福島町議会 令和4年度定例会3月会議 2023年3月9日
山岳古道・殿様街道について
- 聞いた人
- 佐藤孝男 議員
- 答えた人
- 町長 鳴海清春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 佐藤孝男
通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。質問事項として、山岳古道・殿様街道について。皆さんもご存知のとおり昨年12月21日の北海道新聞で掲載されましたが、福島「殿様街道」が日本山岳古道120選の一つとして選ばれました。道南では唯一ということで大変喜ばしく思います。今までも地域活性化のメンバーが年2回のイベントを行い、歩道環境の整備をし、参加者の「おもてなし」をして参りました。1回の開催で50人ほどの方が参加しております。年2回と限定されたイベントですので、街道の環境整備は集中的にできておりました。しかしこれからは普通の日でも多くの方が来ると思われますので、環境整備を万全にする必要があると考えます。地域活性化のメンバー独自だけでは無理があり、何とか町の協力を仰ぎたいと思っております。町長のお考えをお聞かせください。
町の答え 町長 鳴海清春
佐藤議員のご質問にお答えいたします。当町の「殿様街道」が公益社団法人日本山岳会による山岳古道120選に決定されております。このことは、ひとえに千軒地区および千軒地域活性化実行委員会など、多くの関係者による日ごろの努力の積み重ねによるものと敬意を表するとともに、町として大変喜ばしいことだと感じております。この度の山岳古道120選の決定を受け、千軒岳をはじめとした千軒地区の豊かな自然が多くの方々に認められ、これを契機に古道を愛する方々が、当町に多く来町されることが期待されております。これまでは、千軒地域活性化実行委員会や千軒町内会の皆様に、探訪ルートの整備をはじめ、要所の標柱看板などの設置を担っていただいてきたところであります。基本的には、民間でできることは、民間でとの考えですが、千軒町内会では年々高齢化が進み、千軒地域活性化実行委員会も人的能力が限られてきております。町として、先人たちが脈々と築き上げ、繋いできた古道を大切に後世へ残していく役割と責任があるものと考えております。- 80 -殿様街道の地域資源を保全することで、千軒地域の活性化を実現し、青の洞窟などを巡る岩部クルーズによる観光と連動した事業を展開することで、町の新たな観光体系の充実に努めてまいります。また、歴史的価値を後世に伝えるため、後継者の育成についても千軒地域活性化実行委員会及び福島町史研究会の取組みを支援してまいります。なお、探訪ルートの整備については、国有林や道有林に位置しているため、檜山森林管理署及び北海道渡島総合振興局に相談をしているところであり、両者からは「地域のために協力していきたい」旨のお話しを頂いております。
議員の質問 2番 佐藤孝男
12月21日に選ばれてから、もはや2か月が経ちます。今年は雪解けも早く、おそらく雪解けと同時に山歩きの好きな方から問い合わせがあると思います。その時の案内を含めた総合的なことは、町・産業課が対応しなければならないと私は思っておりますが、その点についてお伺いします。いかがでしょうか。
町の答え 町長 鳴海清春
これから色んな形で山歩きをされる方が古道を歩かれるんだという風に思ってございます。当然そこにいたっては、地理的に明るくない方もいらっしゃいますので、当然、役場の方に問い合わせが来るのかなという気がしてございますので、我々としては、職務としては産業課の観光分野が担っていくことが一番いいのではないのかなと思っていますので、そこのところにそういった窓口を担当として担えるように整理をして行かなければならないのかなという風に感じているところであります。
議員の質問 2番 佐藤孝男
窓口が町の観光課ということでおそらくなると思いますが、その時の案内の仕方というか、それをある程度山の条件、その他諸々の事を案内しなければならないと思います。そのためにも、ある程度「殿様街道」の歩道の状況など色々と諸々あるわけでありますが、このことはしっかり観光協会としても把握しておかなければならないと思っております。そういうなかで、やはりそれを熟知するには相当な時間も掛かると思いますので、一つ、活性化実行委員会の中の事務局がありますので、一つ、そこと連動しながらやっていただければと思っております。また、今一番急いでやらなければならないと思うところはトイレの設置。そして、出入口の入林箱の設置。これは千軒登山口の奥二股にある場所と同じような設定でよいかなとは考えておりますので、その点について入林箱の設置には注意事項、おそらく届出なくて個人で山に入林する方も多々多いと思います。そういうなかで、やはり事故が発生した場合、やはりそこまでは町でも活性化の方でも責任が負えないわけで、その点についても入林箱に注意事項というか事故の場合の対応の仕方、事故が起きたら個人の責任だということで謳っておったり、また、その入林箱には入った時と下山した時の時間とか、それから氏名とかそういうやつを記載してもらうということも必要かなと思っております。そして、事故の場合は警察、消防、そういう連絡先なども記入したりしておけばいいのではないかなとそう思っておりますが、その点についてお伺いします。
町の答え 町長 鳴海清春
古道については、今回答でも申し上げましたけど、これから色々な方々が多分訪れると思うんですよね。テレビなんかでも私もよく見させていただきますけども、やはり、そういった方々は色んな古い道を歩くことによって歴史を感じるということでありますので、どちらかというと登山とはまた違った形にならざるを得ないのかなという気がしてございます。先ほど言いましたとおり、窓口については産業課、そして観光協会もほぼほぼ産業課が担っているよう- 81 -な状況でありますので、ここのところと一体となった形で整備をして行く必要があるのかなと思います。それで、基本的には歩かれる方は自己責任のなかで、きちっと整理をされていくんだと思いますけども、例えば今、昨今、色んな形で山に入り事故に遭うことがありますので、我々としては千軒登山小屋がまずありますので、千軒に登られる方はある程度そこの所で整理をされていただけるのかなと思いますので、これからですね、どういった形に我々も「殿様街道」についてはイベントとして提供をしていますけども、古道を歩く方々については全て把握しているわけではありませんので、やっぱりきっちりとですね、これから千軒活性化実行委員会含めて、当然先ほど言いましたとおり営林署、林務所なども道有林や国有林を経由する関係がございますので、そういったところと連携をしながら、きちっとどういう方が古道を歩いているんだということが把握できるような捉まえはしておかなければならないのかなと思います。そして、万が一事故遭った時には、そういったものから家族に連絡しながら日程調整をする。そしてまた、事故遭った場合は消防なり色んな形の必要な体制を整えていくということが求められますので、それもやはり基礎資料となるものは、きちっと捉えておかなければならないのかなと思っています。それと、古道でありますので、あまり手を加えると反対に何て言いますか良さがなくなるというのもありますので、我々は必要最小限の古道を維持する形をある程度予算をかけながら、後世に伝えていくことが必要だと思います。そして、トイレについては、今基本的には千軒登山小屋なり、そういった中で整理を出来るのかなと思いますけども、ただ、澄川の方はちょっと離れていますので、当然やはり現地の方に仮設的なトイレの設置というのは必要なのかなという気がしてございますので、そこについてはまた新たな予算掛かることになりますので、今般の予算等には整理されてございませんので、その辺についても先程来申し上げますとおり、活性化実行委員会などの意見、実行委員会が常日頃「殿様街道」をやっていますので、私も年に2回なるべく歩くようにはしていますけども、実態把握しているつもりではありますけども、やはり、千軒の笹島さんなり佐藤さんあたりが、一番その辺詳しい状況にありますのでね、そういったものの意見をいただきながら、町として、じゃあどこに設置したらいいのかとか、どういったものがいいのかと、そういったものをこれからしっかり検討したなかで対応して行きたいなという風に思っています。
議員の質問 2番 佐藤孝男
今、早急にやってもらうのは入林箱。そこには町のマップ、今ここにクルーズのマップ持ってきたんだけど、こういうやつも一つ置いておいたり、「殿様街道」のマップは森林室の方で作成してイベントの時は渡したりしているんだけど、やはり、そのマップもここに入れて置いて、それから青函トンネル、横綱記念館のマップなど、やはりそういうやつも入れておいて観光のアピールした方がいいのではないかと、そう思っております。それから、今、町が主催で関係機関との合同会議、早くこれを立ち上げてやってもらいたいと。その中で、やはり今後の看板の設置、それから道路整備の状況など様々な案件がありますので、一つ、関係機関を集めて早い時期に、今月か今月の末か、来月の頭に会議を開いていただければなと思っております。その中で、やはり今はある程度道路整備に関しては、地元の業者が主導でやっているような状態でありますので、一つその中でもそういう方も入れた会議を開いていただければなと思っておりますので、どうでしょうか。
町の答え 町長 鳴海清春
歩かれる方々にとっては、その地理的なものまでしっかり分からない状況でいらっしゃる方もおりますので、私はやはり必要なものとしては、それを今、パンフレットがいいのかどうかは別にして、コースが分かるようなものの例えば必要とするんであれば、そういったものを町として作る必要もあるのかなと。あとは、やはり現地において案内看板ですよね。案内看板をきちっとコース毎に付けていく必要があるのかな。今でも大体私も殿様街道行くと分かりますけども、ある程度これまでの中でやっていただいたものがありますので、そこのところをもう少し傷んできたものを修理するとか、新たにまた必要なものがあれば、そういったものの設置などについては、しっかり町の方でも対応して行かなければならないのかな- 82 -と。あともう一つはやはり川、あれですよね、川を渡る時に少し丸太を渡してやっている所がありますけど、そこが大体たぶんほぼほぼ雪や大雨の時に流れたりして毎度架け替えているやに聞いていますので、そういったものについてはなかなか、私もよく地元の業者の方とお話しをさせていただいていますけども、そういった強力をいただきながら、町として予算を取りながらやるという方法もあるんだと思いますので、そこはしっかり対応して行きたいと思います。そして先程来申し上げましたとおり、国有林、民有林を横断する形になりますので、当然そことの連携協議というのは必要だという風に思ってございますので、新年度に入りましたら、しっかり関係者の方々にお集まりをいただいて、この古道120選に選ばれたなかで、この古道を福島町としてどう維持していくんだということの連携会議は我々も必要だと思っていますし、当然またそういった方々の協力がなければ町単独でできるものでもありませんので、そういった会議をしながら、どういった協力がいただけるのかなということは整理をして行く段階に入っているのかなという気がします。この古道の決定を受けて、これから新たな展開としてそういった流れの中でこれからやって行ければなという風に思っているところであります。
議員の質問 2番 佐藤孝男
一つ、そういう点でお願いします。この答弁の中に町長も言っているとおり、民間でやれるのは民間でやるという基本方針というか、そういうことは私も同感であります。そういうことで、是非とも多くの人に来てもらって、福島の活性化に繋げればいいなとそう思っております。殿様街道ウォークも3年ばかりこのコロナでやれなかったわけでありますが、今年は3年以来、30回目の殿様街道となります。そういうことで、少しでも多くお客さんに来てもらって楽しんでいただければなと思っておりますので、一つ、また開催の時は町のご協力を是非ともお願いしたいと思いまして、終わりたいと思います。どうもありがとうございました。
町の答え 町長 鳴海清春
ありがとうございます。殿様街道含めて千軒のそばの会を含めて、これまで本当に民間の力でですね、私は返って行政があまり関わらない形でしっかりやってきたことが今に繋がっているのかなという気がします。どうしてもその行政が主導的なものに入っていきますと、民間の方々が少し遠慮する形がありますので、私は今の形を出来るのであればそれを維持しながら、我々はサポートする形でいいのではないのかなと思っていますので、そこのところはやれる範囲の中、継続できる範囲の中で、まずはしっかり自分達が主体になってやるということの仕切りと言いますか、そこのところは町としても阻害するつもりはありませんので、そこのところでどうしても出来ないんだというところについて、しっかり町でサポートする。当然また経費的に応分の予算が掛かるようになりますと、民間の方々はなかなか大変でありますので、そこのところはしっかり行政がサポートするべきだという風に私常々思っていますので、そういった民間の良さ、公共の良さをミックスした形で後世に古道なり殿様街道が伝わっていければなという風に思ってございますので、是非またしっかり、地元なり団体と協議しながら、しっかり我々もサポートしていきたい。そのように思っています。