクター方式による鉄道運営については、非常に厳しい収支予測となっており、沿線自治体の財政負担等を考えますと、現実的な方策として導入するのは困難であると考えております。また、一方のバス転換による運営については、運行ルートの選定や運転手の確保など、まだまだ解決しなければならない課題が多くありますが、収支予測だけを見ますと、第三セクター方式による鉄道運営費を大きく下回ります。いずれにいたしましても、この函館・長万部間の在来線については、先日の新聞報道にもありましたとおり、今後の貨物輸送の行方にも大きく左右される鉄路でありますので、地域だけでなく、国レベルの議論が必要になってまいります。八雲町といたしましては、地域経済の発展と住民の大切な公共交通網を再構築することを念頭に、引き続き、ブロック会議において、北海道や沿線自治体と意見を交わし、それぞれの市や町の考えや状況等も考慮しながら、同会議で最良の方向性を導き出していきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
議員の質問 2番 佐藤智子
議長、佐藤。
議員の質問 2番 佐藤智子
貨物は残される方向とは思いますが、そうすると八雲駅というのは、荷物の積み下ろしで使われることになるのか、それとも通過地点になるのか、その辺はなんか見えているものはあるんでしょうか。
町の答え 政策推進課長 川口拓也(政策推進課長は2026年3月まで)
議長、政策推進課長。
議員の質問 2番 佐藤智子
議長、佐藤。
議員の質問 2番 佐藤智子
まだ旅客は廃止になるというふうに断言する段階には来てないと思うんですけれども、渡島ブロック会議というのが、同じかどうか分かりませんが、4月から地域公共交通の再編関連法が成立して、10 月から自治体とか事業者の要請に基づいて、存廃を議論する再構築協議会というのが、国が設置できるようになったというので、これとまた別なんでしょうけれども、その協議会は、3年以内をめどに鉄道を存続させるか、バスに展開するかなどの方針案を決め、国が財政支援をすることになっているということでございます。なんか、全国では、その協議会の設置は、岡山・広島両県にまたがる芸備線のところが初めて手を上げたということで、全く渡島ブロック会議とは違うものなんでしょうけれども、似たような性質を持っていると思いますが、とにかく財政支援が付くかどうかでは全く違うわけですよね。それで第三セクターというのは、まず各自治体が、木古内・函館・江差間ですか、ながまれ号みたいに、道と北斗市と木古内ですか、そういう出資して割合もそれぞれ違いますが、そういうかたちで短い路線だから何とか赤字でも第三セクターでやってると思うんですが。全くこの在来線が廃止されてしまってバスになるというのは、今のところイメージがよくできないと言いますか、新幹線で通学しろということには、そんなの乗れないし、降りることもできないので、そんなのはあり得ない話なんですが。渡島ブロック会議で、在来線を残すというような、そういう感触を醸し出している首長さんはいないんでしょうか。そういう自治体は今のところないんですか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
佐藤議員ですね、今のところ何も決まっていないのが事実であります。私も就任してから、在来線の問題はずっと話し合ってきました。やっと先般、在来線を新函館北斗から八雲の間の在来線を維持する場合、これはもう新幹線誘致のときに、第三セクターでやるか廃止するかということを、我々に委ねられたということですので、やっと在来線の費用はこれくらいかかりますよというのが、やっと出たのが今です。そしてバス転換した場合に、これくらいかかると示されました。これもやっと出ました。その先ほど答弁では、すっかり数字は言いませんけど、かなりの格差があると。我々在来線の長万部・八雲・森・鹿部・七飯、この辺は、やはり在来線は残したほうがいいというのが、ほとんどの首長の考え方であります。しかしながら、今の費用を、先ほどおっしゃったながまれ号、あっちと同じ方式でやっても、負担金が莫大に我々に来ます。これは何とか国・道が見てもらえて、我々としたらバス転換くらいの自治体負担であれば、鉄路も残したいという思いはありますが、これはなかなかハードルが高いと思っています。これは我々バス転換ありきではなくて、国や道には鉄路を残していけということでやっています。それと先程、佐藤議員さんからあったとおり、貨物が今はっきりしますので、貨物を残すということは、鉄路は残りますので、その辺含めて、ただ町としては、八雲町としても、この負担金が莫大に膨れ上がって、財政に負担が大きいことを避けたいなということですので、かなりハードルが高いということで、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 2番 佐藤智子
議長、佐藤。
議員の質問 2番 佐藤智子
町長も鉄路を守りたいというか、貨物がオッケーとなったら鉄路は残るということなので、その線路を利用して、在来線を走らせるという方向に持っていけたらいいなと願いは共通してるのではないかと思うんですね。それで、他の自治体とも協力、連携して、渡島ブロックの会議というのは、今後も重ねられていくんでしょうし、道との会議とかも出てくるんでしょうけれども、その中で、やはり国や道に対して働きかけるという気概を持ってやっていっていただきたいと思います。それで、まだ本当に全然、在来線だったらこれだけかかる、バス転換だったらこれくらいかかるというのは、以前にも委員会とかにも資料は出されていますが、町民、私ら自体もこんなんですから、町民はもっと、新幹線楽しみだねと言ってるかもしれませんが、在来線はどうなるんだろうっていう、漠然と不安に思ってるんじゃないかなと思うんですね。まだ全然、説明できる段階ではないと思うし、説明する段階になったら、あまりよろしくないような方向のときにすることになりそうなんですが。町民との対話で、この問題だけに絞ったほうがいいと思いますが、いろんな場面のときに、こういう在来線の話なんかもできたらいいんじゃないかなと思いますが、そういう機会をこれから考えていくというのは、どうでしょうか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
佐藤議員のおっしゃるとおり、我々もやっと資料が揃ってきたと。今までは想像で鉄路を維持するとしたら、かなりの金額がかかるだろうというくらいと、バス転換したらこれくらいというのも、やっとでてきましたので、これで一応、町民と話し合うとか、協議する場はできるのかなと思っていますが。ただ非公式にはですね、一番使う地域の方々と町内会と、非公式には話し合っております。これはざっくばらんに、今、新幹線が開業すると、今まで特急で動いていた人は新幹線を活用できると。ただ普通列車、我々では鈍行ですね、鈍行列車を活用している方たちに対しては、これがなくなると大変なことになります。鉄路を残せとか、普通列車を残せ、鈍行を残せという方も、乗ったことない人が結構います。本当に私も八雲町内でも非公式で話し合っても、必ず残せという人に、乗ったことありますと聞くと、乗ってると言って、乗っているのは、札幌に行くときの特急は乗ってるけれども、普通列車は乗っていません。ただ、自分説明するのは、特急は新幹線が代わりになりますよということで話していますので、ただ、普通列車を利用するのは、佐藤議員さんが心配している学生が多いだろうと思っていますので、いずれある程度になりましたら、町内会や学生の方々と話し合いを進めたいなと、説明会をしたいなと思っていますので、よろしくお願いいたします。その前に議会とも話し合いをしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 2番 佐藤智子
議長、佐藤。
議員の質問 2番 佐藤智子
1日の現在の乗降数とか、そういうのも調べてると思いますが、今、町長が言ったように、やはり学生が一番困る。また、その親御さんも経費に対して不安を持つことになると思うんです。そういう、非公式に一部とはお話ししているということは、今、初めて聞きましたが、今、町長がおっしゃったように、乗ってない人が声を上げるというのは、往々にしてあることだとは思いますが、利用している、していないというのも、前にも公共交通で調べたことあると思いますが、今後また町民の思いを汲み取る手立てとして、何か必要だと思いますが、その辺はお考えになっているでしょうか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
やはり、この普通列車を利用している方へ、利用される方を中心に話し合いをしてみたいなと思っています。ただ、私も通学している学生とも話しましたが、学生も汽車よりはバスで良い時間に行ってもらって、良い時間に帰る。それとかクラブ活動が終わったときに帰ってくるとか、そういうのを何回かやってたら、バスのほうがいいという方もいらっしゃるということも、私もお聞きしていますので、その辺、費用の面、またそういう利用者の人達と話し合いを進めて結論を出していきたいと、そういう思いでありますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 2番 佐藤智子
議長、佐藤。
議員の質問 2番 佐藤智子
今後また情勢が動くというか、新しい変化があったら、逐次、議会のほうにも、情報を伝えていただいて、情報共有させていただければと思いますし、先ほど言った国や道に対して、沿線自治体と力を合わせて要請していっていただきたいと思います。