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八雲町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月11日

働く環境は、大丈夫ですか

聞いた人
三澤公雄 議員
答えた人
町長 岩村克詔、総務課長 竹内友身

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 三澤公雄

それでは三問目いきます。働く環境は、大丈夫ですか。先日、北海学園大学で開催された過労死等防止対策シンポジウムにおいて、メンタルの不調を理由にした地方公務員の休職が右肩上がりで増える一方、残っている職員の業務負担感が増大しているデータが示されました。長時間労働がメンタルに多大な影響を与えるという内容の報告もありました。過労死・過労自殺という事例はありませんが、人員が足りない、業務が増えているという事象を考えれば、八雲町も無縁だとは言えません。さらに、自治労北海道本部の 21 年の意識調査も紹介されていました。職場や仕事のどこにストレスを感じるかの問いに、仕事の内容と答えたのが、8年前の調査の 1.5 倍の 36 パーセントと急増。ここ2~3年、退職を考えたかの問いに、あると答えたのが6ポイント増の 42 パーセント。退職を考えた理由、これは複数回答を許されていますが、職場の雰囲気・人間関係が 41 パーセント、仕事がおもしろくない。やりがいを感じないが 38 パーセントなどが上がっていました。私が心配するのは、トップダウンで突然仕事が降ってくる、指示された作業をこなしている最中に指示内容が変わる、自分の意見が言えない、自分の考えやアイデアを反映させる機会がないなどのやりがいのない職場環境の事例は、八雲町役場にはないだろうか、どうでしょうか。町長のお考えをお伺いいたします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

三澤議員の3つ目のご質問にお答えいたします。質問にあるシンポジウムの報道については、11 月 29 日の北海道新聞に掲載されていたものと思いますが、長時間労働による過労死・過労自殺された職員のこと。また、残された家族のことを思うと、大変辛く心が痛みます。当町におけるメンタル不調対策といたしましては、自身のストレス強度を数値化し知るためのストレスチェックを毎年実施して、産業医面談につなげております。また、メンタル不調とならないための対処方法及び仕事に対して、モチベーションを高くもって行動できるようにすることを目的に、11 月 20 日に外部講師を招いて研修会を実施したところであります。やりがいを持てる職場環境とは、三澤議員が質問の後段で挙げている項目と相反するものではないかと考えております。そして、自分の仕事が誰かのために役立っていると感じられることで心が満たされ、仕事に対しても前向きに取り組むことができるものと思います。職員の負担を軽減するためにも、引き続き、業務に見合う職員採用に努めるとともに、業務の効率化を進め、職場内においても職員相互のコミュニケーションを上手くとれるよう促しながら、やりがいを感じられる職場環境づくりに努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 8番 三澤公雄

議長、三澤。

議員の質問 8番 三澤公雄

私の先に質問した、横田さんからも、職員の働き方について厳しい質問がされていたと思っています。それで厳しさも必要だと思いますが、例えば役場は人事がありまして、本人がやりたい、やりたくないにかかわらず、この場所を頼むよといったものに、どうやってモチベーションを上げていくかという問題があると思うんですが。各課の中で、こなさなきゃならない仕事を取り組む上で、立場に関係なく仕事を進めるうえで、意見が発せられる環境になっているのかどうかは、町長は今現在いろんな課がある中で、それはそういったコミュニケーションというか、課の中でのディスカッションを経たコミュニケーションで、やりがいの情勢というのは、今とれていると思っていますか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

私が感じているところでいくと、やはりこの頃の職員は、多種多様になってきているということもあり、例えばこの仕事はやりたいけれども、こっちの仕事はやりたくないとか、そんなこともあるように聞いています。コミュニケーションについても、一時昔は、飲み会をやったり、課の中でいろんな行事をやりながらコミュニケーションをとっていたと。特にコロナ禍の3年間は、ほとんど交流がなかったと聞いています。ところが今年になり、この秋には各課でいろんなことをコミュニケーションとるための行動はしていると聞いていますので、少しは改善されるんじゃないかと思っていますが、もっともっと、職員の多様化に向けて、我々管理職含めて勉強していかなければならないと今感じているところであります。

議員の質問 8番 三澤公雄

議長、三澤。

議員の質問 8番 三澤公雄

多様な人材の確保というか、世代を超えたら考え方も違うので、町長は民間出身で、いろいろアンテナを張っているので、釈迦に説法でご存知かもしれませんが、大手も大手、三菱商事が今取り組んでいるのは、就業時間の 15 パーセントを上限に、希望に応じて別の仕事ができる仕組み。つまり、配属されている仕事はもちろんこなさなければならないけれども、ある一定の範囲の時間を自由に使っていいよというのを与えて、自分のやりたいところの部署の仕事をするとか、まったく違う新規事業を立ち上げるということだと思いますが、これは一つのアイデアかなと思うんですね。もちろん配置された仕事をしっかりやるということは前提ですが、横で見ていて、あの取り組み、あのプロジェクトに僕は意見を言いたいだとか、応援したいという考えを持っている職員が、もしいるとしたら、是非そういったやる気をそがないで、取り入れる仕組みとして一つのアイデアとしてどうかなと思いますが。今、八雲町で、これまでも新しい事業がいくつも立ち上がっていましたが、その担当課として、担当課以外のところから、その取り組みに相応しい人材を集めてきてというのは、僕は特別なプロジェクトチーム以外では見た記憶はありませんが、自分の時間を工夫して余った時間というか、そちらに回す時間を作ったなら、やりたいところに向かっていけるというようなチャンスは、今の八雲の環境の中で作る余地はありませんか。

町の答え 総務課長 竹内友身(総務課長は2025年9月まで)

議長、総務課長。

町の答え 総務課長 竹内友身(総務課長は2025年9月まで)

ただいまの三菱商事の例かと思います。民間と公務ということで、やっぱりその内容が違うというのはまずあると思いますが、今、職員も、自分の担当の仕事というのは、精いっぱいやっている状況にありますので、例えば 15 パーセント上限に別なものに対する仕事や、そういったものの意見を反映するといったことまでまたなると、負荷がかかるというのもありますし、例えば今、庁舎の窓口機能、そういったものを検討するにあたって、担当部署のほうになりますが、係長以下クラスが集まってどうするかというような会も設けてございますので、自分の仕事以外に、そういった意見反映というのは、今言った庁舎の部分しかないんですが、そういったところに対しての処置というのは、できると思いますが、なかなか三菱商事のようなものというのは、今の公務の中では、なかなか厳しいのかなというふうに見ております。以上です。

議員の質問 8番 三澤公雄

議長、三澤。

議員の質問 8番 三澤公雄

官と民の違いもあると思いますが、これと似たような取組は、でかいところばかりで、伊藤忠商事だとか三井物産とかそういうところでも、いわゆる個を大事にするミレニアル世代というんですか、個を重んじる若手社員が増えてきている中で、10 年もしたら、その若手社員が中核となると。係長、課長というポジションについていくということを考えたときに、今の人事制度でいいのかっていうアイデアだと思うんですね。まさしく八雲だって同じような若手社員の教育も含めてあると思っています。いかにやる気を、親ガチャっていう言葉があったように、配属ガチャという言葉もあるように聞きます。与えられた仕事をこなして、なおかつインセンティブとしてしっかりやれば、この自分の確保した時間で他の仕事もできる。そういったチャレンジ精神というか、そういったやる気のあることを若い時代からもし醸成されたなら、彼らが彼女らが中核となったときに、その課の運営というか、役場全体の運営も、課題であった縦割り、情報共有というのが、ちょっと変わってくるのかなと。課題が課題でなくなる可能性もある。そういった仕掛けも考えて、今の段階からちょっと負荷がかかるという心配ももちろんありますが、それは自分の裁量で、自分の健康管理も含めて、やってもいいよと、やりなさいではなくて、そういったチャンスがあるという、自分のやりたい部署の仕事をするためには、こういった時間を作ったらできるよという取り組みを、ちょっと面白いのかなと思ったので、お耳に入れたいと思いました。その他にも、これまでいろんな職員の不祥事がある度に、僕も頭を抱えていましたが、要はやっぱり今の働きに、いかにやりがいを持ってもらえるかっていう、町長が毎日悩んでいることの一つだと思うので、役に立ってもらえたらと思います。是非検討をお願いしたいと思います。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

本当に三澤議員がおっしゃっているとおりですね、今、働き方というのは変化していかなければならないと思っています。この大企業に学ぶことも沢山あると思いますし、さらに我々職員の採用が満ち足りていないという問題もありまして、今回も本当に募集に間に合うほど職員を採用できなかったという事実もありますので、これからIT化、デジタル化を進めるときに、職員をもっともっと採用しながらですね、多種多様に対応できるように。ただ、職員もやりたいものを集めると、ここは行きたいけれども、ここは行きたくないとか、変な話こっちには行きたくないとかって、そういう職員もいますので、その辺の兼ね合いも、あっちいったら辞めそうな職員には、なるべく合うような職場を合わせることも、総務課では悩みながら職員の配置を進めているところですので、議員の皆さんの意見も聞きながら、また職員の意見を聞きながら、職場環境を整えていきたいと、そういう思いでありますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 8番 三澤公雄

議長、三澤。

議員の質問 8番 三澤公雄

採用難という背景があるので、職員の数が足りないということが付いてくるんですけれども、そういった意味でも、職場環境が他の、いわゆる役場のイメージと違うよという発進、今いろんな場面で岩村克詔という町長のアイデアで取り組んでいることで、八雲の違いということもアピールされていると思いますが、職場環境においても、是非、新しいチャレンジはしてもらいたいと思います。特に、大手の商社の取り組みだったんですが、自分の仕事をこなした上で、得られるインセンティブとしてやってみたい職場の仕事ができるというのは、ちょっと人事の悩みも、ある意味解決できるのかなと考えています。是非検討してください。よろしくお願いいたします。これで終わります。

出典:八雲町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月11日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる