八雲町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月11日
通学路の安全確保と主権者教育
- 聞いた人
- 三澤公雄 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔、教育長 土井寿彦、建設課長 藤田好彦、政策推進課長 川口拓也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 三澤公雄
それでは二問目にいきます。通学路の安全確保と主権者教育。ここ数年のゆめ議会において、通学路の安全が訴えられています。前向きな答弁はされていますが、具体的な取り組みが見られないので、2点をお伺いいたします。①、通学路の安全確保や市街地以外での街灯の充実は、あきらめなければいけないんでしょうか。②、年に一度の行事的な取り組み、この表現は取り組んでいる方には大変申し訳なく思っていますが、私はこの行事は立派だと思っています。行事的な取り組みではなく、恒常的に子ども達、つまり未来の有権者の声が反映される仕組みを作るべきではないでしょうか。例えば、児童会・生徒会という学校内自治の活動を、実際に行われている我々大人の自治活動と結びつけてはどうだろうか。既存の仕組みなので、新たな負担は最小に収まるでしょうし、何より子ども達の学校生活の延長にまちづくりが見えてくるという、私はイメージが湧いてくるのかなと思っています。児童会・生徒会が汲み上げた意見を、行政・議会がガッチリ受け止める仕組みができたなら、子ども達もまた選ばれる若しくは立候補する役員も、やりがいが生まれるのではないでしょうか。声の発しがいも生まれるのではないでしょうか。まさしく生きた主権者教育ではないでしょうか。多様性を認める社会を築かなければならない今こそ、社会を構成する仲間として、当事者の声を届ける役割り、ステージを作らなければならないと考えますが、町長、教育長の考えをお伺いいたします。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
三澤議員の2つ目のご質問に、まず私からお答えいたします。ここ数年、やくもゆめ議会において、通学路の安全確保や市街地以外の通学路における街路灯設置に関する質問がされております。通学路の安全確保については、関係機関による点検を行い、改善策を実施してきており、ゆめ議会で質問された箇所の整備までは至っておりませんが、道路整備の際に、用地の確保ができるところには歩道を新設し、用地の確保が難しいところは、側溝などを埋設して舗装化することで、少しでも歩行スペースを確保することや、横断歩道の新設、カラー舗装、注意喚起の路面標示の設置などを行っております。また、今年度から通学路3か所に防犯カメラを設置することとしており、計画的に増設していく考えでおります。市街地以外の通学路における街路灯の設置については、過去に質問をいただいた児童・生徒の町内会の協力をいただきながら、設置が実現した例もあり、引き続き、そのような要望には一緒に取り組んでいきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
町の答え 教育長 土井寿彦(教育長は2025年3月まで)
議長、教育長。
町の答え 教育長 土井寿彦(教育長は2025年3月まで)
三澤議員の2つ目の質問について、私からお答えします。まず1点目の通学路の安全確保についてでございますが、教育委員会では、ハード・ソフトの両面から安全を確保するために、平成 27 年度に学校、PTA及び警察、道路管理者等を構成員とした八雲町通学路安全推進会議を設置しております。令和3年4月には、千葉県内で発生した痛ましい事故を受け、国から合同点検が指示されたことから、通学路安全推進会議が全学校区の通学路点検を実施し、危険個所の洗い出しを行い、道路管理者と状況を共有したことにより、歩道や路側帯の改修、カーブミラーの設置、警戒看板や路面標示などの改善が図られたところでございます。さらに、本年 11月にも、落部小学校・中学校区の通学路となっている道道の改修を行うにあたって、点検を行い、危険個所の改善策を協議したところでございます。また、小・中学校では、児童生徒に対して、交通ルールの遵守や安全な道路の横断の仕方、自転車走行上の注意など、交通安全に対する意識を高めるための指導を行うとともに、八雲警察署の協力を得て、交通安全教室を実施しております。教育委員会といたしましては、今後も、学校に対し児童生徒の実情に応じた、より効果的な安全教育を推進するよう促すとともに、関係機関等と継続的に密接な連携を図りながら、通学路の安全確保に努めてまいりたいと考えております。次に、子どもたちの声を聞き、反映できる仕組みについてでございますが、現在、教育委員会が進めようとしている取組は、八雲高校における総合的な探求の時間において、高校生がよりよい社会や町づくりに向け、様々な課題を捉え、調査し考え、生徒同士で話し合ってまとめる提言を八雲町長に示し、議論しようとするものでございまして、この教育活動は、高校生の主体的な学びを活かしながら、生徒の自己肯定感の向上に結びつくとともに、町としても若者の新鮮な発想の下に、みんなで練り上げた政策提言をもらって、相互に成果が得られる仕組みになるのではないかと期待しているところでございます。議員から例として示された学校における児童会・生徒会活動は、学校全体の生活をよりよくするための課題を見いだし、その解決のために話し合いを行い、合意形成を図る、意思決定をする、人間関係をよりよく形成するなどの資質能力の向上を目指すものであり、主権者として求められる力を育む上で、大切な活動であると認識しております。教育委員会といたしましては、今年度の八雲高校生と町長の議論の成果や反省を踏まえ、中学生との場を設けていきたいと考えておりますが、各中学校における総合的な学習の時間や生徒会活動などの状況を下に、効果的で学校教育活動に溶け込むような仕組みにすることが、中学校においても望ましいのではないかと考えており、今年度の八雲高校との取組を活かして、子どもたちの達成感が得られ、より良い学びとなるよう検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
区切っているので、まず①の安全確保のことで議論していきたいと思います。まず歩道ということでお話をしますが、やれることはやっている。歩道が新設できるところはやっているし、側溝の埋設等いろいろやっているというお話ですが、最も危険度が高いという認識が多くの人達にされている、八雲郵便局本局からまっすぐ豊河町に抜ける直線道路。二台の車がすれ違うときに、恒常的に歩道の白線を踏まなきゃ通れないような道路幅のところが通学路なんですけれども。ここはやっぱり歩道はなかなか難しいだろうと思ったんですが、この 11 月にちょっと京都のほうに旅行することがありまして、改めて狭い道の生活っていうものを目の当たりに見たんですね。そしたら目からうろこで、車が歩行者優先で譲る文化が、あれほどまで根付いているのかと。安全教育のときに、僕等耳凧で聞いていますよね、歩行者優先とかって。どこにだけどさ、今、目の前で行われているのはどんな場合でも車優先ですよね。僕らも車を運転するときには、ついついはみ出て歩いている子ども達や自転車を煩わしく思ってしまいます、正直。でも、狭い道でずっと生活している京都の人達は、歩行者が通り過ぎるのを本当に普通に待つんですよ。商業トラックでもですよ。八雲みたいな物流として必要な道路になったときには、そういうのは成り立たないのかもしれませんが。何を言いたいかというと、細くて諦めている道路を、歩道として十分な路肩を作ってしまって、歩道を確保すると。車は 1.5 未満の車線でも構わなくて、とにかく対向車が見えて、歩行者が飛び出るということは、確保された歩道ではなくなりますよね。車がお互い譲りながら、あの直線を進むんだって、例えば文化形成も含めてチャレンジしてみてはどうでしょうか。場合によっては狭くなった車道が、除雪のときでも、かえってやりやすい。技術者とも話してみないと分かりませんが、半端に二車線があるから片側ずつの除雪だとか、雪が片方に寄るとかあります。幅が狭くなった車道での除雪のときはどうなるか。また、確実に確保された歩道として区切られたところの通学時間に合わせる除雪が、逆に進みやすくなるかもしれませんし、ちょっと逆転の発想も必要なのかなと思って、これはどうしても言わなければいけないと思ったので、今回あえて安全確保と主権者教育をくっつけてみました。答弁をいただきたいと思います。
町の答え 建設課長 藤田好彦(建設課長は2025年6月まで)
議長、建設課長。
町の答え 建設課長 藤田好彦(建設課長は2025年6月まで)
歩道の関係ですが、かねてから危ないよということで、平成の 25 年に、一応、歩道ではないんですが、歩行帯。縁石を設置して、一応、歩道と車道とということで分離したかたちになっていて、一応分離はしたんですけれども、低い縁石ということで整備したものですから、やはり三澤議員がご指摘される車が歩道を乗り上げて走っていくよということで、そういうことも想定されてのものですから、低い縁石というかたちで整備したという経緯があります。やっぱり、してから学生、通行者が歩いていると、やはり歩いていても車がやはりちょっとはみ出てですね、歩道に入って走るということがあったものですから、昨年、沿線、いくらかでも用地を譲っていただいて車道を広げようという試みをしたんです。そしたらやはり、用地取られると敷地の使い勝手が悪いというのが何件かありましたから、その辺では広げようという点では、断念せざるを得なかったということで、今の三澤議員のいろんな提案がありましたので、それは道路管理者単独ではできないと思いますので、警察、あと役場の総務課部局、あと教育委員会でいろいろ相談しながら、ハード面とソフト面の両方から相談しながら考えて検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
是非検討してください。お願いします。それでは街路灯に話し移りますが、あえて地区名出しちゃうんですが、僕、郡部と市街地の差があるって話をしたんですが、この夏に事故が起こった野田生地区なんですけれども、子ども達からその辺の安全、旗振り運動とかやっていたときに、子ども達とも意見交換をしたんですが、車が通らないと歩道が暗いんだよって中学生から言われました。エッて思ったんですよ。幹線道路なのにそんなことがあるのかと、まったく思いいたりませんでした。実際に日没になってからですと、全く本当に車が通らないと真っ暗なんですね。今は自転車はライトをつけて走るのがルール上決められていますが、果たしてそれで良いのだろうかと。一方、野田生から山越地区に入りますと、幹線はずれても、幹線道路も明かりが繋がることを意識して街路灯が設置されているように見えるんですね。農村部は、街路灯組合を作っていますが、得てして街路灯なのか、自分の家の目印として、入り口に近い電信柱に建てる一つだけというのが得てして多くて、光が繋がるということがほとんどないのが、料金負担もありますから、それが乗り越えなきゃいけない課題だと思っていたんですが、山越地区は、光が繋がるということを意識して街路灯を設置しているとしか思えないんですね。これは何の差から来るんでしょうか。町内会が意識的に取り組んでいるのか、そこは調査していませんが、今町長が町内会の協力もあって設置したところがあるんだとお話されました。僕が数年前に聞いた川北地区での女子高校生の訴えでは、やはりさっき僕が言ったように、一軒一軒の距離があるので、その間の暗さを街路灯で補っていない現実がありますから、それはまだ解決されてないのかなと思うので、ここでどんな工夫があるのかというのが必要だと思います。一方で街路灯とは別に、これは何て表現したらいいのか、もう少し高い位置についている道路があるよということを見せている道路灯といっていいんでしょうか。それは道路設置者が作っているものだと思いますが、もっと低い位置に付けたら、歩道の照らす役割ができるのかなと。先ほど野田生地区が暗いって表現しましたが、それだって僕が今道路灯って表現したライトが、もう1、2メートル下がることによって何が問題になるのか。歩道との距離が近くなるので、街路灯の代わりになるんじゃないのかだとか、そんなふうに見受けられますし。あとこれはどこの町内会も共通してるんですが、道路からちょっと距離をおいて電柱が建っているところは、そこに街路灯を付けてるんですよ。街路灯の腕が、もう1メートルくらいでも長かったら歩道にまでライトが届くんですけれども、ここに電柱がありますよっていう程度の街路灯に終わってる地区がいくつもあります。せっかく街路灯を付けてても、歩道を照らす、歩行者を認知させるだとかっていう働き、そして歩く上での不安を解消するという働きが、街路灯を設置していても役に立ってないんじゃないのかというところも散見されます。もう少しその辺の工夫が必要だと思いますが、現状認識をお伺いいたします。
町の答え 政策推進課長 川口拓也(政策推進課長は2026年3月まで)
議長、政策推進課長。
町の答え 政策推進課長 川口拓也(政策推進課長は2026年3月まで)
私のほうから、地域の町内会のほうで管理している街路灯の関係でご説明させていただくんですが、基本的に地域の街路灯につきましては、地域の負担もありまして、その分、町のほうではおおよそ新設に対しては 60 パーセントの助成なりをしてやっているわけでございますが、地域に関してはやはり、どこの部分が地域で危険個所になるのかとか、また毎年それぞれ地域の状況も変わっていきますので、我々役場の職員よりも、地域の方々が、当然一番実情を把握しているということで、地域の方々がここに付けたいという部分に関しては、特に町のほうもその部分はしっかりと現地を確認しながらお話合いをしながら、これまでも特に拒んだこともございませんし、当然地域の方々も、その部分をどういったかたちで設置するとか、そういった部分も全て委ねているような状況でございまして、そういった関係性でですね、地域のほうでも役場のほうも、それぞれこれまでもお互いに不満なく設置されてきたんじゃないかと思っておりますし、当然ですね、設置にあたっても、設置費用のほかにも当然電気代のほうも助成しているっていうかたちなので、引き続きこの部分は地域の声を尊重して行っていきたいと考えているところでございます。
町の答え 建設課長 藤田好彦(建設課長は2025年6月まで)
議長、建設課長。
町の答え 建設課長 藤田好彦(建設課長は2025年6月まで)
道路部分の照明についてなんですが、基本、道路で付ける照明というのは、危険個所、カーブや橋の前後、そういう部分に危険を回避するために付けるというものになっておりまして、基準もですね、高さの基準、物の基準もありまして、簡単に1メーター低く、2メーター低くというのは、ちょっと道路事業の設置としては困難だというふうに考えております。それで道道、国道の部分に関しては、基本そういうかたちで設置するときは制限があるんですが、それ以降の維持の観点から、いろいろ工夫できないかはご相談できると思いますので、もしそういう箇所があるのであれば、教えていただけたら、各管理者に町のほうから対応要請していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。それで、町内の道路の街灯等に関しては、建設課で所管しておりませんので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
街路灯の腕というのは、規格があるだろうから、あのサイズしかないのかな。それがもし長い部品とかがあったら、相当数道路を照らすのが可能になる地区はいくつかみられるんですね、電柱と道路に距離があるのは、いくつかみられるから。街灯については引き続き、その地区がカギを握っているという答弁がありましたので、私のほうも、実際調査して、歩道の明かりとして足りないなと思うところの町内会の意見をこれから調査して、また皆さんのほうに届ける機会を作っていきたいと思います。是非、担当課のほうも、安全安心に通学路が、部活終わった後でもいけるのか、歩行されているんだろうかってところには、注意喚起をお願いしたいと思います。それでちょっと街路灯についてはここまでにして、二番、主権者教育にいきますが。