八雲町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月11日
町民の新庁舎等建設事業について
- 聞いた人
- 三澤公雄 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
おはようございます。それでは一問目いきます。町民の新庁舎等建設事業についての理解は浅いと思う。まずは、率直に伺います。6月5日に行われた新庁舎の町民説明会は、成功だったと思っていらっしゃいますか。来訪した町民の方々に、真意は伝わったと思っていますか。今の町長のとらえ方を伺います。私は、このままスケジュール有りきで進んでいくのは、とても危険だと感じています。次善の策を講じることはできないものでしょうか。お考えを伺いたいと思います。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
三澤議員の、1つ目のご質問にお答えいたします。6月5日の新庁舎基本設計に係る住民説明会では、町の考える新庁舎のコンセプトや施設機能などについて説明させていただきました。これに対して出席者からは、将来の維持管理費や雪による木造部分の劣化などを心配してのご質問や、公民館を利用されている団体の方々から、将来利用する中・高生等の若い方の意見をもっと聴くべきとの意見をいただいたところですが、説明会でお示しした庁舎の建設に対して、反対する意見は無かったものと感じております。また、町民説明会終了後には、パブリックコメントを実施したほか、説明会に出席いただけなかった方にも広く知っていただくため、新庁舎の概要をまとめたチラシを作成し、9月号の広報と一緒に全戸配布したところですが、これまで反対の声は寄せられておりませんので、町の考え方を理解いただいたものと考えております。現在は、実施設計作業に取り組んでいるところで、公民館機能部分に関しては、公民館利用団体の皆様のご意見を伺いながら、設備等の整備内容を検討することとしており、来年 12 月の実施設計完成に向け、計画を進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
今聞いていまして、反対の声がなかったと。パブリックコメントでも、反対の声はきてないということで、スケジュールどおり進んでいるという答弁だったと思いますが、八雲町民だけではなく、大袈裟な言い方をすると、日本国民は、いわゆるお上、上で決まったことに対して声を上げるという習慣ができていないと思っています。民主主義というものを取り入れて、私たち議員も民主制度の下で、議会という仕組みの中で選ばれていますが、そういった議員にすらも声を上げる、声を伝えるということが、まだまだ文化的に染みていないんだという認識の上に、我々は民主的な行政を運営していかなきゃいけないと思っています。反対の声がないから進んでいくというのは、冒頭の質問で申したように、僕は危険だと思っています。庁舎のお話を振ると、たいがいネガティブな話なんですよ、残念ながら。それで僕たちは、僕以外の議員もですが、このデザインのことだとかを、結局、町から説明を受けていて、我々も理解した範囲で説明しているんですけれども、ちょっと待てよと思うんですね。確かにプロポーザルで手を上げた数社の中から、基準に則って審査をして選ばれたところに頼んだ設計案ですから、素敵なものは出たと私たちも思っていたんですが、この新庁舎を使ってもらう町民たちの声を、どこまで汲んでいたのかなと。このデザインを考えたデザイナーさんの作りたい庁舎案であって、町民初めここを利用するという人達にとって、身近なデザインにはなっていないんじゃないかと。そこを強く受け止めなきゃいけないのかなと。だからコンセプトをはじめとしたこの提案に対して、自信を持っているなら、もっと内容を理解してもらいたいという姿勢も必要ですし、一方で、ボタンの掛け違いがないのか、そういった視点で町民の声を聞くという姿勢が、今最初の答弁の中でも少し足りてなかったという認識は、分野によって若い人だとか、そういった問題提起をしながら、町長もあるようですので、もう少しそこを深堀して、僕は次善の策としては、もう一度声を聞くと、スケジュールを進みながらでも、もう一度声を聞く。私たちの伝えている内容が、十分に伝わったのかどうかを確認するという姿勢が一つ大事だということと、もう一つは、この大屋根案というコンセプトは、僕たち議会でも上げた声を聞きいれた中での大屋根案だったんですが、その大屋根案を理解して、デザイナーさんはデザインしたんでしょうけれども、我々はデザインを見てまずは、びっくりしましたね。我々でさえびっくりした。大屋根案でやろうとしていることを、この反り返った大きな木造をアピールしている大屋根が、やってくれるんだろうとは思いますが、景観からくる華美さだとか、派手さだとか、反り返っていることによって、本当に雨風を防ぐという役割を果たせるんだろうかとか、そういった心配は、説明を受けてきた我々でさえ、今でも正直あるんですよ。では丁寧な説明、一日限りの説明会だけではなくて、何日も説明を受けてきた我々でさえ頭をかすめているこの疑問が、たった一日の説明会、そして来なかった人が、口伝に説明会で聞いたお話を聞いているという大半の町民からくると、疑問が疑問を呼ぶ、不信がさらに疑問を生むというかたちになっているんだと思います。説明会からもう数カ月も経って今更こんなことを言うのも、私も立場上本当に恥ずかしいんですけれども、議会の中での庁舎の審議をする場面が、ちょっと各種いろんな委員会もありまして、このチームではなかなか活動できなかったというのもあって、今回メンバーにも諮って、私が一般質問で取り上げることを許してもらいました。改めて町長に伺います。僕は、今最初に答弁をいただいたように、反対の声はなかったという姿勢は、やはり危険だと思うんですね。このあと次の建替えまでと言ったら、世代が変わるんですよ。もう少し慎重に、自分たちの考えも分かってほしいという姿勢と、一方で、何が不満なのか、伝わってもなおかつある不満というのは何なのかという姿勢も、僕は大切だと思うんですね。その点を考慮して、どうでしょう、町長、もう一度次善の策として、町民の話を各層に渡って細かく聞くという行為を、立ち止まってでもやるべきだと思います。そしてもう一つとしては、デザインについて、もっと八雲町民からの木造で八雲らしいっていうイメージに合う提案があったなら、そのことを施主として、デザイナーさんのほうに、あなたのやりたいことではなくて、私たちの望むことをやってほしいということを伝えることができないのか。この二点について伺いたいと思います。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
三澤議員ですね、私も町民説明会を終えて、少し説明が不足していたというのは、大変反省しているところであります。これから特に、今までコロナで、なかなか町民と会話が少なかったということで、私もこれからどんどん新年会やいろんなものにお招きいただいておりますので、そういうところで、町民の皆さんにまたこの庁舎についても説明させていただき、さらに三澤議員さんからも、反ってるという表現がありましたが、多分議員の皆様は、模型を見ていただいたと思いますが、実際は、撮るアングルですごく反っているように見えますが、模型はそうでもないので、その辺も含めて、丁寧に説明しながら、この新庁舎の建築を進めていきたいと思っていますし、さらに来年の12 月まで実施設計が進んでいますので、その中でも、まだまだ時間があるということでありますので、議員の皆さんにいろんな意見をいただきながら、変えれるところがあれば変えていきたいと、そういう思いでありますので、これからも町民の意見、議員の皆さんと、いろいろ聞きながら、この新庁舎をまとめていきたいと、そういう思いでありますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
今の答弁を聞く限り、結局それは伝える場を作るという範囲ですよね。やはり私たちの話も聞いてもらえるっていう安心感もないと、なかなか町長が出向いた場でも話が盛り上がらないのかなと思うんですね。後段でおっしゃったように、令和6年 12 月まで実施設計の期間が予定されているので、まだまだ時間があるという言葉には、我々も少し勇気をいただきましたので、もっともっと町民に分かってもらおうと思いますが、それでもやはり、もし町民のほうから、もっとこうしたらどうだっていう、外見上も含めて出てきたときには、間に合う時期に間に合う発信をするべきかなと。固有名詞を出してもいいのか悩みますが、このデザインが決まったとき、この設計のJVが決まったときに、すごく期待をしました。すごい著名な方なので。でも、それからいろいろその設計の関わる建物やら、いろいろな他の設計者さんのお話を聞いたときに、町民が持つ不安と不合する話がいくつも出てきたんですね。彼の作品は、あくまでも彼の作品であって、本当にそこの施主さんや地域が望んだ建物になっているんだろうかという冷ややかな意見も、設計業界、建築業界の中に少なからずあるということを耳にしたときに、まさしく今、八雲で起こっていることは、そういうことかと。彼の作品を残すのが我々の希望ではない。これから長きにわたって、訪れやすい空気間を持った役場。これまでにない、用があるから行くのではなくて、集うという一つのワードが出ていますから、公民館機能を持った、福祉の機能を持った、そのほかに、町長がいま考えているのは、商業的施設を設けよう、道の駅を設けようとおっしゃっています。構想の中には、木彫り熊の資料館やレストランとかも、徳川公園の充実とかも、町民が足を運ぶ場所というイメージをしているときに、やはり私たちが望んだ建物が建っているという気持ちで訪れるのと、デザイナーさんのやりたいものというイメージが、もしついてしまったなら、足の運ぶ頻度も変わってくるのかなと。建物を見るたびに、脳裏に浮かぶ気持ちというのは、どういうものなのかなということを、もう一度考えに立って、後世の人達も芝生の上で和やかに建物を見上げる環境づくりが、僕はまだできていないと思います。そのところに軸足を置いて、伝えることも大事でしょうけれども、話を聞くと、ほこりが被ってカビが生えて腐敗している聞く力という言葉ですが、本当の聞く力を見せてやろうじゃないですか。僕は、今がまだ、それはできると思っていますので、是非、もう一度町長の答弁をいただきたいと思います。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
確かに町民の意見を入れながらということでありますので、その辺は、先ほど言ったとおり来年の 12 月に実施設計がまとまります。ただデザインとは、これを変えるとなったら、時間とこれから費用が莫大にかかってくるという認識がありますので、それを含めて町民の方から聞く、さらに先だっても私ある町民と話したら、全部が木造だと思っている方もいらっしゃいますし、さらに我々八雲の木材をやっぱり活用してということもあり、この活用するには、国の森林環境税、こういうのを国に対して数年前から、本当は単年度で使えという環境税でありますが、我々はこの庁舎に木造を使うということで、国はそれであれば基金もいいでしょうということで積んでいます。さらに森林環境税は、ずっと続くということでありますので、10 年後、20 年後、30 年後に、木を交換するときも使っていけるということを聞いていますので、我々地元の木材を育てて、それを活用するということも一つの循環するということでありますので、その辺の活用を含めて考えているということと、さらにこの今の設計については、有名な建築屋さんはJVのサブでありますので、主は函館の設計屋さんですので、その辺も含めて寒冷地に適したものと考えています。しかしながら、これから町民の意見を聞きながら、大きく変化することは、私は予算上避けたいと思いますが、その辺も含めて、これから議員の皆さんと議論をしながら意見を交換しながら進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
先ほどの答弁にもありました、思ったほど反っていないということだとか、地元の材料を使うというPR、そして全部が木造ではないということも含めて、町民にはなかなか浸透していない現状だと思います。一方で、隣町だからついつい比べちゃいますが、森町、最近の記事で、木造の設計屋さんと長らく勉強会を持って、いろんな構造体、次の公共施設を作るときに、そういった設計屋さんと業者の垣根を超えて勉強会を作って、直交の構造なのか分かりませんが、地元木材をいかに強く構造物として使っていくかという研究会の記事が載っていました。八雲も今回の建物は、構造体まで木造でって話ではなかったと僕は記憶していますから、デザイン性に木材を使うという部分に対して、逆に町民は、それなら要らないんじゃないかという判断をしている方もいらっしゃります。だから、まだまだ上手に説明しきれてない。地元の材料を使うということ一つとっても、ただ貼り付けるのではなくて、意味のある構造体ではないけれども、組み方も八雲の材料の可能性を探っているということも含めて、何かもうちょっとPRの仕方、説明の仕方が足りなかったのかなと思いますので、これから付け加えるとしたら、その木材の地元の木材産業にいかに繋がるかも含めてですね、もっと上手なPRが必要なのかなと思っています。ここまでの答弁で、少なからずまだ町民に説明してもらえるチャンスがあるんだなという答弁をいただいたと思いますが、これが今までの答弁でいくと、庁舎についての単独の説明会ではなくて、行事ごとに行われている町長の訪問先での説明っていうところだけだったと思います。町長以外のこの庁舎に関しての精通した知識を持った職員も含めた説明会、もしくは対話集会は、開かれるのかどうかをもう一度確認したいと思います。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
先ほど説明したとおり、一応手続きは踏んでいます。ただ、町民の意見がなかなか浸透していないということでありますので、先ほど言ったとおり、私も聞きながら、また議員の皆様にもご苦労をかけますが、議員の皆さんにもいろんな意見をいただきながら、また議員とそういう懇談する場所を作って議員の皆さんと協議しながら進めていくというのが、一番いいだろうと考えていますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 8番 三澤公雄
議長、三澤。
議員の質問 8番 三澤公雄
我々も重責を改めて感じてですね、町民の声をしっかりと受け止める、14 人が一丸となって町長に届く声を集めていこうと思います。是非その声が反映されて、今僕が感じている町民の方々の庁舎への不安が、一つでも解消されるように努めてまいりますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。